槍ヶ岳
- GPS
- 30:30
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 2,041m
- 下り
- 4m
コースタイム
2日目 5:30 滝合避難小屋ー6:50 南沢ー7:10 槍平小屋ー8:50 最終水場ー10:20 分岐ー12:50 飛騨乗越 ー13:20 槍ヶ岳山荘ー 15:00 槍ヶ岳山頂
3日目 5:50 槍ヶ岳山荘ー6:30 分岐ー8:00 槍平小屋ー12:45 新穂高温泉
天候 | 曇り他ほとんど雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
降雨期での右俣からの登山道の沢はかなり増水します。特に南沢は要注意!無理は禁物です。その他で危険な箇所はありません。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
8/12 朝から小雨。左俣から双六経由で槍へ行く予定を変更し、この日は槍平まで行き、天候回復した13日に槍を目指す方針にした。1時間も歩くと雨は次第に強くなってきた、台風4号が日本海沖を北上している。とりあえず槍平までと決めたので、山行続行。白出沢からの林道もところどころ水たまりになっていた。しばらく歩いたチビ谷?の沢で雨による増水。水深はさほでもないが、水流はすごい・・・靴を脱ぎ首にかけ突破!かるくびびったが難なく通過できた。滝合出合では橋が架けられているも、かなり増水していて、川上を見ることができず、前だけむいて橋を渡る。藤木レリーフを過ぎ、槍平までのあと数分のところで先行者が帰ってきた。聞くと、南沢が増水で危険であるとのこと。。。マジか!?とりあえず行ってみると、どうにも渡れそうなところがない。後からきたカップルの2人と相談し、滝合避難小屋まで戻ることにした。途中3人と御すれ違い、無理はしないように促した。避難小屋で着替えや荷物を絞っていると3人とも引き返してきた。年配の方2名とソロの兄ちゃんだ。その晩我々は避難小屋で1晩を過ごすこととなった。テン泊の装備のある人はある程度快適に寝ることができたが、軽装備の年配者2名は大変だったと思う。天候がよくても予期しないことが起こるのに、悪い日の山行ならなおさら何があるか分からないので、きちっとした装備がなく山に入るのは無謀だと感じた。
8/13 朝4:30起床。心配だった天候は無雨。水は減水。よし行くぞ!すぐに決めて槍平を目指す。昨日の豪流とはうって変わっておとなしい南沢を通ってすぐに槍平についた。そこから長い林道を通り、いよいよ森林限界に近づく。千丈乗越の分岐に到達し、あとちょっとって、こっからキツイっす。2時間半以上かかりました。飛騨乗越につくとすごい風!寒い!急いで長袖とレインを羽織る。あたたくして改めてその景観をカメラに収めます。この山行で初めてのD700ちゃんの登場です。パシャパシャしてると同行者も上がってきました。少し休んで、槍ヶ岳山荘へ、テン泊も考えましたが、疲れもあるため小屋泊にしました。1時間休んだ後、渋滞も緩和されたところを見計らって穂先へ。午後一では渋滞で片道1時間だと言われましたが、3時過ぎてからは30分でした。ピークではD700がここぞとばかりに火を吹き、400枚Shoot!結局1時間くらいいましたが、御飯の時間が迫ったため4時30分過ぎに山荘へ、降りたところでガスが発生し穂先は隠れてしまいました。滑り込みセーフでした。
8/14 朝4時に目が覚め、耳をすませば雨?風? おいおいまただ〜。。。食事を済ませ外に出ると雨+ガス+風。でもしとしと降りくらいだったので、下山を決定。(一昨日のデジャブーでないことを祈る)一緒の区画で寝てた人は、天気見ながらぼちぼち下りますとのこと。みなさんキレットだっかり予定があったけど中止せざをえないといったところです。そんな彼らに見送られ、いざ下山。稜線と飛騨沢では風邪と雨が吹き付けるも、下りるペースは下げない、なぜならあの南沢が心配だったからです。あっちゅうまに槍平。さすがに、脚に疲れとズレが生じ、テーピングで補強。だいぶ歩くやすくなったと意気揚々もつかの間、南沢に到着。フンガー!!やっぱり氾濫しとるやないかい!途方にくれそうになった時先行者のパーティーが南沢にロープを渡し、停滞していた登山者みんなを渡してくれました。(ありがたや〜)その後の沢は特に問題となる増水もなく無事下山。白出沢を渡ったところで大雨・・・だるい下りの道が余計だるく長かった・・・到着後は新しい温泉施設ですっきり、良い湯でした。
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