記録ID: 7793523
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積雪期ピークハント/縦走
京都・北摂
長老ヶ岳(仏主から周回ピストン)2025-02-11
2025年02月11日(火) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:35
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 956m
- 下り
- 956m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日夜、次男を大江山(鳩ヶ峰、鍋塚)のスノーハイクに誘うが断られたので、日曜の記録を作成する。気付いたら23時になっている。しまった。早起き出来ない。遠出は無理か。 地元の山か。近場でも雪山だろうな。行きたいマイナールートが残ってる町内最高峰の長老ヶ岳に決める。時間的に下りは森林公園へのメインルートにする方が安全かな。 朝、外に出てみると雪が舞っている。仏主がどうなってるか?9号と27号線は雪はないが、仏主へ向かうにつれ、残ってる雪が増えてくる。 駐車スペースまで上がろうとすると、除雪作業中で道が塞がっている。細く川側に落ちそうな道を恐る恐るバックで林道入り口まで戻る。話を聞くと上には上がれないらしい。除雪作業者の車の横に雪かきして停めてもいいとOKもらえたのでラッキー。ここからスタートとする。 今日は中型ザックでピッケル、アイゼン、ビバーク用品はなし。空身かと間違うほどめっちゃ軽い。 登山口の案内板前の駐車スペースは雪捨て場。固まった雪があり、停められない。 登山口から左手の七色の木の方に向かい、川沿いのピーク直下までの林道(近畿自然歩道)と七色の木方向の間にある尾根に取り付く。今日は最初はワカン無しで行く。ツボ足で脛から膝下のラッセル。 ルートがわからないので適当に急登を登る。高度400mまで登ると、思い出した。そうだ、長老ヶ岳はルート整備されてないので、枝が多く、避けるのが大変なんだった。ここまで赤テープは2つのみ。でも登ってる人はいるんだな。 急な斜面では、膝上まで埋まる。Temuで買った防風防水ズボンは意外によい。全く濡れる気配がない。このままカッパズボン無しで行けるか?見せてもらおうか2500円の性能とやらを。 因みに一緒に買った400円のスパッツは30分で土踏まずにかけるPPバンドが切れてた。なんてこった。せっかく、撥水性能がなくなった30年物のゴアスパッツを更新しようと思ったのだが、まあ今日は濡れる雪ではないので大丈夫だろう。 ルートがわからないので、尾根を踏み外さないように登るが、尾根上を木が塞いでいることが多く、難儀する。鹿の足跡はさすが。樹下の隙間に落ちる所や雪が深い所、岩の上をうまく避けて登っている。でも尾根からそれるとついて行っていいのかどうか?しかも枝はあまり気にしてないようだ。そのルートじゃ枝が痛いよ。 高度700m手前になると膝上からももまでのラッセルも出てくる。時に股上まで埋まる。ワカンを付けてなかった。 ワカンで膝下のラッセル。隠れた枝や岩の上で滑って登りにくい。主稜線まではまだ遠そうだ。足の付根の違和感はない。だけど、ふくらはぎの軽い筋肉痛は残ってる。疲れが出始めた。 鹿の足跡は、時にジャンプしている。足取り軽いな。とても真似出来ない。でも鹿も石の上で滑ったようだ。胴体の跡がついてるぞ。 少しなだらかになって、軽快に進む。日が差したり、樹間から長老ヶ岳や和知富士が見えたりで、元気が出る。でも人工物の鉄塔を見てピークだってのもなんか変だな。 主稜線が近づくと鹿の足跡が見えなくなる。まあ登る理由がないよね。 主稜線に出ると風が強くなる。仏主峠ってのはどこだ?赤テープが2つほど付いてたのが、主稜線に出た証か?東側の山々が樹間から見えるが山名はわからない。ほとんどは脛から膝下のラッセルで、時に足首位で歩きやすくなる。 831m小ピークからは、三埜からの登りで通ってるはずだが、全然覚えてない。風の通り道では、シュカブラの峰と谷の差が大きく、ももまでの深いラッセルで疲れる。 東屋に出た。近畿自然歩道の林道だ。あと一息。ピークにも足跡は一つもない。振り返れば、登って来た尾根が見える。 後は下るだけ。何とかなったなと、ピークの東屋横の確か木の階段から降りる。階段は全くわからない。柵だけが一部見えている。 中継鉄塔を過ぎ、MTBで下ろうと思っている平坦な道を降りていく。足首ラッセルになったので、ワカンを外し、軽くなったので、少し駆け出したりして下る。 うっ、平坦ってことは吹きだまりだったのだ。すぐにももまでのラッセルになる。失敗だ、ワカンをつけ直しても、膝丈のラッセル。これは思ったより時間がかかりそう。しかも平坦なのでなかなか高度が下がらない。 下乙見への分岐を過ぎ、仏主へのマイナー尾根と別れて、やっと高度が下がり出す。高度660m付近の東屋でやっとトレースらしきもの発見。8・9日の雪の後に誰か登って来たようだ。少し楽になったので、ワカンを外す。 少し下ると森林公園の登山口に出た。どうやら下で除雪していたのは、林道工事の人達だったようだ。夕方にはここまで林道の除雪が終わっていた。しかし、駐車場は全く除雪されていないので、登山者の駐車スペースは自分で雪かきして作らないと行けないようだ。 後はアスファルトの林道あるき。途中氷柱だらけの斜面があり、なかなか見応えがある。写真撮っておけば良かったな。今日も心地よいくらいの疲れと筋肉痛、いい運動になったよ。 |
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