松江北部、島根半島の朝日山、大平山【松江市、島根県】
- GPS
- 03:10
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 786m
- 下り
- 788m
コースタイム
- 山行
- 3:04
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 3:28
…日山
石段コース駐車場 716 ― 石段から山道へ 725 ― 東コースとの分岐点 739 ― 東の峰・西の峰分岐点 747 ― 寺の境内から東の峰へ 749 ― 東の峰山頂 752/803 ― 朝日寺 806/808 ― 権現 809 ― 中の峰(分岐) 813 ― 西の峰 817/824 ― 中の峰(分岐) 828 ― 東の峰・西の峰分岐 831 ― 東コースとの分岐点 834 ― 展望台 844 ― 駐車場 851
大平山
新道トンネル南口 909 ― 最初の枝尾根出合 915 ― 頂稜出合 923 ― 長い木段 936 ― 小ピーク 947 ― 大平山山頂 1003/1004 ― 小ピーク 1015 ― 頂稜出合 1030 ― 最初の枝尾根出合 1037 ― 新道トンネル南口 1050
●行動時間
1:35+1:41=3:26
天候 | 曇り、雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(米子家=朝日山石段コースP) 駐車場―朝日山(東の峰、朝日寺、西の峰)―駐車場 (朝日山石段コースP=新道トンネル脇駐車余地) 駐車余地―大平山―駐車余地 (新道トンネル南口駐車余地=米子家) ●登山口へのアクセス ○朝日山石段コース駐車場 ・松江市より県道37号を来た場合には、佐太小学校方面へと佐陀川を渡る道へと入り、道なりに進む。廻谷(さこや)まで来ると「朝日山石段入口」という標示が現れる。これに従い山側へと入ると終点が駐車場になっている ・県道266号から来た場合にも、廻谷で恵曇(えとも)方面へと向かわず右に進むと、すぐに上記の標示が現れる ・駐車場には10台以上は駐車可能 ○新道トンネル南口駐車余地 ・県道21号上講武にある新道トンネル南口脇が登山口となっている。登山口手前にはほんの2,3台分の余地がある (2024.11現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○朝日山 ・石段コースは300段に迫ろうかという石段を黙々と登ることから始まる。そのあとは山道となるが急な登りが続く ・東コースが合流すると、東の峰へは寺境内のようなものなので緩やかな道を行く。西の峰への道は、寺からであれ分岐からであれ“トトロ推し”な標示が複数現れる。これは山頂まで続いている ・道はどこも明瞭。東コースは、他の資料を見ると道が細いなど不安の声が挙がっていたが、行ってみるとそのようなことはなかった ○大平山 ・トンネル手前の石段から山頂までは一本道。急斜面を登って最初の枝尾根に達するとやや緩やかな一定した登り道となる。やがて主尾根に達し、再び急坂となる。急坂には木段整備がなされている。標高300m付近から標高約430mの小ピークまでは木段で一気に登るのだが、総計300段を超える大ぶりな木段は結構足に来る ・それ以降もあまり穏やかな道取りはなく、山頂へと至る ・道取りは至って明瞭 (いずれの記述も2024.11現在) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ○市街から近い山なので、すぐではなくともコンビニも飲食店も見つかりやすい ●日帰り温泉 ・両山の中央付近には、「鹿島多久の湯」というスーパー銭湯がある。松江にはしんじ湖温泉もあり、日帰り入浴できる施設もあるようだ (いずれの記述も2024.11現在) |
写真
感想
珍しく夕方までは空いている日なのだが、昼から天候が悪いという。ほんとうならば大山山麓の紅葉でも見に行きたかったのだが、高度があるとガスに包まれろくなコトにはならないだろう。低山で素早く行き来のできる山を選ぶこととし、島根半島にあるニ山を目指すことにした。
予報では11時台から雨になっていることを踏まえ、意を決して早朝出発で朝のうちに登りきる計画を立てた。
とはいえ、起きてみると朝から雲が重く、なかなか明るくならない。ノロノロと移動し、出発は7時を回ることとなった。
○朝日山
朝日山は出雲国風土記にも現れる山とのこと。朝日寺の参道は南側かららしいが、今では山頂直下まで車道が続いている。山歩きとしては北側からが適しているようで、今回登る石段コースにはモデルコースとも書いてある。駐車場のトイレ脇から始まる石段は神社やお寺の参道のように幅広で、山登りの道とは思えない。立派な石段は20〜30段ごとに踊り場があり、踊り場を10度越えてようやく山道になる。
山道になっても急坂であることに変わりはなく、たかだか標高300mの山とは思えないほどだ。東西野分岐点を過ぎると平坦な道となり、石塔や石仏を見ながら進むと朝日寺の境内傍らに顔を出す。ここで寺とは反対の鐘楼側へと進み、鐘楼の先に続く道を登り切ると東の峰山頂となった。
山頂からは北も南も眺望がある。今日は生憎の空模様に阻まれているが、現地にある写真を見ると、大山だけではなく、花見山や船通山など奥日野の高山も見えるようだ。海側も足下の恵曇の港だけではなく遠く隠岐が見えることもあるようだが、残念ながら今日は真っ白な世界が広がるばかりだ。
お寺を越えて、西の峰を目指す。帰り道との分岐点となる中の峰を過ぎるとトトロが何度も現れる。私製と思われるが、なかなか丁寧な造りだ。「もうすぐだよ」「気をつけて」などと一言添えてあるのも洒落ていて、作者の愛情が伝わってくる。
西の峰は南側の眺望があるはずだが、先ほど同様に遠くは雲の中だ。
トトロに見送られながら分岐へ。さらには次の分岐からは東コースへと進む。よその地図には東コースは心細いような記述もあったが、特段の問題箇所もなく駐車場に戻り付いた。石段ばかりのコースよりも山登り感があって東コースも捨てたものではなさそうだ。
○大平山
中国自然歩道でもあるこのコースはトンネル南口の階段からは山道となっている。コンクリート階段を上り、左に逸れると土の道。ジグザグに急斜面を登ると枝尾根の上へ。斜度が一定した細道を進むと新道トンネルの直上付近で頂稜へ。しばらくは緩い登りだが、竹林を抜けると長い木段が始まり、これが断続して小ピークまで続く。おおまかに200段以上はありそうで、段が大きいために負担も大きい。
小ピークからは一旦下るが最後は本山に取り付き再びの長い木段で頂上へと至る。
ちょうど最後の上りの途中で雨が本降りになってきた。やむなく雨具を取り出し、装着。カメラもいったんは収納。
山頂に着くと、一段と雨が激しくなる。時間1mmという予報だったが、それ以上だ。いや、雨は11時台からとなっていたのだから、降りはじめ自体もずれている。
帰りはやや急ぎ気味に下降。木段は木の部分を踏んでしまうと滑るため、それなり慎重に歩を進める。
最後は急斜面を滑らないように注意しながら下りて車道へとたどり着いた。帰り際に見ると、中国自然歩道はここからは県道を暫く進み、改めて別のルートで上講武の集落へと続いているようだった。
最後は残念ながら雨。久々の雨遭遇だ。
まっすぐ温泉にでも行こうと思っていたが、着替えにもどらざるを得ない。
それでも早起きが利いて、雨の日にも登ることができた。
早起きは三文の得とはよくいったものだと思った。
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