大東岳(表コース登り-裏コース下り)
- GPS
- 06:28
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,178m
- 下り
- 1,168m
コースタイム
天候 | 晴れと曇りの間くらい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道286号線から県道62号線に入りひたすら道なりに30分程度 秋保ビジターセンター先から狭路になる。狭路になってすぐに左手に案内板が見えてくる。その先に駐車スペース、表・裏コース登山口がある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
表コース登山口-山頂 序盤にある沢沿いで道がわかりづらくなる。赤マークを追っていけば問題ない、と思う。私は逆にマークが多すぎて迷ってしまった。基本的に最初の渡渉以外で沢を横切る渡渉はないので、最初の渡渉以降は沢の左側を歩くことを心がけるといい。 5合目からは急登となだらかな登山道を繰り返す。鼻こすりは急登。ロープあり。鼻こすりの後も登りが続いて徐々に緩やかになり、少し藪のうるさい所を通って山頂に至る。 山頂-裏コース登山口 弥吉ころばしまでの間はなだらかだが、足元が湿っていてやや歩きづらい。途中展望が開けて二口山塊、蔵王、月山などが望める。 弥吉ころばしは小石がゴロゴロしていて大変滑りやすい。岩も湿っていて滑りやすかった。足の置き方注意。途中歩きやすくなるが沢が近づくとまた滑りやすくなる。アザミの葉が刺さって痛い。沢に出たらマークを辿っていき樋ノ沢避難小屋に至る。 避難小屋以降は沢沿いを歩く。前半は歩きやすいなだらかな登山道が続く。裏磐司登山コースの標識の後から歩きづらくなり危険個所も多数あるが、裏磐司や梯子滝、雨滝など素晴らしい。白滝を過ぎてから道幅が広がり始めるが、足元がぬかるんでいる場所もある。笹原などを経由して裏コースの登山口に到着する。 登山ポスト:秋保ビジターセンター内に設置 駐車場:10台分くらい。午前7時40分の時点でほぼ満車。 沿面距離:13.3 km 累積標高:1149 m 混雑具合:登りで6組くらい下りで3組くらいすれ違った。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
インナーダウン
ハーフパンツ
サポートタイツ
靴下
グローブ
キャップ
靴
靴ひも
タオル
ストック
ザック
熊鈴
笛
熊撃退スプレー
虫よけスプレー
ラジオ
昼食
スプーン
カップ
飲み物
真水
行動食
計画書
地図
コンパス
携帯電話
時計
保温ボトル
充電器
ヘッドランプ
ティッシュ
ビニール袋
応急処置セット
|
---|---|
備考 | ソフトクーラーがほしい。 |
感想
先日、24歳になりました。おめでとうございました。
この1年もいろんな山に登りたいと思います。
24歳になって初めての山行、当初は2日間で姫神山、八幡平、岩手山の3山をめぐるという壮大な計画を立てていたのですが、八幡平、岩手山は紅葉の時期に行くことになりまして、急遽予定が白紙に(;・∀・)
あーどこに行こうか、連休もらってるしどこか遠くに...!那須!青森!越後!いろいろ悩みましたが、どう考えが巡ってかお近くの大東岳になりました(笑)とは言っても笑っていられないハードな山行になるであろう二口山塊の盟主。そして樋ノ沢付近が熊の巣窟という噂の絶えない盟主。頼もしい仲間ができたら一緒に行こうと思ってずっと敬遠していた山です...がこのタイミング。誕生日を迎えて何か自分の中で吹っ切れたのかな。最近テッド2観たからかな。よくわかりませんが、気になっていた山には違いない。行ってきました。
登山口に到着した時点で既に駐車場はほぼ満車。
心強い!これだけで元気百倍でございます!
