吾妻山〜比婆山↑↓吾妻山キャンプ場駐車場
- GPS
- 06:13
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 944m
- 下り
- 953m
コースタイム
- 山行
- 0:58
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 2:46
- 山行
- 3:24
- 休憩
- 2:43
- 合計
- 6:07
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
バックできない人と鉢合わせて、随分バックしました。 吾妻山駐車場は台数が多いが、人気の山なので埋まりがちか。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は見当たらないが、ドロドロの道が滑りやすい。 |
その他周辺情報 | 大膳原キャンプサイトにはトイレに水場、避難小屋も揃っている。 吾妻山キャンプサイトの管理棟は無人のようです。 |
写真
感想
小学校の頃(昭和)から、比婆山にはヒバゴンがいるずらと恐れおののいていたのですが、私も大人になりヒバゴンと対峙する覚悟ができました。
比婆山を調べると、近くに良いテン場があるじゃないか。
比婆山はどうやら眺望がよろしくないようですが、その代わり大膳原を挟んだ向かいに吾妻山という眺望に優れた山があるようだ。
午前は宮島の弥山に登り、その後こちらに移動してテン泊を計画。
予定通り中国自動車道の庄原ICを降りて、車を走らせる。
夕食の予定はお鍋。
宮島口の土産物売り場で720円の高級ご当地ポン酢を買ったし、自宅で長ネギと白菜を細かく刻んで完璧な状態。
後は肉を買うだけ。
しかし・・スーパーがない。
もうちょっと走れば、備後庄原駅もあるし、スーパーくらいあるだろう。
しかしそれがない。
更に走らせるが、途中の特産市場は12時閉店とかだし、やった!見つけた!!と思って車を走り込ませた「比和商店街」には銀行とビクターと書いた店くらいしかない。
このまま雑念を捨てて車を走らせれば、神は見捨てないだろう。
そうやって、無事登山口に到着・・・・。
登山口にはさすが連休の中日、車が沢山あり、時間的に下山してくる人が多数。
日帰り用ザックから、テン泊用ザックに荷物を移し替え、ばっちり確認をしてスタート。
確かにこう言った。「忘れ物なーし」と。
前日までの降雨で川のような舗装路を抜け、見晴らしのいい尾根道について気付く。
ポール忘れた。
スキー場のような、踏み段のない道を登るのは結構苦行ですが、標高差たった200mだしとそのまま登っていく。
ひと登りすれば歩きやすい登山道となり、しっかりした道を登っていく。
振り返ればもう既に景色が良く、青空に映える山頂が期待しか持たせない。
山頂に着くと360°ビューで、秋風が気持ちよく通り過ぎる最高の環境。
眼下には、恐らくテン泊するであろう大膳原らしき草原が広がっている。
ザックをおろし、三角点を探す。
そこで気付く。
お魚を忘れた(※マスコットのウオグルミ)
肉はないしポールはないし、守護神のお魚も忘れる。
何やってんだと反省しながら三角点を探すが、見つからない。
※2023/11/13に国土地理院が撤去したようです。
山頂でプロテインバーをかじって、大膳原に向かう。
登山道はぬるぬるで滑りやすく、慎重に歩を進める。
程なく笹原に到着し、ゲイターを忘れた事にも気付く。
明日朝のご来光登山は濡れそうだな。
16時前についた大膳原キャンプ場は、10張ほどでなかなか盛況。
今夜は降らないと思うが、水みちに生えそうな草がなく平たんな場所を探すと、広場のど真ん中になった。
テントを張り始めてすぐに気付く。
ペグ忘れた。
ここでさすがに凹んで固まる。
もう帰ろうかな・・・・。
確かに今期は、8月の北プス以来テン泊をしていないという非常事態で、何か色々とおかしかった。(テンションも)
今回は樹林帯の中のテン場なのでまず大丈夫だとは思うが、何かあれば命に係わる忘れ物なので、一応避難小屋を覗きに行くが、レディースが沢山おられてアウェー感が強く(避難小屋見物に来ただけっすよ)的雰囲気を醸し出しつつ、テントを張りに戻る。
夕食は、丸大食品の燻製屋君に救われた。
青臭いネギとハクサイを刻んだだけの汁に、時折パリッとジューシーな燻製屋君がとてつもない旨味で「頑張れよ」と言ってくれる。
ポン酢はとにかく美味しかった。
赤く焼けた烏帽子山と比婆山を眺め、星空を見て就寝。
次の朝。
5:10に目を覚まし、ゴソゴソと用意をして吾妻山へ登山開始。
烏帽子山の少し北側が白んでいるが雲が厚い。
カメラのタイムラプスを仕掛けるが、程なく真っ白になって撤退。
テン場で朝食を食べて、そのままデポして烏帽子山と比婆山へ向かう。
烏帽子山への登山道は、広く足元が刈られていて非常に歩きやすい。
残念ながら、眺望はあまり良くない山であったが、烏帽子山・比婆山ともに古来から祀られてきたお山のようで、烏帽子岩、太鼓岩などなど見所が沢山あり、それを訪ねつつガスで白く包まれたブナ林を歩くのは、それはそれで良いもんだなと思い始めた。
スライドした方々と話したのですが、比婆山より更に奥、池ノ段や立烏帽子山に行くと秋の絶景があったようで、少し惜しい事をしました。
またの機会かな。
テン場に戻ると、テントは私の一張だけで皆さんは既に撤収。
のらりくらりとテントと寝袋を干したり、コーヒーを飲んだりしながら一時間かけて撤収作業完了。
帰路は吾妻山の巻き道を使って、お花を愛でつつノンビリ歩きました。
巻き道も少し滑りやすい箇所、細くなった箇所もありましたが、概ね危険箇所なしと言えるかと思います。
機会を作ってまた訪れたいですね。
いいお山でした。
■忘れ物
肉
ポール
ゲイター
ペグ
お魚
■不要物
折り畳みコップ×2 ステンレスカップ×1
パンツ×2(秋山で履き替えないよ)
メスティン
ペグハンマー(これが一番イラっとした)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する