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Yamareco

記録ID: 726287
全員に公開
沢登り
栗駒・早池峰

赤湯又沢左俣から虎毛沢

2015年09月20日(日) ~ 2015年09月22日(火)
 - 拍手
GPS
51:09
距離
29.9km
登り
1,642m
下り
1,661m

コースタイム

1日目 ツブレ沢の林道分岐09:02-10:50三滝沢出合-13:10標高975m登山道-15:38赤湯又沢標高680m(ツエルト泊)

2日目 赤湯又沢標高680m06:17-07:46虎毛沢出合07:50-11:15標高735m二俣-15:02登山道(標高1250m)-15:36虎毛山 (避難小屋泊)

3日目 虎毛山避難小屋07:38-08:25虎毛山高松岳分岐-09:45赤倉沢渡渉点-10:54虎毛山登山口10:55-12:10ツブレ沢の林道分岐
天候 9月20日小雨のち曇り、9月21日晴れ、9月22日霧のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ツブレ沢林道分岐に駐車、実はちょっと奥右手に2〜3台分の駐車スペース有
コース状況/
危険箇所等
虎毛沢は虎毛模様に代表されるナメの発達した虎毛山の登路の一つで皆瀬川の支流にあたる。同じ皆瀬川支流の赤湯又沢には廃湯となった温泉跡があり役内川側から稜線を越えて赤湯又沢を下降、温泉地跡で幕営し、翌日虎毛沢を遡行するというのが、定番コースとなっている。沢中2泊3日のコースだが、2日目を長めの行動として虎毛山山頂避難小屋泊で計画した。

ツブレ沢の最初の二段滝は前衛滝上から左岸巻きしたが、前衛滝の手前から来る巻き道がある、三滝沢の出合の滝は灌木を伝って右岸巻き気味に登る。どの滝もフリクションか潅木を使って登ることができる。標高850mの二俣は右へ、900m付近の地図にない二俣は小滝で出合う右俣を選択し標高975m付近の登山道に出る。登山道を250mほど南下し東側の沢形をくだると、ほどなくナメが始まる。ゴーロとナメを繰り返し、どの滝もロープを使わず下降可能。右俣と合流後標高680m付近の左岸奥に湯気が沸き上がっているのがみてとれ、ここが温泉地だ。幕営地は天然のオンドルで岩盤浴状態、暑すぎて夜中に目が覚めてしまった。先着パーティーに教えていただいた天然の湯舟は赤湯又沢左岸河原の岩陰。短時間でも温まります。

2日目は赤湯又沢を下降し虎毛沢へむかう。虎毛沢の出合ゴルジュの滝は登ることができず、赤湯又沢右岸から直接滝上へ。虎毛沢は一転、緩やかな流れ。いろいろな岩床のナメが続き楽しいところ、傾斜があってもラバーソールが吸い付くみたいに決まる。
735m二俣は山頂に向かう右俣を行くが、ここからは倒木の嵐で、丸太を伝ったりしながら苦労して登って行く。一箇所左岸から滝を巻いた。源頭に近づくにつれてヌメリもひどくなるので注意。水が枯れるところで2Lの水を汲んで、最後は軌道修正を繰り返し、かなり忠実に沢形をたどり、登山道に最も接近するあたりで沢を離れ、ほんのちょっとの藪漕ぎで縦走路の標高1250m付近にでた。山頂避難小屋は10人以上泊まれそう。湿原の草紅葉とは少し時期を過ぎた感じだったが、山頂付近のドウダンツツジは紅葉の盛りだった。

