南部町諏訪ノ平から望む名久井岳」
国道4号線から県道224号線に入った所から見た田んぼ越しにそびえる名久井岳です。
まだちょっと距離があるので霞がかっていますが中央の一番高いのが名久井岳です。
標高は高くありませんがこうして見ると傾斜は結構な感覚です。
程々に雲がありますが日差しは強く気温は26度で微風という気候。
黄金色に色付いてきている稲穂が季節を感じさせます。
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南部町諏訪ノ平から望む名久井岳」
国道4号線から県道224号線に入った所から見た田んぼ越しにそびえる名久井岳です。
まだちょっと距離があるので霞がかっていますが中央の一番高いのが名久井岳です。
標高は高くありませんがこうして見ると傾斜は結構な感覚です。
程々に雲がありますが日差しは強く気温は26度で微風という気候。
黄金色に色付いてきている稲穂が季節を感じさせます。
「法光寺」
分県ガイドブックでは山の中腹にある峠からスタートして登るのですが、
今回はネットでリサーチした麓?にあるお寺から登り始めることにします。
13世紀に開基されたという古刹ですが立派に修復された新しい門が目立ちます。
しかし早めに下山しないと帰宅するまでに暗くなってしまうので参拝はパスします。
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「法光寺」
分県ガイドブックでは山の中腹にある峠からスタートして登るのですが、
今回はネットでリサーチした麓?にあるお寺から登り始めることにします。
13世紀に開基されたという古刹ですが立派に修復された新しい門が目立ちます。
しかし早めに下山しないと帰宅するまでに暗くなってしまうので参拝はパスします。
「三層造りのトイレ」
スタート地点ですのでトイレに寄っていきます。
こちらのお寺にある公衆トイレは三層構造!
裏側の崖から2層目にあるトイレにも出入りできます。
そんなのありか!?と思っていたのですが、
実はこちらのお寺にある三重塔が三層の塔としては高さが日本一だそうで、
それをモチーフにしたシンボルのトイレのようです。
洒落ていると言えばそうなのですが、
トイレを三層にする意味とは?
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「三層造りのトイレ」
スタート地点ですのでトイレに寄っていきます。
こちらのお寺にある公衆トイレは三層構造!
裏側の崖から2層目にあるトイレにも出入りできます。
そんなのありか!?と思っていたのですが、
実はこちらのお寺にある三重塔が三層の塔としては高さが日本一だそうで、
それをモチーフにしたシンボルのトイレのようです。
洒落ていると言えばそうなのですが、
トイレを三層にする意味とは?
「かもしか遊歩道登山口」
舗装道路を中腹にある登山口まで進むことも出来ますが、
ここから「かもしか遊歩道」という自然遊歩道を通って森林浴をして行くことも出来ます。
標識にあるように健脚コースの遊歩道を通ると1.7kmで山頂に至るようです。
健脚コースの標識に「道路が厳しいので気をつけてください」との注意書きがあります。
道路というのは恐らく「かもしか遊歩道」のことだと思われます。
どちらを選ぶかはお好み次第です。
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「かもしか遊歩道登山口」
舗装道路を中腹にある登山口まで進むことも出来ますが、
ここから「かもしか遊歩道」という自然遊歩道を通って森林浴をして行くことも出来ます。
標識にあるように健脚コースの遊歩道を通ると1.7kmで山頂に至るようです。
健脚コースの標識に「道路が厳しいので気をつけてください」との注意書きがあります。
道路というのは恐らく「かもしか遊歩道」のことだと思われます。
どちらを選ぶかはお好み次第です。
「かもしか遊歩道」
かもしか遊歩道は獣道のような細いトレイルになっており、
両側はかなり草が伸びています。
とにかくずっとクモの巣に悩まされることになりました。
時期的に虫が顔にまとわりつくことはありませんでしたが、
クモの巣を払いつつ進むことになってしまいました。
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「かもしか遊歩道」
かもしか遊歩道は獣道のような細いトレイルになっており、
両側はかなり草が伸びています。
とにかくずっとクモの巣に悩まされることになりました。
時期的に虫が顔にまとわりつくことはありませんでしたが、
クモの巣を払いつつ進むことになってしまいました。
「東北自然遊歩道標識」
なかなかの傾斜に整備された遊歩道なので階段が設えられて登行しやすいですが、
