北岳(縦走撤退)

2024年07月19日(金) ~ 2024年07月20日(土)

• GPS: 32:39
• 距離: 16.1km
• 登り: 2,144m
• 下り: 2,148m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:19
• 休憩: 1:56
• 合計: 9:15

5:58 広河原インフォメーションセンター
6:03 6:04 広河原・吊り橋分岐
6:27 6:28 白根御池分岐
7:06 7:12 第一ベンチ(1880ｍ)
7:37 7:46 第二ベンチ(2059ｍ)
8:43 9:12 白根御池小屋
11:05 11:24 草すべり分岐
11:32 11:47 小太郎尾根分岐
12:59 13:13 北岳肩ノ小屋
13:29 13:30 両俣分岐
13:56 14:15 北岳
14:34 14:35 吊尾根分岐
14:53 14:54 トラバースルート分岐
15:13 北岳山荘

2日目

• 山行: 6:59
• 休憩: 2:49
• 合計: 9:48

5:24 北岳山荘
6:02 6:28 中白根山
7:00 8:17 北岳山荘
8:44 8:46 トラバースルート分岐
9:16 9:28 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
9:48 9:51 八本歯のコル
11:55 12:01 大樺沢二俣
12:49 13:13 白根御池小屋
13:56 14:02 第二ベンチ(2059ｍ)
14:14 14:26 第一ベンチ(1880ｍ)
14:50 白根御池分岐
15:06 15:07 旧広河原山荘
15:10 広河原インフォメーションセンター
15:12 ゴール地点