最終日は赤倉沢コースを下山、登山口から1時間ちょっと道路を歩いてツブレ沢の林道入り口に戻った。

全体にラバーソールが非常によく効きますが、虎毛沢の両俣分岐以降は一転ヌメリが出てきて注意が必要。
その他周辺情報 コンビニは鳴子温泉が最後。湯の又沢と赤倉沢の登山口の間に峠の駅ラフォーレ栗駒というドライブインがあり、食事と日帰り温泉がある。売りはステーキと稲庭うどんでステーキを食べましたが美味でした。
鳴子の川渡(かわたび)温泉にコインランドリーあり。くらし葬祭鳴子店の向かいです。
ツブレ沢の林道(水沢林道)入り口。
後で気づきましたが、少し進めば駐車スペースがあります。
2015年09月20日 08:58撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 8:58
ツブレ沢の林道(水沢林道)入り口。
後で気づきましたが、少し進めば駐車スペースがあります。
林道はすぐに藪に覆われ、廃道寸前といった趣。
2015年09月20日 09:38撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 9:38
林道はすぐに藪に覆われ、廃道寸前といった趣。
奥にツブレ沢の2段滝
2015年09月20日 09:50撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 9:50
奥にツブレ沢の2段滝
前衛滝を登ってから右から巻いたが、手前から来た踏み跡があった。
2015年09月20日 09:57撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 9:57
前衛滝を登ってから右から巻いたが、手前から来た踏み跡があった。
2015年09月20日 10:13撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 10:13
富士形の滝、左にステップ用にピンが打ってある
2015年09月20日 10:25撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 10:25
富士形の滝、左にステップ用にピンが打ってある
しばらくツブレ沢のナメを行く
2015年09月20日 10:30撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 10:30
しばらくツブレ沢のナメを行く
三滝沢の出合すぐ奥の滝、左から灌木の枝をつかんで巻き気味に登る。
2015年09月20日 10:43撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 10:43
三滝沢の出合すぐ奥の滝、左から灌木の枝をつかんで巻き気味に登る。
白いナメが始まる
2015年09月20日 10:58撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 10:58
白いナメが始まる
幾何学模様
2015年09月20日 11:01撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 11:01
幾何学模様
舗装道路のようなナメ
2015年09月20日 11:02撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 11:02
舗装道路のようなナメ
赤い筋模様が現れはじめた
2015年09月20日 11:10撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 11:10
赤い筋模様が現れはじめた
虎毛っぽいかな
2015年09月20日 11:13撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 11:13
虎毛っぽいかな
2015年09月20日 11:14撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 11:14
虎の毛皮を広げたみたい
2015年09月20日 11:17撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 11:17
虎の毛皮を広げたみたい
2015年09月20日 12:03撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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標高900付近の地図にない二俣はこの右滝を登る
2015年09月20日 12:47撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/20 12:47
標高900付近の地図にない二俣はこの右滝を登る
ほとんど藪漕ぎなしに稜線に出た
2015年09月20日 13:08撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 13:08
ほとんど藪漕ぎなしに稜線に出た
登山道を数分南下し、赤湯又沢左俣の沢形をしばらく下降。ナメっぽくなって来た。
2015年09月20日 13:24撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 13:24
登山道を数分南下し、赤湯又沢左俣の沢形をしばらく下降。ナメっぽくなって来た。
空棚を下る。
2015年09月20日 13:42撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 13:42
空棚を下る。
数か所ある滝の下降は容易。
2015年09月20日 14:00撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 14:00
数か所ある滝の下降は容易。
またまた舗装道路のような白いナメ
2015年09月20日 14:03撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 14:03
またまた舗装道路のような白いナメ
小滝
2015年09月20日 14:55撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 14:55
小滝
右俣との合流点に到着。右俣は温泉成分で赤茶色だ。
右俣との合流点に到着。右俣は温泉成分で赤茶色だ。
ヒョングリを潜り抜け
ヒョングリを潜り抜け
滝を下降
2015年09月20日 15:10撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 15:10
滝を下降
奥に人影が見えたということは温泉地かな
2015年09月20日 15:35撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 15:35
奥に人影が見えたということは温泉地かな
河原にあった野湯に入ってみた。湯加減が絶妙で、ちょっと浸かっただけで身体が温まります。後で知りましたが、ここは前日、福井の「山猿日誌」さんたちが整備した後だったみたいです。感謝。
2015年09月20日 16:56撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 16:56
河原にあった野湯に入ってみた。湯加減が絶妙で、ちょっと浸かっただけで身体が温まります。後で知りましたが、ここは前日、福井の「山猿日誌」さんたちが整備した後だったみたいです。感謝。
ここは左岸の温泉脇の幕営適地。地面から湯気が上がっています。硫化水素のにおいがするので、少し離れて幕営。天然のオンドルで快適とおもいきや、夜中に暑くて目が覚めてしまう。
2015年09月20日 17:11撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/20 17:11
ここは左岸の温泉脇の幕営適地。地面から湯気が上がっています。硫化水素のにおいがするので、少し離れて幕営。天然のオンドルで快適とおもいきや、夜中に暑くて目が覚めてしまう。
翌朝、赤湯又沢を下降。
2015年09月21日 06:22撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/21 6:22
翌朝、赤湯又沢を下降。
今度は右岸に蒸気がみえる。ここは狭くて幕営スペースなし。
2015年09月21日 06:36撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 6:36
今度は右岸に蒸気がみえる。ここは狭くて幕営スペースなし。
ナメ滝を下る
2015年09月21日 07:17撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 7:17
ナメ滝を下る
虎毛沢に合流。ゴルジュになっており赤湯又沢右岸から巻く。
2015年09月21日 07:43撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 7:43
虎毛沢に合流。ゴルジュになっており赤湯又沢右岸から巻く。
ゴルジュの上はナメ
2015年09月21日 07:47撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 7:47
ゴルジュの上はナメ
水が澄み亘っています。
2015年09月21日 07:49撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 7:49
水が澄み亘っています。
砂利に少し埋もれてますが虎毛の縞模様あらわる。
2015年09月21日 07:57撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 7:57
砂利に少し埋もれてますが虎毛の縞模様あらわる。
ほとんど傾斜なく、ゆったりとした流れ。
2015年09月21日 08:03撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 8:03
ほとんど傾斜なく、ゆったりとした流れ。
右岸支流の滝。
2015年09月21日 08:36撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 8:36
右岸支流の滝。
きれいに晴れてきた
2015年09月21日 08:41撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 8:41
きれいに晴れてきた
たまに小滝
