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記録ID: 777564
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ハイキング
中国

暮れゆく秋の長者山に登る

2015年11月27日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.3km
登り
521m
下り
542m

コースタイム

日帰り
山行
3:58
休憩
0:00
合計
3:58
11:30
238
スタート地点(仮称立石峠)
15:28
ゴール地点(緑化センター内の車道)
緑化センター内には舗装された作業道や登山道があちこちにあるので迷いやすい。地形図やGPSを忘れないこと。
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
広島県緑化センター内の駐車場を使うが閉門は16時30分
コース状況/
危険箇所等
暮れゆく秋の長者山(571)

日時:2015年11月27日(金)   天気:晴時々曇り
コース:広島県緑化センター〜立石峠(仮称)〜立石山(500.4)〜ミノコージ峠(〜555〜長者山(571)往復)〜緑化センター車道分岐〜第2駐車場

メンバー:単独

     緑化センター主催のバードウォッチングに出かける。ところがガイド役の野鳥の会のA氏が体調不良とのことで欠席。結局、代わりの人がガイド役を勤めるものの説明がほとんどない。おまけに野鳥も少なく研修にはならないと思い、終了後、山に登る予定を切り換える(もちろん関係者には伝えておいたが)。

今日の目的は福田から畑賀に向かう山越えの車道の最高点である立石峠(仮称)から長者山までの往復。かつて実施した市境縦走の時、歩いたような気もするのだが、あらためて地図を見ると市境ではない。歩いているようで歩いていないような判然としないので気持ちをすっきりさせるためにも出かける。

峠の登山口を出発したのは11時30分。駐車している緑化センターの入口ゲートが閉まるのは16時30分。果たして長者山まで往復して時間内に帰れるか不安はあったが、登山道からセンター内の車道に出たのが15時30分過ぎで(車道に出ると駐車した管理事務所まで2卻發必要があったが、たまたま出会ったバードウォッチ時に随行された職員がわざわざ車で運んでくださったので体力のみならず時間も節約出来たのは有難かった)どうにか間に合った。


 コース全体としてはミノコージ峠までは坦々とした尾根が続くが常緑樹が魅力的。ミノコージ峠から長者山までは急登や小規模ながら岩場もあり変化に富む。里山でありながら静かな山旅を楽しむ事が出来、忘れられたような山だが一度は訪れてみたい山である。


コース概略
 立石峠(仮称)から長者山までは約1時間30分(往復3時間位)。ミノコージ峠までは小さなアップダウンの繰り返しで危険箇所はまったくないが、常緑樹に閉ざされて展望はほとんど利かない(立石峠〜ミノコージ峠 約50分)。
 ミノコージ峠から長者山までは比較的長くてきつい上りが2ヶ所。はじめはミノコージ峠から555m峰手前の送電線用鉄塔までの15分近い上りと最後の長者山への10分足らずの上り。ここは長者山手前の鞍部から山頂まで一気に登っている感じで、登山道の両脇にはロープまで張られており今コース中、最後で一番きつい上りである。

 また送電線用の鉄塔を越えた555m峰から長者山直下の鞍部の間には平らな大きな岩(千丈岩と記されていた)がある。登山道上で危険はないが岩の上からはとくに東方面の展望が良好。またこの山系にしては珍しくこの岩の下りには短いが痩せた岩稜があるので足元に注意しながら下ることである(岩稜伝いに下る)。

 なお出発点の立石峠(仮称)から長者山までの展望地は3ヶ所。最初は送電線用の鉄塔のある場所、次は千丈岩そして最後は長者山(山頂には送信用の巨大な反射板あり)。いずれも優れた展望地でとくに長者山からは新雪を被った芸北の山々まで見えた。


追)立石峠(仮称)からミノコージ峠までは余り大きなアップダウンもなく坦々としている感じだが周囲は常緑樹が続き、気持ちは和らぐ。ミノコージ峠から長者山までは急登や展望地があり、さらには短いが岩尾根もあり変化に富んでいる。


 下山はミノコージ峠から藤ヶ丸方面にわずか4分位登った上り途中に緑化センター内の車道に出る分岐があり、縦走路と別れこれを使う。この道は送電線用の鉄塔(555m峰とミノコージ峠の間の鉄塔)を点検したり補修したりするための道のようで資材を運んだと思われる小型機械のタイヤ痕が至る所で見られた。
 縦走路と別れ、分岐を右に折れる。するとトラバース道に変わり、じき小尾根に出る。緩やかに下ると目の前に鉄塔が現れ(分岐より5分)、手前で左に折れ斜面を下る。下るに従い急になり鉄塔から10分下ると右手に小沢が現れ、この沢に沿って左岸を下るとじき二俣に出くわす。この辺りから道幅が広くなり、沢の右岸沿いに下る。すると5分ばかりで緑化センター内の車道に出る(縦走路と別れて20数分)。その後、車道を3分ばかり上がると管理事務所まで2辧▲譽好肇魯Ε垢泙1.7劼良玄┐あった。


