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Yamareco

記録ID: 7481815
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

七面山,希望峰

2024年11月13日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:43
距離
13.0km
登り
1,690m
下り
1,693m

コースタイム

日帰り
山行
7:21
休憩
1:22
合計
8:43
距離 13.0km 登り 1,690m 下り 1,693m
6:07
5
七面山表参道登山口
6:12
6:13
37
6:50
6:51
28
8:03
8:11
42
8:53
9:00
50
9:57
9:58
28
10:26
10:55
23
11:23
11:38
33
1950m付近
12:11
12:20
35
12:55
12:56
47
13:43
13:44
19
14:03
14:07
32
14:39
14:40
6
14:46
14:48
2
白糸滝
14:50
七面山表参道登山口
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
七面山表参道登山口:10台程度。きれいな水洗トイレ有。宿泊客などで停めている人が多そうなので,一杯の場合は徒歩10分ほど手前の未舗装の広い駐車場が利用できる。
コース状況/
危険箇所等
敬慎院までの表参道は良く整備された広い路で危険はない。途中に休憩所はあるが,何れも無人だった。
希望峰までも特段の危険箇所は無いが,危険なのでガレには余り近付かないほうが良いだろう。
その他周辺情報 草塩温泉:700¥ 小さめの内湯が2つの素朴な感じの温泉。
https://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/tour/spot/spa/kusashio.html
10台ほどの駐車場には既に5,6台。宿泊客のものかな。
2024年11月13日 06:07撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/13 6:07
10台ほどの駐車場には既に5,6台。宿泊客のものかな。
鳥居をくぐって,登り開始。
2024年11月13日 06:08撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
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11/13 6:08
鳥居をくぐって,登り開始。
二丁目までは街灯も点いているのでヘッドランプは不要だった。
2024年11月13日 06:10撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
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11/13 6:10
二丁目までは街灯も点いているのでヘッドランプは不要だった。
丁目毎に石塔が建っていて良い目安になる。
2024年11月13日 06:28撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
11/13 6:28
丁目毎に石塔が建っていて良い目安になる。
十三丁目にある肝心坊。
2024年11月13日 06:50撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 6:50
十三丁目にある肝心坊。
樹の間から陽が差しこみ始めて暖かい。
2024年11月13日 07:02撮影 by  iPhone 6s, Apple
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11/13 7:02
樹の間から陽が差しこみ始めて暖かい。
甲府の盆地が見下ろせる。霧で覆われているのは身延町辺りかな。
2024年11月13日 07:43撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
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11/13 7:43
甲府の盆地が見下ろせる。霧で覆われているのは身延町辺りかな。
陽に透かされて色付いた葉が美しい。
2024年11月13日 07:58撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
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11/13 7:58
陽に透かされて色付いた葉が美しい。
気が付くと,樹間から富士山が見えていた。
2024年11月13日 08:01撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 8:01
気が付くと,樹間から富士山が見えていた。
三十六丁目にある晴雲坊。上から降りてくる人達とすれ違った。
2024年11月13日 08:04撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 8:04
三十六丁目にある晴雲坊。上から降りてくる人達とすれ違った。
青空に富士山が映える。早く上からの眺めを楽しみたい。
2024年11月13日 08:23撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 8:23
青空に富士山が映える。早く上からの眺めを楽しみたい。
四十六丁目にある和光門を潜って境内へ。
2024年11月13日 08:47撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 8:47
四十六丁目にある和光門を潜って境内へ。
読経が聞こえてきたので,邪魔をせぬよう取敢えず門の所から一瞥だけ。
2024年11月13日 08:53撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
11/13 8:53
