秋田駒ケ岳(国見温泉より女岳・男岳・男女岳周回)
- GPS
- 05:38
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,076m
- 下り
- 1,075m
コースタイム
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 5:37
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今回は、モンベルのスタンプラリーの東北分のスタンプを押してもらうべく、東北に遠征。
友人の盛岡シティーマラソンの出場に合わせ、前乗りして、登山を計画した。
その第二弾。
友人が、秋田駒ヶ岳に行きたいとのことで、同行した。
ちなみに、友人は、全都道府県の最高峰を狙っているとのこと。
秋田駒ヶ岳は、秋田県の最高峰。
国見温泉: 7:30頃、一番上の駐車場は満車で、少し下った、路肩に自動車を駐車。こちらも、あと、1台分しかスペースが残っていなかった。国見温泉付近は、紅葉のピークより、少し後のようであったが、綺麗に色づいていた。また、国見温泉の登山口付近では、温泉らしく、硫黄の匂いが漂っていた。
女岳: 国見温泉横の登山口から、50分ほど整備された登山道を登っていく。登りきると、横長根出合となり、文字通り、緩やかな尾根道を進む。尾根道を進んでいくと、辺りがひらけた部分では、田沢湖が見えたり、女岳や横岳を眺めることができた。更に進んでいくと、辺りが完全にひらけて、男岳も見えるようになる。
男岳分岐から、男岳方面へトラバース路を通って進んでいく。僅かに進むと、木道がでてきて、カルデラの中を進んでいく。山々に囲まれた中を進んでいくのは、なかなか気持ち良かった。途中、駒池があるが、その前にも水たまりのような池があり、山が映りこんだりして、綺麗だった。また、カルデラを進んでいくと、男岳が見えてきて、近くで見ると岩稜が際立っていた。更に歩くと、男岳方面の分岐が出てくるが、まずは、女岳方面へ。ザレ場を登っていくと、女岳山頂へ周回できる分岐にあたる。今回は、時計回りで、女岳山頂へ向かった。途中から、水蒸気が至る所から出てきて、火山活動の活発さを物語っていた。
女岳山頂は、開けており、360の眺望あり。男岳や、男女岳の山頂も僅かに確認できた。
特に危険個所なし。
男岳: 女岳から、引き続き縦走。男岳山頂を目指す。女岳山頂から、ザレた道を周回しながら、分岐に戻るが、道が分かり辛く、何回か道を外しそうになった。
分岐から僅かに進むと、尾根まで直登できる道も見えたが、登山道になっていないようだったので、五百羅漢経由で、男岳山頂へ向かう。分岐から僅かに進むと、枝などが邪魔な、狭い道のトラバース路。トラバース路を抜けると、五百羅漢となる。
正面には、大きな岩と、田沢湖を眺めることができた。
そこからは、尾根伝いに、登っていく。段々と急になり、高度を上げていく。高度が上がっていくと、周りの景色がなかなかよかった。登りきって、僅かに進むと、男岳山頂。
男岳山頂は、狭いが、360度の眺望あり。駒形神社もあった。
男女岳の隣には、岩手山が見え、駒池の向こうには、早池峰山ららしき山も見え、また、田沢湖の左奥には、鳥海山らしき、山も眺めることができた。
女岳山頂からの周回は、道が分かり辛いので、道迷い注意。五百羅漢以降は、急登の岩場となるので、滑落注意。
男女岳: 男岳山頂から、開けた尾根伝いに、阿弥陀池を目指して、降りて行く。ザレた尾根で、あまり歩きやすくはなかったが、周りの景色が良かった。下りきると、木道が現れる。阿弥陀池の周りを囲んでおり、カルデラの中を気持ちよく歩くことができた。阿弥陀池避難小屋近くの分岐から、男女岳山頂へ。整備された階段が多い道だった。
男女岳山頂は、そこそこ広く、360度の眺望あり。鳥海山、男岳、田沢湖、岩手山を眺めることができた。
特に危険個所なし。男岳山頂からの尾根は、ザレているので、スリップ転倒注意。
横岳: 男女岳山頂を後にして、阿弥陀池で休憩を取り、下山開始。まずは、横岳を目指した。横岳分岐までは、僅かに登り、その後、尾根伝いに、横岳山頂まで向かう。尾根に入ると、やはり、遮るものが無く、周りの景色が良く見える。下山時に通行する、大焼砂という黒い火山礫が堆積した尾根が良く見え、なかなか絵になっていた。
尾根を進むと、横岳山頂。横岳山頂では、岩手山が良く見えた。
特に危険個所なし。
国見温泉まで: 横岳山頂からは、尾根伝いにしばらく進む。周りを何も遮るものが無い尾根で、女岳、男岳と先ほど登ったピークも眺めながら、下ることができる。
大焼砂は、かかとが沈むくらいの火山礫で、歩きやすくなる。景色を楽しみながら、スタスタと下山できる。その後、男岳分岐を経て、横長尾根にとなり、国見温泉までは、元来た道を下った。
特に危険個所なし。横長尾根出合から国見温泉までは、ザレているので、スリップ転倒注意。
前日の早池峰山に続き、天気が良く、景色を楽しみながら、良い登山ができた。
また、今回の岩手遠征では、火山警戒レベルが上がってしまった岩手山に登れず、残念だった。また、機会があれば、八幡平にも行ってみたい。
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