白石山〜白髪山〜白髪岩〜南小太郎山(神丸尾根、御僧尾根)
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- GPS
- 07:37
- 距離
- 27.8km
- 登り
- 2,125m
- 下り
- 2,007m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:恐竜センター 〜 バス 新町駅 ※バスは、一日フリー乗車券(\1,500)を利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今日のルートの大半が神流マウンテンランのコースとなっており、その部分は概ね問題ありませんでした。以下、注意が必要だと思った個所を記します。 ※白岩山からの下りは急坂です。木の根が多く、少しでも濡れているととてもすべります。私は2回転倒してしまいました。 ※安取峠から持倉集落へ抜ける道は、岩稜帯を巻いてゆく道になりますが、ザレバのトラバースが数か所あるので注意が必要です。 ※白髪岩からの復路は巻道があるようなので、そちらを行こうと思いましたが、見つけられませんでした。赤テープ方向に進むと稲含山の方へ誘導されたようなので途中で引き返し、往路と同じ道を戻りました。 ※白髪岩からの復路は、杖植峠からのトラバース道を歩きましたが、途中かなり荒れておりました。あまりお勧めいたしません。 |
写真
感想
今日は、今秋訪れようと温めていたルートを選択しました。普段は、山と高原の地図を眺めながら、ルートを物色するのを常としておりますが、最近は、各種ガイド、書籍から物色することも多く、今回の神丸尾根も山と高原の地図では、破線にすらなっていないので、全くノーマークで気が付くこともなかったのですが、ガイド本で見つけ、「是非訪れてみたい」と思いました。どうせだったら錦秋の季節にということで今日にしたのですが、麓のあたりは、まだ少し早かったようです。
さて神丸尾根を行くことは決まりましたが、その先当初は、白石山から是非赤久縄へ再訪したいと考えておりましたが、地図を見ていると西側に「天空の里 持倉」とあり、さらにそこからは御僧尾根というのがあるではないですか。その二つの魅惑的な文字に迷い、どうにか赤久縄と両立できないかと思案しましたが、難しそうなので、今回は赤久縄は割愛することとしました。それでも御僧尾根を登ったあとは、せっかくなので、これも訪れて見たかった白髪岩の原三角測点を取り込み、今回の盛り沢山のルートとなりました。
その後、調べてみると今日のルートの大半が、神流マウンテンランのコースとなっていることが判明しました。実際に訪れてみると破線でもない神丸尾根もお手製道標がほぼ完備され、マウンテンランのリボンもはためいており、道も明瞭でほとんど迷うところもありませんでした。ただし、マウンテンランのルートを外したところでは、いきなり踏跡があやしくなることも多く、その落差を感じましたが、改めて道は人が行き交って体を成してゆくのだということを実感しました。
帰宅後調べてみると、今年は2週間後の11月8日がマウンテンランの開催のようです。今日のルートは、年1回喧騒の時を迎えるのでしょうが、それが嘘のように今日もとても静かな山行を堪能することが出来ました。御僧尾根では、小学生の団体に会い逆に少々驚いてしまいました。
そういえば、白髪岩を訪れた帰路、途中で動物の咆哮を耳にしました。重低音の響きだったので、それなりの動物だったのだと思います。その咆哮は(私を?)威嚇しているものと推察され、一瞬固まりかけましたが、幸い笹原の中のようで姿を確認することはありませんでした。姿が見えなかったのが幸いして、冷静に対処できたように思います。手拍子をたたきながら、その場を足早に立ち去りました。
今日は、暑いくらいの快晴にも恵まれ、てんこ盛りの楽しくかつ心地良い疲労を伴う山行でした。
本日の温泉:なし
本日出合った人・動物:
※神丸尾根〜持倉集落:ゼロ
※御僧尾根:19名(うち小学生の団体18名)
※南小太郎分岐〜白髪岩:6名
※白髪岩〜瓔珞橋:人ゼロ、かもしか2頭
GPS記録から
※時刻 経過時間 7:37:15 / 移動時間 6:48:47 / 停止時間 0:48:28
※スピード 平均 3.7km/h / 移動平均 4.1km/h
※標高 上り 2514m / 下り 2423m
コメント
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恐れ入ります。この山行の当日、御僧尾根でお会いましたyamadanukiと申します。実は万場バス停でもお見かけしたのですが、あまりにも移動速度の速さと山行距離に恐縮しました。
yamadanukiさま
はじめましてpoohtaです。コメントありがとうございました。
御僧尾根でお会いした方は、感想に記した小学生と思しき団体以外はお一人のみでしたので、消去法となりますが、覚えております。まだ私が御僧尾根に取り付いてすぐにお目にかかった方ですね。お気づきになられたかと思いますが、上部から何か竹を割るような音がしたので、何かの動物が近づいて来たのかと思い、咄嗟に手拍子を数回たたきました。その後、すぐに下山してこられたyamadanukiさんとすれ違い、「人だったのか」と正直安堵した次第です。
すれ違う時にyamadanukiさんが、手にナタか斧のようなものを持たれておりましたので、「あ〜そうか、道を整備されている方なんだ」と勝手に考えておりましたが、プロフィールを拝見させていただくと神流マウンテンランのお手伝いもされているということなので、ルート整備を兼ねた山行だったのですね。本当にご苦労様です。私のような未熟者には、今回のルート上のお手製の道標などおそらくyamadanukiさんと同じくボランティアの方々のご苦労の賜物で助けられている側面が多く、本当に感謝、感謝です。
西上州も本当に奥が深く、まだまだ訪れてみたいところが多々ありますので、どこかでお会いできれば幸いです。
御返信ありがとうございます。驚かせてしまいまして、失礼いたしました。ご察しの如く、ルート整備(トレランルートの点検・地元小学生の集団登山の為に内緒でのルート安全点検)でした。登山者には忌み嫌われるトレランですが、神流マウンテンランのお陰で、御僧尾根・神丸尾根・若御子尾根・小太郎尾根コースが復活又は開設整備されました。
最近は造林鎌使いも慣れて、コース整備も楽しくなりました。
本当は私が作成した最新の神流マウンテンランのルートマップをお渡ししたかったのですが、運悪く持ち合わせがありませんでした。
http://www.kanna-mountain-run.com/images/map/2015_root.jpg
また是非西上州へお越しください。また山で会いましょう。
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