恵庭岳
- GPS
- 05:57
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 1,005m
- 下り
- 404m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 7:20
天候 | 無風快晴気温15度から20度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
尾根に取り付くまでの平坦部分の倒木は酷く、登山道を忠実に進もうとすると絶望的です。巨大なモミの木は道も視界も遮ります。 |
写真
感想
突然やる気がわいてきて出張ついでに恵庭岳に登ることにしました。
しかしどうしてこんなところで、うどんが作られているのだろうと不思議でしたが、
かみさんにそれは稲庭うどんでしょうと言われ納得。
事前に本サイトでTAITYOO氏の記録で新登山口の存在を確認したので、こちらに車を止め出発。(登山口のことしか読まずに出かけました。)
尾根に取り付くまでの平坦部では10月8日の嵐で倒れたばかりのモミの木には閉口しました。
まだ生きの良いモミの木は上も下も通してくれず、幹に上り方向を見定めるにも立派な枝ぶりが視界を遮り、「帰ろかしら。」と思うほどでした。
途中からは登山道を探すのをやめ、高みを目指して弱点をトレースして、やっと倒木帯を抜けました。
倒木帯を抜けると右手に倒木帯の縁をリボンが案内していました。
登山道は全体に奥多摩の非正規ルートとされる尾根道レベルでワイルドで楽しいです。
本サイトでは皆さん5時間余りの行動時間で終了しているので、トロイ私でも8時間はかからないだろうと踏みました。
危惧した雪は水分補給にちょうど良い程度が日陰に残っているのみでした。
前日に長靴で登った人がいたようです。
尾根に取り付くとすぐ後ろで数人のパーティーの声がしましたが、山頂直下まで追いつかれませんでした。
山頂直下のフィックスは怖くて掴みませんでしたが、ホールドに丁度良い岩は浮いているのがわかりました。
山頂では声の主の後続パーティーと一緒になりましたが、下りでは道を譲っていただけ、先に降り始めました。
ずっとこの日の先頭を歩いていたので気が付きませんでしたが、後続パーティーが続々と上がってきました。
下りがめっきり弱くなった私は簡単に後続パーティーに抜かれるものと思っていましたが、どこかで昼食を取られているのか、倒木帯直前まで追い越されませんでした。
その代り声が近づいて来たと思ったら、左手の林の中を豪快に走り抜けていきました。
私も結構いいかげんなルートどりをしていましたが、時々は登山道を確認していました。
倒木帯は行きに確認していた左手の倒木帯の縁をトレースするリボン沿いを歩きました。
先行するパーティー白老隊に追いつき、交差して私は尾根沿いに降りました。
白老隊は途中で右手に降りて正規ルートに戻ったようですが、私はそのまま尾根沿いに進み、左手に沢床が見えたので強引に枝沢に降りました。
すぐに本流に合流して、また白老隊に混ざってしまいました。
駐車場には10台以上の車が止まっていて、すでに新登山口がスタンダードになっていることがわかりました。
時計を見るとすでに15時を過ぎていましたので、日帰り温泉は諦めて一路千歳空港に。
千歳空港の入浴施設できれいさっぱり出張のスーツに着替え、山道具はリモアに押し込み、17時30分に離陸しました。
北海道の山はワイルドでいいなーと思いました。
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