那岐山
- GPS
- 05:46
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 898m
- 下り
- 896m
コースタイム
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 5:43
天候 | 晴れ時々薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
‖莪戝鷦崗30台 第二駐車場7台 遅かったので第一駐車場に最後に駐車できました。 林道の路側帯にも沢山、駐車していました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈道の状況〉 ・上り(Bコース) 渡渉地点までは沢沿いの道。濡れた石が多く歩き難い。 黒滝から主尾根、山頂までは問題なし。 ・下り(Cコース) 山頂からの縦走路は石が多く滑り易い。 |
その他周辺情報 | 〈登山後の飲食・宿泊施設〉 ・「那岐山麓・山の駅」 https://www.okayama-kanko.jp/spot/11830 |
写真
感想
那岐山は鳥取県八頭郡智頭町と岡山県勝田郡奈義町の境界にある山。氷ノ山、後山などと並んで、氷ノ山後山那岐山国定公園に指定されています。日本三百名山に選ばれている。
また、那岐山は古くは那岐の仙(なぎのせん)と呼ばれ、神話のイザナギ、イザナミがこの峰に君臨した伝説に由来するとも、近隣の後山との高さ比べに負けて泣いたことから「ナキノセン」になったとも言われています。
名前の由来は沢山ありますが興味深いですね。
ドウダンツツジが咲く春、積雪の冬に何度も那岐山は訪れていました。
秋の那岐山は初めて、美しい紅葉の山が楽しみです。
大阪から車で約2時間、7名の山友と登ります。
今回はBコースで登って、Cコースで下りるルートを利用します。
駐車場から林道を少し歩くと那岐山登山口です。入口から沢に少し降り蛇淵の滝を見に行きます。岩を砕く豊かな水量の滝は豪快です。
蛇淵の滝から一旦戻り、Bコース登山口から沢沿いの道を進みます。
沢の渡渉地点までは濡れた岩石や小石の道で滑り易いので注意が必要です。
それから黒滝を通過、主尾根の分岐までは急坂ですが歩き易く、途中で視界が開き眼下に奈義の集落が展望できます。
昼過ぎにABコース分岐、主尾根に到着します。ここで風を凌いで昼食です。
13時過ぎに那岐山山頂に到達しました。
山頂は曇りがち、少し暖かいのか霞がかかり視界が悪く、
360度の大パノラマを眺めることはできませんでした。
山頂と三角点峰の間に三穂太郎屋敷と呼ばれている避難小屋があります。ここは冬山で風を凌ぎ食事をさせていただいた場所です。
その小屋の西側に「伊邪那岐命」「天照大御神」「奈義神」と刻まれた文字岩があります。那岐山は修験の山、修験者が掘ったと言われている文字がいくつかの岩に残っています。岩を覗き登り返すと那岐山三角点峰です。
ここは那岐山頂より広く、展望台やトイレも設置されています。
暫し休息後、縦走路・Cコースで下山を開始します。
途中、草木に隠れるようにリンドウの花が凛と咲き誇り、疲れた身体と心を癒してくれます。
単調な小石の坂道を下ると「須佐之男命」と刻まれた文字岩、そして更に下ると大岩が目の前に飛び込んできます。ここが神仏ポイントの一つ大神岩です。
大神岩には「大日如来」「不動明王」と刻まれています。
その後は緩やかな登山道をゆっくりと下り、無事駐車場に戻ることができました。
コ−スタイムは健康な状況から約1時間近くの遅れになりました。
同行者の皆さんに大変ご迷惑を掛けたと思います。
一生懸命に登ったのですが筋肉が悲鳴を上げています。これが今の精一杯での力です。
山頂からの展望は今ひとつ、花は少なく、夏枯れの落葉で美しい紅葉を見ることができませでしたが、最後の最後に駐車場付近でアケボノソウを発見、頑張ったご褒美を頂いたような気がしました。
ありがとうございます。
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