大朝日岳 朝日鉱泉から周回◆鳥原小屋泊り中ツル尾根下山◆山形県

2024年08月10日(土) ~ 2024年08月11日(日)

• GPS: 15:13
• 距離: 25.5km
• 登り: 2,492m
• 下り: 2,483m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:51
• 休憩: 0:24
• 合計: 4:15

9:45 スタート地点
9:47 9:58 朝日鉱泉
10:07 10:08 弘法水
12:30 12:42 金山沢出合
14:00 鳥原小屋

2日目

• 山行: 10:06
• 休憩: 1:00
• 合計: 11:06

4:19 鳥原小屋
4:42 4:44 鳥原山
6:32 6:35 小朝日岳
6:53 6:56 小朝日岳巻道分岐（南側）
7:52 7:53 銀玉水
8:26 8:41 大朝日岳山頂避難小屋
8:58 9:01 大朝日岳
9:22 9:27 中ツル尾根コース9合目
9:56 9:59 中ツル尾根コース7合目
10:25 中ツル尾根コース6合目
10:45 10:46 中ツル尾根コース5合目
11:13 11:15 長命水
12:36 12:49 二股出合
13:19 13:24 朝日川沿いの休憩適地
14:02 14:06 増水時渡渉難所
15:11 弘法水
15:21 朝日鉱泉
15:25 ゴール地点

天候

10日晴れのち雨のち晴れ
11日晴れのち曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

朝日鉱泉林道奥に登山者用駐車場7〜8台程度
朝日鉱泉より手前にも路駐スペースが点在している

コース状況／危険箇所等

・ポスト-朝日鉱泉ナチュラリストの家
・水場-弘法清水、金山沢（沢水)、鳥原小屋近く（沢水）※小屋前は引水してない、銀玉水、、長命清水(未確認)他何カ所か沢水あり。
・トイレ-朝日鉱泉ナチュラリストの家、鳥原小屋、大朝日小屋　トイレ利用時は料金100円
・鳥原小屋（大朝日小屋も）に宿泊の場合、料金１人2000円
・大朝日小屋は改修工事中。周りに足場がかかっているが利用可能。ただし宿泊スペースはいつもの半分以下。

コース状況
・朝日鉱泉〜金山沢〜鳥原小屋
朝日鉱泉すぐの吊り橋は高度感あり。高所恐怖症の人は頑張って。
金山沢渡渉点は増水しているときは注意。
刈払いされていて整備済み。ロープ場などあるが特段の危険箇所は無し。
・鳥原小屋〜小朝日岳
樹林帯の道。刈払いされて整備完璧だが勾配キツい所あり。ロープが下がっているがスリップ転落注意。
・小朝日岳〜熊越〜銀玉水〜大朝日岳
小朝日岳の下りは勾配きついので転倒転落注意。
熊越から大朝日岳までは快適尾根歩き。
・大朝日岳〜中ツル尾根〜朝日俣黒俣沢出合の吊り橋
急勾配で森林限界より上は細尾根。スリップ転落注意。樹林帯は急勾配に落ち葉が積もっているのでスリップ注意。
.・朝日俣黒俣沢出合の吊り橋〜朝日鉱泉
吊り橋四カ所は問題なく通過出来る。大きめの支沢を渡るところは橋が落ちていたり沢前後が崩落していたり水量が多めのところがあったりで疲れているときは注意。

その他周辺情報

　朝日鉱泉では宿泊以外にも食事出来たりお風呂も入れる。
　今回はリンゴ温泉三百円。コンビニもここにある。

写真

8/10 9:46

朝日鉱泉先の登山者用駐車場
車両通行止めだった橋が復活してようやくここまで入れるようになった

8/10 9:49

朝日鉱泉
トイレお借り出来ます。
ポストもココ。

8/10 10:00

スタート早々の吊り橋。

8/10 10:02

8/10 10:10

中ツル尾根や御影森山への道を分けて鳥原山へ。

8/10 10:19

巨木の生える良いコースです。

8/10 10:39

多数のキノコが出る季節になりました。

8/10 11:03

アブがうるさい

8/10 11:33

ちょっとピンボケ、カエンタケ。
触ると危険。

8/10 11:51

8/10 12:05

道の途中ですが風が通るので、ここでリュックを下ろし昼食休憩。もう少し行くと金山沢の渡渉点があり、他の季節なら良い休憩ポイントですが、今回はアブが凄いので、沢で止まりたくない…