延々と急傾斜を登り続けなければならず、
出だしから息切れしてへばってしまいます。
やっとの事で尾根状のところに出てきて息を整えます。
900m進んだだけでヒィヒィ声が出てしまいます。
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「東北自然遊歩道標識」
なかなかの傾斜に整備された遊歩道なので階段が設えられて登行しやすいですが、
延々と急傾斜を登り続けなければならず、
出だしから息切れしてへばってしまいます。
やっとの事で尾根状のところに出てきて息を整えます。
900m進んだだけでヒィヒィ声が出てしまいます。
「長谷林道交点」
登り始めてから30分強でかもしか遊歩道の終点まで来ました。
名久井岳の東側にある林道で隣町まで通じる舗装道路です。
やはり健脚コース標識にあった注意書きは本当でした。
トレラン気分になりました。
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「長谷林道交点」
登り始めてから30分強でかもしか遊歩道の終点まで来ました。
名久井岳の東側にある林道で隣町まで通じる舗装道路です。
やはり健脚コース標識にあった注意書きは本当でした。
トレラン気分になりました。
「左の長谷ぼたん園方向へ」
かもしか遊歩道の入口で見た案内図からすれば名久井岳の登山口はここから少し下ったところになります。
写真は振り返ってかもしか遊歩道側を撮っているので登山口のある右に行くべきなのですが、
今回は名久井岳の北側登山口から登って南側の登山口に降ってくるルートで周回することにします。
ガイドブックが時計回りに周回するルートなのに対して反時計回りで登ることにします。
ここでは舗装林道を北側の登山口まで行くために左に進みます。
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「左の長谷ぼたん園方向へ」
かもしか遊歩道の入口で見た案内図からすれば名久井岳の登山口はここから少し下ったところになります。
写真は振り返ってかもしか遊歩道側を撮っているので登山口のある右に行くべきなのですが、
今回は名久井岳の北側登山口から登って南側の登山口に降ってくるルートで周回することにします。
ガイドブックが時計回りに周回するルートなのに対して反時計回りで登ることにします。
ここでは舗装林道を北側の登山口まで行くために左に進みます。
「林道から急峻な頂上を見上げる」
林道そのものはほぼ平坦で山の中腹をぐるりとバイパスするようになっているのですが、
途中で山頂方向を見上げてみました。
さほど標高差は無いですが傾斜はそこそこあるように思われます。
見上げるような角度になっています。
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「林道から急峻な頂上を見上げる」
林道そのものはほぼ平坦で山の中腹をぐるりとバイパスするようになっているのですが、
途中で山頂方向を見上げてみました。
さほど標高差は無いですが傾斜はそこそこあるように思われます。
見上げるような角度になっています。
「いよいよ登山口へ」
林道をバイパス徒行してきて15分。
登り始めてから45分程で名久井岳の北側登山口までやって来ました。
かもしか遊歩道の苦しさも息が整っているので休憩せずに登り始められそうです。
こちら側には駐車場がないので利用する人は殆どいないと思われます。
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「いよいよ登山口へ」
林道をバイパス徒行してきて15分。
登り始めてから45分程で名久井岳の北側登山口までやって来ました。
かもしか遊歩道の苦しさも息が整っているので休憩せずに登り始められそうです。
こちら側には駐車場がないので利用する人は殆どいないと思われます。
「かもしかライン登山口」
こちらの登山口には大きな標識があってかもしかライン登山口と呼ばれているようです。
こちらも自然遊歩道の一部できちんと整備されており草刈りされています。
ここまでが準備運動でいよいよ本番という感覚でしょうか?
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「かもしかライン登山口」
こちらの登山口には大きな標識があってかもしかライン登山口と呼ばれているようです。
こちらも自然遊歩道の一部できちんと整備されており草刈りされています。
ここまでが準備運動でいよいよ本番という感覚でしょうか?
「子持岩」
登り始めてすぐ子持岩と名付けられた岩がありました。
わざわざほんの少し下って全体像を見る気にはならなかったのですが、
このアングルから見ると赤子を抱きかかえている?
それとも背中に負ぶっている?