天候

初日：曇り後、一時晴れ
2日目：午前中　霧時々雨　暴風雨
　　　　午後　曇り後🌞

アクセス

利用交通機関：

自家用車

芦安駐車場

コース状況／危険箇所等

八本歯コル周辺は、ざれていて歩行注意

その他周辺情報

◯芦安温泉　「白雲荘」
http://hakuunso.com

◯浜松の鰻　「納涼亭」
https://www.noryotei.jp/

写真

7/19 1:04

朝の芦安駐車場

7/19 4:48

たまたま早くバス停にいたので乗合バスに乗れました。その後のバスは定員オーバーで大変だったそうです。

7/19 5:13

夜叉神峠のゲートで待ち、以前、ここから鳳凰三山に登りました

7/19 5:50

広河原山荘、以前ここに泊まった事がありますが、リニューアルされてます。

7/19 5:56

7/19 6:04

7/19 6:04

7/19 6:04

7/19 6:10

最初の樹林帯

7/19 6:20

鹿のオブジェ？？

7/19 6:25

ヤマホタルブクロかな？

7/19 7:28

南アルプスらしい森

7/19 8:17

ギンリョウソウ

7/19 8:24

地蔵岳でしょうか？？

7/19 8:31

ゴゼンタチバナ

7/19 8:42

白根御池小屋

7/19 9:11

7/19 9:21

ミヤマキンポウゲ

7/19 9:21

7/19 9:32

7/19 9:55

鳳凰三山が見えてきた！！

7/19 10:23

マルバダケブキ？

7/19 11:00

ミヤマシオガマ

7/19 11:08

7/19 11:19

二俣との分岐

7/19 11:25

タカネヤハズハハコ？

7/19 11:46

小太郎山分岐

7/19 12:10

7/19 12:37

北岳肩の小屋

7/19 12:59

7/19 13:01

有名な看板

7/19 13:02

以前、ここの泊まりました

7/19 13:05

少しガスが取れてきた

7/19 13:09

晴れてくるかな！！

7/19 13:09

7/19 13:11

ハハコヨモギ？

7/19 13:12

7/19 13:13

キタダケソウですかね！！

7/19 13:14

7/19 13:14

7/19 13:15

キタダケソウ？？

7/19 13:26

ミヤマダイコンソウ？

7/19 13:26

イワベンケイ

7/19 13:36

7/19 13:46

北岳山頂

7/19 13:55

見えました富士山！！

7/19 13:55

鳳凰三山

7/19 13:55

7/19 13:55

7/19 13:59

甲斐駒ヶ岳とその奥が八ヶ岳でしょうか

7/19 13:59

甲斐駒ヶ岳とその奥は北アルプスかな？？

7/19 14:00

やはり富士山は高い

7/19 14:00

富士山Up

7/19 14:04

7/19 14:05

7/19 14:08

7/19 14:08

南側は間ノ岳

7/19 14:23

ミヤマオダマキ？

7/19 14:24

間ノ岳と手前に北岳山荘、明日目指す予定の稜線

7/19 14:34

再び富士山

7/19 14:35

八本歯コル分岐

7/19 15:07

キバナシャクナゲ

7/19 15:14

本日の宿、北岳山荘

7/19 16:11

取り敢えず、お疲れ様

7/19 17:51

今日の夕食

7/20 4:31

朝食

7/20 6:43

翌日、朝は深いガスの中

7/20 8:15

縦走を断念して北岳山荘で待機

7/20 8:15

山荘は、各個人が仕切られていて快適

7/20 8:22

ハクサンイチゲ？

7/20 8:22

アオノツガザクラ

7/20 8:24

タカネヤハズハハコ？

7/20 8:27

7/20 8:28

ミネウスユキソウでしょうか？

7/20 8:42

チシマギキョウ？

7/20 8:42

7/20 8:43

イワオウギ？

7/20 8:43

7/20 8:50

お花畑

7/20 8:58

7/20 8:59

ここも凄い強風でした

7/20 9:00

7/20 9:49

分岐

7/20 9:49

7/20 10:53

雪溪

7/20 11:06

7/20 11:11

ようやく光が差し込み始めた

7/20 11:20

青空が見えてきた

7/20 11:21

7/20 11:33

7/20 11:47

7/20 11:47

7/20 11:55

二俣の分岐

7/20 12:18

7/20 13:12

晴れてきた

7/20 14:40

7/20 15:00

苔の森林

7/20 15:04

7/20 15:07

7/20 15:09

7/20 17:24

芦安駐車場の観光案内所で夕食

7/21 5:13

翌朝のバス停、今日も大勢の方が登山口へ

7/21 5:41

急遽、宿泊をお願いした白雲荘

7/21 7:58

白雲荘の朝食

7/21 11:26

帰路の浜松で立ち寄った鰻屋

7/21 11:53

竹の鰻重

7/21 12:03

撮影機器：

SC-56B samsung

SH-54B SHARP

iPhone 14 Apple

iPhone 15 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ヘッドランプ 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ストック ヘルメット

共同装備

ガスカートリッジ コンロ コッヘル 計画書 ファーストエイドキット

感想

Fshibuchin

今年の夏山は、久しぶりの南アルプスで白峰三山縦走に、北岳は24-25年ぶりでしょうか。初日は、乗合バスに運よく乗れてスムーズに広河原に到着。曇り気味の中、急登を登り、白根御池小屋、草すべり経由で北岳肩の小屋まで何とか到達。ガスに覆われ、北岳の展望は無理かと思いつつ、頂上を目指すと雲が切れて、頂上では富士山の展望、雲の合間から甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山などの大展望。テント泊から変更した北岳山荘に宿泊。
　翌日、快晴の縦走を期待しましたが、残念ながら霧と暴風雨の中、天気は回復するとの見通しから間ノ岳を目指すも、台風並みの風と雨も振り出し撤退して北岳山荘で待機。回復してこないので八本歯コル経由で下山開始。お花畑を楽しみながらでしたが、強風もありなかなかハードな岩場の下山路。なんとか、二俣の雪溪付近で晴れてきて、壮大な雪溪を展望しながら、無事に下山。急遽、宿泊も麓の観光案内所でご紹介頂き、温泉宿に宿泊、疲れが取れました。案内所の皆さんにはお世話になりました。
　今回の夏山は、色々とハプニングもあり、縦走はできませんでしたが、結果的には北岳の大展望やスムーズに乗合バスに乗れたり、宿が取れたりで満足の山旅でした。やはり、南アルプスは奥が深く、急変する山の天気の怖さも体験できて、撤退ルートの確保や天候への判断の大切さを改めて感じました。

Y_ShinShin

初めての南アルプス、そして、初めての3000m峰。草すべりコースの急登に耐え、北岳の肩でのガスガスにも耐え、何とか辿り着いた北岳山頂の景色は格別のものでした。数多の山々を眼下に従え、遠くに富士山も拝むことが出来ました。また、北岳の下りから見えた、北岳山荘から間ノ岳へと続く稜線は本当に素晴らしい眺めでした。本当に来て良かった。

北岳山荘ではイビキにも負けず、翌日の間ノ岳、農鳥岳への稜線歩きを楽しみに眠りについていたのですが、翌朝は暴風雨。場所によっては立っていられないぐらいの風。そんな中で取りあえず間ノ岳を目指しますが、雨も強くなり視界も悪く途中で撤退。一旦、山荘に戻り装備を整え、八本歯のコルを目指し下山するも暴風雨は変わらず、訓練のような山行が続いた。雪渓に出た辺りから日が差し始め、何とか下山。山の怖さを思い知らされた二日目でした。白峰会館でお風呂と食事を頂き、宿もご紹介頂いたお陰で疲れを癒し翌日安全に帰路につけました。

高山での天候急変に対する備え(装備、ルート、判断力)が如何に大切かを思い知らされた山行となりました。