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Yamareco

記録ID: 7021112
全員に公開
沢登り
栗駒・早池峰

虎毛山塊 春川ダイレクトクーロワール

2024年07月13日(土) ~ 2024年07月14日(日)
 - 拍手
GPS
13:32
距離
27.3km
登り
1,471m
下り
1,389m

コースタイム

1日目
山行
6:44
休憩
0:35
合計
7:19
6:33
57
スタート地点
7:30
68
怖い橋
8:38
8:45
76
春川入渓
10:01
10:14
56
11:10
11:15
145
万滝沢出合い
13:40
13:50
2
ダイレクトクーロワール出合い
13:52
宿泊地
2日目
山行
5:18
休憩
0:58
合計
6:16
5:54
6
宿泊地
6:00
6:05
103
60mスラブ滝
7:48
62
1200m二俣滝
8:50
9:00
7
草原
9:07
9:08
1
9:09
9:44
31
10:27
8
10:35
8
10:43
16
10:59
11:00
3
11:03
11:04
10
11:14
11:18
20
11:38
11:39
31
天候 13日 晴れ
14日 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤倉沢登山口(進入禁止ゲート)前に1台デポ。
大湯温泉阿部旅館先の、皆瀬川林道入口の向かえ側にあるスペースに駐車。
赤倉沢登山口から皆瀬川林道入口までは車で1時間程。
コース状況/
危険箇所等
雄物川水系 皆瀬川 春川ダイレクトクーロワール

体感3級 水量多め ラバー◎ 雪渓なし 魚影は見なかったがいると思う

■アプローチ
皆瀬川右岸の林道をひたすら歩き、途中で怖い橋を渡り左岸へ。さらに歩き、虎毛沢出合いを渡渉した後も踏み跡を追うが、藪っぽくなってきたので適当に春川に入渓。
歩き出しから入渓まで2時間程。

■春川〜ダイレクトクーロワール出合いまで(1日目)
入渓地点からはひたすら河原歩きが続く。
川幅も広く景観は綺麗だが、この日は水量が多く、渡渉する場所も慎重に選びながら進む。
小滝すら出てこない河原を1時間以上歩いてようやく落差1mの小滝。
この辺りから渓相が変わり気分が高鳴ってくると、ようやく三滝に到着。
ここまで入渓から1時間15分。

三滝は素晴らしい渓相で一気に足取りが軽くなる。
真ん中の本流の滝を左壁から登り先へ進む。
ここからもたまに河原歩きを挟むが、グリーンの綺麗な釜を持った素晴らしい渓相の中進むと、虎毛では有名な亀甲模様の沢床を持つ岩盤が現れ、その奇怪な渓相に感動すら覚える。
右岸からのスラブ滝を見ながら進むと、万滝沢出合い。
ここまで入渓から2時間半。

ここから先の渓相がとにかく素晴らしかった。
豊富な水量とグリーンの釜を持つ滝の数々、奇怪な模様の滑床も続く。
そしてラバーのフリクションがバチバチに効きまくり、どこでも登れるんじゃないかと思わせる程歩きやすい。
手掛かりが少ないツルッとした滝が多いが、ラバーなら難無く越えて行ける。

奥の西ノ又沢出合いを過ぎると、ゴルジュ地形の中に登れない滝が出てきたので右岸巻き。その上にもう一つ同じような滝が見えたので一緒に巻く。
この巻きは藪が濃いが、灌木伝いに沢に復帰出来る。巻き時間は30分程。

ここを越えるとダイレクトクーロワールの出合いは近い。
正面に虎毛山の東壁が見えてくると、先には春川本谷の大滝が見えてくる。
870m付近の左岸にダイレクトクーロワールの出合い。水が流れていないので、通り過ぎないように注意。
ここまで入渓から5時間ちょっと。

