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Yamareco

記録ID: 708786
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

裏岩手縦走 Hut to Hut(八幡平〜乳頭温泉郷)

2015年08月29日(土) ~ 2015年08月31日(月)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
48:48
距離
35.0km
登り
1,390m
下り
2,139m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:49
休憩
0:47
合計
5:36
距離 9.4km 登り 366m 下り 470m
9:30
14
9:44
9:46
7
9:53
9:59
8
10:07
10:12
59
11:11
11:13
32
11:45
20
12:05
12:36
83
13:59
14:00
39
14:39
2日目
山行
8:39
休憩
0:22
合計
9:01
距離 17.6km 登り 682m 下り 1,073m
7:15
7
7:44
8
7:52
14
8:06
8:15
210
11:45
11:48
2
11:50
11:57
22
12:19
12:20
93
13:53
13:55
73
15:08
68
3日目
山行
3:12
休憩
0:09
合計
3:21
距離 7.9km 登り 348m 下り 597m
6:04
78
7:22
75
8:37
8:45
34
9:19
9:20
3
9:23
2
9:25
ゴール地点
天候 8/29(土):曇
8/30(日):曇ときどき雨
8/31(月):曇ときどき雨
8月後半からの秋雨前線の影響か、どんよりとした空模様の3日間。
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
●スタート:八幡平無料P(山頂レストハウス手前、岩手県側)
●ゴールの乳頭温泉郷からスタート地点へは路線バス(羽後交通)を乗り継ぎ移動
  乳頭蟹場温泉(10:45)→田沢湖畔(11:21)
  <https://ugokotsu.co.jp/wp1/wp-content/jikoku/latest/nyuto.pdf>
  (急行)田沢湖畔(12:20)→八幡平頂上(14:36)
  <http://ugokotsu.co.jp/wp1/wp-content/jikoku/latest/hachimantai.pdf>
コース状況/
危険箇所等
1日目:八幡平P〜大深山荘
・刈払いもされて歩きやすいトレイル(難所・危険個所なし)
・水場は避難小屋から5分程度の湿原の中の湧水
2日目:大深山荘〜大白森山荘
・八瀬森分岐以降は笹薮のトレイル、ところによっては2m近高さの笹
・しかし、ルートは目視確認できるのでロストするほどではない。
・樹林帯に入ると笹がなくなる、笹藪・樹林の繰り返し
・八瀬森山荘の水場は手前の湿原に流れる小川らしい(?)熊痕多数
・大白森山荘の水場は小屋分岐手前を左手に3m程度のところにある湧水(好天が続くと枯れると思う)
3日目:大白森山荘〜乳頭温泉郷
・2日目ほどではないが、ゴール手前500mまでは笹薮あり
・大白森湿原は木道に笹が覆いかぶさっている(滑りやすいので注意)
・蟹場分岐からの下りは木道が多く、滑りやすいので注意
その他周辺情報 バスの始発点である蟹場温泉(\500)に入湯
・木風呂には洗濯機あり(時間に余裕があれば汗だくの衣類を洗いたかった・・・)
<https://ugokotsu.co.jp/wp1/wp-content/jikoku/latest/nyuto.pdf>
田沢湖畔の乗り換えは約1時間ほど余裕があるのでお土産屋さんで稲庭うどん食すべし
八幡平Pより岩手県側に下がった箇所にある無料P
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八幡平Pより岩手県側に下がった箇所にある無料P
ここで登山届を預かってもらいました!!
明確なポストはないようです。
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ここで登山届を預かってもらいました!!
明確なポストはないようです。
秋の足音・・・
裏縦走の登山口は八幡Pから藤七温泉方面へ下る途中です。
こんもりもっこり 畚岳が目印!!
裏縦走の登山口は八幡Pから藤七温泉方面へ下る途中です。
こんもりもっこり 畚岳が目印!!
山が深いでしょ〜
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山が深いでしょ〜
登山口(車5,6台の駐車可)
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登山口(車5,6台の駐車可)
大深山まではキレイに整備されたトレイルです
大深山まではキレイに整備されたトレイルです
途中、八幡Pを振り返ります
途中、八幡Pを振り返ります
畚岳(1,541m)
畚岳三角点
モミジカラマツソウ
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モミジカラマツソウ
八幡平方面を振り返る
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八幡平方面を振り返る
ところどころに池塘があります
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ところどころに池塘があります
ミヤマアキノキリンソウ
ミヤマアキノキリンソウ
前諸桧、特に眺望もないのでスルー
前諸桧、特に眺望もないのでスルー
嶮岨森ピーク
嶮岨森から明日歩くルートを望む
嶮岨森から明日歩くルートを望む
写真では分かりにくいけど、今晩泊まる大深山荘が見えます。
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写真では分かりにくいけど、今晩泊まる大深山荘が見えます。
初日はたまに晴れ間が出たり、眺望を楽しめました。
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初日はたまに晴れ間が出たり、眺望を楽しめました。
素敵な避難小屋ですよね〜
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素敵な避難小屋ですよね〜
岩手の山小屋は、ちょっとしたペンションみたいです
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岩手の山小屋は、ちょっとしたペンションみたいです
大深山荘から5分程度の湿原に水場があります。
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大深山荘から5分程度の湿原に水場があります。
水場の回りにはダイモンジソウが咲き誇っていました
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水場の回りにはダイモンジソウが咲き誇っていました
冷たくて美味しい〜
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冷たくて美味しい〜
ウメバチソウも残っていました
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ウメバチソウも残っていました
リンドウが秋空に映えますね
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リンドウが秋空に映えますね
2日目、小屋から松川温泉方面へ歩を進めます。
2日目、小屋から松川温泉方面へ歩を進めます。
サワギキョウ
関東森分岐からはこんな感じ!!
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関東森分岐からはこんな感じ!!
かろうじて残る道標にちょっとビビります
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かろうじて残る道標にちょっとビビります
突然視界が広がると湿原だったりします。
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突然視界が広がると湿原だったりします。
樹林帯の中は笹薮が消えます。
この辺りはカンバの巨木が立ち並んでいました。
圧巻!
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樹林帯の中は笹薮が消えます。
この辺りはカンバの巨木が立ち並んでいました。
圧巻!
イワイチョウ
八瀬森山荘手前の大湿原。
木道もなく惜しげもなく湿原の中を歩きます。
森との境の小川が水場のようですが、熊跡ばかり(笑)
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八瀬森山荘手前の大湿原。
木道もなく惜しげもなく湿原の中を歩きます。
森との境の小川が水場のようですが、熊跡ばかり(笑)
クラシックな八瀬森山荘
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クラシックな八瀬森山荘
古めかしいですが、キレイに使われているようですね。
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古めかしいですが、キレイに使われているようですね。
シラネオアオイも来年の準備
シラネオアオイも来年の準備
誰か植えたの??
なんて思うほどリンドウがそこかしこに咲いていました。
誰か植えたの??
なんて思うほどリンドウがそこかしこに咲いていました。
熊、かじり過ぎだぞ!!
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熊、かじり過ぎだぞ!!
なんか気持ち悪いですね(笑)
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なんか気持ち悪いですね(笑)
だから、かじり過ぎだって
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だから、かじり過ぎだって
これは見通しのよいパターンの笹薮
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これは見通しのよいパターンの笹薮
曲崎山からの急な下りのあとは大白森の登り。
疲れがたまってきた頃に山荘現れます。
曲崎山からの急な下りのあとは大白森の登り。
疲れがたまってきた頃に山荘現れます。
2日目のお宿
大白森山荘
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2日目のお宿
大白森山荘
山荘手前の東側の枯れ沢に湧水があります
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山荘手前の東側の枯れ沢に湧水があります
2日目はなすの味噌炒めを作りました
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2日目はなすの味噌炒めを作りました
くにさんは、ウズラのチリソース炒め。
奇しくも中華な2日目の夕食
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くにさんは、ウズラのチリソース炒め。
奇しくも中華な2日目の夕食
大白森山荘の1F
大白森山荘の2F
3日目、大白森山荘から少し登ると大湿原がまっています
3日目、大白森山荘から少し登ると大湿原がまっています
たおやかの湿原の中に大白森のピーク
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たおやかの湿原の中に大白森のピーク
最終日まで笹薮のオンパレード
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最終日まで笹薮のオンパレード
地図上では湿原のはずが、このありさま。
足元は滑りやすい木道なので四苦八苦
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地図上では湿原のはずが、このありさま。
足元は滑りやすい木道なので四苦八苦
ここを左に折れると乳頭温泉郷
ここを左に折れると乳頭温泉郷
一見トレイルには見えませんが、ここが下山口
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一見トレイルには見えませんが、ここが下山口
下山口には孫六温泉。
今回はここから少し登り返してバスの始発点である蟹場温泉へ入りました。
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下山口には孫六温泉。
今回はここから少し登り返してバスの始発点である蟹場温泉へ入りました。

