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Yamareco

記録ID: 7284489
全員に公開
ハイキング
塩見・赤石・聖

南ア 烏帽子岳、小河内岳 (なかなかの絶景と下山後のパンク)

2024年09月26日(木) ~ 2024年09月27日(金)
 - 拍手
GPS
11:09
距離
19.6km
登り
1,824m
下り
1,826m

コースタイム

1日目
山行
7:18
休憩
1:12
合計
8:30
5:35
5:36
39
6:15
6:18
29
7:11
7:27
3
8:12
8:19
43
9:02
9:04
42
9:46
10:09
3
10:12
10:19
2
10:21
10:22
33
10:55
10:57
41
11:38
11:40
37
12:17
12:18
3
2日目
山行
2:33
休憩
0:05
合計
2:38
天候 ■DAY1 晴れときどきガス
■DAY2 高曇り
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス 「鳥倉ゲートに近い道の駅」 道の駅「歌舞伎の里大鹿」。この道の駅から鳥倉ゲートまで、17Km、約50分、舗装路。
「鳥倉ゲート第1駐車場」 鳥倉ゲート前。約50台。トイレあり。
「鳥倉ゲート第2駐車場」 鳥倉ゲートから1.2Km手前。約15台。
コース状況/
危険箇所等
「登山口から三伏峠小屋」 緩やかな傾斜の歩きやすい登山道がつづく。途中に木製または金属製の橋、階段がいくつかある。木製の橋、階段には朽ちて崩れかかっているものもあるが、注意して通過すれば危険なものはない。迷いやすいところはなし。
「三伏峠小屋から小河内岳」 崩壊地端のザレ場に登山道が切ってあるところがいくつかあり、その通過には注意が必要。
その他周辺情報 「小河内岳避難小屋」 小河内岳の山頂から約5分。冬季も避難小屋として開放されていて、2Fの入口を利用する。トイレも開放されている。
■DAY1 3:51 第1駐車場の鳥倉ゲートから登山を開始し、40分ほど林道を歩いて、4:31 鳥倉登山口を通過。私のように10人ほどが、この時間に通過した。そのほとんどの方は、塩見岳日帰りピストンだろう。
■DAY1 3:51 第1駐車場の鳥倉ゲートから登山を開始し、40分ほど林道を歩いて、4:31 鳥倉登山口を通過。私のように10人ほどが、この時間に通過した。そのほとんどの方は、塩見岳日帰りピストンだろう。
「1/10標識」 登山道には、登山口から三伏峠までの通過割合を示す標識がある。もう空気は冷たく、秋になった感じ。
「1/10標識」 登山道には、登山口から三伏峠までの通過割合を示す標識がある。もう空気は冷たく、秋になった感じ。
5:35 豊口山のコルを通過。
5:35 豊口山のコルを通過。
傾斜が緩やかで、歩きやすい登山道が続く。
傾斜が緩やかで、歩きやすい登山道が続く。
5:57 「5/10標識」を通過。涼しいので、体は温まった程度。
5:57 「5/10標識」を通過。涼しいので、体は温まった程度。
6:00 だんだん明るくなってきた。
6:00 だんだん明るくなってきた。
なかなか雰囲気のある登山道。この登山道は何年か前に来たはずだが、ほとんど覚えてなく、なかなか新鮮。
なかなか雰囲気のある登山道。この登山道は何年か前に来たはずだが、ほとんど覚えてなく、なかなか新鮮。
6:15 「ほとけの清水」に到着。なかなか冷たくおいしい。あまり減っていないが、ボトルの水を補充する。
6:15 「ほとけの清水」に到着。なかなか冷たくおいしい。あまり減っていないが、ボトルの水を補充する。
左手(北方面)に見えてきた尾根、本谷山につながる尾根の小黒山あたりでしょうか。今日は、山の上の方は曇りかな?
左手(北方面)に見えてきた尾根、本谷山につながる尾根の小黒山あたりでしょうか。今日は、山の上の方は曇りかな?
さらに登ると、左手(北方面)にはらくだのこぶのような山が見えてきた。たぶん大鹿村の二児山でしょう。
さらに登ると、左手(北方面)にはらくだのこぶのような山が見えてきた。たぶん大鹿村の二児山でしょう。
さらに登ると、左手(北西方面)には中央アルプス。
さらに登ると、左手(北西方面)には中央アルプス。
たまに朽ちた木製の階段や橋、金属製の階段や橋があるが、注意していれば特に危ないところはない。
たまに朽ちた木製の階段や橋、金属製の階段や橋があるが、注意していれば特に危ないところはない。
「9/10標識」 だいぶ登ってきた。シラビソのきれいな林が続く。
「9/10標識」 だいぶ登ってきた。シラビソのきれいな林が続く。
登山道に陽が入ってきた。
登山道に陽が入ってきた。
「あと200歩標識」を通過。自分の足では何歩かと数え始めるが、途中で下山者とあいさつし、カウントが跳んでしまう。
