笈ヶ岳1841m西尾根

2015年09月05日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 16.3km
• 登り: 1,697m
• 下り: 1,703m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中宮雄谷林道を終点まで入る。
四駆でないと厳しい。

コース状況／危険箇所等

林道終点から取水口ダムまで（3，6キロ）は水平道で整備されているが
ダムを渡ってから登山口の清水平までは山腹の道なので細く傾斜があり
草が生い茂り、アップダウンもありとても険しくて、下の川まで50〜100mくらいあります。

その他周辺情報

中宮温泉あり

写真

9/5 5:40

5時頃の取水ダム。まだ暗い。ここを渡り対岸へ

9/5 6:01

こんなところが何か所も

9/5 6:19

途中の渇谷、この上に幻の池（渇谷の池）があります。
更に上に登ると大瓢箪山の三角点があります。

9/5 6:36

原始の世界が続きます

9/5 6:55

水晶谷です。以前は橋が無かったが今回は鉄板が伏せてあった。この下に黒滝があり、轟音を響かせていた。

9/5 7:40

3時間足らずでわさび小屋に到着

9/5 7:40

小屋へ渡る前に笈ヶ岳の夏道がある。このピンクのテープが目印。1600m辺りまでは地元の方が整備しているが、その先、大きな岩を右から回り込んで登る場所からは（自然特別保護区）になっており一切の手入れはできません。ここからは猛烈な藪山になります。

9/5 7:41

清水谷の清楚な流れ

9/5 7:50

わさび小屋。五右衛門風呂もありますが地元の方のみの
使用です。

9/5 7:55

わさびの田んぼ

9/5 9:14

笈への途中の大きなブナ

9/5 10:06

標高1600m辺りの大きな岩を回り込むと場所で眼下にわさび小屋が見える。

9/5 10:07

残雪期のルート上の冬瓜山の向うに白山が見えてきた

9/5 10:12

マツムシソウが咲いています。最初の笈でも迎えてくれました。

9/5 10:46

長い藪漕ぎの後にようやくが見えてきたがまだ遠い

9/5 11:13

結構近くなった。独特の貌をしています。

9/5 11:14

右の小笈も一緒に

9/5 11:34

清水平の登山口から3時間、半分は動物のように目線を低くしてササを両手でかき分け前進の繰り返し（笑）

9/5 11:34

白山ですがこのあとすぐにガスに隠れました

9/5 11:34

大笠山です。大きい図体ですが山頂のすぐそばに大きな池を抱えています。手前には小さな池塘と草原が広がる素敵なところです。

9/5 11:36

この夏道はもう10数年前以来です。もう来ることはないと思い記念写真を撮りました。標柱は熊にかじられて文字がわかりません。

9/5 11:39

遠く北アルプスの連山がかすかに見えていました。

9/5 12:17

左に途中まで登った桂湖からの仙人窟尾根が見えています。

9/5 12:20

山頂を去るにあたりもう一枚写真を、、、

9/5 12:23

赤符、青符、白符と賑やかです。
下山後、地元の方に聞くと結構登られているそうです。

9/5 12:27

帰りに撮りましたが4，5m離れるともう見えません。
こんな藪が延々と続きます。

9/5 12:33

ガスが山全体を覆いだし幻想的な感じが、、、

9/5 12:54

ロープが結構あるが古いのですべてあずけるのは危険

9/5 12:56

雪煙クラブとあります。昨年の6月とか

9/5 12:57

こんなところも

9/5 13:00

ザイルにつかまり下山です。

9/5 13:05

この大岩が標高1600m辺りです。この手前までは手入れされていますがこの先は（自然特別保護区）に指定されており一切の整備はできませんとの話でした。

9/5 14:28

新潟の八十里越えを思い出させる雰囲気があります。

9/5 14:31

トリカブト？

9/5 15:26

何でしょうか

9/5 15:40

眼下の雄谷川の流れ、幾つもの滝を抱えています。

9/5 15:43

今年修復した崩壊場所を慎重に通過します。

9/5 15:47

途中の小滝

撮影機器：

u725SW,S725SW OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

mi-bou

今日が晴天なので急遽、先日に聞いた興味深い仙人窟の行こうと前日から
中宮スキー場で前夜泊。朝4時半にはスタート、取水口からの道は緊張を強いられる危ない所です。朝露にドボドボになりながら3時間弱でわさび小屋に到着。これから先日に聞いた話を思い出しながらあちこち1時間も登山口を探したが見出すことができず、断念して10数年前に登った笈の夏道に取り付いた、1600m辺りまでは地元の方の整備が入り何とか登りましたがこの先の大岩を右に巻くところからは古いロープはありましたがほとんど自然に戻りつつあります。獣のように視線を低くして竹をかき分けかき分け根気と忍耐の作業が延々と続きますが最後には最高のプレゼントでそれまでの苦労は吹っ飛びます。何度も登っていますがその時の笈ヶ岳が一番素敵です。この夏道はアプローチが核心部です。地元の方の
整備に感謝します。

コメント

okaaaan

笈ヶ岳
mi-bouさん、おはようございます

笈ヶ岳の山頂はこんな風になっているんですね。
近くて遠い山、県内最難関の山だと聞いたことがあります。
すごいなぁと思わずコメントしました

mi-bou

Re: 笈ヶ岳
okaaaanさんコメント有難うございます。
aを幾つ入れるかと何度も見ました（笑）
沢や残雪期を含めて何度も行っていますがいい山です。
登山口までの整備をされている方が結構高齢なのでいずれこのルートも
廃道になりそうです。今のうちに頑張って行ってください。１０月の紅葉は
最高です。金沢マラソン頑張ってください。

lowrider

無雪期の笈！
mi-bouさん、こんばんは

残雪期でも藪で苦労しましたが、今時期なら尚更ですね　長丁場の藪こぎお疲れさまでした
地図を眺めていたら、山登りより釣りに行きたくなりました

mi-bou

Re: 無雪期の笈！
lowriderさんコメント有難うございます。
このわさび小屋の清水谷は岩魚がいます。２２年前に来た時も釣りをしていました。勿論このこやの関係者でしたが（笑）