今回は表コースから登り裏コースで下るルート。
まずは表コースから
歩きやすくって渡渉もあって、登山道らしい登山道でした。沢沿いは迷いやすいということでしたが、確かに迷いがち。沢の左を歩くということを頭に入れていたんで何とか通過。あとは登り。とにかく登っていきます。今日は疲労はするけどペースがいいです。鼻こすりも無事どこも擦らず登れました。
山頂からは五合目で軽く休憩する以外はほぼノンストップで2時間で山頂到着。山頂まで全く展望が無く待ちに待ったご褒美って感じです。今日はこの後疲れそうだから山頂料理は無し。カップ麺とごはん。サーモスボトル初導入でしたが最強です。
だけど隣のおじさんがソフトクーラーからビール出して飲んでるの見て心がブルンブルン揺れました。次はソフトクーラーで決まりそうです。
続いて下山の裏コース編です
ここからが本番。いざ、弥吉ころばしと思ったんですけど途中の展望が素晴らしすぎた。月山まで丸見え。眺めは山頂よりこっちのほうが個人的に好きです。ちょっとした広場もあったから休憩にもよさそうです。
さあさあいざ弥吉ころばし。弥吉が誰だか知らないし、そもそも弥吉の歩き方が下手くそなんじゃないの〜??とかいろいろ考え巡らせて今日ここに来たんですが、とにかく、僕も転びました、3回。弥吉は何回転んだのかな...4回くらいだよね...??
さあ恐怖の転がり続けた時間も終わり、沢が近づいてきましたが、ここら辺もまた転びやすい。そしてアザミの葉が刺さって痛い。転んでアザミに突っ込みました。痛いけど転がったてら沢ポチャしてたな。とりあえずセーフです。沢が近づいてきて熊の恐怖が蘇り始める。下山までストック叩いたりしてたけど、結局最後まで痕跡すら見つからず。これまでカモシカとかウサギとか一通り山の住人に遭遇してきたけど、熊とイノシシだけは全然遭遇しない。まぁそれに越したことはないんですが。
そうこうしているうちに樋ノ沢避難小屋。裏から小東岳に行けるみたいだけどそんな体力も度胸もない。そして前回からだけど、学生時代に痛めた左膝靭帯が下山中に痛むようになりました。最近大き目の登山が多くて疲労しているようです。歩きづらい。幸い登りで稼いだ時間がたっぷりあるしまだゴールまで6キロ強。歩きます。
ここから沢沿いを歩きます。なだらかで歩きやすく身体に優しいめですが左膝が痛くてペースダウン。こまめに休憩したりしながら裏磐司登山コースの標識まできました。ここから結構歩きづらかった。木の根が道をふさぎ、岩場を垂直下降、なかなかスリリングな登山道でした。本調子なら楽しめたかもしれないけど左膝がストレスでこの時ばかりは早く帰りたい気持ちでいっぱいでした。
んだけども、そこからしばらく行けば二口が本気出す時間。梯子滝、裏磐司、雨滝などなど...すげぇ〜って(・∀・)感動で疲労が一気にぶっ飛びました。単純な頭で良かった(笑)左膝も歩いてるうちにストックでうまくカバーする方法見つけたので後半だいぶ好調でした。
終わり際プチ藪漕ぎ??しつつも無事生還。下山はコースタイム通りでした。途中引きづった割にはいい感じです。お疲れ自分!
ずーっと怖くて敬遠していた大東岳でしたが...途中すごく嫌になった大東岳でしたが...よかった!いい山だった!下山後の達成感も半端ない。表と裏で全く違った大東岳を感じることも魅力的に感じました。けどどっちもハードな山行に変わりはないはず。無事帰ってこられてよかったよかった。
帰りに二口渓谷の奥の方の姉滝を見に行きました。まさかのここでうっかり膝強打。ちょっと痛い。登山中は外傷なく来られたのに、まさかのエクストラステージで膝腫らす(笑)油断は禁物ですね。姉滝の目の前に行くまでなかなかの悪路です。危険です。登山終わったからって僕みたいにクロックスで行ってはいけない...
左膝の話は抜きにしても、今回や鳥海山の山行がちょうど一日の活動限界かなーって思いました。自分の実力がだんだん分かってきました。今度朝日縦走する予定ですが、やっぱり2泊で見てた方がいいかなって思ったってのはこっちの話ですね。はい、すみません。皆さんご安全に。それでは!!
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