2015年09月21日 08:52撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 8:52
たまに小滝
左から登った
2015年09月21日 08:54撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 8:54
左から登った
葛根田川のお函のようだ
2015年09月21日 09:00撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 9:00
葛根田川のお函のようだ
やや緑の入った白い沢床
2015年09月21日 09:39撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 9:39
やや緑の入った白い沢床
ナメが続く
2015年09月21日 09:43撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 9:43
ナメが続く
ナメが続く
2015年09月21日 09:44撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 9:44
ナメが続く
2015年09月21日 09:55撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 9:55
トヨ状滝
2015年09月21日 09:58撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 9:58
トヨ状滝
亀甲模様
2015年09月21日 10:10撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 10:10
亀甲模様
光の反射を抑えるためPLフィルターを使用して撮影しています
2015年09月21日 10:12撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 10:12
光の反射を抑えるためPLフィルターを使用して撮影しています
2015年09月21日 10:23撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 10:23
次第に茶褐色の岩床に
2015年09月21日 10:31撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 10:31
次第に茶褐色の岩床に
茶褐色のナメ
2015年09月21日 10:37撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 10:37
茶褐色のナメ
NDフィルターで撮影
2015年09月21日 11:00撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 11:00
NDフィルターで撮影
2015年09月21日 11:02撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 11:02
標高735m二俣到着、右俣へ。
2015年09月21日 11:13撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 11:13
標高735m二俣到着、右俣へ。
倒木だらけ
2015年09月21日 11:54撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/21 11:54
倒木だらけ
たまにナメ
2015年09月21日 12:02撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 12:02
たまにナメ
沢幅いっぱいに倒木が溢れています
丸太の上をたどって通過することも多かった
標高850m付近
2015年09月21日 12:11撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/21 12:11
沢幅いっぱいに倒木が溢れています
丸太の上をたどって通過することも多かった
標高850m付近
倒木がないとホッとする
2015年09月21日 12:16撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/21 12:16
倒木がないとホッとする
この滝は右から巻いたが後で調べたら登れるみたいです。
2015年09月21日 12:21撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/21 12:21
この滝は右から巻いたが後で調べたら登れるみたいです。
ナメ
2015年09月21日 12:48撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/21 12:48
ナメ
小滝。このあと水流がなくなったので水を汲んで再出発。
2015年09月21日 12:56撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 12:56
小滝。このあと水流がなくなったので水を汲んで再出発。
最後沢形が錯綜してましたが、何とかつないで標高1300m付近で登山道に向けて藪漕ぎ開始。と思ったらすぐ藪抜けして、ホッ。
2015年09月21日 15:02撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/21 15:02
最後沢形が錯綜してましたが、何とかつないで標高1300m付近で登山道に向けて藪漕ぎ開始。と思ったらすぐ藪抜けして、ホッ。
山頂付近は紅葉、奥に虎毛山山頂避難小屋の三角屋根が見える
2015年09月21日 15:35撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/21 15:35
山頂付近は紅葉、奥に虎毛山山頂避難小屋の三角屋根が見える
虎毛山頂の碑
2015年09月21日 15:38撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 15:38
虎毛山頂の碑
日本一のトラの山
2015年09月21日 15:38撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 15:38
日本一のトラの山
頂上湿原
2015年09月21日 15:44撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 15:44
頂上湿原
木道をたどる
2015年09月21日 15:46撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 15:46
木道をたどる
まさに山上のオアシス
2015年09月21日 15:48撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/21 15:48
まさに山上のオアシス
池塘群
2015年09月21日 15:53撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/21 15:53
池塘群
山頂の一部で紅葉が見頃を迎えていた
2015年09月21日 16:00撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 16:00
山頂の一部で紅葉が見頃を迎えていた
紅葉に陽が当たると美しい
2015年09月21日 16:00撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/21 16:00
紅葉に陽が当たると美しい
避難小屋使用は2人だけだった。3日目、避難小屋を出発。
2015年09月22日 07:36撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/22 7:36
避難小屋使用は2人だけだった。3日目、避難小屋を出発。
あいにくの霧
2015年09月22日 07:47撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/22 7:47
あいにくの霧
時々ガスが晴れて虎毛山が見える
2015年09月22日 08:19撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/22 8:19
時々ガスが晴れて虎毛山が見える
虎毛沢源頭
2015年09月22日 08:20撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/22 8:20
虎毛沢源頭
高松山への縦走路分岐。
下山中、阪神タイガース優勝祈願がの方々とスライド。
一人はピンストライプのユニフォーム着用。
2015年09月22日 08:26撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/22 8:26
高松山への縦走路分岐。
下山中、阪神タイガース優勝祈願がの方々とスライド。
一人はピンストライプのユニフォーム着用。
夫婦桧
2015年09月22日 09:03撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/22 9:03
夫婦桧
赤倉沢横断点
2015年09月22日 09:45撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/22 9:45
赤倉沢横断点
水場、トラの滴
2015年09月22日 10:23撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/22 10:23
水場、トラの滴
虎毛山登山口の駐車スペース、この奥まで車は入ることができます。
2015年09月22日 10:54撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/22 10:54
虎毛山登山口の駐車スペース、この奥まで車は入ることができます。
入山口まで戻ります。前方に鬼首道路が見えます。
2015年09月22日 11:07撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/22 11:07
入山口まで戻ります。前方に鬼首道路が見えます。
水沢林道入口に戻ってきました、ふぅー。
2015年09月22日 12:10撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/22 12:10
水沢林道入口に戻ってきました、ふぅー。

