早池峰山 ～岩の稜線とお花畑～

2024年07月14日(日) [日帰り]

• GPS: 10:59
• 距離: 20.6km
• 登り: 1,572m
• 下り: 1,570m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:02
• 休憩: 0:57
• 合計: 10:59

6:58 岳駐車場
7:03 7:04 鶏頭山登山口
7:19 水場（鶏頭山の下）
8:37 鶏頭山避難小屋
9:10 9:15 七折ノ滝分岐
9:27 ニセ鶏頭
9:57 鶏頭山
12:17 中岳
12:55 13:00 １２７番
13:38 あきらケルン
14:02 早池峰山
14:06 14:32 早池峰山頂避難小屋
14:39 14:40 門馬コース分岐
14:43 14:44 剣ヶ峰分岐
14:53 14:58 天狗の滑り岩
15:03 15:08 小田越コース七合目
15:11 小田越コース六合目
15:14 御金蔵
15:23 小田越コース四合目
15:28 小田越コース三合目
15:32 15:37 小田越コース二合目
15:51 御門口
16:10 小田越
16:35 16:38 河原坊
16:53 うすゆき山荘
17:51 岳ゲート駐車場
17:57 岳駐車場

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

岳（だけ）駐車場利用。トイレあり。

コース状況／危険箇所等

上のほうは岩々です。
早池峰山下の急斜面は蛇紋岩。

その他周辺情報

花巻温泉蓬莱湯。480円。
ボディソープのみ有り。シャンプーリンスは受付で250円だったかな。
ホテル併設の日帰り温泉。こぎれいな銭湯という感じで温泉の風情みたいなものはないです。内湯×１。
コイン不要の貴重品用ロッカーあり。着替えはカゴに。

写真

さてここから。

避難小屋までは歩きやすい登り。
ぐいぐい高度を上げます。

ハエドクソウ？

ギンリョウソウ

大集団

イチヤクソウ

ウメガサソウ

避難小屋。中はきれいでした。
昨晩お泊りの方もいたようです。

避難小屋から先は少し石が目立ちました。

視界が開けるとニセ鶏頭。
一転してロックガーデンのお花畑となります。

オミナエシ？

オヤマソバ？

？

オトギリソウ

コメツツジ

クガイソウ

もひとつ。
グラデーション

ハナニガナ

ニセ鶏頭を経て鶏頭山到着。

イブキジャコウソウ
タイムの仲間だそうで、軽く手で触れて香りを楽しんでしまいます。

孤高のギンさん

ファミリーなギンさん

ミヤマハンショウヅル

ウメバチソウ

SHAQ ATTACK!

ミヤマアケボノソウ

見た目はなかなかの迫力

歩いてみるとそれほどは...

到着

古いのもあった

ギンリョウソウ。
稜線の樹林帯では完全に主役の座。いそうだなと思って足元を見ると大体見つかりました。

ハヤチネウスユキソウ

ミヤマアズマギク

ウスユキソウ

イワウメ

タカネニガナかな？

ウラジロヨウラク
この写真、青っぽくみえる

ミヤマオダマキ

タカネナデシコ

タカネシオガマ

ミヤマオダマキ

キバナノコマノツメ

ハヤチネウスユキソウとミヤマオダマキ

ミヤマオダマキ（白）

到着！
大渋滞と聞いていましたが、さすがに最終バスへのカウントダウン始まってるこの時間帯はガラ空きでした。

バスは利用する気が無いので遅い昼ごはん。

立派な建物

コバイケイソウ

マイヅルソウ

カラマツソウ

マルバシモツケ

お花畑

コバイケイソウ

2本ある長い梯子の上の1本。
上から。

下から。

横から。

チシマフウロ

タカネツメクサ

タカネナデシコ

早池峰山

ヤマオダマキ

歩いてきた稜線一望。

清廉の滝

本日の御褒美

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 保険証 携帯 時計 タオル ストック

共同装備

昼ご飯 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ 計画書 ファーストエイドキット 日焼け止め

感想

tonebubu

岩手遠征2日目（最終日）は早池峰山。

稜線の岩稜地帯のお花畑、早池峰山頂付近のお花畑、どちらも期待以上に素晴らしかったです。稜線の樹林帯では花を見かけることが少なかったのですが、これは時期がやや遅かったからでしょうか。ただし、ギンリョウソウだけはずっと見られました。どちらかというと地味なイメージを持っていたのですが、本日はギンリョウソウが稜線樹林帯の主役でした。

岩のアップダウンと樹林帯の泥濘でスピードが殺されるのか、稜線を進むスピードが体感のわりに上がらないようで通過に時間かかってしまったけど、歩きごたえがあって花もたくさん見られて楽しい稜線でした。周回にしてよかったなと思います。
季節を変えて、そして青空と眺望がみられるときに、また来てみたいです。

その稜線上、反対回りをしている皆様から「頂上激混み」と聞いていたのですが、到着したのはすでに最終バスへのタイムリミットに近い時間。おかげさまで（？）ガラガラでした。バス乗り必至だったら焦ってたと思いますが、乗るつもりがなかったので遅めのランチ休憩としました。

山頂から下りの岩稜地帯もずっとお花畑。当然のように足が止まり、さらに蛇紋岩の急斜面に慎重な足取りとなりで最後までスピードが上がらず小田超にたどり着きました。その後は岳駐車場までの長い長いロードを快適に歩き切ってゴール。さすがに最後は疲れましたが、まだ十分明るい時間に戻ってこられて無事終了。
満足度の高い山行となりました。

岩場は極端にスピードが落ちるらしいことが分かったので、今後のルートチョイスに活かしていければと思います。
(tonebubu:S)

【追記】ご褒美ワイン、めちゃ好み！