ぐんま花散策・榛名山沼ノ原 トキソウ*野反湖 ノゾリキスゲ&ベニバナイチヤクソウ
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- GPS
- 04:03
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 310m
- 下り
- 309m
コースタイム
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 4:03
天候 | 曇り時々雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・野反湖散策:野反峠休憩舎第一駐車場。登山者は休憩舎前駐車場に停めないこと。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・榛名山沼ノ原:駐車場から南下すると散策路がある。そこを西へ。テニスコート側は藪が濃いので痛いし濡れる。トキソウ満開、ミズトンボ、シモツケ開花。 ◎野反湖散策・駐車場〜エビ平:ノゾリキスゲは5分咲き。今年は株が少なく裏年の予感。ハクサンフウロ、オニアザミ、イブキトラノオ満開。弁天山はトラバースした。ササ藪でかなり濡れるので、レインパンツかゲーターが好ましい。 ・エビ平〜キャンプ場:野反湖周遊路歩き。カラマツソウ満開。ノゾリキスゲは、テン場のお花畑(地名)が5分咲き、キャンプ場は8分咲き。ベニバナイチヤクソウの群生。 ・キャンプ場→富士見峠:来た道を戻った。蒸し暑い。 ・八間山登山口ザレ場に立ち寄りコマクサ観賞。満開だった。 ・17時、帰路の国道405号大楢付近で子グマと遭遇。道で遊んでいた!。 |
その他周辺情報 | ・「そば処 六合 野のや」国道405号沿いにあるそば店。自家栽培の「六合まいたけ」を食べさせるために出来たそば店。 http://kuninonoya.com/ ・国立科学博物館編集の「日本のアザミ」参考にしている。 https://www.kahaku.go.jp/research/db/botany/azami/index.html |
写真
感想
七月、文月。旧暦の七夕(太陽暦の8月10日ころ)に、梅雨明け後、書物を披いて天日干しをするので、文披月と言われたという。現代はペーパーレスで、書物は配信でパソコンやスマホで見る時代。干されるのは、書物ではなく昼行燈の自分か?
梅雨入りして山間部はあいにくの天気。白馬岳へ例年行くのだが中止に。浅草岳や守門岳も豪雨予想。地元ぐんまの花散策をすることにした。午後から県境西側が晴れるので野反湖へ、午前中は榛名山沼ノ原を散策することにした。
1日もいつもと変わらず5時半に起きたが、日課のウオーキングは雨で中止。雨の様子を見ながら朝食を済ませる。出勤するまみむさんを7時前に送り出して、のんびりと支度して8時に出発。
東部バイパスの渋滞にはまって、水沢観音寺まで1時間もかかってしまった。雨だが駐車場で陶器市をやっていて、人は多かった。本殿裏のユキノシタ、石階段のオオバジャノヒゲを鑑賞した。伊香保温泉街は平日の早朝でも混雑していた。外国の方が多いかな。
コアジサイやホタルブクロが満開の道を駆け抜け、ロープウェイ駅前の駐車場に停めた。テニスコート側だとヤブ漕ぎで痛いしと朝露で濡れる。ニッコウキスゲやアカショウマ咲く散策路を歩いて湿地帯へ。
トキソウの群生が素晴らしい。今年は当たり年かな。サギソウも期待できる。ミズトンボが咲き始め。枯れるころにはアケボノソウが咲き始める。季節の移ろいは早い。時間があまりないので、軽く散策して駐車場に戻った。
榛名北面道路から、岩櫃山を眺めながら上信道に入り、八ッ場から国道405号を北上。予想通り次第に明るくなってくる空。駐車場に着くころには薄日が差していた。平日で3台しか停まっていない。22℃で蒸し暑く、ムシが多いので森林香を焚いた。
駐車場の脇からノゾリキスゲが咲いていた。今年は少し遅く株が少なく感じた。裏年だと思う。そうとは言っても、食害被害が多い尾瀬とは異なる群生は素晴らしい。ただ食害被害が尋常なカモシカ平は、10年以上ダメだと思う。大江湿原と同じ。
弁天山方面へ行ってノゾリキスゲを観賞。トラバース道はササ藪が濃いのでかなり濡れる。ゲーターをしたが、腿の辺りもかなり濡れるのでレインパンツが良い。野反古道分岐からの眺望を楽しんでエビ平へ。
カラマツソウが満開。白い花が揺れていた。レンゲツツジはかろうじて残っていた。蒸し暑い散策路を北上。ラン系の花はなく、ギンリョウソウ、ズダヤクシュ、イブキトラノオなどが咲いていた。
キャンプ場手前のテン場のお花畑では、ノゾリキスゲが五分咲き。青空が望める帰路に撮影するとして、先へ歩き出す。ニシブタ沢へ少し入るが、藪がかなり濡れていて断念。散策路をそのまま歩いてキャンプ場バンガロー地域へ。
咲き始めたヨツバヒヨドリがあり、アサギマダラの到来を期待したが、時期的にまだ早い。周辺はノゾリキスゲが8分咲き。青空が見え始め美しい景色を見ることができた。やはり黄色い花は青空が似合う。