「あと200歩標識」を通過。自分の足では何歩かと数え始めるが、途中で下山者とあいさつし、カウントが跳んでしまう。
7:11 三伏峠小屋に到着。ゆっくり来たつもりだったが、計画より50分ほど早く着いた。
7:11 三伏峠小屋に到着。ゆっくり来たつもりだったが、計画より50分ほど早く着いた。
小休止し、エネルギージェルで補給。サブザックに切り替え、ザックは小屋に預かってもらう。7:27 出発。
小休止し、エネルギージェルで補給。サブザックに切り替え、ザックは小屋に預かってもらう。7:27 出発。
この日のテン場は、2張りのみ。明日の天気が悪いからだろう。今日は青空が出てきて、なんだかいい天気になってきた。
この日のテン場は、2張りのみ。明日の天気が悪いからだろう。今日は青空が出てきて、なんだかいい天気になってきた。
7:30 塩見・烏帽子分岐を通過し、右へ行く。
7:30 塩見・烏帽子分岐を通過し、右へ行く。
樹林帯を抜けると、白い雲で兜を隠した塩見にご対面。
樹林帯を抜けると、白い雲で兜を隠した塩見にご対面。
高山植物の保護柵の間を抜ける。背丈も花も小さいマツムシソウが、朝露に濡れて咲いている。
高山植物の保護柵の間を抜ける。背丈も花も小さいマツムシソウが、朝露に濡れて咲いている。
たぶん、あれが烏帽子岳だろう。
たぶん、あれが烏帽子岳だろう。
途中で振り返る。中央の山が、三伏峠小屋のあたり。
途中で振り返る。中央の山が、三伏峠小屋のあたり。
右手に見えるのは、大日影山につながる尾根だろう。
右手に見えるのは、大日影山につながる尾根だろう。
積雪の重さで幹が曲がったダケカンバの林を抜ける。この辺りは紅葉が始まり、秋の気配。
積雪の重さで幹が曲がったダケカンバの林を抜ける。この辺りは紅葉が始まり、秋の気配。
樹林帯を抜けた頃から、ガスに包まれる。
樹林帯を抜けた頃から、ガスに包まれる。
そして山頂の標識も見えてきた。
そして山頂の標識も見えてきた。
8:12 烏帽子岳に到着。周りの景色はガスで何も見えない。8:19 前小河内岳に向かって出発。
8:12 烏帽子岳に到着。周りの景色はガスで何も見えない。8:19 前小河内岳に向かって出発。
ガスの向こうに、うっすら見える山影。前小河内岳でしょうか。
ガスの向こうに、うっすら見える山影。前小河内岳でしょうか。
そして崩壊地の端のザレ場を通る。この辺りは、けっこう危ない。
そして崩壊地の端のザレ場を通る。この辺りは、けっこう危ない。
前方左のガスの隙間から、富士山が見えてきた。その前に見える尾根は、蝙蝠尾根のようだ。
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前方左のガスの隙間から、富士山が見えてきた。その前に見える尾根は、蝙蝠尾根のようだ。
再び崩落地の端を歩く。ここは意外に、登山道の幅が広く危なくない。
再び崩落地の端を歩く。ここは意外に、登山道の幅が広く危なくない。
ここが山頂かと思うと、また先に山影が現れる。
ここが山頂かと思うと、また先に山影が現れる。
この辺りも、崩壊地の端のザレ場を通る。
この辺りも、崩壊地の端のザレ場を通る。
左手の尾根が姿を現し始める。これは塩見岳につながる蝙蝠尾根で、正面の山は蝙蝠岳のようだ。蝙蝠岳も百高山なので、いつか行きたい。
左手の尾根が姿を現し始める。これは塩見岳につながる蝙蝠尾根で、正面の山は蝙蝠岳のようだ。蝙蝠岳も百高山なので、いつか行きたい。
通ってきた道を振り返る。
通ってきた道を振り返る。
今度こそ、前小河内岳の山頂だろう。その左には富士山が見える。
今度こそ、前小河内岳の山頂だろう。その左には富士山が見える。
9:02 前小河内岳に到着。大きな標識はなく、こんな感じの木の板。
9:02 前小河内岳に到着。大きな標識はなく、こんな感じの木の板。
9:05 小河内岳に向かって進んでいると、徐々にガスが薄くなってきて、
9:05 小河内岳に向かって進んでいると、徐々にガスが薄くなってきて、
9:08 小河内岳が姿を現した。
9:08 小河内岳が姿を現した。
その左手には、大きな山も見えてきた。たぶん荒川三山だろう。
その左手には、大きな山も見えてきた。たぶん荒川三山だろう。
小河内岳の山頂をズームすると、山頂から離れたところに、三角屋根の小屋も見えている。
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小河内岳の山頂をズームすると、山頂から離れたところに、三角屋根の小屋も見えている。
振り返ると、前小河内岳、烏帽子岳の山肌も、ガス中から現れた。
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振り返ると、前小河内岳、烏帽子岳の山肌も、ガス中から現れた。
すっかりガスが消えた小河内岳、ハイマツに覆われた山肌がなかなかきれいだ。
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すっかりガスが消えた小河内岳、ハイマツに覆われた山肌がなかなかきれいだ。
