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Yamareco

記録ID: 7079071
全員に公開
ハイキング
伊豆・愛鷹

灼熱の南沼津アルプス(大平山・鷲頭山・小鷲頭山)

2024年07月29日(月) [日帰り]
 - 拍手
くらげ その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:14
距離
4.8km
登り
533m
下り
523m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:29
休憩
1:45
合計
5:14
8:12
2
スタート地点
8:14
46
9:00
9:06
17
9:23
9:30
14
9:44
9:52
60
10:52
13
11:05
12:06
13
12:19
12:25
12
12:37
12:38
5
12:43
12:59
27
天候 晴れ・猛暑
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
鷲頭山周辺はロープ場(鎖場)になっているほど急峻です。軍手などの手袋の準備は必須だと思います。また夏場はアブも多いです。虫除けの準備も忘れずに。
その他周辺情報 沼津港や沼津駅周辺は飲食店は多いですが、温浴施設はあまりない印象です。
多比神社からスタート
2024年07月29日 08:13撮影 by  XQ-BC42, Sony
7/29 8:13
多比神社からスタート
振り返ると海に浮かぶ淡島が美しい
2024年07月29日 08:21撮影 by  XQ-BC42, Sony
7/29 8:21
振り返ると海に浮かぶ淡島が美しい
進むとだんだんと木々が増えてきます。落石も多め
2024年07月29日 08:35撮影 by  XQ-BC42, Sony
7/29 8:35
進むとだんだんと木々が増えてきます。落石も多め
多比口峠着。ここから大平山方面と鷲頭山方面に分岐します
2024年07月29日 09:00撮影 by  XQ-BC42, Sony
7/29 9:00
多比口峠着。ここから大平山方面と鷲頭山方面に分岐します
まずは大平山へ
2024年07月29日 09:06撮影 by  XQ-BC42, Sony
7/29 9:06
まずは大平山へ
大平山に到着。看板にタッチ!
2024年07月29日 09:22撮影 by  XQ-BC42, Sony
7/29 9:22
大平山に到着。看板にタッチ!
引き返して鷲頭山へ。The尾根道といった細い登山道を歩く。場所によっては両側切り立った崖の上といった感じのところも
2024年07月29日 09:51撮影 by  XQ-BC42, Sony
7/29 9:51
引き返して鷲頭山へ。The尾根道といった細い登山道を歩く。場所によっては両側切り立った崖の上といった感じのところも
多比峠着。鷲頭山まで後12分と書かれているが、そんな気楽な感じじゃなかった...
2024年07月29日 10:51撮影 by  XQ-BC42, Sony
7/29 10:51
多比峠着。鷲頭山まで後12分と書かれているが、そんな気楽な感じじゃなかった...
基本は森の中を歩く形ですが、時折遠くまで抜けるように見晴らしのいいポイントも
2024年07月29日 10:35撮影 by  XQ-BC42, Sony
7/29 10:35
基本は森の中を歩く形ですが、時折遠くまで抜けるように見晴らしのいいポイントも
多比峠からのかなりシンドイ急坂をヒイヒイ言いながら登ると常夜灯が出迎えてくれました
2024年07月29日 11:25撮影 by  XQ-BC42, Sony
7/29 11:25
多比峠からのかなりシンドイ急坂をヒイヒイ言いながら登ると常夜灯が出迎えてくれました
やっと鷲頭山到着
2024年07月29日 11:26撮影 by  XQ-BC42, Sony
7/29 11:26
やっと鷲頭山到着
看板タッチ
2024年07月29日 11:26撮影 by  XQ-BC42, Sony
7/29 11:26
看板タッチ
ちょうどいい木陰があったので、だいぶ長時間休憩しました。ちょっとアブが多いのが難点でしたが、なんとか噛まれず済みました
2024年07月29日 12:06撮影 by  XQ-BC42, Sony
7/29 12:06
ちょうどいい木陰があったので、だいぶ長時間休憩しました。ちょっとアブが多いのが難点でしたが、なんとか噛まれず済みました
鷲頭山から下山開始
2024年07月29日 12:11撮影 by  XQ-BC42, Sony
7/29 12:11
鷲頭山から下山開始
小鷲頭山着、恒例の看板タッチ
2024年07月29日 12:18撮影 by  XQ-BC42, Sony
7/29 12:18
小鷲頭山着、恒例の看板タッチ
ものすごい急坂。ロープを伝って慎重に下っていきます。
2024年07月29日 12:29撮影 by  XQ-BC42, Sony
7/29 12:29
ものすごい急坂。ロープを伝って慎重に下っていきます。
中将さんという平安末期平家の者に関連する遺構
2024年07月29日 12:37撮影 by  XQ-BC42, Sony
7/29 12:37
中将さんという平安末期平家の者に関連する遺構
志下峠着。本当はそのまま沼津アルプス縦走の予定でしたが、あまりの暑さに酷い疲労状態だったため縦走は断念。ここから下山することに
2024年07月29日 12:43撮影 by  XQ-BC42, Sony
7/29 12:43
志下峠着。本当はそのまま沼津アルプス縦走の予定でしたが、あまりの暑さに酷い疲労状態だったため縦走は断念。ここから下山することに
下山は大平地区に降りる下山道を選択
2024年07月29日 13:02撮影 by  XQ-BC42, Sony
7/29 13:02
下山は大平地区に降りる下山道を選択
ここにも標識が。管理してくださってる方々に感謝!
2024年07月29日 13:16撮影 by  XQ-BC42, Sony
7/29 13:16
ここにも標識が。管理してくださってる方々に感謝!
登山道に別れを告げ久々の舗装路へ
2024年07月29日 13:24撮影 by  XQ-BC42, Sony
7/29 13:24
登山道に別れを告げ久々の舗装路へ
大平地区側の登山者用駐車場でゴール
2024年07月29日 13:26撮影 by  XQ-BC42, Sony
7/29 13:26
大平地区側の登山者用駐車場でゴール
Suunto Race Sでの高度計ログ。ちょいちょい謎の瞬間下降&上昇を繰り返していることになってました
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Suunto Race Sでの高度計ログ。ちょいちょい謎の瞬間下降&上昇を繰り返していることになってました

