越後駒ケ岳(枝折峠からピストン)

2015年10月21日(水) [日帰り]

• GPS: 08:37
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,278m
• 下り: 1,274m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:58
• 休憩: 0:35
• 合計: 8:33

距離 14.9km 登り 1,278m 下り 1,278m

6:49 枝折峠登山口
7:14 7:15 明神峠
8:05 8:06 道行山
8:46 8:47 小倉山
10:30 10:32 駒の小屋
10:54 11:22 越後駒ヶ岳
11:36 駒の小屋
13:11 小倉山
13:53 13:54 道行山
14:52 14:53 明神峠
15:18 枝折峠登山口
15:22 ゴール地点

後半はかなりバテました・・・

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

関越道・小出ICから国道352号線を45分ほどでスタート地点の枝折峠。352号は途中から九十九折・1.5車線の狭路になりますが、その割に交通量あるので注意。枝折峠駐車場は20台くらいしか停められないので週末はここで車中泊した方がいいかも？

コース状況／危険箇所等

登山道はよく整備されています。駒の小屋直下の岩場は勾配があって足元が悪いので注意。

その他周辺情報

枝折峠周辺には何もありません。この時期は駐車場のトイレも使えません。

写真

早朝の枝折峠。うっすらとガスを纏っています

20台停められるかどうかの駐車場

トイレは既に冬季閉鎖。最寄りのトイレは銀山平まで降りないとありません

登山ポストもここに

トイレ脇の階段から登山開始です！

いきなり雰囲気のある稜線に！　標高は1000mチョイなのですが

赤く実ったナナカマド

ナナカマドの青いバージョン？サワフタギ。枯葉の季節映えるに青い実が存在感ありますね〜

この辺りはギリギリ紅葉が残っているでしょうか

30分ほどで明神峠。駒の湯山荘までの下り道の分岐ですが、こちらはあまり交通量がない感じ

ガスの中から駒ケ岳本体が顔を覗かせています。なんか格好いい・・・

ほぼ冬道の雰囲気

ガスが抜けて、駒ケ岳とそこまで続く稜線ルートが一望できました。・・・ちょっと遠いですね

振り返ると山肌は茶色一色

湿原がありました。というか、ただの水たまりにしか見えない・・・

道行山に到着。山頂へは駒ケ岳への登山道から分かれて少し登る必要あるみたい。帰りに寄りましょう

それにしてもいい天気です！

東側の峰々。ガスと朝日で綺麗なグラデーション

何度も小ピークを超えていると、小倉山が近づいてきました

小倉山手前にあるベンチ。小倉山は休憩スペースがないので休憩するならここで

行程の中間点、小倉山分岐です。ここも駒ケ岳のルートとは分かれて登る必要がありますが、標高差があまりなさげなのでちょっと覗きに行ってみますか！

2分ほどで小倉山山頂。ベンチなどは無し

北側に少し展望があります

ここから百草の池までは小ピークもなく緩やかな登りです

百草の池。想像してたのよりちょっとしょぼい・・・

さて、ここからいよいよ駒ケ岳本体への登りが始まります！

階段あり・・・

ガレ場ありの急勾配が続きます

森林限界を抜けました。歩いてきた稜線がよく見えます

そろそろ雪の時期なのに、一部にまだ雪渓が残っています

駒の小屋直下の岩場。激烈に難しいわけではありませんが勾配がきついので慎重に・・・

駒の小屋に到着！右奥が山頂ですね！

小屋の探索は後回しにして、まずは山頂を目指します

ロープ場がありますが、ロープを使わなくとも小屋下の岩場よりはずっと楽です

中ノ岳に続く稜線上に出ました

中ノ岳も格好いい・・・

さぁ、もう山頂は目と鼻の先です！

山頂着いたー！！4時間強もかかってしまった・・・

八海山が目の前！

平が岳ののっぺりした山体と、遠くに燧ケ岳の双耳峰

銅像は大山祇命(オオヤマツミ)様だそうで

円形ハゲがあるのがご愛敬

三角点もタッチ！

ベンチも多数あって、絶景を堪能しながらゆったり休憩できます

私もちょっと早めの昼ご飯。例によってカレーメシ(箱買いしてしまった・・・)。ただスプーンを忘れて箸で食べました(泣)

それでも絶景を見ながらの食事は格別なのです！

山頂でたっぷり休憩し、下山します

駒の小屋。一階の入り口は閉鎖されていますが、梯子を上った2階の入り口から入れます

中は綺麗。トイレは一階に降りる必要があります

「水」看板。水場ウォッチャーとしては行かねば！

水場は小屋下の沢にあります。徒歩数分。

水場。この沢にはもう雪渓はないのですが、ちゃんと冷たくておいしい水が出ていました

さて帰りますか。さらば駒ケ岳。

往路でスルーした道行山に登ってみましょう

こちらも意外にあっさり数分で登頂。「山」とだけ書かれた山頂標識に妙な味わいが

ピークだけあって景色はいいです。

銀山平

道中、妙に存在感のあった隣の荒沢岳

稜線歩きなので、当然小ピークをいっぱい超えます。長距離歩いて疲れた足に急坂や登り返しが地味に辛い・・・

明神峠までがやたら遠く感じました

でもゴールの枝折峠はまだ先・・・

なんとかゴール。寄り道したとはいえ、下りも4時間近くかかってしまった・・・

車はすっかり減ってました

下山後の楽しみ、スイーツ。道の駅湯之谷で新潟名物？雪室珈琲のソフト。チョコはあるけどコーヒー味のソフトってあまり見ない気がする・・・

温泉は巻機山に登った時に使って気に入ったスーパー銭湯、石打ユングパルナス。天然温泉もいいけど、疲弊した体には打たせ湯やキンと冷えた水風呂が効く・・・

高速道路メシは谷川岳PAでまたしてもモツ煮。ここのPAのフードーコートは水がおいしいので好きです

装備

個人装備

長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ ロールペーパー 保険証 携帯 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

共同装備

なし

備考

昼食用のスプーンを忘れて非常用の割りばしでカレーを食べました・・・

感想

seki_zu

花は散り、紅葉もほぼ終わり。でも秋の高気圧に覆われ天気は良く寒くも暑くもない。静かに登山を楽しむには絶好の季節かもしれません。

というわけで、関東近辺の日帰りできる単体の山としては屈指のボリュームの越後駒ケ岳。静かで絶景満載の山行をたっぷり堪能させていただきました！

この山、登山口と山頂の標高差は1000mもないのですが、駒ケ岳本体までのアクセス稜線歩きが長く、序盤は2時間歩いても標高差300mも登れません。それも緩やかな登りが続くわけでもなく、アップダウンの連続。体力のある往路はいいのですが、復路は結構きついです。ボリューム感としては富士山日帰り以上。

そして行程が長い割にトイレがない！この季節は登山口にも無い！一応駒の小屋内にあるはずですが、梯子を上って靴を脱いでと大変！そもそも4時間近い道中には一切ありません。藪は無数にあるので雉撃ちには苦労しませんが、そのせいか、登山道でも所々妙な匂いの漂う箇所が・・・せめて登山道から10mは離れてしましょう・・・