横岳&硫黄岳、杣添尾根をピストン

2024年09月14日(土) [日帰り]

• GPS: 12:08
• 距離: 13.5km
• 登り: 1,536m
• 下り: 1,541m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:10
• 休憩: 2:03
• 合計: 12:13

4:33 杣添尾根登山口
5:08 5:14 南八ヶ岳林道登山口
5:19 5:20 沢の木橋
6:47 「ここが中間点」標識
7:56 8:02 横岳見晴台テラス
8:54 三叉峰
9:06 横岳（無名峰）
9:17 9:42 横岳
9:54 台座ノ頭
10:16 10:53 硫黄岳山荘
11:14 11:17 硫黄岳
11:31 11:53 硫黄岳山荘
12:15 台座ノ頭
12:39 12:47 横岳
12:52 12:53 横岳（無名峰）
13:02 三叉峰
13:50 13:52 横岳見晴台テラス
14:41 14:42 「ここが中間点」標識
16:01 16:03 沢の木橋
16:08 16:16 南八ヶ岳林道登山口
16:44 16:45 杣添尾根登山口
16:46 ゴール地点

天候

晴れ後霧

アクセス

利用交通機関：

自家用車

横岳登山口には10台程の駐車スペースがあります。
登山届用のポストも、登山道の入り口付近にあります。

コース状況／危険箇所等

★横岳登山口～南八ヶ岳林道登山口★
別荘街横の遊歩道を歩きます。
途中5回車道を横切ります。
マーキングがあるので、それに沿って歩けば問題なく歩けます。

★南八ヶ岳林道登山口～見晴台テラス★
ここから本格的な登山道になります。
歩き始めてすぐ沢に架かる橋を渡って、金網上の階段がありますが、ここが非常にスリップしやすくて、しかも沢側に傾斜しています。
特に下るときは、手すりを両手でしっかりとつかんで、山側を見て下りないとかなり滑りやすいので、注意が必要です。

淡々とシラビソの森の中の急斜面を登っていきますが、上部はハイマツの根が出てくるので、足元には十分注意して歩く必要があります。

★見晴台テラス～三叉峰★
暫くは、ハイマツの根の中を歩きます。
だいぶ根が切られていて、以前よりもだいぶ歩きやすくはなっているとはいえ、足を引っかけやすいので、足元には十分注意が必要です。

ハイマツの根が終わると、ハイマツの藪の中を歩きます。急斜面が続いて、足元もザレている所が多数あるので、足元には十分注意が必要です

★三叉峰～横岳★
平坦な尾根道の後に、距離は短いですが、岩場が出てきて梯子を登る所も出てくるので、滑落しないように足元には十分注意が必要です。

★横岳～台座の頭★
ここも距離は長くはないですが、岩場や鎖場が続きます。
硫黄岳側から登ってくると、鉄梯子が架かっている所がありますが、ここはそのまま梯子を登っても行けますし、登らずに横にトラバース気味に進んでもどちらでも行けます。
トラバース気味に歩く所は、『カニの横バイ』と言われる所ですが、木が覆い茂っていて10年前と比べると、以前ほどの高度感はありません。
また鎖も真新しい物に交換されていて、コースもよく整備されています。
手掛かりや足掛かりも豊富にあるので、足元に十分注意して歩けば、さほど問題なく歩けます。

★台座の頭～硫黄岳★
比較的歩きやすい道が続きます。
硫黄岳山荘から硫黄岳にかけては、だだっ広くてガスで真っ白になると迷いやすいので注意が必要です。
また足元も岩でガラガラしている所もあるので、注意が必要です。

その他周辺情報

甲斐大泉駅近くのパノラマの湯に入浴
10:00~22:00
830円/人
https://www.panoramanoyu-izumisou.com/panoramanoyu

