晩秋・酉谷山(タワ尾根往復)

2024年11月17日(日) [日帰り]

• GPS: 10:21
• 距離: 22.3km
• 登り: 1,961m
• 下り: 1,961m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:55
• 休憩: 2:26
• 合計: 10:21

距離 22.3km 登り 1,961m 下り 1,961m

7:04 東日原バス停
7:08 7:09 中日原バス停
7:18 観光用公衆トイレ
7:22 鍾乳洞バス停
7:27 7:45 一石山神社
8:27 8:29 一石山
8:44 8:45 ウッドサークル（ミズナラの巨木）
8:50 8:52 人形山
9:17 9:24 金袋山
9:44 9:50 篶坂ノ丸
10:29 10:50 ウトウの頭
10:56 11:06 大京谷ノクビレ
11:13 大京谷ノ峰
11:23 カラ滝ノ頭
11:58 行福のタオ
12:24 13:07 酉谷山
13:25 行福のタオ
14:05 14:06 カラ滝ノ頭
14:18 14:24 大京谷ノ峰
14:37 14:44 大京谷ノクビレ
14:58 15:00 ウトウの頭
15:27 篶坂ノ丸
15:40 金袋山
15:56 人形山
16:09 16:14 一石山
16:51 17:05 一石山神社
17:11 鍾乳洞バス停
17:20 稲村岩を経て鷹ノ巣山方面登山口
17:25 東日原バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

◼️タワ尾根
・一石山神社からの登り始めで不明瞭な箇所あり。道が錯綜している(写真8枚目周辺)。

・一石山〜篶坂ノ丸の間は歩きやすい道が続くが、晩秋は落葉の堆積でトレースは殆ど見えない。
ルートを外すと足元が急に柔らかくなるので、尾根の真ん中を歩く様に。

・ウトウの頭〜大京谷ノ峰の間は、道迷いポイント多数。
ピンクテープは巻かれているが小さいものが多く、見落としやすい。

※特に下りとして利用する場合は、派生尾根や偽りルートに吸い込まれそうな箇所が幾つか有り。
ルート未知のまま下山路として歩くことは、避けた方が良いと思います。


◼️長沢背稜〜酉谷山
・特に危険な箇所及び道迷いポイントは無し。

写真

前日は立川泊まり。
夕飯は立川駅前の［カレー会議室］にて2色盛りカレー(4種トッピング)を味わう。

11/17 6:21

おぱようございます(^-^)/
今回は奥多摩の最深部、酉谷山を目指します！
6時31分発の東日原行きバスに乗車。乗客は5人。

11/17 7:05

東日原に到着。
他のハイカーの方々は皆、川乗橋で下車。
本日も安定の一人旅でっすw

11/17 7:11

稲村岩尾根、あれ絶対紅葉キレイだよね？！
復旧してくれないかなあ。

11/17 7:28

一石山神社に到着。今年5月の天祖山登山と同様に、長大なタワ尾根ルートを進みます
( ・∀・)ノ

11/17 7:29

タワ尾根へは明確な登山口は無し。
登り始めは社務所の右端の斜面から入る。

11/17 7:39

第一の注意ポイントはここ。
トラス状の建造物の左の斜面を進む。

11/17 7:45

第二の注意ポイント。
正面にピンテがあり道が延びているが、ここでは右折。足元の［ゆきのした］の白い立札が目印。

11/17 8:04

20分程急坂を登るとベンチに到着。ここから先、このルートにはベンチは無し。

11/17 8:18

タワ尾根への取り付き。
危険箇所にはロープが張られてある。

11/17 8:29

尾根伝いに少し進むと一石山に到着。
以前は木に括られていた山名板は足元に置かれてあり、尚更気付きづらくなった
( ゜o゜)

