木曽駒ヶ岳 最高のテント泊
- GPS
- 10:40
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,594m
- 下り
- 1,623m
コースタイム
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 8:48
天候 | 1日目:曇り時々晴れ 2日目:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
(バス)駒ヶ根駅前からしらび平、(ロープウェイ) 復路:(ロープウェイ)、(バス)しらび平から菅の台、 こまくさの湯に立ち寄り徒歩、 (アルペン号)駒ヶ根インターチェンジから京都深草 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な場所には鎖やハシゴなどがあり 道に迷いそうな場所には、侵入不可のロープがあり目印になる |
その他周辺情報 | 菅の台には温泉施設「こまくさの湯」があり 大人700円 (以前はあった温泉と食事のセットはなくなったとのこと) |
写真
感想
駒ヶ根駅前のビジネスホテルに前泊して駒ヶ根へ。
まだ空いていると思われる3連休の前日から木曽駒ヶ岳に登る。
テント泊だが、ロープウェイ降り場からテント場までは1時間弱の短い距離。あっという間に着いてテント設営をし、軽いナップサックとサコッシュを持って、まずは宝剣岳。ちょっと危険な箇所もあるが、鎖もあって慎重にこなした。
そこから、三の沢岳。
アップダウンが地味に疲れを生む。頂上はある方向は全然見えないちょっと残念な景色だった。
環境省の方から雷鳥は見なかったか尋ねられた。駒ヶ岳では調査をしないほど、数が減っているのだろうか。この時点では会えなかったが、宝剣岳への分岐手前の傾斜地で運良く見ることができた。ちょっとラッキー。
テント場に一度戻るが、まだ時間があるので、翌日予定だった駒ヶ岳を目指す。
この時間の天気は、方向によれば真っ白、また、見えていた景色もすぐに雲に覆われる気まぐれな状況。少し視界が開けるのを待った。
そこから、馬の背方向に行ったのが、ちょっとした判断ミスだった。
思った以上に降っていて、どんどん帰る方向と逆に進むことも不安が募った。地図で見ている以上の距離感と時間感覚。また、少し岩場で道に迷ったり、霧が出てきたりと不安要素も出てきてやばいと本気で感じた。
足はなんとか大丈夫だったので幸いだったが、ナップサックにヘッデンを入れてなかったのは本当に後悔した。暗くなって霧が出たらこの場所では戻れない。不安が高まる中、山小屋が見えた時には本当にホッとした。また、準備の大切さを改めて感じた。
山小屋にトイレに行くと、ちょうど自分が歩いたコースでクマを見たとの報告が掲示されていた。本当に無事に帰れて良かった
夕日は残念ながら見れなかったが、満天の星は堪能できた。感動の景色で、寒さを忘れて、何度も外に出て、また何度もテントを開けて星を眺めた。
寒くはなかったが、興奮いたからか、あまり眠れなかったが、朝にはしっかり目覚め、ご来光も拝むことができた。これも感動の瞬間だった。
2日目の朝は天気がいい。駒ヶ岳のリベンジをした。山頂では本当に綺麗な景色が待っていた。登山者も多く、みんな楽しんでいる様子。絶景を十分満喫することができた。
下山は登りの方が多くて、降るのが難しい状況。3連休の初日。相当な登山客が来ているようで、1日はやめたのは大正解だった。
色々、想定外の事態もあったが、ちょっと危険な岩登りに、絶景、星空とご来光。千畳敷に癒された、素晴らしい2日間となった。
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