遠見山 ~山岳部の日帰り夏登山~
- GPS
- 05:09
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 697m
- 下り
- 706m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
定期的に手入れされているようで、特に危険な場所はありませんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子(キャップ)
登山靴
サブザック(19L)
昼食(カップラーメン)
行動食(飴)
予備食(シリアルバー他)
飲料(お茶600mL×2+水900mL)
シングルバーナー+OD缶(110mL)
ケトル
箸
地図(行程図・地形図)
スマートホン(GPS+ナビ)
iPad mini(GPS+ログ)
サブバッテリー
カメラ
腕時計
ラジオ
ヘッドライト
手拭い
ティシューペーパー
日焼け止め
|
---|
感想
例年、夏休みには県の高校山岳部が合同で県外登山合宿へ出かけるのだが、今年は日程と費用の調整が上手くいかず中止としてしまった。それでも夏休み中一度ぐらいは生徒を連れて山に行きたいと思い、駅から歩いて行ける山を選んで、山岳部の日帰り夏登山を実施することにした。
訪れたのは若桜駅の一つ手前の丹比(たんぴ)駅の背後に控える遠見山(とうけんざん)だ。参加した生徒は男子2名、女子3名の計5名と引率の顧問+外部指導者計3名、総勢8名のパーティとなった。列車の時刻に合わせて、丹比駅に8:10a.m.集合、13:30解散の計画とした。
以前歩いた時に「珪石採掘遺構」という標識が気になりながら立ち寄れてなかったので、今回は最初にその「珪石採掘遺構」に立ち寄るため西側の登山道を上る反時計回りのコースをとることにした。
西側の島登山口からの登山道は、採掘場遺構までは杉林だがその後は広葉樹の雑木の森で、山を歩いている気分が高まる。ただ、傾斜は割ときつい。ロープの架けてあるところも多くて整備がされているとは思うが、基本的には直登の登山道で、ペースを保って歩き続けるのは大変だ。体力のある(細マッチョ)男子は私の前をどんどん歩いていくが、私は少し歩いては休むことを繰り返して、女子部員と抜きつ抜かれつのペースだった。
見晴台はこの山の一番の見どころで、180度ぐらいの展望がある。左側は八東川流域の川下方向、鳥取市まで展望でき、風車のある空山、なだらかな稜線の扇ノ山、山頂の避難小屋が辛うじて見える(ような気がする)氷ノ山まで見渡せる。風も心地よい。
見晴台を過ぎると若干のアップダウンを経て遠見山山頂にたどり着く、このルートも周囲は広葉樹で爽快だ。山頂は8畳ほどの広場で、山頂碑を囲んで腰掛けられるように丸太が置かれている。ここで昼食とした。私はお湯を沸かしてカップ麵を食したが、生徒達はおむすびを持ってきていたようで火器を使っている様子は無かった。山頂脇には緑のポストがあり、訪れた人が記録を記すことができるようになっていたので、登山報告を書いておいた。
下りは東側のコースをとり、中島登山口へ向かった。こちらのコースは植林されたスギやヒノキの林の中となる。西側コースよりも傾斜が緩めで変化は少ないように感じた。帰りの列車の時間のことがあるので少し急ぎ気味に歩いてしまったので、後半女子隊と少し間隔が開いてしまった。そちらは別の顧問に任せて、私は男子部員と先へ進み中島登山口となる虚空蔵菩薩神社裏手に下りてきた。登山口から駅までも速足で歩いて15分ぐらいだったので、列車の時刻にはまあまあ間に合った。
昨年のこの時期、生徒と一緒に用瀬アルプス(洗足山)を歩いた時には猛烈な暑さで水分の消費量も激しかったので、生徒には多目に水分を持って来るようにと指示していた。聞いてみるとみんな2L程度の水分を持ってきていたようだったが、今回は去年ほどの過酷さではなく、吹く風も気持ちよかった。私は結局600mLのペットボトル1本が空にならなかったので、夏登山としてはあまり無理のない行程・条件だったように感じる。県外合宿に生徒を連れて行ってやれなかったのは残念ではあるが、地元の山の楽しみを知るという意味ではなかなか良い活動ができたように思う。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する