写真

9/14 4:30

横岳登山口の駐車場は、4時過ぎの段階で他に2台停まっていました。

9/14 4:32

登山届けは、ポスト📮に出してスタート

9/14 5:06

林道から稜線が見えます

9/14 5:11

仮設トイレが3台あったので、ここで用を済ませてから行きます

9/14 5:11

ここからが、本格的な登山道です

9/14 5:19

橋の向こうの金網状の階段が、かなりスリッピーなので、慎重に歩きます

9/14 5:29

朝日に照らされて、赤く燃えるシラビソの木🌲

9/14 5:59

標高2100m付近です。
まだまだ先は長い😭

9/14 7:17

肝心の所要時間が分かりませんが、取り敢えずルートロスはしてないのは安心できます😅

9/14 7:18

隣には県界尾根

9/14 7:18

暑くなってきたので、着替え中。
ちょっとセクシー😆

9/14 7:32

標高2500mまで上がってきました😊

9/14 7:39

振り返ると富士山🗻

9/14 7:46

雲の上に出たので、雲海がキレイ‼️

9/14 7:58

見晴台に到着。
振り返ると金峰山を初めとする奥秩父の山々

9/14 7:58

雲海に浮かぶ富士山🗻

9/14 7:58

北岳が近く見える。
左端には鳳凰三山

9/14 7:58

赤岳がクッキリ⛰️

9/14 7:58

横岳の稜線もクッキリ⛰️

9/14 7:58

こちらは台座の頭。
今日は、その先の硫黄岳方面に向かいます

9/14 8:10

絶景過ぎて、中々前に進めない

9/14 8:39

こうしてみると、中々の急斜面

9/14 8:40

膝に不安を抱える妻ですが、杣添尾根を登るのは3回目なので、まだまだ余裕です😊

9/14 8:40

自称雨男との事ですが、今日はお天気に恵まれました🔆

9/14 8:41

本格的な登山は、かなり久しぶりなので、ちょっとバテ気味かな😅

9/14 8:43

後ろには野辺山の街並み

9/14 8:51

標柱が見えます。稜線はもうすぐそこ

9/14 8:54

稜線に到着。
雲海にダイブしたくなります☁️

9/14 8:59

遠景は御嶽山。足元には、茅野と諏訪の街並み

9/14 8:59

阿弥陀岳の右には、中央アルプスの峰々

9/14 8:59

北アルプス方面は、手前に雲がかかっています。

9/14 8:59

足元には赤岳鉱泉

9/14 9:19

横岳山頂に到着

9/14 9:19

赤岳、中岳、阿弥陀岳の三兄弟の奥には、権現岳。
更にその奥には、南アルプスの北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳

9/14 9:19

空中に浮かぶ雲がキレイ

9/14 9:20

御嶽山もクッキリ

9/14 9:20

乗鞍岳はピンボケ。手前には諏訪湖

9/14 9:20

槍の穂先が見えます

9/14 9:20

蓼科山も近く見える

9/14 9:21

こちらは硫黄岳。その奥にはチラッと西天狗岳

9/14 9:59

こうしてみると硫黄岳がデカい

9/14 9:59

左から峰の松目と、赤岩の頭

9/14 9:59

景色に夢中になって、足元が疎かにならないようにしないといけません。

9/14 10:11

ナナカマドに赤い実が実っていました😊秋の始まりです。

9/14 10:21

硫黄岳山荘に到着。
久しぶりに来たら、中がリニューアルしていて、綺麗になっていてビックリ

9/14 10:21

三連休初日なので、混雑する前にここでお昼ご飯にしました🍛

9/14 10:21

小屋の中は、本当にきれいになっていて、たまげました。
登山靴は、履いたままで中のテーブルで食事ができます。
因みに、木の板を借りれば、ガスコンロも使えます。

9/14 10:59

小屋の外に出ると、ご覧の景色

9/14 11:01

お昼ご飯を食べた後、三人を残して、自分一人で硫黄岳山頂を目指します。

9/14 11:11

今日は縦走したら気持ちがいいだろうなぁー

9/14 11:14

てことで硫黄岳山頂に到着

9/14 11:14

ここは野球が出来そうなくらい広い‼️

9/14 11:14

三連休初日とあって、登山者がたくさん

9/14 11:15

こちらは天狗岳。すぐ手前は根石岳と箕冠山

9/14 11:16

あの白い所は、火山性の成分が噴き出ている所で、いつも気になる

9/14 11:17

硫黄岳の爆裂火口。いつ見てもかなりの迫力

9/14 11:17

だんだん雲が湧いてきた

9/14 12:24

みんなと合流して、横岳に戻ります。
大同心を登っているクライマーが見えます🧗

9/14 12:25

こちらは小同心。

9/14 12:25

遥か下には赤岳鉱泉。
またみんなで泊まりに行きたい

9/14 12:25

この辺りから岩場や鎖場が出てきます。

9/14 12:41

てことで横岳に戻ってきました

9/14 12:41

だいぶガスってきました

9/14 12:45

9月も半ばですが、まだまだ夏の景色です。

9/14 12:45

振り返ると台座の頭

9/14 12:53

杣添尾根の分岐の標柱が見えます

9/14 13:41

取り敢えず、見晴台まで下りてきました

9/14 13:41

稜線はガスガスですっかり見えなくなりました

9/14 14:39

中間点見っけた。
3回目で初めてお目にかかれました👀

9/14 14:49

東屋のある所まで55分らしいです。

9/14 15:24

ようやく標高2100mまで下りてきました

9/14 15:56

東屋まであと20分、がんばれー‼️😊

9/14 15:59

沢が見えてきたら、もうあと少し

9/14 16:45

無事に下りてきました。充足感で溢れています😊

9/14 16:45

シンドイながらも充実した山旅でした😊

撮影機器：

iPhone 14 Pro Max Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ ヘルメット

感想

BNR32GTR

今年山登りを始めたばかりの後輩に、岩場や鎖場の経験を積ませたくて、2年ぶりに杣添尾根を登りました。
前回は赤岳まで行ったので、今回は反対方向の硫黄岳まで足を延ばすことにしました。
横岳登山口の駐車スペースが10台程度と少なくて、三連休初日という事で、混み具合が心配だったので、南八ヶ岳林道の登山口に停めることも考えましたが、未舗装路をかなりの距離を走るのと、登山ポストが南八ヶ岳林道の登山口にはなくて、どこにあるのかしっかりリサーチしていなかったので、通常通りに杣添尾根の登山口に駐車しました。
路駐も覚悟しましたが、幸いにも駐車スペースにはまだ余裕があり、朝4時過ぎの段階で2台停まっていただけでした。

気温が高くて暑かったですが、お天気にも恵まれて、概ね満足のいく山行でした。