11/17 8:30

紅葉はすでに終盤。遅れていると言われた今年の紅葉も、ピークを過ぎればあっと言う間だね。

11/17 8:51

人形山に到着。やはり地味なピーク(笑)
今回も一旦通り過ぎてしまった💦

11/17 9:00

この辺りは大量の落葉で殆どトレースは消えている。尾根を外れない様に、真ん中を歩いていれば大丈夫。

11/17 9:12

サルノコシカケを過ぎれば、

11/17 9:19

金袋山に到着(^-^)/
うむ！ほんのり温かい！w

11/17 9:21

なんと！もう一方の金袋山のプレートが破損しているではないか(ウギャー)
文字が［袋］しか残ってないww

(参照)前回登った際は破損してなかったのに。
ショックショック！キンタ○ショック！(←伏せ字止めれw)

11/17 9:25

なんてこった…新しい金袋山の山名板を担いで、またタワ尾根を登らなきゃだわな(←謎の使命感)

11/17 9:26

この辺り、実に紅葉が鮮やかでした
(*^.^*)

11/17 9:33

篶坂ノ丸(すずさかのまる)に向かう。
この日一番鮮やかな紅葉を、青空と共にパチリ。

11/17 9:44

篶坂ノ丸に到着。
タワ尾根ファン(居るのかな？)にお馴染みの山名板は、実は驚くほど小さい。

11/17 9:45

難読文字［篶(すず)］
以前、周辺はスズタケが密生していたらしい。

11/17 9:53

ではここからタワ尾根の核心部に向かう。
正面に見える緑のピーク。あれがウトウの頭だ。

11/17 10:10

ウトウの頭には、岩混じりの急坂が続く。
ここはひたすら直進。

11/17 10:24

西側(左)に巻き道があるが、ここもピンテに従い直進。
ウトウの頭周辺の巻き道は道迷いの遠因になるらしいので、使わない方が無難。

11/17 10:31

緩くアップダウンを繰り返して、ウトウの頭に到着。
二羽のウトウが静かに佇む。

11/17 10:32

上は焼き物の山名板。裏には「G.YAGI」と名前が彫られてある。2010年製作。

11/17 10:32

下は木製の山名板。裏には［carve by M.Utou(鵜藤)］と名前が彫られてある。
鵜藤さんがウトウ(善知鳥)を彫ったということか
(・о・)

11/17 10:38

ウトウの頭からの下り。脇に別のルート(四間小屋尾根)があり紛らわしいが、北西に延びるルートを下る様に。

11/17 10:40

ここは急な下り坂。しかも雨上がりで木の根が非常にツルツル滑る
(・・;)

11/17 10:44

急坂を下り切ると、ヤブっぽい場所に着く。
ピンテの位置に注目。左に進む。

11/17 10:57

しばらく進むとタワ尾根の最大注意ポイント。
巨大な岩の左側を巻いて、鞍部の大京谷ノクビレを目指す。

11/17 11:02

大京谷ノクビレにて。岩混じりの尾根を進む(前回はルートを誤り、左の平地を進んでしまった)

11/17 11:05

暫くの間、天祖山に向かうと言う女性ハイカーと行動を共にする。岩の隙間のルートを探しながら進む。

11/17 11:09

大岩の脇を通過。ここで三人組のハイカーとすれ違う。
とりあえず、道は合っている様だ(^^ゞ

11/17 11:10

大岩を巻いた先も注意ポイント。
青テープが巻いてある分岐点は、そのまま直進する様に。

11/17 11:10

ちなみに左にある踏跡を辿ると、危険なトラバースであっと言う間に詰んでしまう(前回経験済)。要注意。

11/17 11:12

大京谷ノ峰まで来れば一安心(*´ω｀*)
「じぁ、これで」と女性に声をかけて、先に進む。

11/17 11:22

線路は続くよどこまでも〜♪
↑まだ余裕あるなコイツw

11/17 11:29

モノレール終点から少し進めば、ようやくタワ尾根終了。
休憩していた二人連れの男性ハイカーと情報交換をする。

11/17 11:32

ここからは長沢背稜を右に進む。
樹林の隙間から酉谷山が見え始めた。

11/17 11:40

長沢背稜は殆ど人は歩いていないが、道は良く整備されていて迷う箇所は無し。

11/17 11:59

しばらく進むと、行福のタオの道標に辿り着く。
進路は左。酉谷山の頂上に向かう。

11/17 12:06

おお！両神センセイ(^-^)/
その奥には浅間山も見える。

11/17 12:16

酉谷山には小ピークを三つ位越えていく。奥多摩の一番奥にある深山は、そう簡単に登らせてくれない(^_^;)

