黒法師岳〜バラ谷の頭テント泊 寸又峡から周回 笹ヤブで道が見えず危険

2024年09月06日(金) ~ 2024年09月07日(土)

• GPS: 19:29
• 距離: 42.6km
• 登り: 3,872m
• 下り: 3,879m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:38
• 休憩: 0:43
• 合計: 9:21

6:25 スタート地点
6:28 寸又峡温泉バス停
6:32 沢口山(猿並平コース・如意輪観音堂)登山口
6:37 沢口山(日向山コース)登山口
7:02 夢の吊り橋
7:13 7:14 飛竜橋
7:22 前黒法師岳登山口
7:44 7:51 前黒法師岳登山口
9:07 9:08 栗ノ木段
10:05 10:06 白ガレノ頭
10:54 前黒法師岳
11:41 11:42 ヘリポート
12:40 二ツ山
14:07 14:22 黒法師岳
14:46 上西平山
15:06 15:23 黒バラ平水場
15:46 バラ谷の頭

2日目

• 山行: 9:31
• 休憩: 0:33
• 合計: 10:04

5:30 バラ谷の頭
5:37 本邦最南端2,000mの地
6:38 6:43 房小山
8:10 鋸山
8:21 千石平
8:33 千石沢のコル
9:48 9:49 三合山
10:07 五樽沢のコル
10:45 10:51 蕎麦粒山
11:12 11:24 山犬段
11:59 12:02 八丁段の頭
12:17 広河原峠
12:40 板取山
13:08 天水
13:19 ウツナシ峠
13:47 横沢の頭
14:13 14:14 沢口山
14:23 14:24 鹿のヌタ場(大ミズナラ)
14:31 猿並平分岐
15:16 15:19 寸又峡温泉
15:23 15:24 沢口山(猿並平コース・如意輪観音堂)登山口
15:28 寸又峡温泉バス停
15:34 ゴール地点