クーロワール出合いの少し下流に2人なら充分なスペースを見つけたので少し整地して幕とした。

■ダイレクトクーロワール(2日目)
クーロワールに入った途端に水は枯れ、モワッとした空気に変わり気温が一気に上がる。
すぐに60mスラブ滝。スラブに砂が乗っててちょっと嫌らしい箇所はあるが、そこ以外は快適でフリーで問題なく越える。
その後も垂壁やCSの急な登攀が続くが、巻きを加えながら順調に突破して行く。
全体的に水がないので、クライミング要素満載の登攀という感じだが、ラバーの沢靴でもなんら問題はなく、グレードも卦蘢度からワンポイント検櫃阿蕕い任△襦
結局ザイルを出したの登攀ではなく巻きの1ヶ所だけで、あとはフリーで快適に越えて行ける。

1200m付近の枯滝の二俣は左に入った。
上部はチムニー状の登攀が続き、CSを乗っ越したりしながら快適に越えて行くと、沢型は藪が被ってきた。
藪を避けて少し左に上がると、突然草原に出て感動のフィナーレとなる。
小屋に向かって進むと木道が現れる。池塘の脇を通り、たくさんのトンボに迎えられ平和感満載の中、虎毛山山頂に達する。
ダイレクトクーロワール出合いから虎毛山山頂まで3時間程。

