笠山(皆谷周辺) ゴ・ドーハンの山旅 蒸しムシ里山御嶽巡り

2024年08月18日(日) [日帰り]

• GPS: 05:10
• 距離: 10.2km
• 登り: 826m
• 下り: 833m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:38
• 休憩: 0:30
• 合計: 5:08

6:51 ヤマメの里公園駐車場
7:38 7:51 花見堂薬師
8:01 萩平丁字路
8:52 笠山の標識
8:57 9:08 笠山
9:11 笠山の標識
10:17 10:23 萩平丁字路
10:25 花見堂薬師
10:46 仙元山(東秩父）
11:57 皆谷バス停
11:59 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ヤマメの里親水公園駐車場、WC有　帰ってきたら混雑してました。

コース状況／危険箇所等

一部バリを歩いています。

写真

8/18 6:49

お天気も曇りがちでPもまだ空いていました。ロードバイクの方々にご挨拶してスタートです。前半は七峰コースです。

8/18 7:07

皆谷若宮八幡神社の扁額「光峯山」、別当時代の物かな？

8/18 7:08

社の裏手には石祠と欠けた中世板碑、そして

8/18 7:09

大きな蓮華座キリークの下に「大蔵坊法印妙・/寛文十一年八月日(1671)」と古めの石塔がありました。元は神仏習合だったようです。

8/18 7:13

「大乗妙典一千部」塔(享和四甲子、1804)、上には歴代住職や社掌の墓地でした。

8/18 7:15

若宮八幡社を振りかえる。

8/18 7:18

松ノ木平展望台からの眺め

8/18 7:19

その先のカーブの石垣上に、

8/18 7:20

御嶽の石塔群と石祠がありました。

8/18 7:20

石灰岩の石塔は雨水に浸食されてこんな感じになっちゃっています。「通」とあるようです。

8/18 7:21

これは珍しい！「＜アーンク＞座王大権現　八海山大頭羅神王 意波羅三社大権現」(文政五壬午,1822)。“御嶽山/武尊山/意波羅山”から“御嶽山/八海山/三笠山”が一般化する過渡期の物らしい。