写真

9/6 6:24

第2駐車場
料金箱に入れるタイプ

9/6 7:01

夢の吊り橋
無駄にアップダウンする

9/6 7:45

前黒法師岳登山口
見落として通り過ぎ、戻ってきた
無駄に歩く

9/6 8:35

蛭に噛まれる
無駄に血を流す

9/6 8:45

トタン小屋の奥に登山道がある

9/6 8:45

この方に声をかけて頂き、蛭に気がついた。スプレーと絆創膏もお世話になった。

9/6 9:58

富士山が見える。今日は天気が良い。

9/6 10:53

前黒法師岳

9/6 11:39

埋もれる車

9/6 11:41

ヘリポート
無駄に広い

9/6 11:42

右側の細道が登山道
水場は左の広い道を進む

9/6 11:48

目印があった

9/6 11:51

水はたくさん流れている

9/6 13:15

笹ヤブがひどくなる。此処から先はずっとこんな感じ。
膝上から顔ぐらいの高さ

9/6 14:08

黒法師岳
以前来たときより笹ヤブがひどくなってるような・・・

9/6 14:54

水場の標識
反対方向からだと見落としやすい

9/6 15:03

水はジャンジャン出ている。そして冷たい。
ココで体を拭いてサッパリする。

9/6 18:01

バラ谷の頭
ガスってきた。

9/7 5:23

日の出
晴れてよかった。

9/7 5:30

本邦最南2000

9/7 5:36

日本最南2000
何が違うんだろう？

9/7 6:38

房小山
まだまだ笹ヤブが続く

9/7 7:09

途端に笹ヤブが無くなった。
ココで少し休憩する。

9/7 8:09

鋸山
登山道は切り立ってる所が多い

9/7 8:21

千石平
笹がボウボウ過ぎてテント場としては適していない

9/7 8:23

廃墟となったトイレ

9/7 8:34

ココから水場に行けるらしい

9/7 9:49

分岐
ココから笹がほとんど無くなった。

9/7 10:41

蕎麦粒山

9/7 11:10

山犬段小屋

9/7 11:11

小屋の中

9/7 11:11

小屋の前はだだっ広い

9/7 11:38

道路を歩くか登山道を歩くか悩む

9/7 11:59

八丁段
結局、登山道を歩く

9/7 12:01

ホーキ薙
治山工事現場が見える

9/7 12:08

工事現場の横を通っていく

9/7 12:40

板取山

9/7 13:07

天水

9/7 14:12

ようやく寸又峡の標識が出た

9/7 14:13

沢口山
あとはほぼ下り。

9/7 14:31

富士見平

9/7 15:11

水場
もう到着寸前だが顔と手を洗って冷やす

9/7 15:18

下山

撮影機器：

iPhone 12 Pro Max 512GB SIMフリー Apple

感想

hashimotomaru

寸又峡の第2駐車場に車を停める。
せっかくの観光地なので、夢の吊り橋まで下りる。
水面がエメラルドグリーンじゃないので、イマイチの風景だった。
そこからまた登って、前黒法師岳の登山口を見落として、1キロほど無駄に歩いてしまった。
登山口からトタン小屋まで登りきったところで、ご年配の登山者が休憩していて声をかけられる。
「ヒルに噛まれてない？」
エッ！
この辺は蛭が多いらしい。登山靴には左右合わせて8匹ぐらい付いていた。
裾の中にも入りこまれて噛まれていた。
スプレーを貸してもらい、絆創膏も頂いた。ありがたい。
この方はゆっくりペースで、今日はヘリポートで泊まるらしい。

ヘリポートの水場で水を汲み、直登して進む
黒法師岳の手前1.5キロぐらいから笹ヤブがひどくなる。
腰ぐらいの高さから徐々に高くなり、顔ぐらいの高さになる。
登山道は全く見えない。

黒法師岳登頂したあと、直下の丸盆岳の分岐で、休憩する。
丸盆岳まで往復するか悩む。
しかし笹ヤブにウンザリしてたので断念する。
下りは笹で足元が見えないので非常に危険。
何度も滑ったり、転びそうになった。

バラ谷の頭の下の水場で水を補給。メチャクチャ冷たい。
ついでに体を拭いてサッパリする。

バラ谷の頭に到着後、テントを張るとガスで真っ白になってきた。
夜は動物の足音が気になったが、疲れてたのでいつの間にか寝てしまった。
翌朝は3時起床、空は快晴で満点の星空。
日の出の時間まで待って、富士山を見て出発。
水は3L持つ。

バラ谷の頭からは、昨日からの相変わらずの笹ヤブこぎ。
だいたい膝上くらいの高さなので、昨日よりマシだが、朝露でびっしょりになる。
登山道が見えないうえに、倒木も多いので、足元をかなり注意して歩く必要があり、精神的にこたえる。

房小山を1キロほど過ぎると、途端に笹ヤブが無くなった。
まだまだ足首くらいの笹が出てくるが、登山道が見えるので非常に歩きやすくなった。
そして、高塚山との分岐点からは、笹がほとんど無くなった。
ようやくまともに歩けると、ホッとした気分になる。
蕎麦粒山で、ゲイターと靴カバーを外す。
山犬段に到着後、水場に行こうか迷ったが、まだ1.5Lほど残っているので、水補給無しで進む。
板取山と沢口山の大きなアップダウンを超えて、下山完了。
長かった。登山者には全く会わなかった。工事現場の人は昼休憩していたが。

とにかく、笹ヤブにウンザリした。
以前来た時は、笹が多くても、まだ登山道が見えていたが、今回は全く見えない。
登山道が見えないというのは、非常に危険。
こんな状態になってるとは、思いもよらなかった。
11月過ぎれば、まだマシかも知れない。

携帯電波は、バラ谷の頭、山犬段では圏内。LINEの送受信も出来た。
水場は、ヘリポート近くと、バラ谷の頭の直下のみ。
山犬段の林道沿いにもあるらしいが、今回は行かなかった。
千石平のコルから下ったところにも水場があるらしい。

今回の山行は、いくつか試したことがある。
ザックをバルトロ65から、ドイターエアコンタクトウルトラに変更
重量が約1.5キロほど軽くなったのと、ヒップベルトが少し細くなったおかげて、非常に快適になった。ただし使い勝手は少し悪い。

マットを、エアーマットからクローズドセルへ変更
どちらもメリット、デメリットあり。どちらが良いかは判断出来ない。

バーナーを、アルコールストープに変更
火力が弱いのと、匂いがキツイ。使用する場面を考える必要あり。デメリットの方が大きいと感じた。

コメント

tati87

お疲れさまでした。自由な旅ですね〜。くたびれそうだから絶対やらない…。
きっとアップダウンも献血も無駄ではありません。たぶんね。

hashimotomaru

tati87さん、コメントありがとうございます。
次はくたびれない所に行きましょう。