ややデフォルメされているネーミングにも感じますが・・・。
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「子持岩」
登り始めてすぐ子持岩と名付けられた岩がありました。
わざわざほんの少し下って全体像を見る気にはならなかったのですが、
このアングルから見ると赤子を抱きかかえている?
それとも背中に負ぶっている?
ややデフォルメされているネーミングにも感じますが・・・。
「雑木林のトレイル」
名久井岳も昔から里山として生活に利用されてきたのだと思いますが、
植林されているところはなく原生の雑木林になっています。
異なる樹木がランダムにあることで多様性が感じられました。
もしかしたら指定された保護林になっているのかもしれません。
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「雑木林のトレイル」
名久井岳も昔から里山として生活に利用されてきたのだと思いますが、
植林されているところはなく原生の雑木林になっています。
異なる樹木がランダムにあることで多様性が感じられました。
もしかしたら指定された保護林になっているのかもしれません。
「急傾斜」
またしても相当な急傾斜で息が上がってしまいます。
林道から見上げた感覚そのままに、
林の中を縫うように急傾斜が続くため、
度々立ち止まって息を整えます。
上部に上がってくるにつれて北西の風が強くなってきました。
これまで山稜の東側を登ることで山に遮られて風を感じなかったのですが、
上部に来ると遮るものが無くなってきたために感じるようになりました。
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「急傾斜」
またしても相当な急傾斜で息が上がってしまいます。
林道から見上げた感覚そのままに、
林の中を縫うように急傾斜が続くため、
度々立ち止まって息を整えます。
上部に上がってくるにつれて北西の風が強くなってきました。
これまで山稜の東側を登ることで山に遮られて風を感じなかったのですが、
上部に来ると遮るものが無くなってきたために感じるようになりました。
「小さな祠」
登り始めてから65分で小さな祠のあるところまで来ました。
脇に看板がありますがペンキも落ちて錆びているので何と記されていたのか分かりません。
由緒が分からないと有難みも薄れてしまうのでしょうか?
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「小さな祠」
登り始めてから65分で小さな祠のあるところまで来ました。
脇に看板がありますがペンキも落ちて錆びているので何と記されていたのか分かりません。
由緒が分からないと有難みも薄れてしまうのでしょうか?
「頂上碑」
登り始めてから75分程で山頂に到着しました。
かもしかライン登山口からだと20分程と短いですが、
なかなか急傾斜だったので息が上がってしまいました。
頂上は広場状になっており標柱が立っています。
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「頂上碑」
登り始めてから75分程で山頂に到着しました。
かもしかライン登山口からだと20分程と短いですが、
なかなか急傾斜だったので息が上がってしまいました。
頂上は広場状になっており標柱が立っています。
「頂上スペース」
反対側から広場を撮った写真になりますが、
大きな石碑があり「理想碑」と彫られています。
由緒書きがあるものの風化していて読み取れません。
それでも大きな目印の前に立つと達成感があります。
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「頂上スペース」
反対側から広場を撮った写真になりますが、
大きな石碑があり「理想碑」と彫られています。
由緒書きがあるものの風化していて読み取れません。
それでも大きな目印の前に立つと達成感があります。
「一等三角点」
理想碑の隣に三角点が鎮座しています。
こちらは一等三角点で標高615.23mになります。
一等三角点があるという事は概ね眺望を得られるような山であることが多い訳ですが、
南部地方の基準点のひとつと言って良いでしょう。
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「一等三角点」
理想碑の隣に三角点が鎮座しています。
こちらは一等三角点で標高615.23mになります。
一等三角点があるという事は概ね眺望を得られるような山であることが多い訳ですが、
南部地方の基準点のひとつと言って良いでしょう。
「八戸市街眺望」
頂上から東側の眺望です。
写真の左側平野に見える市街地が八戸市の市街地で、
向こう側に太平洋が広がっているのが見えます。
右下が名川町のチェリリン村というレジャーランドでキャンプ場などがあります。
さほど標高が高くはありませんが、
地域を一望する景色がなかなか良いです。
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「八戸市街眺望」
頂上から東側の眺望です。
写真の左側平野に見える市街地が八戸市の市街地で、
向こう側に太平洋が広がっているのが見えます。
右下が名川町のチェリリン村というレジャーランドでキャンプ場などがあります。
さほど標高が高くはありませんが、
地域を一望する景色がなかなか良いです。
「県の防災無線中継局?」
コーヒーで一服して下山します。
頂上から程なく無線中継所がありました。
建物には看板や標識はありませんが防災無線の中継局のようです。
眺望の良い山なので防災無線の音声が遠くまで届くかもしれません。
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「県の防災無線中継局?」
コーヒーで一服して下山します。
頂上から程なく無線中継所がありました。
建物には看板や標識はありませんが防災無線の中継局のようです。
眺望の良い山なので防災無線の音声が遠くまで届くかもしれません。
「鎖場の急登」
降り始めて10分程でもの凄い岩場!
