大弛峠から金峰山と北奥千丈岳
- GPS
- 06:47
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 803m
- 下り
- 803m
コースタイム
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 6:47
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
金峰山は五丈岩の姿が印象的で以前からいつかは登ろうと思っていた山でした。
ようやく暑さも和らぎ始めた10月、計画していた東北遠征も天気が芳しくなく中止。
ならばと、金峰山をネタ帳から引っ張り出してきました。
この山は大弛峠に車を止めることが出来るかどうかが山行の核心部と言っても過言でありません。
休日に止めるのは至難の業とのネット情報。
ならば毎日〇日族の特権で、平日の前日入りとしようじゃないですか。
宇都宮から下道使って200km超えの約8時間。途中でスーパー寄ったりしたけど、いやはや遠い遠い。
塩山市街地北部から山岳林道を延々と走り、ようやくたどり着いた大弛峠にはすでに先客の車中泊組あり。
日付が変わる頃にかけ、時折車がやってくるのをシュラフの中で聞いていましたが、翌朝起きてみれば、日が昇りきる前から満車になってました。こりゃ噂通りだね。
困ったのは携帯の電波が超弱いってこと。
トイレの裏手だけアンテナかろうじて二本で通信できるけど、少しでも離れると圏外でした。取り立てて困る事もないのですが、ネットが生活の一部になっているとなかなか不便なものがあります。お陰で持ってきた本がだいぶ進みました。
逆に登山道は場所によってガッツリ電波入ったりで、この辺は最近のあるあるでした。
さて、台風17号通過の影響もすっかり消えた気持ちの良い翌朝の晴天。
金峰山への登山道は最近歩いた中ではまれにみる歩きやすさでした。出だしが若干急登ですが、あとは危険個所や足場の悪いところもなく、また泥濘もなし。これは極楽登山道と言ってよいでしょう。
前半の樹林帯でも、眺望の良い箇所があるので飽きないのはポイントです。
そして、森林限界を超えた賽河原で風景は一変し、雄大な眺望と稜線の先にある山頂と、
やはり目を奪われる五丈岩の神秘的なたたずまい。
一旦、大弛峠に戻り反対側の登山道に入って国師ケ岳を目指します。
金峰山の道が思いのほか快適だったので楽勝と思いきや、序盤から延々と続く急登階段にいささか辟易しますが、ここはしばしの辛抱。
階段が切れると登りもほぼ終了し、あとは比較的なだらかな道をたどり国師ケ岳へ。
遠景はガスに覆われつつあり、すっきりしませんでしたが、前半の金峰山で眺望はすでにおなか一杯になっていたので消化試合感も否めませんでした。
それでも、
金峰山へ登ったルートを一望できる北奥千丈岳で齧ったパンの味は格別でしたよ。
下山を終えてもまだ13時過ぎですが、これから8時間かけて宇都宮まで戻るなんて芸当はとても無理。途中で居眠りしてあの世行きは間違いないでしょう。
塩山市街地まで足を延ばして食料調達後、「彩甲斐街道 出会いの丘」
https://maps.app.goo.gl/vnMiEmuSUT4WD5K77
(↑グーグルマップへのリンク)
を本日の泊地としました。
国道から少し奥まった場所にあり、大型トラックはおろか訪れる車もまばら。
自販機もない24時間トイレだけの、静かな静かな山あいの、一台だけの夜は更けていきます。
夜半、トイレに起きたら山の中で何かの動物が鳴いていました。
クマ以外は歓迎なんですけどね。
翌朝は朝焼けの中、撤収。
宇都宮には午前中に帰ることができました。
二泊とはいえ車中泊装備はほぼフル装備になります。長期との違いは着替え等の数と僅かな点数の装備品だけなので、やはり二泊で登山一日はコスパ悪いです😣
せめて飛び石でも良いから晴れマークがあれば遠征も可能なのだけど、暫くはそれも無理っぽい感じ。空模様が安定するまでは今回と似たような感じになるのかなぁと思っています。
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