七面山+喜望峰 富士山と南アルプスの絶景 表参道からピストン

2024年11月04日(月) [日帰り]

• GPS: 09:47
• 距離: 15.9km
• 登り: 1,856m
• 下り: 1,865m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:45
• 休憩: 2:01
• 合計: 9:46

距離 15.9km 登り 1,856m 下り 1,865m

6:01 七面山表参道登山口
6:06 6:07 神力坊（2丁）
6:51 6:54 肝心坊（13丁）
7:19 7:27 中適坊（23丁）
8:07 8:26 晴雲坊（36丁）
9:16 9:34 敬慎院
10:36 10:42 七面山（三角点設置点）
10:46 七面山
11:17 11:52 希望峰
12:15 12:16 七面山（三角点設置点）
12:57 13:05 敬慎院
13:50 13:51 晴雲坊（36丁）
14:29 14:42 中適坊（23丁）
15:00 15:08 肝心坊（13丁）
15:41 神力坊（2丁）
15:47 七面山表参道登山口
15:47 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

七面山表参道登山口
【マップコード】312 150 687＊06

コース状況／危険箇所等

敬槙院までは参詣道ですので、とても歩き易い道です。
敬槙院からが本格的な登山道になります。七面山山頂までは踏み跡明瞭です。七面山から七面山最高点までは踏み跡ありますが倒木で一部不明瞭箇所あります。ピンクテープを確認しながら進みます。
喜望峰への道も踏み跡明瞭ですが、倒木多数あり、ここもピンクテープを見失わないようにしましょう。

写真

七面山表参道登山口駐車場。杉木立の間に駐車します。トイレあり。

表参道登山口。

神力坊までの間は街燈あります。登拝路として設計された道だけに、とても登り易い。

神力坊（2丁目）通過。

参詣道ですね。神妙に歩きます。

休憩用のベンチあり。至る所に登拝者への心遣いがされています。

肝心坊到着。無料の休憩所にお茶も用意されています。

肝心坊。（13丁目）

中適坊通過。（23丁目）

仏法僧（コノハズク）の鳴き声は聴けなかった。（コノハズクは夏鳥で5-6月頃にしか鳴かないらしい。）

眺望が開けてきた。

お、北岳（たぶん）ではないか！。今日も佳い日になりそう。

多くの登拝者とスライドしました。この講の方々は佛所護念会の皆様。先達（？）の方がが唱える「南無妙法蓮華経」の声は実に良いお声でした。

晴雲坊通過。（36丁目）

こちらの方々は霊友会の方々。雰囲気のよい皆様方でした。

杉木立の中、九十九折りに続く登拝路は50丁に区切られている。これは39丁目。

高度を稼ぐとガスの中に。幽玄。

1600mあたりから紅葉が始まっていました。

心地よし。

和光門到着。

一瞬、入るのを躊躇ったのですが、ここまで来ましたのでお邪魔させていただきます。

広い境内。宿坊でしょうか。

敬槙院門到着。

ネットで見た富士山は見えません。

門を潜って、「見晴台」やはり富士山は見えません。帰路に期待します。

荷揚げ用ケーブルを過ぎると青空が拡ってきた！嬉しい！

道迷い箇所にはトラロープで導いてくれます。ここを登り切れば、

何と雲海に浮かぶ富士山！

しばし見入ります。

富士山ズーム。

手前が崩落箇所。木々の間に小島に浮かぶ毛無山も見える。

陽が射してきた。苔も良い感じ。

良い道です。

空が見えてきた。

七面山到着。山頂広く、休憩適地。

七面山（1,989m？）。あれ、1,983mではないのですね。

山梨百名山。

三角点。

恒例の三角点にご挨拶。

最高点に向かいます。

明るい道。

分岐点。右のピンクテープ側は七面山最高点へ。左の道は喜望峰への道。道標ありません。唯一の注意点です。

最高点に到達した模様。目立ったピークはなく、眺望もありません。

七面山最高点（1,989m）

これから喜望峰へ進む。

ひっそりと路傍に置いてある。道は間違えていないようです。

ずれ落ちた道標。

視界が拡がりました。喜望峰です。狭いですが、振り返ると絶景が拡がります。

喜望峰到着。

振り返って。なんと南アルプスの皆様方です。

正面奥には聖岳。

右奥には悪沢岳だろう。左手前の丸い山頂は笊ヶ岳かなぁ。笊ヶ岳、必ず行くからね〜。

北岳と間ノ岳。

塩見岳。どこから見てもかっこいい！

こちらは奥に上河内岳かな。縦走時に上河内岳をカットしたことが悔やまれる。

最後に聖岳ズーム。もう胸がいっぱいになりました。

さて、帰ります。ピンクテープがあるので迷いません。ありがたし。

幸せ。

こんなのもあったのね。

七面山山頂。誰もいません。本日も、私がしんがりのようです。

帰路、富士山が待っていてくれました。

いつまでも眺めていたい。

荷揚げケーブル付近で。カメラ目線ありがとうございます！。

敬慎院山門到着。

富士山が待っていてくれました。

見晴台から。

敬慎院は改修工事中。

一の池に寄ります。

回廊を潜って行きます。

紅葉は今ひとつですが、良い雰囲気。

和光門鐘楼付近。ガスに包まれてきた。

こちらの方々は正念会。千葉からお越しでした。気持ちの良い方々でした。女性の「南無妙法蓮華経」の声が素晴らしかった。「南無妙法蓮華経」は宗派によりアクセントの違いがあるようだ。鍛えられた喉から発する「南無妙法蓮華経」はどの宗派の方々も良いものでした。

遠くに聞こえる「南無妙法蓮華経」の声に合わせて下りてゆく。

ありがとうございました。

登山口帰着。

登山口を振り返って。

せっかく来たので羽衣橋を渡って、

白糸の滝。

明るい時間帯に下りてくることが出来ました。無事下山嬉しい。

感想

あしたか

富士山の眺望が素晴らしいと聞いて、行きたいと思っていた七面山へ。
予想以上の眺望であった。
大雲海からの富士山はまさに霊峰と

喜望峰からの南アルプス南部の眺望には胸が高鳴った。
いつか必ず行きたい笊ヶ岳。
行きそびれた上河内岳。
そういえば奥聖にも行ってなかった。
大沢岳は巻いてしまったなぁ。
取りこぼしばかりが思いだされる。

一度では廻り切れない大きな山域を目の前に、息を吞んだ。
絶景を堪能しつつ、これからの山行に思いを馳せる。
「喜望峰」という名前は誰が名付けたのか知らないけれども、先人たちは、ここから南アルプスを眺めては、縦走や冬山のプランを練っていたのだろうか。
私にとっても、文字通り「喜望峰」の名に相応しい場所だった。
いつか、必ず。
そう誓って下山。

七面山はとても気持ちの良い山だった。
何よりも綺麗。ゴミがない。
スライドした皆さんは気持ちの良い挨拶をしてくださった。
癒されもした山行だった。
七面山、良い山です。