(参考タイム)

(往路)
立石峠(仮称)(0.30)立石山(0.17)ミノコージ峠(0.14)鉄塔(0.26)長者山

(復路)
長者山(0.25前後)鉄塔(0.11)ミノコージ峠(0.04)緑化センター内車道分岐(0.22)
車道に出る

したがって  立石峠(仮称)〜長者山 約1時間30分
       長者山〜車道分岐〜緑化センター内車道  約1時間5分

なお緑化センターレストハウスから立石峠までは林道と短い山道を使って30分前後ではないかと思われる。
また縦走路分岐を経て緑化センター内の車道に出た地点からレストハウスまでは約1.7

したがってレストハウス周辺から出発して上述のコースを歩いて同じ所に戻ると合計3時間40分前後ではないかと思われる。
ミノコージ峠。左が立石山方面で右が長者山方面、この峠を境に登山道が変化する。 
2015年11月27日 12:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
11/27 12:43
ミノコージ峠。左が立石山方面で右が長者山方面、この峠を境に登山道が変化する。 
送電線用鉄塔から南東方面を見る。海田湾あたりが見えている。
2015年11月27日 12:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
11/27 12:59
送電線用鉄塔から南東方面を見る。海田湾あたりが見えている。
長者山に向かって露岩帯を下る。
2015年11月27日 13:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
11/27 13:08
長者山に向かって露岩帯を下る。
小さな岩場を下って振り返った所。この岩の中央を忠実に下る。
2015年11月27日 13:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
11/27 13:10
小さな岩場を下って振り返った所。この岩の中央を忠実に下る。
長者山手前の鞍部を振り返る。左(東)に下ると立石登山口。
2015年11月27日 13:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
11/27 13:21
長者山手前の鞍部を振り返る。左(東)に下ると立石登山口。
長者山への上り。今日の行程の中で最後の上りだが一番きつく両脇にロープが張ってある。
2015年11月27日 13:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
11/27 13:23
長者山への上り。今日の行程の中で最後の上りだが一番きつく両脇にロープが張ってある。
長者山山頂。このように巨大な反射板があるものの展望はきわめて良好。
2015年11月27日 13:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
11/27 13:29
長者山山頂。このように巨大な反射板があるものの展望はきわめて良好。
長者山山頂は反射板のすぐ上。結構広く東と西に展望が開ける。
2015年11月27日 13:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
11/27 13:31
長者山山頂は反射板のすぐ上。結構広く東と西に展望が開ける。
山頂付近から白木山(右)から鬼ヶ城山に続く稜線を見る。
2015年11月27日 13:35撮影 by  SLT-A65V, SONY
11/27 13:35
山頂付近から白木山(右)から鬼ヶ城山に続く稜線を見る。
像が伏せたような形の阿武山(昨年土砂災害で大被害を出す)の後ろには新雪を被った芸北の山が見える。
2015年11月27日 13:35撮影 by  SLT-A65V, SONY
11/27 13:35
像が伏せたような形の阿武山(昨年土砂災害で大被害を出す)の後ろには新雪を被った芸北の山が見える。
千丈岩から瀬野川ならびに鉾取山および野呂山を見る。
2015年11月27日 14:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
11/27 14:22
千丈岩から瀬野川ならびに鉾取山および野呂山を見る。
同じ場所から望遠で撮影。中央が野呂山で右が鉾取山。
2015年11月27日 14:26撮影 by  SLT-A65V, SONY
11/27 14:26
同じ場所から望遠で撮影。中央が野呂山で右が鉾取山。
緑化公園(緑化センター)への分岐。下山時、ミノコージ峠を少しばかりあがった所に分岐がある。この分岐から公園内の車道まで20数分。
2015年11月27日 14:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
11/27 14:54
緑化公園(緑化センター)への分岐。下山時、ミノコージ峠を少しばかりあがった所に分岐がある。この分岐から公園内の車道まで20数分。
緑化センター内の管理事務所に車を駐車し、ひとまず立石峠(仮称)に向けて出発。その後長者山を折り返し、管理事務所に戻る。
2015年12月11日 17:30撮影
12/11 17:30
緑化センター内の管理事務所に車を駐車し、ひとまず立石峠(仮称)に向けて出発。その後長者山を折り返し、管理事務所に戻る。

感想

長者山は忘れられたような山だが、自然林が多く静かに楽しめる山。

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