8/18 7:23

「＜マン？＞阿留摩耶天狗」

8/18 7:24

「三霊大…」

8/18 7:24

こちらはチョット新しそうな「摩利支尊天(神)」

8/18 7:34

御嶽が祀られている杜を振り返り

8/18 7:38

さらに登ると車道の合流地点、東屋やWCもあります。

8/18 7:38

振り返って、この尾根道を入るとすぐに、

8/18 7:40

石塔群があります。

8/18 7:40

こちらの石灰岩も浸食が凄いですが、下方に「不動尊」そして上方には「カーンマーン」があるようです。

8/18 7:42

そしてその隣が「＜アーンク＞御嶽山座王大権現　恒修齋敬書」の石塔です。

8/18 7:43

背面には「嘉永元戊申年十一月吉日(1848)　内田友次良」、一見新しそうでしたがこちらも江戸ものでした！

8/18 7:45

その他に「庚申塔/明治廿二年丑四月吉日(1889)施主 内田喜代次郎」

8/18 7:47

その後方には欠けた石塔「御？□…大明神」とあるようです。

8/18 7:48

平成11年の新しい八百萬神塔の後方には先代の石塔も残されていました。

8/18 7:51

纏のリス君にご挨拶

8/18 7:56

笠山方面分岐にある地蔵尊と道標と謎の石像、

8/18 7:56

「右 かさ山 左 ぢこう山」とあるようです。お隣のお爺さんに色々お話を伺いました。これも元々は登山口近くにあったそうです。

8/18 7:58

女性の御地蔵様で時々遊びに出かけられて行方不明になったそうです。そこでお爺さんの父上がコンクリで固めたそうです。

8/18 7:59

まだ新しいものかと尋ねたら、お爺さんがサンダーで磨いたそうです。謎の石像もその方が作ったものだそうです。

8/18 8:17

笠山へ向かいます。

8/18 8:23

二十二夜供養塔「明治十三辰八月吉辰立之(1880)」墓碑銘もあります。

8/18 8:27

栗山峠

8/18 8:27

消防士さんはコバトンかな？

8/18 8:48

斜度が増すにつれガスが濃くなります。

8/18 8:56

笠山神社とうちゃこ！

8/18 8:57

恒例行事♪もえる緑の笠山を〜

8/18 8:57

笠山842m山頂

8/18 8:58

お猫様

8/18 9:01

一服してゆっくりしようと思ったら、アブの攻撃が激しくそさくさと退散、下山します。

8/18 9:20

コウヤボウキですね。

8/18 9:36

616.8m四等三角点

8/18 9:47

黄色の杭から尾根に入ります。

8/18 9:53

薄い踏み跡を下ると貯水施設の作業道になります。

8/18 9:59

観音堂がありましたが、別荘の方が建てた最近のものらしい。

8/18 10:10

獅子舞があるそうな八幡山神社、工事が入っているみたいです。。

8/18 10:21

お話を伺ったお爺さんのブドウ畑

8/18 10:24

ぶどう園はもう営業していないそうですが、

8/18 10:24

ブドウをいただきました！実は御嶽等の石塔もこちらのご先祖が建てたものとの事。ご馳走様でした。

8/18 10:30

その石塔の前を通り過ぎ尾根道に入りました。

8/18 10:32

青石の石積の上に新しい祠が祀られていました。

8/18 10:34

さらにその先にも。

8/18 10:43

藪のうるさい箇所を抜けると歩き安い尾根になりました。

8/18 10:46

465峰には木祠跡(浅間社？)と廃墟の建物がありました。キツネさんが飛び出してきてビックリ！仙元山の名があるみたいですがプレート類は見当たりませんでした。

8/18 10:52

ピークを少し下ると峠。その先に

8/18 10:53

こちらの看板。観音山の採掘場までは歩いたことがあったと思いますが…

8/18 10:56

少し戻って、ここを右に下りました。

8/18 11:04

沢筋に降りて、

8/18 11:06

その沢沿いに踏み跡があるようですが、

8/18 11:07

すぐに前進不能になりました。

8/18 11:11

少し登り返して尾根筋から下ります。しばらくは平和な尾根でしたが、

8/18 11:22

ここにきて激急坂、立木があったので何とか下ることができました。

8/18 11:37

旧い墓地にたどり着き安心したら、こんな状態。ここは強行突破しました。

8/18 11:38

落とし物？先行者も苦労した感じですね。藪歩きには重宝しそうなグッズ。何処で売っているのかな？

8/18 11:41

こちらに出ました。

8/18 11:45

天児安神社

8/18 11:46

立派な「聖徳太子」塔がありました。しかも江戸ものでした。「嘉永六癸丑正月吉日(1853)」

8/18 11:48

御由緒「鬼子母神さま」松山城主上田氏とのいきさつはなかなか興味深いですね。

8/18 11:52

その上田氏が建立した光官寺

8/18 11:52

地蔵尊「抜苦與楽 丈(方)法界施主/元文五庚申十月吉日(1740)/願主 雲外」

8/18 11:57

駐車場近くの石祠(若宮八幡社？)に無事下山の御礼

8/18 11:59

ゴールです。槻川でサッパリしました！

デアソブキッチンもラジュモハンもお休みだったので、とっとと帰宅してリメイクカレーにしました。

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

godohan

・お天気もイマイチそうだし、帰りの高速の渋滞も嫌なので近場の山行にしました。
・笠山に向かう七峰コースに御嶽の石塔があるみたいなので確認に行きました。二か所立ち寄りましたが、どちらも江戸期のもので少し驚きました。またご近所の方から興味深いお話やブドウまでいただき名実ともに収穫のある山旅になりました。
・観音山に向かう尾根の途中から下山しましたが、藪に阻まれたり、急傾斜だったり一寸手こずりました（笑）