左手には富士山。お腹の周りに、土星の輪のような白い粒を巻いている。
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左手には富士山。お腹の周りに、土星の輪のような白い粒を巻いている。
振り返ると、ガスが消えた前小河内岳。なかなかのイケメン。
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振り返ると、ガスが消えた前小河内岳。なかなかのイケメン。
そして、その左側には、ガスが消えた烏帽子岳。こちらも、なかなかのイケメン。
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そして、その左側には、ガスが消えた烏帽子岳。こちらも、なかなかのイケメン。
前小河内岳の右手には、来年にでも行こうとしている蝙蝠岳。
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前小河内岳の右手には、来年にでも行こうとしている蝙蝠岳。
あともうすこし。ハイマツの緑色がなかなか鮮やか。
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あともうすこし。ハイマツの緑色がなかなか鮮やか。
振り返って、烏帽子岳。
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振り返って、烏帽子岳。
9:46 小河内岳にとうちゃこ。予定より1:15も早く着いた。
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9:46 小河内岳にとうちゃこ。予定より1:15も早く着いた。
山頂から北方面。なかなかの絶景だ。手前の山は前小河内岳。その後ろは兜は塩見岳。
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山頂から北方面。なかなかの絶景だ。手前の山は前小河内岳。その後ろは兜は塩見岳。
山頂から南方面。大日影山、板屋岳だろう
山頂から南方面。大日影山、板屋岳だろう
山頂から西方面。
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山頂から西方面。
山頂から東南方面。なかなかの絶景。避難小屋は、富士山が拝める最高のロケーションに建てられている。
10:09 下山開始、たっぷり時間があるので避難小屋に寄ることにした。
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山頂から東南方面。なかなかの絶景。避難小屋は、富士山が拝める最高のロケーションに建てられている。
10:09 下山開始、たっぷり時間があるので避難小屋に寄ることにした。
10:12 小河内岳避難小屋。もう今シーズンの営業は終了し、冬支度されている。トイレは使えそう。
10:12 小河内岳避難小屋。もう今シーズンの営業は終了し、冬支度されている。トイレは使えそう。
冬用の入口は、この階段を登った2Fの引戸。
冬用の入口は、この階段を登った2Fの引戸。
2Fの玄関部。この時は利用者はなし。10:19 では戻りましょう。
2Fの玄関部。この時は利用者はなし。10:19 では戻りましょう。
前小河内岳への登り。
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前小河内岳への登り。
あともう少し。
10:55 前小河内岳を通過。右手には来るときは見えなかった塩見岳、蝙蝠岳が姿を現している。なかなかの絶景だ。
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10:55 前小河内岳を通過。右手には来るときは見えなかった塩見岳、蝙蝠岳が姿を現している。なかなかの絶景だ。
烏帽子岳に向かって進む。
烏帽子岳に向かって進む。
崩壊地の登山道歩き。こうやってみると、なかなか怖いが。
崩壊地の登山道歩き。こうやってみると、なかなか怖いが。
進むに従い烏帽子岳のガスもだんだん薄くなってきた。
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進むに従い烏帽子岳のガスもだんだん薄くなってきた。
烏帽子岳もなかなかのイケメン。
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烏帽子岳もなかなかのイケメン。
烏帽子岳への登り。
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烏帽子岳への登り。
11:38 烏帽子岳
烏帽子岳山頂から見える前小河内岳(左)、小河内岳(右)。その奥に見える山は、荒川三山。