8/10 12:23

休憩終了

8/10 12:27

時々鎖場。危険個所と言えるほどの場所でもないです。

8/10 12:33

金山沢出合。
平水であれば渡渉も問題なし。
ただしこの日は片足だけ靴を脱ぎました。

8/10 13:26

暑さに大分やられてる時間帯。上着を脱ぎたいところですが、アブが凄いので我慢…

8/10 13:32

8/10 13:54

この木道が出てくると小屋が近い。

8/10 13:56

池塘の上に鳥原小屋が見えました。

8/10 13:57

鳥原小屋を指して

8/10 14:01

鳥居をくぐって

8/10 14:02

小屋到着

8/10 14:02

鳥原小屋

8/10 14:24

小屋の中。きれいで立派な小屋です。

8/10 14:30

鳥原小屋前からの眺め

8/10 14:31

神社があります

8/10 14:34

小屋前に引水されてなかったので水場は近くの沢で

8/10 14:41

鳥原小屋泊りの予定でしたが、時間的に行けそう〜と、大朝日岳避難小屋へ進むことにした。

8/10 14:45

鳥原小屋前の池塘と分岐
晴れてた空に雲が広がって来た。

8/10 14:45

分岐から少し進みましたが、真っ黒い雲が広がってきて…

8/10 14:51

雨が降ってきたので、戻って来ました。小屋に入ったら止みましたが…

8/10 15:07

進むのはやめて小屋で乾杯

8/10 15:26

この後　少しだが雨が降り出す。やっぱり進まなくて良かった

8/10 18:23

雨があがったので、また外に出て来たら虹が見えました

8/10 18:34

夕立が上がって夕焼け気味の雲の色。

8/10 19:10

少しだけど夜景も見えた

8/11 3:10

夜は星も出てました。

8/11 4:02

朝は良い天気。しかし予報では昼前には天気が崩れるとあって夜明けとともに出発。

8/11 4:17

ヘッドライトを付けてスタート

8/11 4:17

まだ暗いので、足元に気をつけながら

8/11 4:24

8/11 4:25

古寺との分岐

8/11 4:31

だんだん明るくなってきた

8/11 4:33

あれが鳥原山。

8/11 4:44

鳥原山の山頂から少し進んだ所。良い眺め〜と思ったら、ここから少し進んだ所に展望台がありました

8/11 4:44

大朝日岳〜小朝日岳の眺めが素晴らしい

8/11 4:44

どんどん明るくなる

8/11 4:45

鳥原山の展望台から。大朝日！手前が小朝日。

8/11 4:47

展望台の道標もあった

8/11 4:47

小朝日岳に進みます

8/11 5:07

月山も見えた。

8/11 5:07

朝日のあたる小朝日と古寺山

8/11 5:08

大陽が出てきました。

8/11 5:13

左が今歩いて来た鳥原山

8/11 5:20

朝日を浴びながら

8/11 5:26

太陽がどんどん上がってくる

8/11 5:26

太陽が出るとみるみる気温が上がる。

8/11 5:31

小朝日の登りは少し急。ロープ場も何か所かある。

8/11 5:33

8/11 5:33

8/11 5:34

月山とすぐ後ろに鳥海山

8/11 5:42

8/11 5:56

8/11 6:12

ようやく小朝日到着。
この時間なのに暑さでバテバテ。朝露対策でレインウエアをはいたのが失敗だった…

8/11 6:18

小朝日岳の山頂で大朝日岳を眺めながら休憩。今思えば、この時あまりゆっくりしなければ良かった。青空に安心していた…

8/11 6:18

素晴らしい眺め！

8/11 6:35

大朝日岳に向かう

8/11 6:36

本日の大朝日。

8/11 6:36

御影森かな？

8/11 6:36

以東をバックに

8/11 6:39

小朝日岳からの急な下り道

8/11 6:40

8/11 7:07

小朝日の肩に朝日が当たる。
すでに太陽が痛いです。

8/11 7:23

8/11 7:25

マツムシソウ

8/11 7:28

8/11 7:30

8/11 7:36

黒俣沢に残る雪渓がほんのわずかに見える

8/11 7:36

雪渓の確認中

8/11 7:44

銀玉水前の広場。冷たくて美味しい水を汲んでいきます

8/11 7:46

8/11 8:05

銀玉水の上の登りは相変わらずきつい。

8/11 8:11

古寺山小朝日岳鳥原山の三役そろい踏み

8/11 8:11

大朝日山頂にガスが出始める。

8/11 8:15

中岳。
以東のほうはガスが出てきた。

8/11 8:19

大朝日岳避難小屋までもう少し

8/11 8:21

大朝日直下の東側斜面にニッコウキスゲが群生してた。

8/11 8:23

日本海側は雲海になってしまった。

8/11 8:24

マツムシソウ

8/11 8:26

ハクサンフウロ群生してました。

8/11 8:27

