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Yamareco

記録ID: 742775
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

甲武信ヶ岳(毛木平ピストン)

2015年10月15日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:44
距離
15.2km
登り
1,086m
下り
1,082m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:23
休憩
1:17
合計
6:40
7:32
24
7:56
7:56
11
8:07
8:09
43
8:52
8:53
60
10:33
11:27
35
13:01
13:02
35
13:37
13:40
8
13:48
13:50
22
14:12
標準コースタイム…約7時間30分
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道-須玉IC-国道141号-道の駅南きよさと(車中泊)-県道68号-毛木平駐車場
※駐車場手前数百mは未舗装の砂利道。
※駐車場は約50台駐車可、綺麗な公衆トイレ、登山ポストあり。周囲に街灯や自販機・民家なし。
コース状況/
危険箇所等
よく踏まれており、標識やピンクテープ等も整備されていて、迷うような箇所は無い。ただ沢沿いの道で、渡渉箇所もあるので、増水時には注意が必要。

●トイレは毛木平駐車場の公衆トイレのみ。
●NTTドコモの電波状況だが、毛木平駐車場では圏外と考えた方が良い。以降、稜線に出るまでも概ね圏外と考えた方が良い。

●コース
・千曲川水源地までは、本当に標高を稼げているのか不安になるほどなだらかな道で、往復通して足に優しい。しかも沢を横に見たり離れたりしながらの実に清々しい樹林帯の道。気持ち良いの一言に尽きる。
・稜線に出てからも道はよく踏まれて整備されているため気持ち良く歩けるが、山頂部は雨天時には滑りやすそうな岩である。
その他周辺情報 ●24Hやってるコンビニは、野辺山駅近くのセブンイレブンが最後。
●道の駅南きよさとは、駐車場もかなり広く綺麗で車中泊適地。
正面のゲートから毛木平駐車場発。
7時過ぎに駐車場に着いたが、車外気温計は1度。
正面のゲートから毛木平駐車場発。
7時過ぎに駐車場に着いたが、車外気温計は1度。
木々が色づいていて、朝の冷えた空気と広々した樹林帯と相まって、とても気持ち良い。
木々が色づいていて、朝の冷えた空気と広々した樹林帯と相まって、とても気持ち良い。
まだザーザー音を立てている千曲川。
まだザーザー音を立てている千曲川。
それにしても苔も木々も美しい。何て素敵な登山道だろう。
それにしても苔も木々も美しい。何て素敵な登山道だろう。
朝日に照らされる黄葉。
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朝日に照らされる黄葉。
しばらくはこんな素晴らしい道が続く。
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しばらくはこんな素晴らしい道が続く。
美しい。
木々や花々にもっと詳しければ、別の角度からも山を見られるようになるんだろうな。
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美しい。
木々や花々にもっと詳しければ、別の角度からも山を見られるようになるんだろうな。
たまに山で見かける光景。
たまに山で見かける光景。
目が覚めるほどの赤。
目が覚めるほどの赤。
このような沢沿いの道を進む。
このような沢沿いの道を進む。
気付けばナメ滝。
気付けばナメ滝。
コケ類の繊細なこと。
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コケ類の繊細なこと。
橋で右岸に移る。
左の橋は古く、使用禁止。
橋で右岸に移る。
左の橋は古く、使用禁止。
次第に細くなっていく千曲川。
右岸に移ってからは、更にコケ類の美しさが際立つ。
次第に細くなっていく千曲川。
右岸に移ってからは、更にコケ類の美しさが際立つ。
唐突に千曲川水源地標識。
唐突に千曲川水源地標識。
こんな水場が大河の源流とは!
備え付きのコップで丁重に味わう。
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こんな水場が大河の源流とは!
備え付きのコップで丁重に味わう。
稜線までの急登。
だが、そんなにつらくないし長くない。
稜線までの急登。
だが、そんなにつらくないし長くない。
稜線に出る。
稜線もこのように気持ち良い。
稜線もこのように気持ち良い。
視界が開けるとちょっとしたガレ場があり…
視界が開けるとちょっとしたガレ場があり…
山頂から西方を臨む。
金峰、甲斐駒、八ヶ岳、穂高、槍が一望!
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山頂から西方を臨む。
金峰、甲斐駒、八ヶ岳、穂高、槍が一望!
山頂から北西方。
八ヶ岳から、雪を纏う北アルプス北部まで!
山頂から北西方。
八ヶ岳から、雪を纏う北アルプス北部まで!
八ヶ岳!
赤岳アップ。
穂高連峰(左奥)、槍ヶ岳(右奥)!
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穂高連峰(左奥)、槍ヶ岳(右奥)!
遥か北西方には、立山だろうか。
白くなり、北アルプスにはもう冬が訪れ始めているのが分かる。
遥か北西方には、立山だろうか。
白くなり、北アルプスにはもう冬が訪れ始めているのが分かる。
遥か北北西方には白馬だろうか。
こちらも雪をかぶり始めている。
遥か北北西方には白馬だろうか。
こちらも雪をかぶり始めている。
ふと雲が切れて、南西には甲斐駒ケ岳!
猛々しい異様な雰囲気が好き。
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ふと雲が切れて、南西には甲斐駒ケ岳!
猛々しい異様な雰囲気が好き。
甲斐駒(左奥)と鋸岳(右奥)。
甲斐駒(左奥)と鋸岳(右奥)。
更に雲が切れて、千丈ヶ岳(左奥)、甲斐駒(中央)!
更に雲が切れて、千丈ヶ岳(左奥)、甲斐駒(中央)!
五丈岩が特徴的な金峰山(中央左)、千丈(中央右奥)。
五丈岩が特徴的な金峰山(中央左)、千丈(中央右奥)。
西南西方遥か遠くに木曽御嶽山。
左奥から僅かに噴煙のような煙が見える。
西南西方遥か遠くに木曽御嶽山。
左奥から僅かに噴煙のような煙が見える。
その南脇手前には、木曽駒ケ岳を擁する中央アルプス(奥)!
その南脇手前には、木曽駒ケ岳を擁する中央アルプス(奥)!
さっきまで雲に覆われていた南方の雲海を見ると…
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さっきまで雲に覆われていた南方の雲海を見ると…
霊峰富士!
この存在感はやはりとてつもない。数日前に初冠雪だったが、薄っすら雪を纏っているのも更に美しい!
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霊峰富士!
この存在感はやはりとてつもない。数日前に初冠雪だったが、薄っすら雪を纏っているのも更に美しい!
稜線の分岐に戻る。
直進すると金峰方面。奥多摩からの大縦走も憧れである。
稜線の分岐に戻る。
直進すると金峰方面。奥多摩からの大縦走も憧れである。
樹林帯の中で一際黄色く輝くカラマツ?
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樹林帯の中で一際黄色く輝くカラマツ?
空の青、奥の尾根の緑、木々の紅葉。
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空の青、奥の尾根の緑、木々の紅葉。
千曲川もいつの間にか大きな流れになる。
千曲川もいつの間にか大きな流れになる。
安全登山を神社に感謝。
安全登山を神社に感謝。
駐車場到着。
駐車場から十文字山方向の稜線を眺める。
山体がやや黄色くなりつつある。
駐車場から十文字山方向の稜線を眺める。
山体がやや黄色くなりつつある。
駐車場トイレ備え付けの登山届。
駐車場トイレ備え付けの登山届。