感想

2年前、八幡平頂上展望場(観光地)から望んだ憧れの裏縦走路!!
秋田県側のトレイルは前回の刈払いから6,7年(?)放置されているとの情報。
熊との邂逅にビビりながら充実の3日間でした。
大深山荘ではボクたち以外にもソロ2人、ペア1組の計6人が宿泊。
ペンションのような避難小屋(フローリングに二重冊子、洋式トイレ)は快適。
2日目以降、山中で出会ったのは秋田駒から逆ルートを歩いてきた男性1人のみ。
秋雨前線の影響のため3日間を通して、眺望はあまり楽しめませんでしたが、東北の自然の懐の深さに飲まれてきました。
笹薮の情報もネットの書き込みほど酷い状況ではありませんでしたが、普段整備されたトレイルを歩きなれているためワイルド感は堪能できます(笑)
秋田県側の避難小屋も古さはありますが、使用者のマナーもよいようでキレイでしたよ。
欲を言えば、トレイルの刈払い、ぜひ秋田県には頑張ってほしいところですかね(^^)

今年は例年に比べ山行日数が減った中での東北エリアの縦走。
体力的にも精神的にもタフになれたような気がします(笑)

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コメント

お疲れ様でした
たいへんだった笹の覆いかぶさる道も2日経った今ではなんだかあの山域らしいと好ましいと思えます。
緩やかなアップダウンの道を小屋を足掛かりにしてずっと歩くのはまさにhut to hutの醍醐味ですね。
次は乳頭温泉から秋田駒周回とか、松川温泉から周回なんかやってみたいですね。
2015/9/2 21:03
Re: お疲れ様でした
お疲れさまでした〜
確かにあの笹薮も懐かしさを感じます。
こんどは花咲くころの秋田駒なんかもいいですね〜
2015/9/3 23:52
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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