丹沢表尾根(蓑毛から大倉まで)
- GPS
- 05:05
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,484m
- 下り
- 1,510m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
※小田急との連絡が悪く、時間もないためタクシーを利用しました。 大倉から小田急渋沢駅北口まで200円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
蓑毛〜ヤビツ峠間の柏木林道は昨年一部通行止めとなりましたが、現在は通行可能です。 また、道はつづら折りとなっていて傾斜は緩く、暑くてもそれほどきつくはありません。 表尾根への登山口から二ノ塔への樹林帯の登りでは相当汗を絞られます。水分補給だけでなく塩分補給にも気を遣いましょう。 その他については、たくさん歩かれているルートなので割愛します。 |
写真
感想
土曜に我が家的にお盆を済ませ、明けた日曜日。
前日とうってかわっての猛暑。天気予報通り。
どうせどこ行っても混んでるし、暑いし、丹沢はキツイし・・・
うだうだしているとあっという間に9時を過ぎる。でも山に行きたい・・・
来週は旅行があり山歩きはお休みとなる。今日行かないと2週間、脚を鈍らせることになる。
8月末から9月初旬には北アルプスを縦走したいと思っているところ、やはり登っておこうと決意!
行けるところは限られている。いつもの大倉尾根か蓑毛から大山或いは表尾根。
(無謀にも)今日は少し長めに歩きたいと思い、久しぶりの表尾根に。2年近く歩いていない。
小田急線は当たり前の様に数分遅れる。秦野駅から蓑毛行きのバスは11:35。秦野駅到着は本来11:33。着いたのは11:34過ぎ。
しかも「かなちゅう」バスはまず定刻に出発する。相性が悪い。
結局40秒ほど過ぎてバス停に来てみれば既に出発してしまった後。無謀にも次のバス停まで走ろうとするも諦める。
既に出遅れている訳で、ここでの30分は無駄にできないとタクシーに乗る。
バスとほぼ同じタイミングで蓑毛に着くことができた。
大山に行くのだろうか、お洒落な山ガール?さんと単独のやけに装備に気合いの入った兄ちゃんが同じく柏木林道を目指す。
程よく省略した装備の自分とは大違い。きっと両者とも山を始めたばかり。何もこのクソ暑い中来なくてもいいのに・・・
何度も通ったヤビツ峠への道。バス停からの舗装路は案外傾斜がきつくて疲れる箇所。
今日はお盆、途中のマス釣り場&BBQ場は家族連れで賑わうし、霊園への墓参者の車も行き交う。
林道に入り通行止めの箇所も問題なく通過。当たり前だが暑い。汗をたくさんかく。
しかし道自体はなだらかで良く整備されているので歩き易い。息があがることもないのでそれ程疲労は感じない。
それでも発汗量は凄い。Tシャツはびっちょり汗、腰に入れたタオルも汗を吸って重くなってくる。
ヤビツ峠に到着する時点で、頭をよぎったのは持参したアクエリアスが足りなくなるのでは?ということ。
トイレで用を足して、近くの売店の自販機でアクエリアスを追加。ぬるい・・・
氷結アクエリアスに継ぎ足して「塩熱飴スポーツ」を口に含んで出発。
二ノ塔への登山道取付までは車道歩き。しかも下り。標高を下げるのは嫌なところだが、体調を整えるにはちょうど良い区間。
登山道に着くまでは身も心も落ち着いて、今日も行けるかな、と思っていた。
しかし実際に無風の急登の樹林帯に入ると、甘くないことに気付く。汗はさらに出てくるし頭がボーッとしてくる。とにかく暑かった。
フラフラになりながらなんとか二ノ塔に到着。へばるようにベンチで休憩。
自慢じゃなないが、くたびれてどうにもならなくなって休憩することは殆どない。
今日は完全に「駄目休憩」しかし、疲れを感じる前に積極的に休憩を、なんて悠長なことを言っていたら前に進まないのも事実。
二ノ塔で小休憩後は、息が上がったら立ち止まって休憩を繰り返し喘ぎながら表尾根を歩く。
時間もおしてきて、あまり遅くなったら塔ノ岳は諦めて下山することも考えた。
幸いなことに稜線にはガスがかかり、上昇気流が発生しているのか天気が荒れてきて風が吹いてくれた。
太陽光を遮り体が風で冷やされたお陰で、なんとか歩き続けることができた。
行者ヶ岳の鎖場も何の感慨もなく通過して、写真も撮らずフラフラと歩く。殆ど意地だけ。
塔ノ岳到着前には山頂付近は軽く雨が降ったようで、風が吹くと木々から水滴が飛んできた。涼しくて本当に助かった。
表尾根は徐々に標高を上げるので、山頂直下はそれほど厳しい登りではないのも助かった。
で、何とか塔ノ岳に。いつもの塔ノ岳なのに凄く凄く遠かった。大倉尾根よりキツイかな・・・
山頂は人もまばら、時間を考えれば当然。慣れているのと夏だからこの時間でもいいが、本来はとっくに下山している時間。慢心かな。
持参してきたオニギリは一切口にせず下山。それ程お腹が空いていなかったのと、食べる気がしなかったのもある。
最初は頭がボーッとしてペースが上がらなかったけど、人が少ないのでストレスなく下れた。体調も徐々に良くなってきた。
いつもと同じ位で大倉バス停に着くことができた。
着替えも持ってきたが、バスの出発時間が近いので缶ビールを買ってバスの中で乾杯!
2年前の秋にトレランした時より大幅に遅いタイムであったが、自分なりには精一杯の山行であった。お疲れ様でした。
ペースがあがらないキツい状態での塔ノ岳、ご無事でお帰りになられてなによりです。
ヒルの心配がなくなる秋に初挑戦を予定していますが、ヤビツから出発するか、大倉からにするか思案中です。参考にさせていただこうと訪問しました。
大倉からは近いけどキツいと聞いていたのですが、ヤビツからもキツそうですね。
どっしよっかな
コメントありがとうございます。
塔ノ岳でしたら、ヤビツから登って大倉に下山することをお勧めします。
ヤビツはバスの本数が少ないのと、大倉尾根は登るのはちょっとしんどいです。
表尾根でしたら多少のアップダウンもいいアクセントになり、天気次第ですが眺めも良好です(^^)
鎖場もあったりしてアスレチック気分も味わえます。
ちなみにヒルですが・・・表尾根や大倉尾根では登山道を外れない限り、今の時期でも心配無用です。
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