24年7月23日 針ノ木サーキットを歩いて来ました。

2024年07月23日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 20.4km
• 登り: 2,251m
• 下り: 2,249m

コースタイム

日帰り

• 山行: 14:40
• 休憩: 2:03
• 合計: 16:43

3:03 扇沢駅
4:15 4:18 大沢小屋
7:00 7:09 針ノ木峠
8:10 8:35 針ノ木岳
9:17 9:30 スバリ岳
11:02 11:25 赤沢岳
12:13 11:13 鳴沢岳
13:12 13:15 二度目の鳴沢岳
13:48 14:00 新越山荘
14:44 14:48 岩小屋沢岳
16:00 種池山荘
16:00 16:15 富士見坂
17:26 駅見岬
17:38 17:40 ケルン（柏原新道）
18:20 18:34 柏原新道登山口
18:46 扇沢駅
18:46 ゴール地点

　こんなに熊の被害があれば内地の山でも熊スプレーは必携になると思う。

天候

晴れ一時雷雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢の市営無料Ⓟ

コース状況／危険箇所等

針ノ木岳からのザレの長い急下降は要注意。

写真

7/23 3:01

扇沢から出発です。

7/23 4:40

7/23 5:00

針ノ木雪渓に朝日が当たってきた。

7/23 5:37

朝のうちは雪が固く、ノーアイゼンのため慎重に登る。(アイゼンを忘れてしまった！)

7/23 5:42

急傾斜の雪面を登り終えてホッとする。

7/23 5:51

7/23 6:14

ここで冷たい水を確保した。

7/23 6:40

これから辿る赤沢岳、鳴沢岳、岩小屋沢岳の峰々が見える。鹿島槍と爺が見える。

7/23 7:01

スバリ岳と赤沢岳。

7/23 6:52

針ノ木峠までの登山道はジグが切られていた。

7/23 7:01

針ノ木峠に着きました。

7/23 7:01

ここにテントを張ったのは、00年7月にブナ立尾根から縦走した時でした。

7/23 7:02

槍と穂高の右手に裏銀座の山々と笠ヶ岳か。

7/23 7:02

右手奥に薬師岳と黒部五郎岳か。

7/23 7:06

富士山が見えた。

7/23 7:14

下方にテン場が見える。

7/23 7:17

鹿島槍と爺ヶ岳。

7/23 7:29

針ノ木岳の山頂に立つ登山者が見えた。

7/23 7:55

高瀬ダム湖も見える。

7/23 8:10

風の強い針ノ木岳山頂に着いた。後からたくさんの登山者が登ってきた。

7/23 8:13

黒部湖と立山連峰と剣岳。

7/23 8:17

7/23 8:17

これから向かうスバリ岳と岩小屋沢岳まだの山々。

7/23 8:19

蓮華岳を撮る。

7/23 8:35

スバリ岳への道。

7/23 8:37

急な長いザレの道を下る。

7/23 8:43

7/23 8:48

7/23 8:56

針ノ木岳を振り返る。

7/23 9:06

スバリ岳に着きました。

7/23 9:27

蓮華岳

7/23 9:28

黒部湖の縁取りが少ないので水量は多いようだ。

7/23 9:30

赤沢岳への長い稜線。

7/23 9:49

7/23 9:49

7/23 10:05

スバリ岳を振り返る。

7/23 10:19

ズーム！良い山容だね。

7/23 10:08

7/23 10:20

扇沢ⓟが見えた。

7/23 10:47

7/23 10:52

チシマギキョウかな。

7/23 11:02

赤沢岳山頂です。

7/23 11:02

奥に爺ヶ岳が見える。

7/23 11:18

針ノ木岳と針ノ木峠。

7/23 11:19

峠をズーム！上部は傾斜がきついなぁ〜！

7/23 11:59

7/23 12:13

鳴沢岳山頂直下で遭遇した熊です。10mほどの距離でした。山頂にいる3人の先行者は難を逃れました。その後熊はのっしのっしと登山道を下りてくるので、自分の後ろにいる5名はそれに合わせて下った。時間にして7〜8分ほど下った。その後は熊が降りてこなかったが、鞍部近くで15分ほど待機した。

7/23 13:12

ようやく着いた鳴沢岳山頂です。2度登りしたので辛い登りでした。山頂からは直ぐに下山した。

7/23 13:21

新越山荘が見える。

7/23 13:21

ズーム！

7/23 13:49

ここでコーラを補給。450円也。

7/23 14:00

正面に蓮華岳と針ノ木峠・針ノ木岳。

7/23 14:21

最後のピーク、岩小屋沢岳を登る。見えているのは偽ピークです。

ようやく岩小屋沢岳に着きました。しかし、ここから種池小屋までが遠いのだ。

7/23 15:00

雷の音が強くなって大きな一発が落ちた。大粒の雨が降り出したので大急ぎで雨具を着たが、歩きだして10分ほどで止んでしまった。

7/23 16:14

テン場を過ぎて種池小屋に着きました。雨具などを片付けて大休止です。

7/23 17:26

柏原新道を下ります。これがまた長い下りです。途中の駅見岬からは扇沢ⓟが見えます。

7/23 17:38

遭難事故のケルンがあります。昭和45年5月でした。

7/23 18:20

柏原新道登山口に下りてきました。長野県のTBS系列の民放テレビの関係者がいました。貌を傷つけられた女性の熊事件の感想を聞かれました。その時に鳴沢岳山頂での熊との遭遇を話したところその詳細を聞かれたので、写真も提供しました。

ウツボグサ

ギボウシ

シモツケソウ

イワカガミとアオノツガザクラ

7/23 6:49

リュウキンカ?とダイモンジソウ

チングルマ

タカネシオガマ

シコタンソウ

シナノキンバイとミヤマキンポウゲ

トウヤクリンドウ

イワツメクサ

ウサギギク

ハクサンフウロウ

ハクサンチドリ

キヌガサソウ

サンカヨウ

撮影機器：

PowerShot G3 X CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 帽子 靴 ザック 行動食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット ペーパー 保険証 スマホ 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ 充電器 ツェルト

感想

hihiyama

　針ノ木岳にはこれまで7回ほど登っていた。(春山合宿73年と01年・冬山合宿74年・夏や秋の後立山縦走74年と00年・山スキー05年と10年)特に70年代は後立山の山々を集中的に春や冬の合宿対象の山として登っていた。
　今回の針ノ木サーキット(いつ頃からこの名称が使われたか不明だ。)については、昨年から日帰りで歩きたいと思っていた計画である。14時間20分が標準タイムのようだ。下山予定時間として16時を設定していた。今回はこれをオーバーしてしまった要因は、針ノ木雪渓のためのアイゼンを忘れたこと。コロナ感染の影響(体重が戻らない)を軽視したこと。そして鳴沢岳山頂での熊との遭遇である。針ノ木岳への登山からピッチが上がらず苦しい・辛い登りだった。もう楽しくない苦しいだけの登山はもうやるべきではないなぁ〜と思った。