総本家「青海黒姫山」

2024年06月29日(土) [日帰り]

• GPS: 08:58
• 距離: 16.0km
• 登り: 1,936m
• 下り: 1,946m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:53
• 休憩: 2:04
• 合計: 8:57

6:06 スタート地点
6:11 6:17 青海黒姫山登山口
7:20 7:35 一本杉峠
8:41 8:54 夫婦縄文杉
9:00 9:09 子宝杉
9:19 9:34 金木平
10:01 10:16 西ノ河原平
11:19 11:35 青海黒姫山
12:32 12:44 西ノ河原平
13:02 13:10 金木平
13:22 13:24 子宝杉
13:28 13:35 夫婦縄文杉
14:23 14:24 一本杉峠
14:56 15:05 青海黒姫山登山口
15:06 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ
乾いた北風0〜2m
視界は良いけど雲が多い

アクセス

利用交通機関：

自家用車

清水倉登山口駐車場を利用した
15台くらい停まる
トイレ無し
3．5km手前の公園にトイレ有り 神経質な人はさらに3km手前の国道沿いにコンビニ有り

コース状況／危険箇所等

清水倉登山口駐車場から青海黒姫山を往復した
他にルートはないようだ？
整備の良い道に道標とマークは豊富に有る
序盤は緩やかで山頂に近付くと勾配を増す
一部に石灰岩カレンフェルトの岩ゴツ部分・滑りやすい石ゴロの沢ルートが有る

一本杉峠まで 前半は杉植林 後半は広葉樹林の緩やかな道 巾3mくらいに草刈りしてある
峠の手前で草刈りする一人に会った
「すぐ下に熊が居るけど見た？」
イエイエ 何も気付きませんでした
その他花の情報を聞いた 5月下旬がいいとか
今シーズン２回目の草刈りだそうです
ありがとうございます

金木平まで 良い道 徐々に勾配を増す
巾3mくらい膝丈の草
飲料水の看板の先で細いけど流れていた

山頂まで 西川原平と言う看板から しばらく滑りやすい石ゴロ沢歩き 石灰岩の山は岩も土も濡れているとズルズル滑る
5月下旬なら残雪が有って チェーンスパイクでサクサク歩けるそうです
山頂手前で開けた稜線に出ると 歩きにくい石灰岩のカレンフェルトの尾根になるが 山頂が間近でテンションが上がる

※ 歩行距離と標高差は異常値 参考にならず

その他周辺情報

糸魚川フォッサマグナ温泉ひすいの湯(糸魚川市てんこ盛り)を利用した
浴室は鉱物油の臭いだが 浴槽に油膜は無い 薄黄土の濁り湯はよく暖まるし肌にも良さそう
700円
朝まで仮眠出来て 姫川駅から歩いて行ける
車利用で 栂海新道や黒部下の廊下を歩く時 安く泊まるのに重宝する場所に有る

写真

6/29 4:47

国道の姫川大橋から

6/29 4:50

ついでに海谷方面
火打山・焼山・雨飾山
海谷駒ヶ岳・阿獼陀山・・
山頂から見るつもりだった

6/29 5:18

セメント工場？の間を抜け
登山口に向かう
結構な岩壁を持つ山だ

6/29 5:21

6/29 5:24

登山口の案内に従う

6/29 5:26

登山口駐車場

6/29 6:12

一段上がると登山口

6/29 6:22

最初は緩やかな植林
石灰岩が落ちている
マークはたくさん有る

6/29 7:27

一本杉峠
巾広く草刈りされた道

6/29 7:33

峠のところで草刈りする人に
熊が居たよと聞いた
この先は膝丈の草

6/29 7:37

歩き易い道は
徐々に勾配を増す

6/29 8:12

固定ロープも出てくる

6/29 8:17

オカトラノオ

6/29 8:22

開けた所から
栂海新道の稜線を見る
長栂山とか？

6/29 8:21

白鳥山の避難小屋が見える

6/29 9:03

右が朝日岳？
左は雪倉岳？
見えたのはこれが最後
山頂から見たかった

6/29 9:31

アルカリ色のアジサイ

6/29 9:42

高度を上げると
ウリの木が咲いていた
登山口では
花が終わっていた

6/29 9:44

カラマツソウも
アルカリの色？

6/29 13:22

ギボウシの開花は
一株だけ見た

6/29 12:26

西川原平を過ぎると
滑る岩と泥の
沢セクション
帰りに撮影した

6/29 10:59

マルバシモツケ

6/29 11:05

稜線に出ると
圧巻の黒姫山
進行方向30°だけ青空
他は雲の中

6/29 11:13

稜線は石灰岩の
カレンフェルト？
歩きにくいけど
テンションは上がる
日が当たると
光岳のように
テカリ！と光るのか？

6/29 11:16

宿題

6/29 11:19

山頂
三角点有り

6/29 11:21

山頂の祠
糸魚川と佐渡島の方だけ
青空が有る

6/29 11:20

その先は通行止め

6/29 11:21

勉強中

6/29 11:22

イブキジャコウソウ

6/29 11:25

トウダイグサとか
タイゲキとかの仲間

6/29 11:32

姫川河口の糸魚川の街

6/29 11:33

うっすら佐渡島
目視ならはっきり

6/29 11:25

帰ります
栂海新道の稜線は雲の中
今居るところだけ
日が当たる

6/29 11:41

コメツツジ

6/29 11:45

スカシユリ？
大輪の花は存在感有り

6/29 11:52

シライトソウ

6/29 12:27

ヤグルマソウ？

6/29 14:37

植林まで下りた
水場の表示は
行きに気付かなかった

キンラン？花の後

エビネが点在
これは今から
葉が出て 花？

6/29 14:58

登山口まで下りた

6/29 15:12

こんな岩山に
登った憶えは無い

6/29 15:41

糸魚川フォッサマグナ温泉
ひすいの湯 個性的なお湯
山行後の仮眠に使い勝手良し

撮影機器：

EOS R8 ボディ CANON

感想

つうぶう

古代の高志の国(＝越の国＝現代の北陸)の中心は糸魚川に有った。
奴奈川姫が治めていたと言う。
大和の卑弥呼のように 神託を語って人々を導びいたと考える。
たいそうな美人だったが、色黒だったらしい。
現代の黒姫山に名を残す。
北信五岳の黒姫山を思い浮かべる人も多いだろうが、ちょっと待った！
青海黒姫山こそ 糸魚川のお膝元、本家本元である。
そんな馬鹿なことを考えながら、青海黒姫山に向かった。
山は1200mの低山だが、登山口は100mで、結構登りがいが有る。草刈りなど丁寧にされているが、石灰岩の山は濡れているとズルズル滑るのだ。
でも 尖った山頂に立つのは爽快だった。
惜しいのは、雲が増えて展望が限られたこと。
目視で佐渡島を見えたので良しとしよう。
草刈りをする人に会って、深く感謝する。
聞いて見ると、5月下旬には各種の花に出会えると言う。
週末の良い山なのに、会った登山者はソロの二人だけだった。