湊山、粟島（明神山）【米子市、鳥取県】

2024年07月21日(日) [日帰り]

• GPS: 01:25
• 距離: 3.0km
• 登り: 228m
• 下り: 224m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:17
• 休憩: 0:19
• 合計: 1:36

6:44 スタート地点
7:00 7:10 湊山
7:17 7:19 弘法大師像（米子城跡）
8:08 8:15 粟島
8:20 ゴール地点

●コースタイム
�〔�山
西駐車場 647 ― 本丸への西の登路口 651 ― 巻き道交差点 653 ― 米子城趾・湊山山頂 700/707 ― 鉄御門跡 710 ― 外周道 717 ― 枡形登路口 720 ― 八十八ヶ所登路口 722　― 巻き道分岐 727 ― 巻き道交差点 734 ― 内膳丸分岐 741/内膳丸往復/745 ― 西駐車場 749

��粟島
水鳥公園駐車場 802 ― 石段下 805 ― 粟島神社本殿・明神山山頂 807/809 ― 八百姫宮 814 ― 大岩神社 818 ― 石段下 820 ― 水鳥公園駐車場 820

●行動時間　��1:02+��0:18＝1:20

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●今回の移動
（米子家＝湊山公園P）
駐車場―西入口―米子城趾（湊山）―枡形登山口―八十八寺巡り入口―駐車場
（湊山公園P＝粟島神社前、水鳥公園駐車場）
水鳥公園駐車場―粟島神社本殿（明神山）―八百姫宮―水鳥公園駐車場
（水鳥公園駐車場＝米子家）

●登山口へのアクセス
○湊山公園西駐車場
・米子駅前左手の「ビッグシップ前」交差点から北西方向に延びる道を進むと、国道9号を越えるとやがて湊山の山裾を回るように進むことになる。道なりに山の西側まで行くと駐車場がある
・駐車場は広い。不詳だが、100台規模で駐車できそうだ。料金は無料

○水鳥公園駐車場
・米子市内から境港方面へと県道47号を進む。左手に明神山のこんもりとした丸みを見る頃に粟島神社の案内看板がある交差点を左折。すぐに右手に水鳥公園駐車場がある
・駐車場は無料。10数台は駐車できそう
（2024.7現在）

コース状況／危険箇所等

○湊山各コース
・山の周回路のうち西側は舗装路、そのほかは遊歩道のような整備。山への登路は段付けのなされた道
・標示は分岐ごとにあり、かつ小さな山でもあるので間違いにくい。なお、八十八ヶ寺の登路から山頂への道は現在通行止めとなっていた

○粟島（明神山）
・表参道は階段道。187段とのこと
・裏からの下降路は獣道然とした山道。滑りやすいところもある。いずれにも特段の標示はない
（いずれの記述も2024.7現在）

その他周辺情報

●買う、食べる
○湊山、粟島
・街中でもあり買う、食べるに事欠くことはない
・登山口に近いコンビニエンスストアは、湊山では国道9号付近、粟島では県道47号沿いにある

