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Yamareco

記録ID: 6975980
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中国山地東部

比婆山連峰 半分周回

2024年06月29日(土) [日帰り]
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kariogaryu その他2人
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口の六ノ原まで自家用車の相乗り
コース状況/
危険箇所等
  比婆山連峰 牛曳山(1144)ならびに毛無山(1143.7)

日時:2024年6月14日    天気:曇り時々晴れ
コース:県民の森 公園センター(六の原)〜牛曳山登山口〜牛曳の滝〜牛曳山(1144)〜伊良谷(いらたに)山(1148.9)〜毛無山(1143.7)〜ききょうヶ丘手前の鞍部から左手に降りる〜出雲峠〜県民の森 公園センター
メンバー:とある会の6月例会 男性のみ3名

 六ノ原の公園センターを出発し牛曳山に登り、伊良(いら)谷山,毛無山そして出雲峠を経て出発点の公園センターに戻る反時計回りの一周コース。休憩を除く実歩行時間は約4時間30分。これらの中できつかったのは最初の牛曳山への長い上りと毛無山への最低鞍部辺りから毛無山への上りではなかったろうか。登った3名のうち80代始めが2名、残り1名は70代後半、記録を書いている自分のみが半バテ状態で残り二人は元気そのもの。彼らには迷惑ばかりかけて誠に申し訳なかった。

 改めて詳しく振り返ってみると以下の通り。

最初の山である牛曳山の登山口は広い駐車場のある公園センターから上がってきた車道を10分あまりそのまま下る。すると牛曳山への案内標識に出くわし、舗装された車道と分かれ山の中に入る。
 幅広の車道を上がるにしたがって白樺林が始まり、この白樺林を通り抜けるころから道幅の狭い山道に変わる。右手下に川を見下ろしながら右岸(川上から見て右手)を歩いていると川原に出てあまり広くない川を渡る(牛曳山への案内標識から30分位)。この地点からほぼ左岸(上流からみて左手)に沿って上がるが、沢そのものは水量も少なく危険な場所は殆どない。

 ところが沢の最奥部辺りになると登山道も沢から離れ、左手目の前に高さは10m以上あると思われる水量の多い直下型の一条の滝(牛曳ノ滝)が眼前に迫る(その手前にも水量の少ない滝あり)。水量の少ない滝の下を横切って左手の牛曳の滝のすぐ側を10分足らず直登する(今回の山行中、一番危険な場所)。滝の上部を登りきると縦走路のすぐ側にある牛曳山までは緩い尾根道で訳なく登れると思っていたのが大間違い。な、なんと45分近くもかかり(登山道両脇にはヨメナが群生していた)半バテ状態。
 縦走路から牛曳山までは、かつては短いながらも藪を漕いで登ったものだが、今は樹木はかなり取り払われ1分足らずで簡単に登れた。しかしながら、展望は回りの木々に閉ざされて全く利かない。

 牛曳山分岐手前で昼食を摂った後は毛無山に向かっての縦走が始まった。15分ばかり下ると伊良谷(いらたに)山と六ノ原の公園センターとの分岐であり、伊良谷山への上りである鞍部に達した(なだらかで比較的広いので休む場所としては最適だが展望は全くない)。
 この分岐から縦走路を10分ばかり登ると伊良谷山の山頂だが、縦走路の通過点といった感じ(毛無山まで1.6kmの標識あり)で展望は南向いの比婆山連峰が見渡せる程度でゆっくり休めるような場所は見当たらない(北側の展望も少しは利く)。
 この山頂から西に向かって20分近く下ると短い石垣の跡が残っている緩やかな鞍部に達し(その後も短い石垣あり)、この辺りから30分余り登るとようやっと毛無山の山頂にたどり着いた(山頂に近づくにつれ勾配はきつくなり、腰痛持ちの自分は山頂に辿りつくとダウンしてしまった。今回の山行中、一番長くてきつかった)。
 山頂で15分近く休んだ後は出雲峠に向かう。「ききょうヶ丘」手前の鞍部までの下りは今回のコースで一番の急斜。この鞍部から出雲峠(いづもだお)に向かうのに二手に分かれる。
 その一つは「ききょうヶ丘」分岐から西に向かって直進し、その後出雲峠に向かって尾根道を下り出雲峠から出発点の六ノ原に戻るコースともう一つは「ききょうヶ丘」手前の鞍部から谷間を南西に向かって下って出雲峠に至るコースである。自分自身は前者のコースは何回も歩いているので、今回は単独で沢沿いに南西に下って出雲峠に立ち寄るコースを歩かせてもらった。このコースは途中まで下ったことはある。それはとある分岐から東に向かってトラバース状に歩いて六ノ原から毛無山への登山道である出雲峠分岐まで歩いたことである(おそらくこれらのコースを歩いた登山者は殆どいないのではなかいかと思われる)。
  毛無山への分岐から下は古い林道が残されていたが、周囲の木々はブナを始め手つかずの木々は立ち並び悠久の自然がまだ残されている感じがした。その後、出雲峠手前の避難小屋に立ち寄るが、いずれの建物も崩壊の危険があるため立ち入り禁止となっていた。

 前二者はまだこの地を通りかかっていないと思い、枯れ枝で矢印を作ったが、ななんと彼らは20数分前には出発点の六ノ原には戻っていたのでこれまた、びっくり。

(参考タイム)

(六ノ原〜牛曳山)
比婆山公園センター(六ノ原)0.10(車道歩き)牛曳山登山口(0.43)「牛曳の滝」下(0.08)「牛曳の滝」上部(最後の沢を渡る)(0.45)縦走路に出る(緩くて長い上り)(0.01)牛曳山(藪の中) 計1時間45分

(牛曳山〜毛無山)
牛曳山(0.15)公園センター分岐(0.10)伊良谷山(0.20)最低鞍部(0.35)毛無山(0.18)ききょうヶ丘手前の鞍部(0.10)毛無山方面への林道分岐
(0.10)出雲峠避難小屋(0.45)六ノ原公園センター 計2時間45分       
                                           したがって六ノ原〜牛曳山〜伊良(いら)谷山〜毛無山〜出雲峠(いずもだお)〜六ノ原 要するに比婆山連峰の北半分の周回コース                    
    合計約4時間30分 
その他周辺情報 六ノ原には広い駐車場の他、宿泊施設や売店さらにはスキー場などがあり、山に登らなくとも自然を堪能出来る。広島県内では最大のリゾート地である。

装備

個人装備
日帰り登山のため水筒・弁当は必須。
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