■下山
山頂小屋から赤倉沢登山口まで一般登山道を下山。
一部藪っぽい所もはあるが、概ね問題ない。
赤倉沢の渡渉地点にある橋が傾いているので渡るのは怖そう。
沢を渡渉するなら靴は濡れると思う。
林道終点から駐車地点までさらに歩きフィニッシュとなる。
下山は2時間強。
その他周辺情報 秋ノ宮温泉郷 秋ノ宮山荘 600円 日帰り20時まで
阿部旅館先の駐車地点で準備するヒロシー。
2024年07月13日 06:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/13 6:32
阿部旅館先の駐車地点で準備するヒロシー。
駐車地点から道路を渡りここからスタート。
2024年07月13日 06:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 6:34
駐車地点から道路を渡りここからスタート。
ダラダラくっちゃべりながら歩いて有名な怖い橋。
2024年07月13日 07:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 7:30
ダラダラくっちゃべりながら歩いて有名な怖い橋。
確かにちょっと怖いが、荒川の吊り橋よりは全然マシだ。
2024年07月13日 07:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/13 7:32
確かにちょっと怖いが、荒川の吊り橋よりは全然マシだ。
虎毛沢を渡渉。増水しててかなりギリギリ。女性なら流されると思う。
2024年07月13日 08:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 8:20
虎毛沢を渡渉。増水しててかなりギリギリ。女性なら流されると思う。
春川と虎毛沢の出合い。最初間違えて虎毛沢沿いの林道を少し進んでしまったが、すぐに戻る。
2024年07月13日 08:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/13 8:22
春川と虎毛沢の出合い。最初間違えて虎毛沢沿いの林道を少し進んでしまったが、すぐに戻る。
春川に降り立つ。一本取ってから遡行開始。
2024年07月13日 08:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 8:45
春川に降り立つ。一本取ってから遡行開始。
退屈な河原歩きの途中でクワガタをゲットするヒロシー。
2024年07月13日 09:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 9:03
退屈な河原歩きの途中でクワガタをゲットするヒロシー。
1時間以上歩いてようやく小滝。左岸にトラロープがあったが、ペタペタヘツる。
1
1時間以上歩いてようやく小滝。左岸にトラロープがあったが、ペタペタヘツる。
すぐに三滝に到着。素晴らしい渓相。
1
すぐに三滝に到着。素晴らしい渓相。
河原歩きが長かったから余計にテンションが上がる。
2024年07月13日 10:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/13 10:00
河原歩きが長かったから余計にテンションが上がる。
こちらは右岸の東ノ又沢。滝がチラ見。
2024年07月13日 10:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 10:00
こちらは右岸の東ノ又沢。滝がチラ見。
左岸からの滝が西ノ又沢。進む本流は左の滝。
2024年07月13日 10:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 10:01
左岸からの滝が西ノ又沢。進む本流は左の滝。
ラバーが過去最高なくらい決まる。
2024年07月13日 10:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 10:02
ラバーが過去最高なくらい決まる。
簡単に登れる。
2024年07月13日 10:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 10:03
簡単に登れる。
滝上。水量多くて飛ばされそうなのでへつる。
2024年07月13日 10:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 10:04
滝上。水量多くて飛ばされそうなのでへつる。
めっちゃいい!楽しくなってきたよ!
2024年07月13日 10:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/13 10:13
めっちゃいい!楽しくなってきたよ!
釜が見事なグリーン。
2024年07月13日 10:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/13 10:17
釜が見事なグリーン。
あっ、出た!
2024年07月13日 10:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 10:39
あっ、出た!
虎毛名物亀甲模様。
2024年07月13日 10:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/13 10:40
虎毛名物亀甲模様。
なんだか異様な空間に迷い込んだ錯覚に陥る。
2024年07月13日 10:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 10:40
なんだか異様な空間に迷い込んだ錯覚に陥る。
ちょっと感動だなこれは。
2024年07月13日 10:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/13 10:45
ちょっと感動だなこれは。
支流の滝。
2024年07月13日 10:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 10:48
支流の滝。
支流のスラブ滝。
2024年07月13日 11:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 11:06
支流のスラブ滝。
万滝沢出合い。ここの周辺には何個か良場があった。
2024年07月13日 11:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/13 11:11
万滝沢出合い。ここの周辺には何個か良場があった。
良さげな幕営地。まだ午前中なので先に進む。
2024年07月13日 11:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 11:16
良さげな幕営地。まだ午前中なので先に進む。
渓相は相変わらず綺麗だなぁ。
2024年07月13日 11:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 11:20
渓相は相変わらず綺麗だなぁ。
ここは泳いでる記録が多かったが
2024年07月13日 11:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 11:21
ここは泳いでる記録が多かったが
普通にヘツれる。
2024年07月13日 11:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/13 11:22
普通にヘツれる。
突っ張りで突破。
2024年07月13日 11:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 11:22
突っ張りで突破。
最後はシャワー。まともに濡れたのはここだけだったかな。
2024年07月13日 11:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/13 11:27
最後はシャワー。まともに濡れたのはここだけだったかな。
なんだこの神秘的な空間は。
2024年07月13日 11:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/13 11:29
なんだこの神秘的な空間は。
ドボンを誘われているようだ。
2024年07月13日 11:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 11:29
ドボンを誘われているようだ。
私は右から。
ヒロシーは左から。ドボンなし。
2024年07月13日 11:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/13 11:31
ヒロシーは左から。ドボンなし。
単調に見えるかもしれないが、まったく飽きはない。素晴らしい渓相だ。
