唐松山・権現堂山（分県登山ガイド：新潟県の山）

2024年11月14日(木) [日帰り]

• GPS: 09:15
• 距離: 17.4km
• 登り: 1,746m
• 下り: 1,750m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:26
• 休憩: 0:49
• 合計: 9:15

距離 17.4km 登り 1,746m 下り 1,750m

7:10 戸隠神社駐車場
7:13 権現堂山登山口
8:59 9:08 下権現堂山
9:45 中越
10:25 10:27 権現堂山
10:28 10:29 上権現堂山
10:53 10:55 稜線分岐
11:57 12:13 猫岩
12:39 12:50 唐松山
13:13 13:14 猫岩
14:01 14:06 稜線分岐
14:38 14:39 上権現堂山
14:41 14:42 権現堂山
16:24 権現堂山登山口
16:25 戸隠神社駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前泊：道の駅いりひろせにて車中泊。
　入浴：いい湯らてい
後泊：なし。
　入浴：ゆーパーク薬師

コース状況／危険箇所等

危険な箇所はありませんが、上権現堂山と唐松山間の上り下りは傾斜が急で落ち葉が積もって段差などが見えにくく、滑りやすいので注意が必要。

写真

11/14 7:10

戸隠神社の駐車場に車を駐めました。他には3台車が駐まっていましたが、山の中では2組しか会いませんでした。

11/14 7:10

権現堂山登山口。この先が戸隠神社です。

11/14 7:18

戸隠神社にお詣りしてから登りました。信州の戸隠神社の奥社：九頭龍神社のご神体として造立された九頭竜権現木像がこの地で祀られていたことから権現堂山というのかな？

11/14 7:24

ここで左に曲がって下権現塔山に登ります。帰りは中越から降下して右の道から戻ってきます。

11/14 7:28

分岐から4分程度で1合目に着きました。ここは展望台になっています。

11/14 7:30

後ろを振り返ると下権現堂山の山頂が朝日に照らされていました。

11/14 7:56

4合目。山頂がだいぶ大きく見えてきました。

11/14 8:00

ヤマツツジの狂い咲きがありました。今年は寒い日があった後に暖かい日が続いたので狂い咲きしてしまった花が多いようです。

11/14 8:18

ツルリンドウの実がありました。

11/14 8:19

この赤い実はヤブコウジのようです。

11/14 8:23

昨日の番屋山は黄色い紅葉が多かったのですが、今日は赤い葉もあるようです。

11/14 8:24

日が当たると鮮やかですね。

11/14 8:31

弥三郎清水。この大岩の割れ目から水が湧いているようです。

11/14 8:31

脇口はこんな感じ。水量は余り多くはありませんが、ひしゃくがあったので汲んで飲んでみました。美味しかったです。

11/14 8:38

下権現堂山はものすごい急登はありませんが、一応ロープがある場所もありました。

11/14 8:43

魚沼平野がよく見えました。左奥に見えているのは越後駒ヶ岳と八海山です。

11/14 8:56

すぐ近くにきれいな紅葉があると疲れを忘れますね。

11/14 8:58

下権現堂山山頂には大きな岩がゴロゴロしていました。

11/14 8:59

北には守門岳が見えていました。昨日登った番屋山からは南に見えていたので不思議な感じです。

11/14 9:00

下権現堂山山頂です。

11/14 9:00

下権現堂山の三等三角点「皿津沢」です。この場所の地番が魚沼市須川字皿津沢であることに由来しているようです。

11/14 9:03

展望で有名な下権現堂山山頂で記念写真を。

11/14 9:06

山頂を反対側から。

11/14 9:07

これから進む方向のパノラマ。右から、上権現堂山。その左側に影から覗いているのが唐松山。その左奥が毛猛山。その左が浅草岳、一番左が守門岳です。

11/14 9:12

下権現堂山から上権現堂山に向かう途中の稜線上の小ピーク群は中越と呼ばれています。

11/14 9:27

中越手前から下権現堂山を振り返りました。

11/14 9:36

コメツツジの葉が真っ赤に紅葉しているのに、狂い咲きで花を付けていました。この辺りには狂い咲きしているコメツツジがたくさんありました。

11/14 9:45

中越に到着。左に見えている道は降り口ではなく、下権現堂山から歩いて来た道です。

11/14 9:51

中越から小ピークを越えた次の鞍部に戸隠神社への降下点がありました。

11/14 9:58

ナナカマドの実も葉も真っ赤に色づいていました。

11/14 10:00

こんな粘土質の滑りやすい土の上に落ち葉が降り積もった道を行きます。

11/14 10:24

上権現堂山山頂に到着しました。

11/14 10:24

上権現堂山の二等三角点「権現山」です。

11/14 10:25