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烏帽子岳山頂から見える前小河内岳(左)、小河内岳(右)。その奥に見える山は、荒川三山。
きれいな塩見岳とハイマツ草原の緑。
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きれいな塩見岳とハイマツ草原の緑。
三伏峠小屋が見えてきた。三伏峠小屋は、崩壊地の近くだった。
三伏峠小屋が見えてきた。三伏峠小屋は、崩壊地の近くだった。
既に葉が落ちたダケカンバの林を通って、
既に葉が落ちたダケカンバの林を通って、
山肌がきれいな三伏山?を見ながら、
山肌がきれいな三伏山?を見ながら、
秋の気配を感じながら、
秋の気配を感じながら、
秋の色づきを感じながら、戻っていく。
秋の色づきを感じながら、戻っていく。
水場の近くから見える塩見岳。
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水場の近くから見える塩見岳。
きれいなシラビソと苔の林を通って、
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きれいなシラビソと苔の林を通って、
12:21 三伏峠小屋に計画より1:20ほど早く到着。このまま下山することも考えたが、明日の天気が持ち直してきたので、今日はここに泊まっていくことにした。
12:21 三伏峠小屋に計画より1:20ほど早く到着。このまま下山することも考えたが、明日の天気が持ち直してきたので、今日はここに泊まっていくことにした。
ベンチで、昼カレー(@1200)、缶ビール500ml(@800)2本で乾杯。2Fの大部屋で休み、そのまま夜になる。
ベンチで、昼カレー(@1200)、缶ビール500ml(@800)2本で乾杯。2Fの大部屋で休み、そのまま夜になる。
■DAY2 小屋に宿泊している10人ほどの登山ツアーが下山する前にと、まだ暗いが、4:52 三伏峠小屋から下山開始。
■DAY2 小屋に宿泊している10人ほどの登山ツアーが下山する前にと、まだ暗いが、4:52 三伏峠小屋から下山開始。
幸いなことに雨は降っておらず、登山道は乾いていて一安心。
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幸いなことに雨は降っておらず、登山道は乾いていて一安心。
のんびり帰りましょう。
のんびり帰りましょう。
6:09 豊口山のコルを通過。
6:09 豊口山のコルを通過。
花など撮って帰ろうと思ったが、ほとんど花はなし。
花など撮って帰ろうと思ったが、ほとんど花はなし。
左手に見えた山、小河内岳かな?
左手に見えた山、小河内岳かな?
芝のような下草の鮮やかな緑で、美しいカラマツ林。
芝のような下草の鮮やかな緑で、美しいカラマツ林。
そして緑鮮やかなシダ類の、この美しいカラマツ林を下れば、
そして緑鮮やかなシダ類の、この美しいカラマツ林を下れば、
6:49 鳥倉登山口に到着。
6:49 鳥倉登山口に到着。
この登山口の広場、なかなか広い。
この登山口の広場、なかなか広い。
登山道沿いの岩石に関する説明標識。
登山道沿いの岩石に関する説明標識。
待合所内にある伝言板。伝言板とは、なかなかいいね。でも誰が消すのだろう。
待合所内にある伝言板。伝言板とは、なかなかいいね。でも誰が消すのだろう。
鳥倉ゲートまで、整備された林道歩き。
鳥倉ゲートまで、整備された林道歩き。
左手に見える尾根は、奥茶臼山の尾根であろうか。
左手に見える尾根は、奥茶臼山の尾根であろうか。
7:30 鳥倉ゲートが見えてきた。CTより50分ほど早く下山。
7:30 鳥倉ゲートが見えてきた。CTより50分ほど早く下山。
鳥倉ゲートを通過。なかなかの絶景が撮れ、心配していた雨にも降られず帰ってこれました。ありがとうございました。
鳥倉ゲートを通過。なかなかの絶景が撮れ、心配していた雨にも降られず帰ってこれました。ありがとうございました。
第1駐車場は10台程度しか停まっていない。着替えて出発すると、ガタガタガタ。降りて見ると車の左前輪がペシャンコ。さて・・・・、(このつづきは感想欄に記載)
第1駐車場は10台程度しか停まっていない。着替えて出発すると、ガタガタガタ。降りて見ると車の左前輪がペシャンコ。さて・・・・、(このつづきは感想欄に記載)
電波が通じない山の中のパンクで、役立ったパンク修理キット。白いボンドと、これから重宝しそうなエアコンプレッサー。
電波が通じない山の中のパンクで、役立ったパンク修理キット。白いボンドと、これから重宝しそうなエアコンプレッサー。
だいぶケチってしまいましたが、新調された相棒君の足元。
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だいぶケチってしまいましたが、新調された相棒君の足元。