感想

以前から行きたいと思っていた皆瀬川の虎毛沢。ここは野湯と天然のオンドルで沢登り愛好家の間では有名なところ。

温泉へのアプローチの赤湯又沢は右俣がよいか左俣が良いか迷うところだが、左俣の方が易しいという記録を見て左俣に決定。となると最初の稜線までのアプローチは三滝沢が良いということになり、まず5年ぶりに三滝沢の再訪となった。

三滝沢はミニ虎毛沢といった感じできれいなナメが延々と続く。実は三滝沢の方が沢床の模様がいかにも虎の毛皮といった感じだ。

稜線の横断もスムーズにすすみ、赤湯又沢の幕営地はたまたま先行パーティーのおかげで迷わずに見つけられた。野湯の場所も教えていただいたが、ここは幕営地の台地と違って赤湯又沢の河原にあるので注意して探さないとわかりにくいかもしれない。

虎毛沢は明るく広くゆったりとした流れ、水の透明感が素晴らしく、いろいろな色や模様のナメが延々と続く。水量の少なさのためか、ラバーソールのフリクションのおかげか、ゴルジュも泳がずに通過できた。二俣以降は一転して倒木地獄だが、幸い丸太の上を伝って回避できるところが多い。源頭部、何度か沢筋をはずし軌道修正を繰り返すとほとんど藪のかぶさりはなく詰めて行けた。一番登山道に接近したあたりで藪をこぐとあっさり登山道に出た。

折から、虎毛山山頂は紅葉が始まって一部最盛期の色合いだった。3年前に建て替えられた避難小屋は快適。

虎毛山は阪神タイガースの山としても有名で、下山中お話しした2パーティー3人は3人とも阪神優勝祈願だとか。おひとりはピンストライプのユニホームを着用で気合が入ってました。

最後に、てっきり虎毛の由来は沢床の模様からきていると思っていましたが、いろいろなところで山腹の沢筋を虎毛に見立てて名付けられたと書かれていますが、この説明は本当でしょうか。虎毛山の虎毛模様の山肌の写真なんて見たことありますか?

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