来た道を戻りつつ湖畔の方へ寄り道。ササ藪を少し入るとベニバナイチヤクソウの群生地。これが奥まで咲き連ねて素晴らしい。しばらく観賞して散策路へ戻った。そこからは6km先の富士見峠へと急ぐ。淡々と歩いて1時間20分で到着した。
野反湖南端から眺めるノゾリキスゲとの景色。もちろん16時過ぎなので誰もいない。八間山登山口からザレ場のコマクサ鑑賞へ。ウスユキソウやハクサンオミナエシが咲き始めていた。コマクサは満開で、以前より増えたかな。
誰もいない一台しか停まっていない駐車場に戻り帰路へ。10分ほど下ってた直線のところで黒い塊がゴロゴロ動いていた。なんだ?と思う前に子グマと分かった。寸前まで避けない子グマ。いい度胸だなと思い、車を降りて近づいたら逃げ出した。
林に逃げ込んだ子グマを撮影したが、ISOがオートで1250までなのでブレブレ。目視ではしっかりと見ることができたが、結構かわいかった。クマとの遭遇は何度もあるが、子グマは二回目。しかも今回は舗装路で至近距離3mほど。
母クマともし遭遇したら、「結婚したばかりなので、お付き合いはお断りします」と言おうと思っていた。そうとは言っても通じないこともあり、強硬なストーカー行為が想像されるので、車からは離れなかった。
日陰道と上信道で渋滞にはまり、自宅へは19時過ぎに到着となった。まだ日が長いので榛名山に夕焼け。50年以上前の佐渡ヶ島は、夕暮れの田園に飛ぶトキをよく見られたそうだ。豊かな自然を大切にしたいと思う。
コメント
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野反湖のノゾリキスゲの開花情報ありがとうございます、今週でもと思っている所なのでこのレコ情報はタイミングよかったですよ、でも週末の天気が悪いので計画は立ててもお蔵入りかな、レギラーユーザーなので拍手の上限に朝はなっていましたので後程拍手を送らせて頂きます。
新妻は仕事かな?
白馬岳、浅草岳も行けず、榛名山と野反湖で花散策です。ちょうど午後から野反湖周辺に青空ホールが出来るので、午前中は薄曇りの榛名でトキソウなどを観賞しました。
今現在の私の天気予想なら、土曜なら早朝は晴れて10時から12時に雨、午後は晴れますから大丈夫かと思います。行かれると良いでしょう。日曜は曇り時々雨です。梅雨時期は前線が100km上下するだけで天気が変わってきますからね。行く寸前にもう一度最新の予報を確認してください。ヤマテン、てんくらはあまり当たりませんからご注意を。
スタンダードユーザーは拍手の制限とかあるんですね。私は忙しくてヤマレコ自体を見る機会が減りました。よってほとんど拍手出来ていないので残念です。プレミアムユーザーで年に10500円払っていますが、写真とコースのオンライン備忘録なので安いもんですよ。新妻さんは10時から仕事ですよ。仕事も今月で退職するので忙しそうです。
今日はまるで梅雨明けしたような暑さ。予想最高気温が36℃ですからね。貧血女性の平熱並みですよね。そして来週月曜から木曜にかけて猛暑日が連続します。蒸し暑いと体力消耗します。まさにやる気が失せる蒸し暑さです。どうかお体ご自愛ください。
例年白馬岳、浅草岳へ行く時期なのですが、あいにくの雨と、来週は7日から2泊3日で東北遠征となり、両山の旬な時期を逃しそうです。上に行けば残っているかな。針ノ木岳もありますからね。北アやはこれからです。
野の屋は「六合まいたけ」が食べたくて寄りました。以前にも食べログの口コミで、「ごま油の汁でそばは食えない」と評価されている方が居て、どんなものかと興味が湧きました。行ってみたらその通りと思いました。「三昧そば」を食べたほとんどの方は美味しいと書かれていますが、好みの違いだろうなと思いました。また個人の感想ですからね。まいたけや野菜天はとても美味しく塩のみでいけます。肉厚のまいたけは香りと甘味がとても良いです。ごま油は消してしまいますからね。二八ソバも細麺でのど越しがとても良かったです。
子グマですが、見たのは二回目です。前回は4年前の鼻曲山ですね。立ち枯れした葦の中で遊んでましたよ。今回は舗装路ですからね。ドライブレコーダーを見たら、走り去る子グマと、車を降りてクマを追い撮影する私が映っていました。薄暗い道ですので、どっちがクマだが(笑)分からないのがまた面白かったです。成長したクマは何度も見ており、尾瀬、武尊山、白砂山、万太郎山、蝶ヶ岳、火打山などでです。ほとんど50〜100mの距離ですので、クマのほうが逃げ出しています。来週は秋田駒ヶ岳、八幡平などでクマの被害多発地域なので気を付けようと思います。
日曜はやる気が失せる天気になりそうで、山行きは微妙です。ただ今回の宿泊温泉宿は玉川温泉と御生掛温泉で、やる気が失せることは無いと思います(爆)。
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