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Yamareco

記録ID: 6995970
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
近畿

奧千丈から伯母子岳

2024年07月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:16
距離
10.9km
登り
594m
下り
599m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:50
休憩
0:25
合計
4:15
9:29
24
9:53
16
10:15
60
11:15
11:39
57
12:36
7
12:43
17
13:00
13:01
19
13:20
11
13:31
ゴール地点
天候 曇のち晴
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口の林道脇に駐車
コース状況/
危険箇所等
よく整備された登山道
その他周辺情報 道の駅「ごまさんスカイタワー」
林道脇をスタート。
2024年07月06日 09:16撮影 by  iPhone 14, Apple
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7/6 9:16
林道脇をスタート。
口千丈山の三角点
2024年07月06日 09:53撮影 by  iPhone 14, Apple
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口千丈山の三角点
もう散る間際となったヤマボウシ
2024年07月06日 09:58撮影 by  iPhone 14, Apple
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7/6 9:58
もう散る間際となったヤマボウシ
ひろびろ林道跡を進む
2024年07月06日 10:02撮影 by  iPhone 14, Apple
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7/6 10:02
ひろびろ林道跡を進む
コナスビ
2024年07月06日 10:03撮影 by  iPhone 14, Apple
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7/6 10:03
コナスビ
明るい稜線だ
2024年07月06日 10:10撮影 by  iPhone 14, Apple
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7/6 10:10
明るい稜線だ
牛首山の標識
2024年07月06日 10:15撮影 by  iPhone 14, Apple
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7/6 10:15
牛首山の標識
牛首山三角点
2024年07月06日 10:15撮影 by  iPhone 14, Apple
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牛首山三角点
正面には伯母子岳
2024年07月06日 10:15撮影 by  iPhone 14, Apple
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正面には伯母子岳
開けた尾根で眺めがいい
2024年07月06日 10:17撮影 by  iPhone 14, Apple
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開けた尾根で眺めがいい
君の名は? 山は続く。
2024年07月06日 10:50撮影 by  iPhone 14, Apple
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君の名は? 山は続く。
大峯のようなところも。
2024年07月06日 10:58撮影 by  iPhone 14, Apple
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大峯のようなところも。
草地が現れる
2024年07月06日 10:58撮影 by  iPhone 14, Apple
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7/6 10:58
草地が現れる
ヒョウモンの舞う尾根
2024年07月06日 11:01撮影 by  iPhone 14, Apple
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ヒョウモンの舞う尾根
気持ちよく進む
2024年07月06日 11:02撮影 by  iPhone 14, Apple
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気持ちよく進む
振り返ると牛首山が立派
2024年07月06日 11:04撮影 by  iPhone 14, Apple
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振り返ると牛首山が立派
山頂近し
2024年07月06日 11:09撮影 by  iPhone 14, Apple
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山頂近し
山頂に出た
2024年07月06日 11:10撮影 by  iPhone 14, Apple
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山頂に出た
伯母子岳山頂。三角点はない。
2024年07月06日 11:11撮影 by  iPhone 14, Apple
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伯母子岳山頂。三角点はない。
広場になっている
2024年07月06日 11:17撮影 by  iPhone 14, Apple
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7/6 11:17
広場になっている
ジシバリ
2024年07月06日 12:24撮影 by  iPhone 14, Apple
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7/6 12:24
ジシバリ
ニガナ
2024年07月06日 12:29撮影 by  iPhone 14, Apple
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ニガナ
振り返って伯母子岳
2024年07月06日 12:35撮影 by  iPhone 14, Apple
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振り返って伯母子岳
晴れ上がって眺望がすばらしい
2024年07月06日 13:04撮影 by  iPhone 14, Apple
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晴れ上がって眺望がすばらしい
爽快な眺め
2024年07月06日 13:08撮影 by  iPhone 14, Apple
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爽快な眺め
空気がおいしい。
2024年07月06日 13:08撮影 by  iPhone 14, Apple
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7/6 13:08
空気がおいしい。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス カメラ シュリンゲ