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 予備電池 GPS 携帯 タオル ストック

感想

登山を始めた頃からやりたかった沼津アルプス縦走、ようやくタイミングが合ったので行ってみました。
また、今までハイキングにはGarmin Descent mk1を使用していたのですが、先日Suunto Race Sに鞍替えしたので、今回はそのハイキングでの使用感把握も目的でした。
夏休みが始まり伊豆の主要道路は日中軒並み渋滞することが予想されたので、朝の空いてる時間に駅から離れた山から取り付いて北上するルートを選択。
家族に多比神社まで車で送ってもらい、登山開始。

初めは住宅地の中を抜けていきます。
途中仮設トイレも設置されており、しっかりと整備されていることがよく分かります。
上り坂で振り返ってみると、駿河湾と海に浮かぶ淡島の姿が視界に入ってきました。
それにしても暑い。まだ8時台なのにジリジリとした暑さで汗が止まりません。

上り坂はそのうち舗装がなくなり、木々も張り出してきて、登山道の様相に。
ほぼ海面の高さから垂直に登っていくためか、中々急なポイントが多かったように感じますが、難なく多比口峠に到着。
登山道は完全に森の中で風もなく蒸し蒸ししていましたが、峠は風が通り少し涼しく感じます。
ただ、アブも結構多く、一応虫除けスプレーは持ってきていましたが、ブンブンされるだけでも落ち着いて休憩することもできず、急かされるように大平山に向かうことに。
多比口峠から大平山も中々急。
しかも砂岩ベースの山なのか、少し地面がサラサラしていて滑りやすそうな印象を受け、慎重に登っていきます。
大平山の頂上は看板と三角点がお出迎え。
この時点でもう汗だく。
上に着ていたポロシャツは絞ると水分がダバダバ落ちてくるレベル。
水分を摂っても摂っても追いつかない。
遠くの防災サイレンのスピーカーからは熱中症アラート発令を伝える声。
この時点で完走にだいぶ不安が...。