ゴツゴツの岩場に鎖が渡されています。
立ち木のアングルからすればもはや45度はあるんじゃないかという急傾斜。
今回はローカットのスニーカーだったのでかなり慎重に降りてきました。
ここだけは初心者にとって少々キツいところじゃないかと思います。
新しめのステンレス鎖でしたがこれに頼るのは危ないと思って殆ど掴まらずに降りてきました。
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「鎖場の急登」
降り始めて10分程でもの凄い岩場!
ゴツゴツの岩場に鎖が渡されています。
立ち木のアングルからすればもはや45度はあるんじゃないかという急傾斜。
今回はローカットのスニーカーだったのでかなり慎重に降りてきました。
ここだけは初心者にとって少々キツいところじゃないかと思います。
新しめのステンレス鎖でしたがこれに頼るのは危ないと思って殆ど掴まらずに降りてきました。
「本来の登山口」
降り始めてわずか15分で南側の登山口に到着しました。
実際の距離では500か600mくらいしかないでしょうか。
ガイドブックでは体力的にも危険度としても一番ランクの低い初級の山となっていますが、
ネットのカテゴライズでは中級になっています。
遠足の小学生にはちょっと苦しいかもしれません。
交通標識で舗装林道が落石注意になっていますが、
今回のように「かもしか遊歩道」を利用して長いコースを登行してくるということが中級者向けの山なのかもしれません。
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「本来の登山口」
降り始めてわずか15分で南側の登山口に到着しました。
実際の距離では500か600mくらいしかないでしょうか。
ガイドブックでは体力的にも危険度としても一番ランクの低い初級の山となっていますが、
ネットのカテゴライズでは中級になっています。
遠足の小学生にはちょっと苦しいかもしれません。
交通標識で舗装林道が落石注意になっていますが、
今回のように「かもしか遊歩道」を利用して長いコースを登行してくるということが中級者向けの山なのかもしれません。
「歌碑の駐車帯」
登山口のすぐ下に駐車帯がありました。
写真中央の黒い物体が歌碑になっており、
なにやら和歌が彫られていました。
正直なところ崩し文字?のかな字が全く読めません。
こちらの駐車帯まで上がってくればかなり短時間に頂上へ往復できそうなのでガイドブックでは初心者向きになっているのでしょう。
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「歌碑の駐車帯」
登山口のすぐ下に駐車帯がありました。
写真中央の黒い物体が歌碑になっており、
なにやら和歌が彫られていました。
正直なところ崩し文字?のかな字が全く読めません。
こちらの駐車帯まで上がってくればかなり短時間に頂上へ往復できそうなのでガイドブックでは初心者向きになっているのでしょう。
「登山口駐車場」
歌碑のある駐車帯のすぐ下にちゃんとした駐車場がありかなり広いです。
トイレもあってガイドブックではここがスタート地点になっています。
後から思えばここからの登山でも良かったのですが、
それだとちょっと物足りないかもしれないと思ってお寺から登ることにしました。
但し「かもしか遊歩道」が意外にもキツいオマケでした。
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「登山口駐車場」
歌碑のある駐車帯のすぐ下にちゃんとした駐車場がありかなり広いです。
トイレもあってガイドブックではここがスタート地点になっています。
後から思えばここからの登山でも良かったのですが、
それだとちょっと物足りないかもしれないと思ってお寺から登ることにしました。
但し「かもしか遊歩道」が意外にもキツいオマケでした。
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