大菩薩嶺 富士山と南アルプスを眺めながら歩く贅沢な縦走路
- GPS
- 03:21
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 498m
- 下り
- 490m
コースタイム
- 山行
- 3:08
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 3:19
天候 | 快晴。午後からは雲が湧いてくるが、富士山山頂や南アルプスはずっと見えていた。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
遠回りになるが、甲斐大和駅方面に回り県道218号線で上日川峠まで上がる方法もある。こちらからはバス便もあり、201号線よりも山道が酷くはないとのこと。 上日川峠駐車場は、第一から第三まであり、合計120台。 土日祝日は峠が大渋滞するので、甲斐大和駅方面から218号線で上がり手前の大菩薩湖北岸駐車場300台に停めて、徒歩で10分かけて上日川峠の登山口へ向かうことも推奨されている。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
福ちゃん荘前までは緩やかな登山道。 福ちゃん荘前に分岐があり、右は大菩薩峠へ、左は唐松尾根を登って大菩薩嶺へ。今回は時計回りで大菩薩嶺に向かう。唐松尾根の最後は岩場の登りで多少急だが一般的な登山道の程度。 尾根を登り詰めた雷岩から大菩薩嶺までは樹林帯の中を通り、大菩薩嶺自体も展望は無い。 雷岩から大菩薩峠までは南側の見通しが開けた稜線をたどる。雷岩から少し大菩薩峠寄りに行った所に、広い場所があり休憩適地。 賽の河原近くの親不知ノ頭付近は眺めも良く休憩適地。大菩薩峠周辺も休憩適地で、休んでいる人が多くいました。 大菩薩峠から福ちゃん荘まではなだらかな林道歩きの下り。 |
その他周辺情報 | 大菩薩の湯 620円。火曜日定休。モンベルの会員証提示で100円割引。世界的にも最高級の水素イオン濃度の高アルカリ性温泉だそうです。 露天風呂が大きくややぬるいので、いつまでも入っていられる快適さ。 |
写真
感想
快晴が予報される日を狙って、大菩薩嶺に登りました。以前に登った時に、大菩薩峠へ向かう稜線が伸びやかで明るかったのと、下りが車道みたいに開けていたことを強く記憶しています。
当日は天気予報が最高だったので、平日にも関わらずたくさんの方が訪れていました。唐松尾根の登りでは汗をかくほどでした。そろそろ大菩薩嶺の登山シーズンも終わりにさしかかっているのですが、富士山が冠雪していないのが大変残念です。月曜日の降雪予報に期待していましたが、少し降った雪が溶けてしまったようで、逆光で青くなった富士山になってしまいました。でも、手前の山が紅葉している中で、快晴の下の富士山を写真に撮ることができました。
南アルプスも、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳、悪沢岳、赤石岳、聖岳と北から南まで良く見えていました。
八ヶ岳赤岳から鋸岳まで約30キロ、そこから南アルプス南部まで約50キロ、そこから富士山まで約60キロ、合計約140キロ近くが見渡せました。
大菩薩嶺を目指す唐松尾根の登りは最後に岩場になりますが、一般的な登山道の趣きですね。大菩薩峠から反時計回りに周回するのは登りがなだらかで非常に楽ですが、唐松尾根を下る場合には下りが岩場となるので、苦手な方は時計回りの方が良いと思います。それに時計回りだと、稜線を歩く際に富士山が右前にずっと見えていますから気持ち良く歩けると思いますので、私は時計回り推しです。すれ違った人数を考えても、時計回りの方が多かったように思います。
大菩薩嶺~大菩薩峠は、登山口からの標高差も500メートルほどで4時間弱の標準コースタイムですし交通の便も良い場所にあり、天気の良い日はとっても楽しい山だと思います。
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