●日帰り温泉
・皆生温泉には日帰り入浴施設多数。夜も比較的遅い時間までやっている
（いずれの記述も2024.7現在）

写真

7/21 6:43

湊山を仰ぎます。
石垣が残っているのが見えます
【湊山、三の丸広場付近より】

7/21 6:47

駐車場を振り返ります。遠くには中海も見えています
【湊山西入口前にて】

7/21 6:47

ここから西登路までは舗装路を行きます
【湊山西入口前にて】

7/21 6:51

本丸への登り口
【湊山西登山口にて】

7/21 6:51

標識はこんな感じ
【湊山西登山口にて】

7/21 6:52

すぐに中海が見えてきます。
海際の山です
【湊山西登山口〜湊山山頂】

7/21 6:53

内膳丸方面への周回路が横切ります
【湊山西登山口〜湊山山頂】

7/21 6:53

八十八寺の一つがあります。
詳細は後ほど
【湊山西登山口〜湊山山頂】

7/21 6:56

木段の道でちょっとは山登りのようになります
【湊山西登山口〜湊山山頂】

7/21 6:58

山頂部の石垣跡が見えてきました
【湊山山頂にて】

7/21 7:00

米子城趾の解説があります
【湊山山頂にて】

7/21 7:00

山頂部。天守跡というべきでしょうか。
背後には大山が見えています
【湊山山頂にて】

7/21 7:02

大山。朝は殆ど雲もなく姿を見ることができました
【湊山山頂にて】

7/21 7:07

大山よりも左。
日本海も見えています【湊山山頂にて】

7/21 7:03

島根半島先端部。馬着山など
【湊山山頂にて】

7/21 7:03

中海と島根半島の山々
【湊山山頂にて】

7/21 7:03

嵩山
【湊山山頂にて】

7/21 7:03

大山の右側の山並み
【湊山山頂にて】

7/21 7:03

さらにその先。
突き出た山が要害山でしょうか
【湊山山頂にて】

7/21 7:06

さらにその右
【湊山山頂にて】

7/21 7:09

石垣を見ながら二の丸へと降りていきます
【湊山山頂〜枡形登路口】

7/21 7:10

鉄御門跡。”くろがねごもん”と読みます
【湊山山頂〜枡形登路口】

7/21 7:13

ずっと往事を想わせる石段を降りていきます
【湊山山頂〜枡形登路口】

7/21 7:16

グラウンドが見えてきました
【湊山山頂〜枡形登路口】

7/21 7:17

山麓の周回道に出ました。
こちらにも同種の標示
【湊山山頂〜枡形登路口】

7/21 7:20

枡形登路からいったん城趾を出ます
【枡形登路口にて】

7/21 7:20

国史跡の標示
【枡形登路口にて】

7/21 7:20

すぐ先に八十八ヶ所巡りの案内
【枡形登路口〜八十八ヶ寺登路口】

7/21 7:22

今度はその登路から登り返します
【八十八ヶ寺登路口にて】

7/21 7:27

途中で山頂方面は通行止め。
八十八ヶ所巡りの道は行けるようですから、そちらへ
【八十八ヶ寺登路口〜内膳丸前交差点】

7/21 7:31

大木が居並ぶ脇を行きます
【八十八ヶ寺登路口〜内膳丸前交差点】

7/21 7:34

振り返って撮影。
分岐点。
先ほどは段を上って山頂へと向かいました。
今回は右から来て、写真を撮っている側へと進みます
【八十八ヶ寺登路口〜内膳丸前交差点】

7/21 7:37

そしてすぐに行きに見た分岐から内膳丸方面へ
この道沿いには八十八ヶ所寺が並びます
【八十八ヶ寺登路口〜内膳丸前交差点】

7/21 7:40

振り返って撮影。
草むらより出てきました。背中側に内膳丸、あとで右へと降りていくつもりでしたが、さて…
【内膳丸前交差点にて】

7/21 7:41

まずは内膳丸へ
【内膳丸前交差点にて】

7/21 7:41

段付け整備の先に内膳丸跡があります
【内膳丸にて】

7/21 7:43

内膳丸は草むらとあずまやがあるのみ。
眺望も利きません
【内膳丸にて】

7/21 7:44

内膳丸から湊山を振り返ります
【内膳丸にて】

7/21 7:49

結局さっきの道を下りました。
登ってくる方があり、聞くと特段の工事箇所はないとのことで。
確かに、登り口を整備中でしたが、歩けないところはありませんでした
【内膳丸〜西駐車場】

7/21 8:02

次いで粟島に来ました。
もともとは島。
今は干拓農地の中の浮島です
【粟島にて】

7/21 8:03

鳥居をくぐり神社へ
【粟島にて】

7/21 8:03

神社の謂れなどがあります
【粟島にて】

7/21 8:05

石段を登り山頂へ。
187段あるそうで
【粟島にて】

7/21 8:07

もう山頂部に到着。
山門をくぐります
【粟島にて】

7/21 8:09

本殿背後に回ります
【粟島にて】

7/21 8:10

背後から下山。
途中で中海が見えてきます
【粟島にて】

7/21 8:13

水面際に来て、トラバース。
南国のジャングル道のよう
【粟島にて】

7/21 8:14

湿地帯を�毀椶某覆澆泙后�
神社というか島の周りは干拓地。
今では水鳥の集いの場
【粟島にて】

7/21 8:14

八百姫宮にお詣り
【粟島にて】

7/21 8:15

岩の隙間が「静の岩屋」
【粟島にて】

7/21 8:15

「タブノキ」とのこと
【粟島にて】

7/21 8:16

湿地とは水路で区切られています
【粟島にて】

7/21 8:18

最後に大岩神社。
ここにもお詣りします
【粟島にて】

7/21 8:20

表の参道に戻り、振り返って撮影
一周しても20分はかかりませんでした
【粟島にて】

撮影機器：

EOS 90D ボディ CANON

感想

otoh

　山陰に転勤となった。広島に続き、初めて住む土地。また山の範囲を広げることになりそうだ。
　そうはいえども広島県での登り残しもある。また機会を見つけて足を延ばしたいところだ。
　山陰でも二県の中央とも言える米子に住むとなると、鳥取県ばかりではなく島根県にも行きやすい。行きやすいとは言っても、交通の便がさほど好くないため、どこまで足を伸ばせるかはわからない。できる限りは島根県側にも行きたいものだ。
　とはいえ仕事が忙しい。休日もろくに確保できない。今日も10時以降の仕事に備え、まずはいつでも行けそうな山に行ってみることにした。

○湊山
　湊山は城跡でもあり、市民の散歩コースになっているようだ。山頂では、しかるべきシーズンには大山からの日の出を望めるとのこと。これはダイヤモンド大山と呼ばれている。必日の出も含め、頻繁に来る機会がありそうだ。
　山とはいえ低山、一度下りてから別ルートで改めて登り返すことにした。ところが八十八ヶ所巡りのルートは、途中から山頂までの間が通行止めとなっている。やむなく周回路を通って内膳丸へと向かった。
　山頂からの眺望は抜群で、四方を遮るものなく見渡すことができる。中海、さらには島根半島、東南には大山が聳えている。短時間の登りでこの伸びやかな眺望を得ることができるとあれば、朝の散歩にはもってこいのわけだ。

○粟島
　先日行ってみたばかりの洋食屋の背後に駐車場があった。名前の通りにもともとは島であり、弓浜半島の灌漑工事により周囲の干拓が進み、地続きとなったもののようだ。山の背後にはまだ湿地帯が残り、野鳥の楽園となっている。日本でも有数の水鳥の園のようだ。
　粟島自体を社叢となす粟嶋神社は遅くとも戦国期には存在したようだが、度重なる火災のため創建は不明とのことだ。
　休みなく続く石段を登るとそこに本殿がある。お詣りをして、裏側から下降。下りきると八百姫宮に出る。岩に開いた細い割れ目を静の岩屋といい、そこを祀っている。
　湿地の端に造られた滑りやすい道を進み、再び石段下へ。ぐるり一周しても20分も係らない山であった。

　なかなか時間が取れないが、大山や出雲の山々にも行きたいものだ。
　絶好の展望台に上り、それらの姿を見て、ますますそう感じた。