燧ヶ岳
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- GPS
- 12:49
- 距離
- 33.7km
- 登り
- 2,292m
- 下り
- 2,016m
コースタイム
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 7:27
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 5:16
天候 | 6/29晴れ 6/30曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
尾瀬全体として、下りの木道はこの世の終わりみたいに滑る。至仏の上りは蛇紋岩がゴロゴロしており滑る。 |
その他周辺情報 | 下山後のお風呂は尾瀬プラリ館へ。戸倉温泉の集落はごはん屋が少ない。「健太」で天ぷらそばを食す。大ぶりの舞茸、ウド、その他地場の山菜の天ぷらは美味かった。 |
写真
感想
仕事を終えて、大急ぎでバスタ新宿に向かったのだが発車20分前と早着。バスの席はスプリングが悪く、上下動の度にギシギシするので、夢現で大清水到着と、波乱の幕開けだった。
尾瀬は今回が2回目。前回は至仏の上りで滑落者があり、已む無く撤退となった。至仏リベンジがテーマ!
4:30に大清水到着後(因みに読みはおおしみず、トンネルの方とは違う)、折り畳みの紙地図をゲットし、登山開始。一ノ瀬までは舗装路で、タクシーも走っていたりする。5:30大清水発のタクシーにが負けまいとウンウン登る。岩清水で一本。
三平峠付近では、動物のヤブを掻き分ける音を聞く。怖すぎる...キッキョケッキョと可愛らしいさえずりを聞く。尾瀬全体でずっと聞かれる、なんの鳥だったのか。
尾瀬沼周辺は様々な生き物の天国。カエル、ナメクジ、ヘビ。尾瀬沼と燧の相性も抜群。曲がり田代でずっこけたが、幸い怪我はなし。沼尻で一本。
前回は長英新道を上がったが、今回は違う道をということでナデツ窪を歩く。道はヤブや細い岩道で登りごたえ◯。暑いけど...尾瀬沼を見つつ無心で上がり、漸く長英新道との分岐まで。水芭蕉は白いうちはいいが、大きくなるとオバケみたいに大きい植物である。
柴安瑤琶織岳、巻機山、会津駒なんかを観る。平ヶ岳はのっぺりしていて見る分にはたおやかで優美だが、道のりはドMである。
それに負けず劣らずのドM加減の見晴新道を下る。上は岩稜、中盤は急坂に泥んこといった具合。木道に当たると、もうすぐ見晴。本日の宿、燧小屋に到着。
山の中でご飯•風呂が出るのは何とも不思議だが、小屋泊の魅力はここにある。尾瀬山荘なんかは、随分モダンな雰囲気で、街のイタリアンみたいなメニューも出している!次回はここで食べたいなあ。夕暮はみんな思い思いに写真を撮っていた。
朝ご飯をいただいて、6:30に出発。尾瀬歩き本番である。前回は秋口だったので、可憐な花に目を奪われる。カキツバタなんかはかなり群生していた。燧と至仏に囲まれ、箱庭みたいな景色。薄い雲がかかるも、これはこれでよし。沼尻川では大きめのイワナが泳ぐ。竜宮小屋で出したりしてないかな?
至仏小屋まではかなりの人がいるものの、そこからの上りは人の数が減る。至仏からの上りは階段は割と荒れており、岩も滑りやすいので、注意する。途中会った大学のワンゲル部がテント泊の練習で来たとのこと。新人教育の時期だね。
のらくらと上がりながら、ちょいちょい後ろを振り返り尾瀬と燧のコラボを楽しむ。個人的にはトトロ風の双耳峰がはっきりわかる、平ヶ岳からの眺めが好きだが、こちらも悪くない。
蛇紋岩に悪戦苦闘しつつ、頂上手前は緩やかな階段(Stairway to heavenとする)を上がり、気づけば山頂である。カップ麺の湯を作っている途中に小雨が降り出し、ぬるめの湯を投入。何にせよカレー味は裏切らない。
おろしたてのNorth Faceのジャケットを羽織って下る。小さな旅はガスと共に終わる。鳩待峠までの下りはあっという間だった。
バスは定時以外でも、需要に応じてタクシーが動いており便利。女性ドライバーの運転は見ていて惚れ惚れするものだった。
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