硫黄岳-根石岳-東天狗岳

2024年09月29日(日) ~ 2024年09月30日(月)

• GPS: 15:50
• 距離: 20.3km
• 登り: 1,729m
• 下り: 1,708m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:48
• 休憩: 1:19
• 合計: 7:07

7:07 ミドリ池入口
7:55 こまどり沢水場
8:12 8:13 こまどり沢看板
8:43 9:15 しらびそ小屋
9:15 9:16 ミドリ池
9:22 9:24 中山峠・本沢温泉分岐
9:28 9:29 シラビソ平
10:17 10:18 本沢温泉・みどり池分岐
11:09 11:09 本沢温泉
11:19 11:20 本沢温泉野天風呂
12:01 12:01 夏沢峠
12:06 12:29 山びこ荘
12:30 12:30 ヒュッテ夏沢
13:29 13:50 硫黄岳
14:19 硫黄岳山荘

2日目

• 山行: 6:14
• 休憩: 2:20
• 合計: 8:34

14:19 硫黄岳山荘
6:59 7:27 硫黄岳
8:16 8:16 山びこ荘
8:20 8:21 夏沢峠
8:57 箕冠山
9:03 9:14 根石岳山荘
9:21 9:37 根石岳
9:48 9:49 白砂新道入口
10:28 10:35 東天狗岳
10:38 10:45 天狗の鼻
10:52 10:53 天狗岳分岐
11:48 11:49 天狗の奥庭
12:06 12:49 黒百合ヒュッテ
12:55 13:02 中山峠
13:16 13:16 中山峠・みどり池まで40分道標
13:52 13:53 中山峠・本沢温泉分岐
13:57 14:03 ミドリ池
14:03 14:17 しらびそ小屋
14:34 14:34 こまどり沢看板
14:39 14:39 こまどり沢水場
15:12 ミドリ池入口

天候

■1日目
霧雨と小雨の繰り返し、たまに止んだり。
前半はずっとレインウェア上下着用。
山頂は基本ガスでしたが、束の間晴れて景色を見せてくれました。

■2日目
早朝は晴れ。8時ごろから曇りだして、うっすら霧がかったり霧雨だったり。基本的にはレインウェア無しで歩けるくらいの天気。気温は涼しくて快適。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

朝7時ほぼ満車。登山口はトイレなし。

コース状況／危険箇所等

霧雨でもぬかるみが少なく歩きやすい
森の中でも割と急登有り

東天狗岳～黒百合ヒュッテのガレ場は岩がゴロゴロしていて大変だった（苦手）
すこしだけ鎖場もあった
手をつきながら行ったので、登山用手袋があって良かった

その他周辺情報

稲子湯旅館（日帰り温泉650円）16時まで

写真

9/29 7:33

登山口から30分ほど
霧がかった森の中

9/29 8:16

けっこうキツめの斜面
小雨が降ってきてレインカバー装着

9/29 10:17

本沢温泉まで10分

9/29 10:24

本沢温泉到着

9/29 10:26

毒沢注意

9/29 11:15

本沢温泉を過ぎたとこ
ここから急になるぞ

9/29 11:52

歩きづらい道

9/29 12:26

夏沢峠到着
営業しておらず、トイレも使えません

9/29 12:29

グレーの木々 綺麗〜

9/29 12:47

こんな足元を歩くなんて

9/29 12:48

さっきいた夏沢峠がもうあんなところに

9/29 13:13

森林限界を超え、山頂までこの雄大な地形を味わいながら歩く

9/29 13:26

硫黄岳山頂！
ガスで景色はほとんど見えないけど達成感！

9/29 13:59

山頂からの景色
うっすら硫黄岳山荘が見えます

9/29 14:11

着々と

9/29 14:29

夕食と朝食の時間
この日の日の出は5:36とのこと

9/29 15:39

到着してシャワー浴びて飲むビールの美味しさよ..

