裏越後三山〜時計回り周回〜

2024年08月03日(土) ~ 2024年08月04日(日)

• GPS: 22:01
• 距離: 32.4km
• 登り: 3,008m
• 下り: 3,004m

コースタイム

1日目

• 山行: 11:49
• 休憩: 1:20
• 合計: 13:09

距離 16.7km 登り 2,446m 下り 1,142m

4:03 スタート地点
4:04 4:05 荒沢岳登山口
4:57 前山
5:25 ピーク１２０６
5:54 ピーク１２６２
6:01 6:06 前��下
6:57 7:09 鎖場
7:25 前��
9:09 9:24 荒沢岳
10:10 10:11 灰吹山
11:23 11:24 灰ノ又山
11:50 源蔵山
12:03 12:33 陽の水
12:45 12:46 巻倉山
14:17 14:19 兎岳
14:44 小兎岳
16:36 16:45 池ノ段分岐
17:05 17:08 中ノ岳
17:12 中ノ岳避難小屋

2日目

• 山行: 8:11
• 休憩: 0:41
• 合計: 8:52

距離 15.6km 登り 562m 下り 1,863m

5:16 中ノ岳避難小屋
5:43 5:51 四合目
6:39 6:45 檜廊下
8:20 天狗平
9:19 9:20 中ノ岳、グシガハナ分岐
9:42 9:50 越後駒ヶ岳
10:03 10:15 駒の小屋
10:33 前駒
10:59 百草の池
11:45 小倉山
12:20 12:26 道行山
13:57 石抱橋
14:08 荒沢岳登山口

山と高原地図のコースタイムに比べると早いのだが、らくルートのタイムは滅茶苦茶過ぎて良く分からない

天候

2日ともガス多く晴れ間は少し

アクセス

利用交通機関：

自家用車

銀山平駐車場の虫の多さは酷かった。
出発は夜明け前だから問題なかったが、帰りは昼間だったので少しドアを開けただけでハエ？アブ？が大量に車内に。
シルバーラインをずっと窓全開で走って何とか出した。
トイレは凄く綺麗。

コース状況／危険箇所等

〜荒沢岳：急登、前グラの鎖場は登りなら無くても登れるが下りだと無いと怖いレベル
〜兎岳：歩き易い、特に灰吹山からは草刈りされており快適
〜中ノ岳：整備状態はあまり良くない、道が谷側に傾いており歩き難い
〜越後駒ケ岳：草刈りが入っておらず藪漕ぎ、中ノ岳からの下りは非常に滑るし水平区間は谷側への傾きが酷い、にも拘らず藪で足元が見えずもはや一般登山道と言って良いレベルではない
〜道行山：百名山の整備された道
〜銀山平：マイナーな道かと思いきや歩き易い綺麗な道、長い林道歩きはこの時期は特にウンザリする