大朝日小屋到着。
この時はまだ山頂が見えてたが。

8/11 8:37

ちょっと休んでるうちに、あっという間にガスが…

8/11 8:50

大朝日岳山頂はもうすっかりガスの中。

8/11 8:59

一応証拠写真だけ撮ってすぐ下る。

8/12 13:17

登頂記念

8/11 9:00

大朝日岳から下山開始。中ツル尾根を下ります

8/11 9:16

中ツル尾根。
下り始めはしばらくこんな感じ。

8/11 9:17

まぁガスで何も見えないわけですが。

8/11 9:21

しかしこの辺りはお花畑でたくさんの花が咲いてた。

8/11 9:21

8/11 9:23

花畑

8/11 9:23

花の写真撮影中

8/11 9:23

8/11 9:23

お花がたくさん

8/11 9:25

8/11 9:31

8/11 9:31

御影森山の方

8/11 9:36

八合目

8/11 9:36

休まず通過

8/11 9:49

小朝日岳も見えなくなった

8/11 10:06

ガスが晴れてきた？

8/11 10:07

ちょっと天気回復してる…

8/11 10:11

赤い色に秋を感じる

8/11 10:25

6合目

8/11 11:49

急坂を下り続ける

8/11 12:47

吊り橋まで来て激下りの中ツル尾根が終わる。

8/11 12:48

吊り橋

8/11 12:55

崩壊した橋。ここは橋を渡れないので、飛び石で渡渉

8/11 13:06

次の橋は大丈夫。大きな吊り橋は4つですが、他に小さな橋や渡渉点がたくさんあります。

8/11 13:20

沢に下りた

8/11 13:21

河原を歩く。
水が澄んでて魚影がはっきり見える。

8/11 13:42

吊り橋二個目

8/11 14:03

結構崖の上り下りも多い。

8/11 14:40

吊り橋三個目

8/11 14:40

高所恐怖症の人にとっては、このコースはけっこう辛い…

8/11 15:08

鳥原山方面との分岐まで戻って来ました。朝日鉱泉まであと少し

8/11 15:16

最後の吊り橋。

8/11 15:22

朝日鉱泉到着。
お疲れ様でした。

8/11 15:23

最後に大朝日を一枚。
そして大量のアブに追われて着替えをするまもなく帰途に就くのでした。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

OPPO Reno5 A 楽天モバイル OPPO

感想

chicken_man

　鳥原山避難小屋は高校の時に泊まって以来40年近く。久々の再訪でした。お盆休みに入る連休でしたがとても静かで落ち着いて過ごすことが出来ました。
　朝日鉱泉から入るとこの時期はアブに悩まされます。ハッカスプレーふりまくりで何とか対処しましたが、今回はアブに加えて異常な高温が追い打ちを掛けます。アブのせいで長袖を脱ぐことも出来ず、シャツが絞れるくらいの大量の汗でバテバテに。ようやく着いた小屋で飲むビールは至福。
　台風の接近のタイミングで天気予報とにらめっこでしたが最後まで振り込められることがなかったのは助かりました。このところの暑さではカッパを着ての行動だと熱中症で倒れそうです。

kuu-

昨年のお盆以来の大朝日岳！今回は朝日鉱泉からの周回コースです。

私用であまり朝早く出発出来なかったため、初日は鳥原小屋泊りの予定でゆっくりと。でも鳥原小屋に着いてみて、時間的にまだ大朝日岳まで行けるかな？　行けたら、翌日楽かな…と、小屋を出て鳥原山の手前まで進みました。が、黒雲が広がり雨が降ってきたので、諦めて予定通り鳥原小屋泊りに。時間が早かったので、景色を眺めながらのんびり過ごしました。

翌日は台風の影響で、午後から天気が崩れそうという天気予報。朝4時出発で頑張りましたが、大朝日岳到着時はガスですっかり囲まれてしまいました。残念…。途中までは青空で、何とか間にあって〜と思ったのですが、1時間遅かった。朝露対策でレインウエアをはいたのが失敗でした（言い訳）。小朝日岳への一番きつい登りなのに、汗だくで熱中症寸前(^_^;)　この前行った秋田の乳頭山の時、藪が凄くて朝露で腰から下が川に入ったみたいにびしょ濡れ（靴の中まで）になったので、今回はその教訓を…と思ったら、朝日連峰の登山道は全てきれいに刈払いされていたので、全然必要ありませんでした。小朝日岳からの稜線歩きは、雲一つない青空で最高の景色！そこで絶景を堪能出来たので大満足です。

大朝日岳からの下りは、中ツル尾根から。最初の予定では平岩山の方へ下りる予定でしたが、天気も悪くなるし、私の体力が心配という夫の意見で山頂で変更。中ツル尾根は、痩せ尾根、激下りで吊り橋、崖っぷちトラバース、渡渉点たくさん…高所恐怖症の私には拷問のようなコースでした。何とか無事に下りホッとしました(T_T)

あと酷かったのはアブ。登り下りの樹林帯、沢沿いはほぼ全部アブにまとわりつかれます。今回はハッカ油スプレーで乗り切りました(^^)