読経が聞こえてきたので,邪魔をせぬよう取敢えず門の所から一瞥だけ。
広場になっていて,真正面には富士山が見え,手前には以前に登った毛無山や竜ヶ岳の姿も。
2024年11月13日 08:56撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 8:56
広場になっていて,真正面には富士山が見え,手前には以前に登った毛無山や竜ヶ岳の姿も。
四十九丁目にある立派な随身門。御来光の礼拝所になっているらしい。
2024年11月13日 08:57撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 8:57
四十九丁目にある立派な随身門。御来光の礼拝所になっているらしい。
随身門の向こう側から富士山を眺めてみる。
2024年11月13日 08:58撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 8:58
随身門の向こう側から富士山を眺めてみる。
荷上場には多数のシカがたむろしていて,こちらを警戒しながらも逃げ出さない。
2024年11月13日 09:03撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
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11/13 9:03
荷上場には多数のシカがたむろしていて,こちらを警戒しながらも逃げ出さない。
大量のサルオガセがそよ風に揺れて気持ち良い。
2024年11月13日 09:09撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 9:09
大量のサルオガセがそよ風に揺れて気持ち良い。
気持ちの良い道が続く。
2024年11月13日 09:12撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 9:12
気持ちの良い道が続く。
七面山東面の大ガレが眼前に迫る。
2024年11月13日 09:16撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
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11/13 9:16
七面山東面の大ガレが眼前に迫る。
振り返ると大ガレの向こうに富士山が。
2024年11月13日 09:30撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 9:30
振り返ると大ガレの向こうに富士山が。
ズームアップ。
2024年11月13日 09:30撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 9:30
ズームアップ。
少し登山路らしくなってきた。
2024年11月13日 09:31撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
11/13 9:31
少し登山路らしくなってきた。
樹間から見える富士山。
2024年11月13日 09:32撮影 by  iPhone 6s, Apple
11/13 9:32
樹間から見える富士山。
三角点のある七面山山頂の広場。山名盤はあるが眺望は無し。
2024年11月13日 09:50撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 9:50
三角点のある七面山山頂の広場。山名盤はあるが眺望は無し。
最高地点(1989m)には何もなかった。
2024年11月13日 09:58撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
11/13 9:58
最高地点(1989m)には何もなかった。
路の脇にあるコケも良い。
2024年11月13日 10:05撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 10:05
路の脇にあるコケも良い。
これも良いなあ。
2024年11月13日 10:10撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 10:10
これも良いなあ。
サルオガセの路を行く。
2024年11月13日 10:13撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
11/13 10:13
サルオガセの路を行く。
陽の光に輝くサルオガセ。
2024年11月13日 10:15撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
11/13 10:15
陽の光に輝くサルオガセ。
季節外れだが,ミツバオウレンか? 
2024年11月13日 10:20撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
11/13 10:20
季節外れだが,ミツバオウレンか? 
希望峰に到着。ここからの眺望が素晴らしかった。
2024年11月13日 10:27撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 10:27
希望峰に到着。ここからの眺望が素晴らしかった。
右端の七面山の向こうに,樹で隠れてはいるが北岳,間ノ岳,農鳥岳。更に塩見岳,悪沢岳,笊ヶ岳と続く。
2024年11月13日 10:34撮影 by  iPhone 6s, Apple
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11/13 10:34
右端の七面山の向こうに,樹で隠れてはいるが北岳,間ノ岳,農鳥岳。更に塩見岳,悪沢岳,笊ヶ岳と続く。
更に左(南)に向かって布引山,聖岳,上河内岳,光岳と続く。
2024年11月13日 10:34撮影 by  iPhone 6s, Apple
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11/13 10:34
更に左(南)に向かって布引山,聖岳,上河内岳,光岳と続く。