写真

8/3 4:05

長い1日のスタート

8/3 4:55

少し先が見えたけど上は真っ白、日が登れば取れる場合が多いけど一抹の不安を持ち登る

8/3 5:26

だいぶ晴れて来たけどもうチョイ

8/3 5:50

奥只見の谷は雲海

8/3 5:51

前グラまで結構遠い

8/3 6:17

岩が湿ってるので鎖が有るのは助かる

8/3 6:21

梯子が外されたらロープ無しには登れないな

8/3 6:37

ガスが取れない…

8/3 6:37

有る意味綺麗な光景だけど…うーん

8/3 6:45

滑りやすい一枚岩にはお助けトラロープあり

8/3 6:59

前グラ直下では鎖が無い所もあり、写真では大した事無く見えるけど下りをフリーで下りるのはかなり怖い斜度

8/3 7:10

前グラ到着…雲取れない…

8/3 7:11

奥只見湖は見えた

8/3 7:22

取れてきた、このまま行け！と思ってた

8/3 8:51

もう少し、見えてるのは山頂ではなくジャンダルム的に手前にある岩峰

8/3 8:52

ハッキリ只見側からガス湧いてますもん

8/3 9:05

あそこが荒沢山頂、ガス取れず

8/3 9:10

到着、もう少しなんだけど…

8/3 9:28

ずっと同じペースで登ってきた方とノンビリ話しながら待ったらガスが取れた瞬間があり兎岳までの縦走路が見えた！いやー、良かった

8/3 9:34

平ヶ岳はなかなか出てくれない

8/3 9:46

晴れてさえいればかなり綺麗な縦走路

8/3 10:10

荒沢岳を振り返るとこんな感じ

8/3 10:35

荒沢山頂へのデコボコ感が分かる

8/3 11:05

灰吹山から先は草刈りされててメッチャ歩き易かった

8/3 11:22

灰ノ又山からの荒沢

8/3 11:23

平ヶ岳出た、微妙だけど

8/3 11:25

だいぶ行く先が見えた、左手前の木の無い所が水場＆テント場、その奥に兎岳、右の雲の中に中ノ岳

8/3 11:26

兎岳の奥と左が奥利根の峰々、一部にしか登山道が無いけどエキスパートなら縦走できる、冬に白毛門から尾瀬まで行くツワモノもいるらしい

8/3 11:44

歩いてて気持ちの良い道

8/3 11:49

ココを過ぎれば水場、本当に暑くて一刻も早く給水したかった

8/3 11:54

コルの青い建物(作業小屋？)がテント場、左に見える沢が水場、思ったより近いわ

8/3 12:04

水場に向かおう

8/3 12:09

沢までは近いけど水量少なくて汲みにくいので少し登って汲める所を探す

8/3 12:11

で、こんな感じ

8/3 12:22

真夏でも枯れないそうだけど秋に枯れないかは信用できないな

8/3 12:46

水汲み休憩を経て再スタート、この時間帯が唯一中ノ岳のガスが取れた時間

8/3 12:46

いやー兎岳の登り、壁ですわ

8/3 12:47

荒沢岳ははるか遠く

8/3 12:47

兎岳・中ノ岳・越後駒ケ岳の3トップ、越後駒ケ岳は雲の中だけど

8/3 13:08

最低コルからの兎岳、登りますか

8/3 13:45

暑い！登り一辺倒！それでもガスが取れて景色が見れるので頑張れる

8/3 14:17

登り1時間半で到着、でもそのたった1時間半でまた中ノ岳は雲の中、兎推しが強い

8/3 14:17

丹後山方面、交通の便が悪いので行く機会無いだろうなぁ

8/3 14:18

標高のわりに雄大な景色なのが雪国の山の良い所

8/3 15:42

中ノ岳に向かうが完全にガスの中

8/3 17:01

悪天時唯一のご褒美、ブロッケン現象

8/3 17:05

到着、疲れました

8/3 17:06

山頂だけガス取れてるんだけど周りはガスだらけ

8/3 17:06

小屋も見えるくらいには取れてるんだけどなぁ

8/3 17:13

2年ぶりにお世話になります

8/4 5:18

2日目スタート、朝の晴れに期待したけどダメでした

8/4 5:36

登山道が大自然に還りつつある、もっと酷く道が分からない所もある

8/4 6:02

ガスが取れたり取れなかったり、でも結局取れない

8/4 6:11

中ノ岳見えた

8/4 6:48

八海山からの縦走尾根

8/4 6:53

メッチャ痩せ尾根でガスの具合もカッコイイと言えばそうなんだけど、やっぱり晴れて欲しい

8/4 6:58

2年間も苦労した下りの岩場、今回は分かってた事と雨だった前回よりは状態が良くてマシだった

8/4 7:32

一番八海山が見えてたのはこの時だったな

8/4 7:56

越後駒ケ岳への登り、カッコイイ、ココが晴れただけでもまあ良かった

8/4 8:21

クシガハナからの下山も公共交通機関なら考えた

8/4 9:04

1933ピークで振り返って中ノ岳、この時間が中ノ岳が見えた最後の時間

8/4 9:11

山頂までもうチョイ、ここからは草刈りされてて歩き易い

8/4 9:39

着きました！が、雲も出ました

8/4 9:39

南魚沼の街がかろうじて見えるくらい

8/4 9:54

あとは下るだけ

8/4 10:06

小屋番の方に檜廊下の状況とか聞かれました、素直に「酷い！」と言っておきました

8/4 12:21

一気に下ってここからは未知の道

8/4 12:23

道行山とか何も無いだろ、とか思ったら結構展望あり、あそこまで下りるのか

8/4 13:12

最後の最後に渡渉あり、奥のピンテから来ました

8/4 13:18

登山口に標識無し！ピンテは有るけど分かり難い

8/4 13:45

林道の途中で右に分かれる所、何の目印も無くコレ分からないって…

8/4 13:57

林道＆ショートカット登山道終わり！銀の道を行く人にも会った

8/4 13:57

越後駒ケ岳ももうガスガス

8/4 14:04

伝之助小屋、自販機と水が助かります

8/4 14:08

戻ってきました、お疲れ様

撮影機器：

SOV40 Sony

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ テント テントマット シェラフ

感想

shige_verde

2年前に表の越後三山を縦走し、いつか裏を行きたいと思っていた。
本来は陽の水と駒の小屋に泊まる2泊3日で行きたかったのだが休みが取れず、1泊での強行。
かなり疲れた。

荒沢岳とそこからの縦走路、越後駒ケ岳へ登りで晴れて景色が見れたのは救われた。
ただ、全体的にはガスが多くヤマテン大外れと言う感じ。
もう少し期待していたのだが…。

特に中ノ岳は表の縦走と今回の2回で一度も山頂からの景色が見れてない！
余程相性が悪いのだろう。
景色リベンジするとしてももう越後駒ケ岳への縦走はしたくない。
やるとしたら十字峡からの周回か？

ただ中ノ岳の避難小屋は相変わらず居心地が良い。
水場は無いが天水は有るので直近で雨が降っており(心配な人は)浄水器を持って行けば水も取れる。
今回は生の飲料水だけは陽の水から持ち上がったが。
(3.5L持ったが2Lは小屋に着くまでに飲んだ、暑かった)

檜廊下は草刈りされておらずとにかく酷かった。
天狗平への下りでルートロストして無理やりルートに戻した事でえらく時間かかったし。
あれは一般登山道にしちゃダメなレベル。
このまま草刈り入らず来年になったら本気で廃道レベルになってると思う。

全体的に期待した景色に対して50%と言う所で大満足とはいかなかったが、まあこんなものか。
日程・金額的にアルプスに行くのと変わらないのでなかなか来る機会無いが、標高の割に眺望が良いのは気に入っている。