池口岳・加加森山
- GPS
- 14:09
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 2,241m
- 下り
- 2,006m
コースタイム
- 山行
- 8:52
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 9:17
天候 | 初日 午前中は快晴、午後からガス 夜間 20時頃から雨で翌朝6時頃まで降り続く 二日目 6時過ぎに雨が一時止むも7時半頃からまた降り出して9時頃まで降り続く。その後は晴れ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口の手前に登山ポストがあり、登山口と間違えて10分ほど歩いてから間違えに気づいて一旦戻ってから車で登山口まで登る。駐車スペースは数台分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
池口岳まではよく整備されている。30番までのプレートが励みになります。 下山時にはジャンクションからの下り出しで間違えやすいけもの道がある。下山時には広い尾根ではどこでも歩けてしまうのでけもの道に入らないよう要注意。 池口岳から加加森山までも赤布や踏み跡は明瞭でした。池口岳から降りたところに水場下降点の表示があり、かなり下るが水が得られた。 加加森山からの復路では草原状の鹿の平付近ではけもの道が錯綜しているので要注意。 |
その他周辺情報 | 遠山郷道の駅では日帰り温泉施設が休業中でした。 |
写真
感想
光岳へ行きたい山友と池口岳へ行きたい私の希望を叶えるプランを考えた。三連休で光岳は小屋もテント場も🈵。そこで池口岳から加加森山へ登って幕営し、光岳を往復してこようという計画だった。
過去の記録やヤマレコの軌跡で池口岳から加加森山方面に少し下った東側の沢から水が採れそうだった。
道の駅遠山郷で車中泊して入山。登山ポストがある場所を登山口と早とちりする失態があったが、天候にも恵まれて順調に池口岳へ。午後の悪天が予想されたので南峰はアッサリ諦めて水場を探しに沢に下降。首尾よく冷たい水を4リットルも補給して重くなった荷物を背負って加加森山へ。鹿の平の幻想的な景色にウットリしながら雨にも降られず加加森山へ。緑の絨毯を敷き詰めたような黒木の森の中で、貴重な裸地である三叉路のど真ん中に幕営。動物以外には誰も通るまい。
眠りに落ちるまもなくテントを叩く雨音。翌朝の起床時刻になっても止む気配なく、即座に光岳往復中止を決定。明るくなってようやく雨は上がったが、また降り出す予報。そそくさと朝食と撤収を済ませて下山開始。逃げ足だけは早い。鹿の平で錯綜するけもの道に惑わされつつ、池口岳ジャンクションへの登りにかかるころから雨足が繁くなる。ジャンクションからの下り出しでまたけもの道に誘われてしまい、降りしきる雨の中を痛恨の登り返し。まもなく熊鈴の音とともに軽やかな足取りで登ってくる登山者1名。なんとこの女性は今夜は茶臼小屋で幕営予約しているとのこと!かなり硬派のトレイルランナーだ。
雨は標高を下げるにつれて止み、今度は暑さとの戦いだ。下部にはヒル地帯もあり、1,500m付近からは一気に駆け下りた。結果、自分は山靴に1匹たかられただけで済んだが、山友は5匹たかられうち1匹には強制献血させられていた。
天候にはあまり恵まれず、光岳まで行けなかったのは残念だったけれど、充分に体を動かしたし、深南部らしい素晴らしい景色と静けさを堪能できた忘れがたい山行になった。同行してくれた山友に感謝です。
ぜひ今度は光岳まで行きましょう!
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