ズームする。北岳,間ノ岳,農鳥岳。
2024年11月13日 10:38撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 10:38
ズームする。北岳,間ノ岳,農鳥岳。
塩見岳。
2024年11月13日 10:38撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 10:38
塩見岳。
悪沢岳,笊ヶ岳。
2024年11月13日 10:38撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 10:38
悪沢岳,笊ヶ岳。
笊ヶ岳,布引山。
2024年11月13日 10:39撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 10:39
笊ヶ岳,布引山。
聖岳。
2024年11月13日 10:39撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 10:39
聖岳。
上河内岳。
2024年11月13日 10:39撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 10:39
上河内岳。
青薙山,仁田岳,光岳。
2024年11月13日 10:39撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 10:39
青薙山,仁田岳,光岳。
再び,両サイドをコケで覆われた路を戻る。
2024年11月13日 11:22撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
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11/13 11:22
再び,両サイドをコケで覆われた路を戻る。
富士山にかかる雲が少し多くなってきた。
2024年11月13日 11:24撮影 by  iPhone 6s, Apple
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11/13 11:24
富士山にかかる雲が少し多くなってきた。
ズームしても雪は見えない。
2024年11月13日 11:28撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
11/13 11:28
ズームしても雪は見えない。
青空をバックにカラマツ林とサルオガセが映える。
2024年11月13日 12:01撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
11/13 12:01
青空をバックにカラマツ林とサルオガセが映える。
立派な角を持ったシカがじっとこちらを窺っている。
2024年11月13日 12:10撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
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11/13 12:10
立派な角を持ったシカがじっとこちらを窺っている。
一の池を見下ろす。
2024年11月13日 12:11撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2, JK Imaging, Ltd.
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11/13 12:11
一の池を見下ろす。
七面山を振り返る。
2024年11月13日 12:12撮影 by  KODAK PIXPRO WPZ2 , JK Imaging, Ltd.
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11/13 12:12
七面山を振り返る。
本日,最後の富士山。
2024年11月13日 12:17撮影 by  iPhone 6s, Apple
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11/13 12:17
本日,最後の富士山。
境内の様子。
2024年11月13日 12:19撮影 by  iPhone 6s, Apple
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11/13 12:19
境内の様子。
秋を満喫しながら路を下る。
2024年11月13日 12:33撮影 by  iPhone 6s, Apple
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11/13 12:33
秋を満喫しながら路を下る。
今日は一日,快晴だった。
2024年11月13日 12:45撮影 by  iPhone 6s, Apple
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11/13 12:45
今日は一日,快晴だった。
河原の広い春木川。何か工事でもしているのかな?
2024年11月13日 14:39撮影 by  iPhone 6s, Apple
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11/13 14:39
河原の広い春木川。何か工事でもしているのかな?
駐車場には7,8台ほど。
2024年11月13日 14:43撮影 by  iPhone 6s, Apple
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11/13 14:43
駐車場には7,8台ほど。
羽衣白糸の滝をバックに,徳川家康の側室で女人で初めて七面山へ入山したというお萬の像が建っていた。 
2024年11月13日 14:45撮影 by  iPhone 6s, Apple
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11/13 14:45
羽衣白糸の滝をバックに,徳川家康の側室で女人で初めて七面山へ入山したというお萬の像が建っていた。 