感想

日本百名山30座目。

以前から近場の展望の名山ということで気にはなっていた山。
ただ山梨の西沢渓谷から登るには日帰りは厳しそうだなと思っていた。
しかし以前、某登山番組で千曲川源流を辿る今回のコースを紹介しており、長野側から登って大河の源流を見て山頂に立つ魅力に取りつかれ、登ることとした。

結果としては大満足である。
・距離は往復15km以上と長めだが、勾配がきつくなく非常に登りやすい(下りやすい)
・樹林帯が思った以上に雑木林っぽくなく、清々しく気持ちが良い
・そんなに期待していなかったが、八ヶ岳はおろか新潟方面の北アから穂高、御嶽、南ア、富士山、浅間、両神と360度の大展望であった
他にも細かく言えばもっと満足点はあるが、とにかく素敵な山だ。

前夜、中央道を降りて道の駅南きよさとで車中泊。
ダウンジャケットを着てシュラフに入ったが、時折寒くて目が覚めることがあった。清里の道の駅では車外気温計が4度!
だがコンビニで朝食を採り毛木平に7時頃着くと、なんと1度!先行者の車10台くらいが駐車していたが、車中泊か山小屋泊まりの車には霜が降りていた。
おそらく日の出前の駐車場は氷点下だったろう。

なだらかで大層気持ちの良い登山道を、色づき始めた木々を見ながらじっくり進み、渡渉を数回する頃には水源地。
水源地からは若干急登。息が切れる頃に稜線に出て山頂へ。
山頂からの大展望は写真を見てもらえれば多少伝わるかと思うが(誤って削除したり撮るのを失念したが、北岳・間ノ岳・鳳凰・両神山・浅間山等も当然見えた)、頂上にはもっと長時間いたいくらいだった。

平日だったが合計15名くらいの登山者に会い、混雑し過ぎているわけではなく丁度良い。下山中にはテント泊や甲武信小屋泊と思しき装備の方がチラホラ何名か上がって来ていて、羨ましかった。

良い意味で期待を裏切られた素敵な山。
今度は山梨側からテント泊か小屋泊してみたい。

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