11/17 12:24

笹が茂る斜面をひと登りすれば、

11/17 12:26

酉谷山頂上に到着！！
一石山神社から5時間。長かったぜ( ≧∀≦)ノ

11/17 12:30

思いのほか山頂からは眺めが良い
( 〃▽〃)
大岳山に御前山。お馴染みの顔ぶれ。

11/17 12:31

その右側には先日登った鷹ノ巣山も見える
(*^.^*)

11/17 12:32

木々の間から見えるのは雲取山と芋ノ木ドッケ。東京都最高峰の一位と二位だね。

11/17 12:37

ここでようやくランチです！(超腹減ったw)
でもあんまり長居出来ないので、菓子パンを無造作に胃袋に詰め込む。

11/17 13:09

先程タワ尾根の分岐で会話をした男性二人が通り過ぎていった。ヨコスズ尾根を目指すそうだ。

一方、小生はルート調査を兼ねて、帰路に再びタワ尾根を選択する。

11/17 13:16

正面の鈍重な山は和名倉山かな？
その奥は甲武信岳か(多分)

11/17 13:54

タワ尾根の分岐点まで戻ってきた。左の斜面からタワ尾根に取り付く。

11/17 14:19

モノレール沿いに下り、再び大京谷ノ峰に到着。
ここで周辺を確認しよう
( ・∀・)ノ

11/17 14:24

まずレールを右に分けて直進する。
細い枝にピンテ(かなり小さい)が巻き付けられている。

11/17 14:26

その少し先の右側に相当な急傾斜の下りがあるが、ルートはこれで正解◎
ピンテを見失わない様に。

11/17 14:27

大岩の脇を通る(画像36枚目と同じ場所)。
この辺り土質が柔らかく、ちょっと不安定。

11/17 14:36

鞍部の大京ノクビレに到着。
しかし威圧感のある巨岩だなあ(ルートは右に巻く)

11/17 14:39

この辺りは右のウトウ沢に吸い込まれそうな踏跡がいくつか有るので要注意。
巨岩に付かず離れず、巻いていく様な感じで進む。

11/17 14:44

ピンテ小さくね？
まあタワ尾根だしね(^_^;)

11/17 14:53

尾根に上がったら今度は左に巻く。またしても地味なピンテ(左下)。

11/17 14:55

そして再びウトウの頭へ。
ここはシャレにならないガチ登り
(゜∀。)

11/17 15:00

ウトウの頭に到着。
前回は気付かなかったが、山名板の上に鈴が取り付けられている。
コロンコロンと上品な音色♪

11/17 15:10

ウトウの頭周辺は、帰路に利用する方が道迷いのリスクは高いと感じた。
最後は急坂を一気に下り切る。

11/17 15:18

ようやく緊張感から解放された(*´ω｀*)
僅かなトレースを頼りに、篶坂ノ丸に向かう。

11/17 15:29

篶坂ノ丸、通過！
定点観測オッケー！！

11/17 15:39

陽が傾いてきた。
更にピッチを上げる🏃‍♂️

11/17 15:44

金袋山、通過！
定点観測オッケー！！
ウホッ♡

11/17 15:46

うおーー！！<゜)#)))彡

どうしたSirozou？
キンタ○走りか？(爆)

11/17 15:59

人形山周辺は落ち葉だらけでワケワカメ。
面倒臭いので尾根上を進んだら、逸脱警告アメアラレ。
まあ承知の上よ(^_^;)

11/17 16:10

ふう、けっこう疲れた…。
一石山にて一休み。

11/17 16:16

その先の板が立て掛けられている場所で右折。ここで尾根から外れる。

11/17 16:17

この先も一石山神社まで急坂が続く。
往路を慎重に辿っていこう。

11/17 17:29

下山後は車道をひたすら歩き、東日原へ。
バス停には発車5分前に余裕の到着(真っ暗だけどなw)