感想

・百高山2座(烏帽子岳、小河内岳)を、なんとか今シーズン中に廻ってこれた。ありがとうございました。これで87座。そろそろ今シーズンの山小屋の営業は終了するので、今年の百高山挑戦はこれでおしまいかな。あと13座、来年中に終わらせられるだろうか? 別山北峰、横通岳、東天井岳、赤沢山、赤牛岳、抜戸岳、蝙蝠岳、北荒川岳、新蛇技岳、安部荒倉岳、広河内岳、大籠岳、笹山北峰。なかなか難しそうだ。

「登山計画」
・この山行を日帰りで行くか、一泊入れるか、迷ったが、歳も歳だし無理しないよう一泊にした。しかもテン泊ではなく小屋泊。10年前なら迷うことなく日帰りだったが、今の錆びついたエンジンと足回りでは、仕方ない。
・1週間前に、来週の金曜日は全国的にとても良い天気になる予報が出た。ならば木曜日に自宅から三伏峠小屋まで行って泊まり、金曜日は烏帽子岳で日の出を拝んでから小河内岳に行って三伏峠に戻り下山する計画を立てた。ところが天気は予報通りにはならず、水曜日になると、木曜日はまあまあだが、天気が良いはずだった金曜日は新たな台風の影響か大雨になりそう。急遽計画を変更して、水曜日中に鳥倉の駐車場に移動して車中泊し、木曜日早朝に出発して烏帽子岳、小河内岳に行き、金曜日の天気次第では三伏峠小屋宿泊をキャンセルして下山することにした、
・実際の天気は、木曜日はガスが出ている時もあったものの、まあまあの天気、金曜日は午前中は曇りで、午後から小雨程度であった。

「小河内岳の読み」
・山と高原地図2021版には「おごうちだけ」と書かれているが、小河内岳の山頂標識にはローマ字で「kogouchidake」と書かれている。なお調べてみると、「おごうちだけ」「こごうちだけ」と、どちらの読みも並記しているものが多い。

「下山して出発しようとしたらパンク」
・鳥倉駐車場に下山し、帰宅準備して、20mほど車を走らせると、ガタガタ音。降りて見てみると左の前輪がパンクしてペシャンコ。駐車場で下山するツアー客を待っていたバスの運転手さんも、その音を聞いて、様子を見に来てくれた。再び車を駐車場まで戻して、さてどうしたものか? ここは電話は通じない。
・自分の車には、スペアはないがパンク修理キットが運転席の下にあることを思い出した。さっそくマニュアル見ながら、空気穴から白いボンドを入れて、その後でキットのエアコンプレッサーで空気を入れてみると、あれよあれよと膨らんで、ペシャンコになっていたタイヤは元に戻っていく。サイドウオールの傷があったと思われるところからは、白いボンドが滲み出ている。
・運転手さんの提案で、タイヤの中のボンドの膜が均等になるよう、なんどか前後に運転してタイヤを回した。約10分ほどでボンドの滲み出しも止まって、空気圧が安定してきた。さらに5分ほどしてから、軽く運転してみたが、空気圧の抜けはなさそう。運転手さんから、ゆっくり林道を下りて、できるだけ早くガソリンスタンドで見てもらうようアドバイスをいただく。ゆっくり運転して道の駅「歌舞伎の里大鹿」まで下りた。全然大丈夫そうだ。ただ「VSA警告ランプ」が点灯しているので、ホイールが歪んだのかも。
・このタイヤ、もう7年、距離的には4万Kmほど使っていて、かなり摩耗している。この秋には新品と交換しようとしていたもの。このパンク修理の状態では速度80Kmまでとマニュアルに書かれているので、高速に乗る前に新品タイヤを購入することとした。
・一番近い自動車部品店にナビをセットし向かっている途中で、黄色の建物で壁に大きく「激安タイヤ」と書かれた店があり、そこで購入することにした。ブリジストン(ネクストリー)に、アルミホイール交換に、工賃なども入れて全部で@64170、緊急購入にしては安く交換できたのではないだろうか。タイヤ交換後は、走行音も静かになり、乗り心地も良くなり、「VSA警告ランプ」も点灯しなくなった。
・家に戻ってきて、パンク修理剤の補充手配をした。ホンダ純正品は高そうなので、マルニ製の500ml(@2500)とした。
・下山後のパンクには困ったが、高速走行中のパンクが起きなかったことを考えれば、この程度で済んで良かったのかもしれない。早めに交換しておくべきだった。ところでパンク修理キットについているエアコンプレッサーは、家で空気圧をメンテすることに使用でき、これは重宝しそう。ところで、パンク修理剤(車検対象外)の期限は2019年で、とっくに期限切れ。

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