2024年07月13日 11:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 11:31
単調に見えるかもしれないが、まったく飽きはない。素晴らしい渓相だ。
ラバーが全く滑らない。
2024年07月13日 11:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/13 11:32
ラバーが全く滑らない。
倒木ベンチで小休止。
2024年07月13日 11:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/13 11:32
倒木ベンチで小休止。
水が流れてないように見えるが、ちゃんと流れています。
2024年07月13日 11:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 11:36
水が流れてないように見えるが、ちゃんと流れています。
釜の連瀑を振り返る。
2024年07月13日 11:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/13 11:40
釜の連瀑を振り返る。
滝の二俣。左の滝を登る。
2024年07月13日 11:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 11:50
滝の二俣。左の滝を登る。
普通は登れないラインをラバーを信じて登る。
2024年07月13日 11:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 11:53
普通は登れないラインをラバーを信じて登る。
この滝は左岸から小さく巻き。
2024年07月13日 12:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 12:00
この滝は左岸から小さく巻き。
水線左から
2024年07月13日 12:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 12:11
水線左から
ペタペタと。
2024年07月13日 12:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 12:13
ペタペタと。
岩質が変わってきたか。
2024年07月13日 12:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 12:24
岩質が変わってきたか。
この手の滝は少し滑るが
2024年07月13日 12:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 12:27
この手の滝は少し滑るが
問題なく直登。
2024年07月13日 12:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 12:31
問題なく直登。
ゴルジュの奥に悪そうな滝が見える。
2024年07月13日 12:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 12:51
ゴルジュの奥に悪そうな滝が見える。
悪そうなのでさっさと巻きに入る。右岸から。
2024年07月13日 12:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 12:52
悪そうなのでさっさと巻きに入る。右岸から。
滝上はまた穏やか。
2024年07月13日 13:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 13:32
滝上はまた穏やか。
正面に虎毛山の東壁が見えてきた。
2024年07月13日 13:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 13:33
正面に虎毛山の東壁が見えてきた。
遠くに春川本谷の大滝が見える。悪そうだ。
2024年07月13日 13:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 13:40
遠くに春川本谷の大滝が見える。悪そうだ。
そしてダイレクトクーロワールの出合いに到着。まだ時間が早いが、クーロワール内に泊まれる場所があるか分からないので、ここから少し下流に戻った場所に幕とした。
2024年07月13日 13:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/13 13:42
そしてダイレクトクーロワールの出合いに到着。まだ時間が早いが、クーロワール内に泊まれる場所があるか分からないので、ここから少し下流に戻った場所に幕とした。
薪を集めたら早速飲む。
2024年07月13日 14:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/13 14:51
薪を集めたら早速飲む。
薪もまぁまぁ集まった。そして虫がまったくいない。快適過ぎる。
2024年07月13日 17:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/13 17:43
薪もまぁまぁ集まった。そして虫がまったくいない。快適過ぎる。
虎毛山の山頂が見える。近く見えるがどれくらいかかるか。
1
虎毛山の山頂が見える。近く見えるがどれくらいかかるか。
2人共、二泊三日分の食料と酒を持ってきたが、酒はほとんど呑んでしまった。これで明日中に降りる気持ちが固まってきた。
2024年07月13日 19:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/13 19:37
2人共、二泊三日分の食料と酒を持ってきたが、酒はほとんど呑んでしまった。これで明日中に降りる気持ちが固まってきた。
翌日。増水には耐えられないが、整地したので2人なら快適に寝られます。
2024年07月14日 05:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 5:50
翌日。増水には耐えられないが、整地したので2人なら快適に寝られます。
さぁ、行きますよ。予定では6時間で抜けたい。
2024年07月14日 05:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 5:50
さぁ、行きますよ。予定では6時間で抜けたい。
いざ、ダイレクトクーロワールへ。
2024年07月14日 05:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 5:56
いざ、ダイレクトクーロワールへ。
早速60mスラブ滝が見えてきた。
2024年07月14日 06:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 6:02
早速60mスラブ滝が見えてきた。
とりあえずフリーで行けるとこまで。真ん中は濡れてる。
2024年07月14日 06:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 6:05
とりあえずフリーで行けるとこまで。真ん中は濡れてる。
左は砂礫が乗って悪そうだが、難しくはない。
2024年07月14日 06:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 6:06
左は砂礫が乗って悪そうだが、難しくはない。
砂礫地帯を抜けると一気に快適になる。
2024年07月14日 06:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/14 6:11
砂礫地帯を抜けると一気に快適になる。
上部も問題なし。
2024年07月14日 06:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/14 6:11
上部も問題なし。
結局フリーで登り切る。
2024年07月14日 06:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/14 6:14
結局フリーで登り切る。
お次はこれ。とりあえずフリーで。
2024年07月14日 06:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 6:25
お次はこれ。とりあえずフリーで。
上部の抜けが悪いので左岸から小さく巻き。この巻きに唯一ザイルを出した。最後のトラバースがちょっと怖い。
2024年07月14日 06:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 6:51
上部の抜けが悪いので左岸から小さく巻き。この巻きに唯一ザイルを出した。最後のトラバースがちょっと怖い。
これは右岸左岸からそれぞれ巻き。右岸の方が楽だったかな。
