塩見岳・間ノ岳・北岳(鳥倉〜広河原)
- GPS
- --:--
- 距離
- 31.4km
- 登り
- 3,146m
- 下り
- 3,274m
コースタイム
- 山行
- 2:47
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:57
- 山行
- 7:43
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 8:26
天候 | 20日くもり 21日晴れ(夜に軽く雨) 22日晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
ICチップ付きクレジットカードなら通信環境に関係なく決済できるそうです。 http://www.marumotaxi.com/#!ka-do/c14ls (マルモタクシー) 広河原〜甲府駅:登山バス 4台運行。立ち乗りの方あり(芦安まで)。バスに荷物入れがありません、ザックは膝の上です。 甲府駅〜新宿駅:あずさ もう一泊の可能性もあったので指定席は確保せず。当然指定席は取れませんでした。 駅では自由席車両が大混雑なので指定席のデッキに乗るようにアナウンス。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鳥倉登山口〜三伏峠 なだらかな登りで歩き易いと思います。道も広めです。 三伏峠〜塩見岳 塩見新道の分岐あたりまでは、アップダウンも大したことはなく歩き易いと思います。 塩見岳直下は急坂です。 北俣岳分岐の下 短いですがザレた急坂でした。 三峰岳 地図には「やせた岩稜」の表記ありますが、特に危険は感じませんでした。 八本歯のコル前後 渋滞しました。 三伏峠テント場 当日は55張程度。若干の空きあり。 熊の平テント場 当日は25張程度。かなり上のほうにもサイトがあるようで広さ不明。 |
写真
感想
6年前のシルバーウィークは3人で西鎌を歩いて槍ヶ岳に登った。8月に槍に登った時にメールを送ってみたが、いいねぇと返ってくるだけでどこか行こうかという話にはならなかった。
さて、寂しい話は置いておいて、8月の夏休みは北へ行ったので9月のSWは南だなと考えていたけれど、いざ調べてみると大半の登山バスは8月いっぱいで終了。ガビーン。椹島から周回なんてのがよかったが、車で行かないとほぼ無理。激混必至のSWで車の選択はない。ならばタクシーで易老渡か鳥倉か。その二択で易老渡を選べるほどの男気はない。鳥倉と決まれば南進はないので広河原までとして逆走も検討して今回のルートとした。
9/20
伊那市で前泊して伊那大島駅から鳥倉のゲートまで予約したタクシーで向かった。ちなみに伊那市駅から伊那大島駅までは駅名が似ていても1時間以上かかる。本当は駒ケ根あたりに泊まりたかったけれど取れなかった。前泊なしでその日に家から三伏峠までというのも行けなくはないがテント場確保が心配だった。しかし前日のテント場はさほど混まなかったらしい。その日のテント場は埋まったけど、全く張る場所がないというほどでもなく小屋の方も激混みという雰囲気はなかった。あれ?なんか見込み違いか?
9/21
3時前からテントをたたむ音や出発する物音がする。おぉ、南アルプスっぽいと少し感心する。5時ぐらいの薄明るくなってから出発するつもりでいたけど、早めに起きてしまったのでヘッドライトを点けて4時半に出発。
起伏も少なく歩きやすい道が続く。地図には「美しい森」なんて表記があったけど、どこだかさっぱり分からなかった。塩見岳直下は地図に書いてある通り岩場の急坂。前を進んでくれるおっちゃんがいたので楽できた。
さて塩見岳山頂に着いても南アの南側の山座は見ただけではほとんど同定できない。まあ、荒川岳は間違いないとしても南西方向に見える山がさっぱり。詳しそうな人に聞きたかったけど、あれが赤石?聖って見えるの?なんて会話しか聞こえてこない。みんなその程度なのね。
塩見岳を過ぎると蝙蝠岳の稜線の眺めが良い。さらに進んで北荒川岳のキャンプ場跡の辺りはダケカンバの森がいい雰囲気。いつごろまで指定地だったのだろうか?家に帰ってネットで調べてみたけどよく分からない。
もっと尾根道らしい道を歩けるかと思っていたけど、ずっと巻き道が続く。そろそろ熊の平かなと考えるようになってからもすれ違う人がいる。確かにこの時間で熊の平終了はまだ早いけど、あのペースで三伏なら確実に遅い時間になっただろう。それがこのルートの難しい所。闇テンした人もいたかな。
9/22
昨日4時半に出発したので今日も4時半を目標に準備をする。朝のお仕事のためにテントの外に出るとソロの女性がちょうどご出発。やるなぁ。どこまで行くのか聞きたかったけどストーカーになるのでやめておく。自分は目標を少し遅れて出発。でもまだ暗い。少し歩くと三国平に出る。なかなか雰囲気のいい場所。後ろから来るヘッドランプの光が一つ見えていたけど、ここで農鳥の方へ行ってしまった。やるなぁ。
ちょっと登るとライチョウの群れに遭遇。ハイマツの中からも鳴き声が聞こえる。君らここで越冬するんだよねぇ、すげぇなぁなんて心で話かけながら別れる。それから三峰岳まではすれ違う人もなくて静かに歩けた。間ノ岳からは人だらけ。まあ仕方がない、自分も人だらけの一人だし。間ノ岳も北岳も登ってるけど展望なしの時だったのでリベンジを果たせてよかった。
北岳山荘ではなぜかトイレが見つけられず…人に聞いてやっと分かる。八本歯のコルは階段いっぱいのなので渋滞発生。あれだけ階段があると慢性的だろう。バスの時間が心配になったけど、なんとか間に合った。
広河原のバスには乗ったことがあったけど、どんなバスかすっかり忘れていた。なんとか座れたけどザックを膝に置いての1時間はしんどかった。甲府駅は大混雑。直近のあずさには乗れないと思ったけど、遅延が発生していたのでタイムロスなくうまく乗れてよかった。
南アルプスの南部もリニアのトンネル工事が始まる前に歩きたいな。来年の夏に来れるかな?
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