9/29 16:18

2杯目は長野のクラフトビール「8Peaks BREWING」のココイラエール！
フルーティーで美味しい

9/29 17:40

硫黄岳山荘の夜ごはん！おいしい〜

9/30 5:12

日の出
雲海の上にうっすらと見える光
太陽は見えませんでしたが、これもまた良し

9/30 5:19

早朝の山荘
冬の朝の空気のにおいがする

9/30 5:42

日の出を待ちながらコーヒー

9/30 5:50

朝ごはん
本日のパワーの源

9/30 6:34

硫黄岳山荘の前にあった物資たち

9/30 6:42

ガスの晴れ間に見せてくれる
壮大な景色

9/30 7:03

硫黄岳の爆裂火口

9/30 7:12

土と緑と靄のコントラスト

9/30 7:13

雲海

9/30 7:14

硫黄岳の山頂から赤岳が美しく望める

9/30 8:22

幻想的な森
霧がかってなお

9/30 9:20

トイレ休憩させて頂いた根石岳山荘

9/30 9:37

根石岳からの景色
これから東天狗岳へ
あの岩場を行くのか..という気持ち

9/30 10:01

橋が設置されてる

9/30 10:02

恐ろしい地形

9/30 11:05

岩場は道が分かりづらいから、このマルが助かる

9/30 11:58

登山靴のグリップ力に大感謝

必死で降りる

9/30 11:58

ようやく見えた黒百合ヒュッテ

9/30 12:17

黒百合ヒュッテのビーフシチュー美味しい〜〜！！！パンも美味しい。1600円も納得

9/30 13:37

歩きやすい登山道がくると安心する

9/30 15:02

どんどん下山
もうすぐ着くぞ

9/30 15:06

登山口に着いた〜〜お疲れさま

9/30 15:06

行きはほぼ満車だった駐車場も、帰ってきたらガラガラに

9/30 15:07

楽しかったよ、また

9/30 16:01

登山口から車で5分の稲子湯へ
下山、間に合って良かった〜！

撮影機器：

E-M10MarkII OLYMPUS CORPORATION

iPhone 13 Pro Apple

感想

Noah_y

休みの日に朝早くから雨の中、身体を酷使するなんて。
側から見れば過酷な山登りだけど、そのおかげで見られる景色や美味しいご飯、温泉。
最高に贅沢な遊びですね〜。

黒百合ヒュッテのビーフシチュー美味しすぎ…味だけじゃないです。ロケーションやたどり着いて食べるから。
硫黄岳山荘はシャワーも浴びられてビール飲めます。そんなのありなんですか？

YUKA

人生2回目のガチ登山。
急勾配なルートに不安を覚え、前回は持ってなかったトレッキングポールとサポートタイツを新たに購入（とても大活躍！）し、結果的に最高の旅になりました。

霧雨で始まった初日でしたが、湿度を含んだ苔の輝きや、延々と広がるシダの森、それを包む静かな雨音、また時折顔を見せる小さなキノコたちの可愛さにときめきっぱなしで、見晴らしの悪さも雨も気にならないほど、森の持つ豊かな表情に目移りが止まりませんでした。
森林限界を超えた先はガラリと景色が変わり、
高山植物の緑、石灰岩の薄ピンク、大地の赤や、石たちのグレー、刻々と迫ってくる霧のおおきな白など、自然が織りなす豊かな色彩と質感が、歩を進めるごとにころころと表情を変え、さらなる感動の嵐。
1日目は小雨でガスの多い景色、2日目は晴れたり霧がかったりを繰り返す天気でしたが、そんな天気のおかげで様々な表情が見られて本当に楽しかった！

ルートは、プチ急登スタートで即息切れから始まりましたが、1時間も歩けば慣れてきてペースを掴み、そのまま2日間バテることなく歩き通せました。
ただ、2日目の岩場（ガレ場？）はとても苦手で、岩の隙間に落ちそうな恐怖に足がすくんでなかなかスムーズに進めなかった..。岩の上を天狗のように軽やかに歩く相方に悔しさを覚えつつ必死で進み、長い長い岩場が終わったときの安心感たるや..岩場の苦手意識、克服したいです。

下界では味わえない贅沢な時間、山にハマる人たちの気持ちが分かりました。
なんと言っても午後の早い時間に到着して飲む山小屋でのビールと、夕飯までのゆったりした時間が至福すぎて..これ以上の贅沢はありませんな..
（宿泊した硫黄岳山荘は温水シャワーも浴びれて、快適さも抜群！ありがたかった～）

まだまだ知らない景色がたくさんあるんだと思った今回の山旅。これからも体力つけて、いろんな景色を見たいです。