2024年07月14日 06:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 6:59
これは右岸左岸からそれぞれ巻き。右岸の方が楽だったかな。
グイグイ高度を稼ぎます。しかし暑い。
2024年07月14日 07:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/14 7:07
グイグイ高度を稼ぎます。しかし暑い。
これは上部だけ右岸の藪から。
2024年07月14日 07:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 7:09
これは上部だけ右岸の藪から。
このダイレクトクーロワールで時間がかかるパーティーが多いが、この暑さのせいだろうか。水が流れてないから沢登りの涼しさがない。
2024年07月14日 07:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/14 7:36
このダイレクトクーロワールで時間がかかるパーティーが多いが、この暑さのせいだろうか。水が流れてないから沢登りの涼しさがない。
頑張って登ります。
2024年07月14日 07:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 7:37
頑張って登ります。
風呂発見!2人で交代でクールダウンする。これのおかげでマジで生き返った。助かった。
2024年07月14日 07:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/14 7:40
風呂発見!2人で交代でクールダウンする。これのおかげでマジで生き返った。助かった。
一気に元気になって登攀開始。
2024年07月14日 07:41撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 7:41
一気に元気になって登攀開始。
グングン行きます。登攀はほとんど快適に登れます。
2024年07月14日 07:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 7:44
グングン行きます。登攀はほとんど快適に登れます。
これは滝の二俣。どっちでもいいと思うけど左に入ります。
2024年07月14日 07:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 7:48
これは滝の二俣。どっちでもいいと思うけど左に入ります。
右を登って左に移りました。
2024年07月14日 07:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/14 7:49
右を登って左に移りました。
爽快感!
一気に高度が上がるからいいんだけど、さすがに疲れる。
2024年07月14日 07:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 7:58
一気に高度が上がるからいいんだけど、さすがに疲れる。
おお!山頂稜線見えた!
2024年07月14日 08:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 8:00
おお!山頂稜線見えた!
少し斜めだけど、こんなとこに幕場発見。
2024年07月14日 08:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 8:01
少し斜めだけど、こんなとこに幕場発見。
右の凹を狙いますか。
2024年07月14日 08:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 8:08
右の凹を狙いますか。
チムニー滝出現。
2024年07月14日 08:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 8:25
チムニー滝出現。
突っ張りながら登ります。
2024年07月14日 08:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 8:29
突っ張りながら登ります。
落口のCSはザックを潜らせて自分は乗っ越し。
2024年07月14日 08:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/14 8:34
落口のCSはザックを潜らせて自分は乗っ越し。
さぁ、近いぞ!この後はボサ沢をかわして上に上がると
さぁ、近いぞ!この後はボサ沢をかわして上に上がると
抜けたー!!
2024年07月14日 08:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5
7/14 8:51
抜けたー!!
天国のようだ。
木道発見!天国だよ。
2024年07月14日 09:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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木道発見!天国だよ。
池塘がある!なんたる平和感。
2024年07月14日 09:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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池塘がある!なんたる平和感。
虎毛山山頂到着!クーロワール出合いから3時間。素晴らしい。
2024年07月14日 09:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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虎毛山山頂到着!クーロワール出合いから3時間。素晴らしい。
たくさんのトンボに迎えられ山頂小屋へ。
2024年07月14日 09:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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たくさんのトンボに迎えられ山頂小屋へ。
2泊目の予定だった小屋。中をじっくり見学。阪神ファンのヒロシーはテンション爆上がり。
2024年07月14日 09:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2泊目の予定だった小屋。中をじっくり見学。阪神ファンのヒロシーはテンション爆上がり。
外ベンチでゆっくりラーメンを食う。
2024年07月14日 09:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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外ベンチでゆっくりラーメンを食う。
下山開始。虎毛山を振り返る。
2024年07月14日 10:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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下山開始。虎毛山を振り返る。
高松岳への縦走路にはこんな看板。
2024年07月14日 10:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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高松岳への縦走路にはこんな看板。
赤倉沢渡渉地点の橋は斜めってた。
2024年07月14日 11:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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赤倉沢渡渉地点の橋は斜めってた。
通行止めの林道。綺麗に整備されているが、工事車両がまだ停まってました。
2024年07月14日 11:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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通行止めの林道。綺麗に整備されているが、工事車両がまだ停まってました。
ようやくゴール。まだ昼だよ。ゆっくり温泉入ってから車回収に向かいました。お疲れ様でした。素晴らしかった!
2024年07月14日 12:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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ようやくゴール。まだ昼だよ。ゆっくり温泉入ってから車回収に向かいました。お疲れ様でした。素晴らしかった!