上権現堂山山頂にて。

11/14 10:26

上権現堂山山頂の風景。下権現堂山が岩だらけだったのに対して上権現堂山は草と藪に囲まれています。

11/14 10:34

これから向かう唐松山方面。一番奥のピークが唐松山です。

11/14 10:53

上権現堂山からの下りの途中に下山の降下点の分岐がありますが、ここで降りてしまうと戸隠神社には戻れません。

11/14 11:09

鞍部を過ぎて唐松山側に登り始めたところで上権現堂山を振り返りました。上の方はもう葉が落ちてしまったところが多いですね。

11/14 11:27

落ち葉の積もった滑りやすい斜面。30mくらいのロープが5本続きます。

11/14 11:37

急登を登り切るといっぷく平。四等三角点の基準点名は「猫岩」。猫岩はここではないのですが・・・。

11/14 11:37

いっぷく平の三角点はこんな崩壊地の上にあります。数年後には崩れて落ちてしまうかも。

11/14 11:44

ひとつ小ピークを越えると唐松山の手前に猫岩が見えてきました。

11/14 11:53

猫岩手前まで来ました。手前の岩壁の上の縁を登っていくルートがあります。右側も木は生えていますが崖なので見た目以上に痩せたルートです。

11/14 11:57

猫岩山頂に来ました。

11/14 11:59

猫岩の道標のなれの果て。何か書いてありますが判読不能です。

11/14 12:07

猫岩は通り抜けられないので登り口まで戻って南側の下を巻いていきます。洞窟がありました。中は大人がビバークできそうな広さがありました。

11/14 12:12

猫岩の反対側に抜けると小さな広場があるので、そこから周りを眺めました。北側にある守門岳。昨日はあの向こう側にいました。

11/14 12:12

北東側にある浅草岳。浅草岳に登ったのはもう3年前になるのですね。

11/14 12:26

唐松山の手前のピークまで来ました。あと少しです。

11/14 12:26

ニセ唐松山だそうです。ニセ巻機山みたいな？何かかわいそう。唐松山西峰とか前唐松山とかの名前にしてあげたい。

11/14 12:27

唐松山かっこいいですね。ブナの葉がほとんど散っていてもうすぐ冬っていう感じです。

11/14 12:38

約10分で唐松山山頂に到着しました。

11/14 12:38

唐松山の三等三角点「東唐松」です。ほら、やっぱりここが東唐松でさっきのニセ唐松山が「西唐松」じゃないですか。

11/14 12:39

唐松山山頂にて。ここでおにぎりを食べて引き返しました。

11/14 12:40

唐松山の先にある毛猛山。何かかっこいいですね。どこから登るのでしょうか。

11/14 12:41

唐松山からのパノラマです。中央左が毛猛山、その左が浅草岳、更に左が守門岳。写真の右側は越後駒ヶ岳と八海山です。

11/14 12:42

来た道を振り返りました。手前がニセ唐松山、その向こうが猫岩。その向こうに大きな上権現堂山があって、その右肩に下権現堂山がのぞいています。

11/14 15:09

ニセ唐松山、上権現堂山を越えて、中越下り口まで戻ってきました。下り口はこんな感じ。ササ藪こぎか？と思いましたが、ササの密度が低く、すぐに終わりました。

11/14 15:14

少し降ると中越から直接下るルートと合流しました。

11/14 15:31

今日は昨日と打って変わって暑くて汗をかくので、麦茶の残量を気にしていたら水場がありました。ここで残っていた麦茶を飲み干してペットボトルに水を満たして下山しました。

11/14 15:38

中腹に降りてくると紅葉が正に見頃です。

11/14 15:47

夕日に照らされて紅葉が燃えるようです。

11/14 15:54

紅葉はきれいなのですが、もう夕日が山に隠れてしまいそうです。ヤバイ！

11/14 16:09

登りの1合目の展望台の下まで来ました。もう今にも日が沈みそうです。

11/14 16:23

駐車場まで戻ってきました。ここのモミジが一番赤かったです。

11/14 16:23

戸隠神社の広い駐車場。もう他の車はありません。夕日が正に沈むところでした。

撮影機器：

NIKON D5600 NIKON CORPORATION

FCG01 FCNT

感想

たーつ

「八十里越七名山」の最後の一座である番屋山に登ったのですが、せっかく新潟まで来て一座だけで帰るのはもったいないので、近くにある分県登山ガイド「新潟県の山」に収載されている下権現堂山と唐松山に登ることにしました。
この山は一つの稜線でつながった山なので、一番手前の下権現堂山から上権現堂山、唐松山と縦走しました。
九頭竜権現木像のある戸隠神社は駐車場が広く、トイレもあって便利です。ただ、やはり冬支度で参道の階段の手すりは外され、灯籠も木枠で補強されていました。そのうち、トイレも冬季閉鎖されてしまうのかもしれません。そろそろ新潟の山も今年は終わりかな。
紅葉は山頂付近は散っていましたが、中腹は見頃で素晴らしかったです。
来年は今回の下権現堂山の近くの鋸山や未丈ヶ岳などに登ろうかと思います。