感想

以前から気になっていた七面山。夏に出るというヤマビルもさすがに居ないだろうし,先週は北側から眺めた富士山を今度は西側から眺めてみようと日帰りの計画をする。
自宅を2時少し前に出発。先週と同じく,談合坂SAで朝食の蕎麦を食し,甲府南ICから一般道へ。道の駅 富士川で小休止後,5時40分に駐車場に到着。木の間にあるスペースに,既に5台ほどが停まっている。昨夜,上の宿坊に留まった方のものかな? 気温は8℃と,歩くには丁度良い。少し明るくなりかけた頃に出発。
幅の広い良く整備された路で,如何にも参詣道の趣き。丁度良い傾斜で九十九折に路が付けられているので,息を切らせることもなく快適である。丁目毎に石塔が建てられているので,時間も読みやすい。樹林の中の路をほぼ休みなく歩いて,三十六丁目にあるある晴雲坊にて一休み。
ここで上から降りてくる人達とすれ違う。その後も下山する人たちが続き,寺に着くまでに十人ほどとすれ違ったが,半数はお題目を唱えたり太鼓を叩いたりしていたので参詣者なのだろう。この辺りからは富士山が樹間越しに見え始め,上からの眺望に期待が膨らむ。
四十六丁目にある立派な山門を過ぎると,直ぐに平らとなる。七面山敬慎院の境内で,鐘楼があり,門の向こうには幾つもの建物が見えた。しかし,お題目を唱える声が響いていたので,朝のお勤め中かと思い中に入るのは遠慮した。御来光の遥拝所は広場になっていて,真正面に均整の取れた富士山が聳えている。手前には,丁度2年前に登った毛無山,少し遠くには甲府盆地が見えていて素晴らしい眺めであった。
しかし,何時までも眺めている訳にはいかないので,七面山に向けて歩き出すが,少し先の荷揚げ場付近に多数のシカがまったりと佇んでいる。立派な角を持った雄鹿や,未だ少し小さくて今年生まれたらしい小鹿なども含めて10頭ほどが居た。刺激して突っかかられるのも怖いので,静かに移動する。
緩やかな路の周りには,沢山のサルオガセが垂れ下がった樹々が立っている。青い空の下,気分良く歩いて行くと,前方に大きなガレが見えてきた。そのガレの向こう側に七面山が待っている。ガレの周囲を辿るように路は続き,少し登山道らしくなってくる。少し登ったところで振り返ると富士山がくっきりと浮かんでいる。何度見ても見飽きることがない,素晴らしいフォルムだ。そうこうする内に七面山に到着。こちらは標高1983mで,三角点がある処。山名盤が置かれているが,周りは樹林で展望は利かない。写真だけ撮って,次に移動する。
100mほど行った処で,1989mの最高点に至る踏み跡に入り,更に100m程で到着する。しかし,周りは樹木だらけでここでも展望がない。すぐに元来た路を戻り,希望峰への道を辿る。暫くは下りで,路の周りにはコケが多く生え,樹からはサルオガセが垂れ下がっている。逆光を浴びて白く輝くサルオガセは幻想的で本当に美しい。左手にくぼ地を見て登りにかかると,10分余りで希望峰の頂に到着。南アルプスの大パノラマが待っていた。事前に全く予想していなかったので,余りの素晴らしさに暫くは見とれてしまう。スマホのPeakFinder を立ちあげて,山名を一つずつ確認して行く。名だたる山が勢ぞろいだ。コンビニのおにぎりを食べながら,じっくりと眺める至福の時。気が付くと30分余りが過ぎていた。風は殆ど無いが,じっとしていると寒さを感じるようになってきた。この先も縦走路が続いているが,今日はここまでにして下山することにする。又,近い内にこの先も訪れてみたいものだ。
先ほどの路を再び戻って行く。再び,富士山が見えたりするが,陽が高くなってきて,雲が上に上がってきたようだ。眺望を楽しむには,やはり早朝に限るな。次は御来光も拝みたいな等と考えながらお寺まで戻ってくると,相変わらず鹿たちが寛いでいた。この辺りに住んでいるのは,完全に人なれしているのだろう。チラッと境内を覗き,参詣道を下って行く。陽の加減が丁度良く,紅や黄の葉が綺麗に輝いている。流石に膝が少し泣き言を言い始めているが,騙し騙しで2時間余りをかけて駐車場まで下りきった。
直ぐ先にある白糸滝の近くまで行ってみる。結構な落差のある立派な滝だった。駐車場には7台が停車していた。着替えをして早々に出発し,草塩温泉で汗を流す。近くで食事できる場所を探したが,水曜日定休の所が多く,結局,道の駅 富士川まで戻ってきたところで夕食を撮る。その後,甲府南ICから高速に入り,境川PAで2時間ほど仮眠を取った後,幸手ICからは下道を走る。渋滞はなく,23時少し前に帰宅できた。正味で4時間のドライブだった。
今回は事前の期待値が余り高くなかったのだが,素晴らしい景観と山頂近くの路の快適さには大満足であった。これまで殆ど来たことのない地域だったが,周辺も含めて再訪したいものだ。

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