装備

個人装備
登攀具一式 泊り装備一式
共同装備
50mザイル

感想

虎毛山に突き上げる春川ダイレクトクーロワール。

沢登りを始めて、このダイレクトクーロワールという名前を初めて知った時から、いつか訪れたいとずっと温めてきた。
おそらく、この「ダイレクトクーロワール」という沢の名前としては異質なネーミングから、同じような想いを抱いている沢ヤは多いんじゃないかと思う。

そしてそのダイレクトクーロワールに至るまでの長く山深い道のりにある渓谷が春川である。
広い川幅と豊富な水量、三滝から始まる神秘的な渓相は、まさに大渓谷と呼ぶに相応しい。

今回実際に遡行してみて感じた事は、癒しの春川、登攀のクーロワール。

そのバランスが実に絶妙であり、序盤の長い河原歩きも含めて名渓と呼べる素晴らしい渓であった。

ダイレクトクーロワールの先人達の記録を見ると、実に様々であり、要した時間や詰めのルートなど同じモノがない程バラバラである。
多くは2泊3日の記録が多いが、パーティーの力量や人数、釣り等でだいぶ遡行時間は変わってくるだろう。
今回の我々の計画も2泊3日のつもりで入渓したが、終わってみれば1泊2日、しかも昼には下山完了と、全てが予想以上に順調に進んだ。

入渓前の春川はかなり増水しており、これは時間かかるかもと少し不安になったが、ダイレクトクーロワールを詰め上がり、山頂小屋でゆっくりしながら思ったのは、もしかして体力とスピードがあるパーティーなら春川からワンデイもあり得るんじゃないか?
と、そんな事すら思えた。

だがやはり、春川をゆっくり味わい焚火を囲み、ダイレクトクーロワールをじっくり登攀してこそ充実度は増すだろう。
下山は虎毛沢を下降にすれば、より虎毛の奥深さや魅力を味わう事が出来ると思う。


念願叶った春川ダイレクトクーロワール。

今回の旅は、過去5本の指に入る素晴らしい沢旅であった。

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コメント

お疲れ様です♪
去年、向かった時は怖い橋には単管のハシゴは無かったです(´;ω;`)
代わりに橋の手前に沢に降りるふみ跡がありました!
結局、めっちゃ濁流してたのでそこで撤退してきたので、また挑戦したいのでその時に参考にさますね( *´艸`)
2024/7/15 19:41
ばにこさん
え、ハシゴがない時があったんだ!笑
皆瀬川は結構水引くの遅いかもね。
今回も結構増水気味で虎毛沢の渡渉は緊張しました。
素晴らしい名渓だったので是非訪れてみて下さいな😊
2024/7/15 20:28
良いですねー
大湯からのトロッコ道の
道の草刈り遅れてまして、藪漕ぎですみませんでした。
この後、春川と虎毛沢の出会いまで道の草を刈りますので、今回はすみませんでした。
ボランティアでやってます。

自分も沢登り好きで、虎毛沢から虎毛山に登り日の出🌅を2年前に見てきました。
最高でした。ソロで

🙇が、バイクの写真削除してもらえませんでしょうか?

森林管理局から、怒られると、草刈り整備も出来なくなるし、あちこちの橋を掛けたりも出来なくなる可能性があります。

申し訳ありませんが、宜しくお願いします🙇
2024/7/16 20:45
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はじめさん
コメントありがとうございます。
ボランティアで草刈りされてるんですか。
草刈りが遅れてるとの事ですが、今回入渓地点まで歩いた道は、とても歩きやすったですよ。
そんな謝るような事は全然ないです。
こちらこそありがとうございます。
おかげで最高な沢旅が出来ました。

写真の件、了解しました。軽率で申し訳ありません。
2024/7/16 20:56
めちゃくちゃ早いですね!!!!!!下山時に蜘蛛の巣が無かったので、誰か歩いたきがしてました
2024/7/17 17:32
_Fujicoさん、はじめまして😊
下山時、後ろを歩いてたんですね。
登山道は藪が被さってるとこもありましたが、東北では結構良くあるんですよね😅まだマシな方がです。高松岳に向かう縦走路はもっとヤバイと思います。
国道でのヒッチハイクは凄いですね👏

お仲間がクーロワールから上がってきたと書いてましたが、何かに記録を残されてる方ですか?
遠方からお疲れ様でした!また東北いらしてください😊
2024/7/17 17:57
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