感想

天気予報では梅雨明けは20日過ぎというが、ここ数日の気圧配置は梅雨明十日そのもの。たとえ来週雨続きだとしても、私が予報官だったらとっくに梅雨明け宣言しているよ、という天気が続いている。大山の東稜でお花畑、という考えもあったが、てんくらは「C]となっている。里の天気はおおむね晴と曇なので、強風が「C」判定の理由だろう。となると、あのガレ岩稜はやめたほうがよさそうだ。梅雨前線は北上して日本海にあるわけなので、むしろ自分たちは南下してみるか。真夏に和歌山で山登り、という想像はこれまでにないコペルニクス的転回、と思ったが、冷静に考えてみると、近頃は自分の居住地域より紀伊半島南部のほうが真夏の気温は低い傾向にあるのだ。そういえば、自宅の庭にも数本のミカンの仲間が自生している・・・(それは気温のせいじゃなかろ)。こんな思案の末に浮上してきたのが伯母子岳である。一応、山頂は奈良県ということになっているが、実質、和歌山県だろう。高野龍神スカイラインでごまさんスカイタワーまで行き、そこからアプローチすると、稜線のプロムナードとなり、真夏でも汗だくのしんどい登りは回避できて、標高のおかげで気温自体、大分ましな筈だ。ということで、伯母子岳を目指すことになった。
阪神高速湾岸線から堺泉北道、阪和道と走って太平寺ICで下道へ。高野山へと車を走らせる。ここからが長い!急カーブの連続でのカーチェースでかなり疲弊して、なおも山岳ドライブは続く。そしてようやくごまさんスカイタワーに到着したが、周囲は霧に包まれて、雨すら心配な空模様だ。わずかに戻って奥千丈林道に入る。下調べした限りでは登山口まで舗装されているようだったが、実際に走ってみるまでは心配なのが林道。ここはは平坦な尾根上につけられた幅もそこそこあるいい道で、安心して走行できる。勿論、しくじって道を踏み外せばそれっきりではある。駐車スペースが残っているかどうか、も心配だったが、先行車は3台。トータル5台までなら止められるスペースがあり、これも「〇」だ。
駐車スペース横の尾根に沿って、林道跡が伸びている。説明版には遊歩道と書かれているが、実際、そんな感じの立派な道である。周囲はブナの大木が空に向かって枝を伸ばす見事な温帯広葉樹林で、紀伊半島の真ん中に踏み入った実感が得られるが、ここもシカの食圧によって下生えがすっかり失われており、現在の大樹が寿命を迎えた後には荒れた禿山と化す恐れがある。森林の危機はそれより早く訪れるかもしれない。現状、カシノナガキクイムシの被害が大きいようで、ミズナラの立ち枯れ被害へ注意喚起のポスターが張られていた。南側は広々と展望が開けているが、今は白く霞んでいる。
林道跡をゆるりゆるりと進むうちに口千丈山の三角点についた。樹林に覆われて視界は利かない。さらに「散歩」を続ける。登るでもなく登っていくと、山頂というより通過点という感じで牛首山と書かれた標識の地点に達し、その背後の開けた場所の三角点が目に入る。ここから正面に双耳峰がのぞまれるが、その左のピークが今から向かう伯母子岳なのであった。現在地の標高は1300mあまりで、伯母子岳が1345mだから、橋でもかければスーッと山頂に達するだろうに、登山道は牛首山から一目散に鞍部へと下るのだった。この辺りもところどころで展望が開ける。右方向に尾根が旋回してその先に伯母子岳が座している。結構遠い感じに見えるが、意外に進行が速い。道が登りに転ずると、このコースで随一の急登が始まる。足元には草地が広がるようになって、ちょっと大峯を思わせる。振り返ると、大きく立派な山容の山が聳えている。先ほど通過した牛首山である。登るでもなく到達した牛首山だったが、あんなに立派な山だったんだ。
眼の前が明るくなって山頂が見えてきた。飛び出した山頂は伸びやかな広場となっており、360度の眺望が開けていた。先ほどまでの曇り空から次第に青空へと変わり、陽射しが降り注いできた。ヒョウモンたちが陽光を待ちわびたかのように滑空を始める。我々はここで昼食とする。
下山は往路を戻るが、来るときにはさほど意識に上らなかったアップダウンにしごかれる。「楽な道」を選んだつもりだったが、結構距離はある。空は真っ青、真夏の太陽が照り付けているが、林を抜ける風は心地よく、湿気が飛んで空気が軽くなった感じだ。登りでは白く霞んでいた山々が、今ははっきりとシャープなコントラストで目に飛び込んでくる。kinuasaは森林の恵み、クワガタをゲットして孫への土産を大事に袋に収めている。やがて道は幅広になると、ひと踏ん張りで林道の駐車地に出た。さあ、次は護摩壇山と竜神岳、ということでごまさんスカイタワーへと移動するのであった。

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