本日も無傷、無事生還しました(^-^)/

夕飯は河辺駅前の［食堂みやもと］で唐揚げ定食と柚子ハイボールを注文。
唐揚げうまッ！これはヘビロテ確定だわ♪

勿論、酉谷山と［トリ］繋がりであることは言うまでもありません(笑)
オシマイ(^○^)

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

SC-01M samsung

感想

Sirozou

今回は奥多摩の最深部・長沢背稜上の酉谷山に登って来ました。

今年の5月に、近くの天祖山に登った際にタワ尾根を利用したのですが、大京谷ノコル付近でルートを外して道無き斜面をよじ登るというガサツな登山をしてしまったので、今回は反省がてらタワ尾根を往復してルートを検証してみました。

なのでどちらかと言えば、タワ尾根の検証がメインで、ついでに酉谷山まで登った様な山行です(笑)


尚、長い行程の上に道迷いのリスクも高い山域なので、今回はヤマレコの逸脱警告機能をオンにして行動しました(いつもは喧しいのでオフにしています)。
案の定「警告、予定ルートから外れました」という音声メッセージの連発だったので、人気の無いルート歩きでも少しも淋しさを感じませんでした(笑)

ある程度地形の把握も出来たので、この山域には今後も定期的に訪れようと思っています(*^.^*)

コメント

T さん

Sirozouさん、こんにちは🦢

奥多摩の最深部・長沢背稜上の酉谷山に登られたのですね。紅葉🍁が実に綺麗です。真っ赤に彩られています。特に代表写真はレインボー🌈 のようにグラデーションになっていて美しいです😍

ハハッ！「金袋山」でのSirozou 走りには驚きました。本家本元の「凄み」を感じました。私はまだまだ鍛練が必要ですね🤣

酉谷山頂上からは青空の中、大岳山、御前山、鷹ノ巣山、雲取山、芋の木ドッケを見ることができて最高ですね。いいな〜😄

下山飯の「唐揚げ定食」は美味しそう😋　酉繋がりを意識しての〆に相応しいです。← (メモしておきます) 勉強になります😁

10時間以上も山を歩かれて、大変お疲れさまでした 🦢

鷲尾健

酉谷山お疲れ様でした
いや〜早い、速すぎる😄
しかもタワ尾根往復！
あそこ怖すぎて降りで安全に降りられる気が全くしません
以前、ビビって途中まで登って撤退しました
どうやったらあそこを下れるのか？
教えて下さい😭

rei

Sirozouさん、コンニチパ🙋‍♀️

憧れのタワ尾根♬
一連の山名板が素敵すぎて‥「ほんのり温かい！」ってww
新しいものをご用意されるなら、同様に袋形のものがよろしいかと‥やっぱり、ここは二つあってほしいですYO🙆‍♀️
篶坂の丸の板は意外な小ささですね。ミミズクが可愛い🦉

＞「じゃあ、これで」と女性に声をかけて
そこはかとなく、Sirozouさんの紳士ぶりが伺えました😌

ピストン山行だと復路のレコは省略されがちですが、最後まで惹きつけられました🙌
このところしっかりした山行から遠ざかってジリジリしていたので🤢美しい紅葉のお写真と共に山分を充填させていただきました🍁　ありがとうございます。

「カレー会議室」メモメモ... ψ(。。)
Sirozouさん、ほんと中央線総武線お強いですね😳
ではでは〜

Q太郎👻

Sirozouさん、こんにちは😄

使命感に燃える、タ○尾根(←伏せ字ヤメレw)往復、カッコいいですね😁

バッキバキのキンタ○山の山名板を見たら、股間が痛い気分になっちゃいました(笑)
おお😲新しい山名板を取り付けに行かれるんですか👏ｽﾊﾞﾗｼｲ
きっと、左チン五郎の魂が憑依して、狸型で｢キンタ○山 1325g｣ってのが出来ると思うと胸熱です🤣
…イカンイカン、2回も金袋山の山名板を見てしまって、つい興奮してしまったw

篶坂ノ丸付近の紅葉、素晴らしい色つきでしたね😍　山頂からの両神山と大岳山も素晴らしい✨
10時間にも渡るロング山行、お疲れ様でした😊