唐松岳(前半単独・後半合流)
- GPS
- 30:51
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,258m
- 下り
- 922m
コースタイム
8/1 4:09唐松山荘-4:27唐松岳山頂5:21-5:38唐松山荘8:16-9:01丸山ケルン-10:34八方池-11:46八方池山荘
天候 | 7/31 ガス時々雨 8/1 晴れのちガス |
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過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所無し。雪渓も無し。ただ、岩がツルツルして滑りやすい |
写真
感想
さて、先週の黒戸尾根テント泊の強引な下りが災いして、金曜日の朝まで筋肉痛が治らずに今週末の山を考えられませんでした…。何にも考えてなかったので、ちょうど会山行が唐松岳だったので、考える時間がなく全く同じ行程で行くことにしました。しかしながら、全く同じのも何なので、登りは黒菱平から歩くことに
今週も会社が終わり、前泊です。なぜか今週末の直前になり、会社のかたづけが入り結局家を出たのが21時半過ぎ。ホントは、1時間以上早く出るはずだったのに…。高速を下り、黒菱平に向かいます。途中、最後のコンビニ「ローソン」に立ち寄り、真っ暗な黒菱林道を行きます。途中、牛が道路に寝ているも、牛クンが動いてくれたのでクリアして、寝着いたのが1時くらい。
7/31
翌日、4時半過ぎに目が覚め行動開始。周りの人もボチボチ動き始めた感じ。朝飯のクロワッサンをかっ喰らいながら準備をする。今回は、水場がないので5リットルの水を背負って計25圈まぁ、こんなもんか…。最近は、あんまり気にならない。てんとh
本当は、行っちゃいけないらしいが自己責任で黒菱平の駐車場から歩いて登っていく。だって、5時前じゃリフト動いてないんだもん…。のんびりと登っていく。途中、先行していたカメラのおじさん達を追い抜いていく。さすがに「黒菱の壁」と言われるくらいの急な斜面。管理用道路を登っているとはいえ、辛かった…。黒菱第3リフトの上に着いても誰もいない。休憩してるとカメラのおじさん達に追いつかれた。また、追い抜いて行く。さらに上の八方山荘に着くころには、兎平からのリフトが動き出してた。あっという間に、文明の利器に追いつかれる。というか追い越された。もう、どうでもいいので、のんびりと登っていく。八方池の上に着いたが八方池には誰もいない。観光名所なのに誰もいないとは…しかし、寄り道はしない。もうすでに、頭の中は、唐松山荘の「生ビール」でいっぱい。黙々と登っていく。丸山ケルンまでは、そこそこの急登が続くが先週に比べると屁でもない。人間の慣れは恐ろしいものだ。普段の自分だったらかなりきつかったかと思う。丸山ケルンから先は、なだらかな登り。さっきに比べるとだが。それでも、もう完全にガスの中のでまさに五里霧中。先のピークが全く見えない。なので、高度計だけを頼りに現在地の把握。それでも、誤差が生じる。あと100mくらい登らないといけないのかなぁ〜なんて思っていたら、いきなり小屋が現れた。一瞬、いつもの幻覚かと思った。かなり、早く着いてしまった。とりあえず、小屋で幕営の手続き。幕営料500円にトイレ使用料200円で合計700円也。テン場は、祖母谷温泉に下る方にある。まだ、1張りしかしてない。一番小屋に近いとこに張ることにする。テントを張って、ヒマつぶしの小説をもって小屋に向かう。小屋泊まりの受付は11時かららしい。たくさんの人がそういう風に言われていた。売店でご褒美の生ビールを買って、食堂で小説を読みながらビールを飲む至福の時。今回の小説は、相変わらず新田次郎の小説。アイガー北壁の短編集です。ビールを飲み終わり、テントに戻ってウィスキーのロックでまた読みだす。もちろん、氷は持ち込みです。これだけのために、担いで登ってます。テントの近くの岩がちょうど寝転がれる感じ良い角度になっている。そこで、寝転がりながら小説を読んでいた。時おり、昼寝を交えながらボォーと過ごす。たしか、今日の会山行は13時頃に山荘に着くはずなので、13時過ぎに山荘付近で待ち伏せ。ある人にテン場を尋ねられたので答えると、ビンゴ!うちの会の人^^そんなこんなで合流です。
今日は、個人的にはもう山頂はあきらめてました。というより、登る前から諦めてたんですが…。昼近くなるとガスが上がってくるので、まず景色は望めないので。なのでいつも1泊で早朝アタックです。そうすれば、まず天気の悪い時でなければ展望は望めます。
宴会&ご飯が済み、2次会です。小屋に一番近いという理由から自分のでテントですることに。この頃から雨がポツポツ降ってました。しかし、3人用のモンベルのテントに7人が車座になって入るなんて…。一応、入れましたけどかなり息苦しいです。2次会も、無事に終わり寝に入ります。
途中、トイレに起きて外に出るとキレイな星空です。残念なのは月が出てたので天の川までは、見れませんでした。
8/1
4時前になんとか目が覚める。maimaiに声を掛けられ、覚醒!ありがとう、たぶん声を掛けられなかったら寝てたと思う…山荘の北館前に集合したのは8人中5人でした。5人で山頂を目指すことに。途中、昨日はずっと眺めてたが見れなかった剣も見れてうれしかった。やっぱ早朝の山は気分がイイ。抜きつぬかされつつしながら、山頂に着く。山頂に着くと、ツアーのガイドが見える山の説明をしていた。もちろん、便乗して聞いちゃう。ここぞとばかりに山座同定です。分かる山もあれば、分からない山もあった。でも、2週連続で360度大パノラマが見れたので満足。遠くに槍も見れたし大満足。帰ろうとすると、会の顧問が上がってきた。ちょっと、話をして先に山荘に帰ることに。山荘では、あったかいココアを飲みながら食堂でまったり。テントに帰って片づけを始める。気がついたら、一番最後だった。周りにプレッシャーを掛けられながら後片付けを終わる。山荘前のベンチで朝食タイム。昨日の残りと今日のスープ。スープは特に美味しかった。寒いから暖まったしね。朝食を摂る頃には、もう完全にガスの中。全然、周りが見えなかった。朝食の後片付けをして山荘を後にする。しばらく、ガスの中を歩いていくが、今度は雲の下に出てガスの中は抜ける。
だんだん、観光客が増えてくる。八方池まで来ると90%観光客。まず、テン泊装備を担いでる人を見ない。八方池で大休憩してサクサク下っていく。最悪なことに、あと少しというところでこける。でも、前のめりでこけたので敵前逃亡ではありません。しかし、重い荷物を背負ってった(水5リットルは上で捨てた)ので前のめりが止まらずに2,3歩進みながらやっと止まりました。右膝を痛打。まだ、ちょっと痛い。めげずに歩き切りました。帰りは、みんなに合わせて文明の利器をつかう。間違えて、兎平までのチケットを買ってしまうが…。なんとか返金していただき助かりました。ご迷惑をおかけしました。
帰りの温泉は、八方温泉「みみずくの湯」です。割引があって400円でした。通常500円です。
さらに、大法院というお蕎麦屋さんに立ち寄り天ぷらそばを食べました。美味しかったぁ
突然の登場で、みんなを困惑させてゴメンナサイ。だって、行く山が決まらなかっただもん。共同装備、なんにも担がなくてご飯だけ頂いてゴメンナサイ。今度の山行は、どんな重いものでも持ちます。こき使ってください。(冗談です)
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