ブンブン飛び回るアブとの休憩もそこそこに多比口峠まで引き返し、続いて沼津アルプス最高峰である鷲頭山を目指します。
相変わらず特定のポイント以外は風もあまり来ない湿度が高い登山道を歩いていきます。
時折登山道の両側が切り立った崖になってたり、遠く三島の街並みまで見えるくらい綺麗に抜けた見晴らしのよいポイントがあったりと、自然の織りなすスペクタクルを堪能しながら進んでいきますが、鷲頭山に近くなると今まで以上に急な上り坂。
なんてったってポイントポイントにロープが張ってあり、それを伝って登ることもできるようにしてあるくらいには急な坂でした。
少し登っては少し休み、また少し登っては少し休んでを繰り返して進んでいきます。
このシンドイ感覚は熱中症っぽいなぁ。
Suuntoやヤマレコが残り数十m歩けば頂上と教えてくれているが、その数十mが遠い。
何とか鷲頭山頂上に着いた時にはもう疲労困憊状態で、沼津アルプス完走は諦めこの先にある志下峠からエスケープすることにしました。

鷲頭山頂上はアブの羽音も少なめで風がよく通るので、ここで食事もかねてゆっくり休憩。
再度ポロシャツから汗をたっぷり絞り落とした後、代わりにたっぷり虫除けスプレーを身体にかけます。
真夏の熱風とは言え、400mくらいの高さを吹く風は汗だくの身体を冷やしてくれました。

1時間ほど山頂で休んだ後、多少復活した気力とともに下山開始。
今度は半分崖のような登山道を下っていきます。
こちら側には反対側よりもさらに長い区間ロープが張られています。
事前に用意した軍手を装着し、一層慎重に降りていき、小鷲頭山を経由し、志下峠に到着。
ここで最後の休憩を取り、登山口へ向かいます。
志下峠からは海側に降りるルートと内陸側に降りるルートの2つの下山道がありますが、同行した家族が持っていた紙の地図を見ると海側に抜けるルートは道が荒れているらしい。
今までの道もだいぶハードだったけど、それより荒れてるんか?ということで、内陸側の大平地区に降りるルートで下山することに。
こちら側も時折砂っぽい地面に足を滑らせるリスクはありましたが、歩きやすい登山道で無事登山口の駐車場にゴールイン。

無事帰還できましたが、今回は予定行程の1/3にも満たないほどで途中下山という形になってしまいました。
暑さでやられたというのが最も大きい要因でしたが、鷲頭山周辺を中心に予想以上に急峻でハードな道のりも私に結構なダメージを与えてきました。
でも、それをクリアすることで味わえる極上の達成感も所々見せてはくれる、そんな懐の深い山のように感じました。
もっと身体を鍛えた上で涼しい時期に再度チャレンジしたい。
そう心から思える今回の山歩でした。

ちなみにSuunto Race Sの使用感ですが、個人的にはデジタルリューズで地図を簡単に拡大縮小できるのは非常に便利と感じました。
動作もそれなりにサクサクで、コンパスの追従性が非常に良く、Descent mk1と比べると軽量薄型なこともあり、ハイキングのお供としては素晴らしいです。
ただ、私の個体の高度・気圧センサーの不具合だとは思うのですが、突然400mから-100mまで瞬間的に下って数秒後にまた帰ってくるみたいなログが頻発しており、今回の山行でエベレスト登頂より高い13000m上り下りしたことになっているのは笑いました。
初期不良ということで新品と交換してもらいましたので、交換個体で同様の症状が起きないことを願っています。

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ハイキング 伊豆・愛鷹 [日帰り]
多比ルートで鷲頭山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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