記録ID: 783366
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ハイキング
中国
藤ヶ丸山から呉娑々宇山へ
2015年11月30日(月) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 453m
- 下り
- 485m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:08
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:08
10:58
308分
スタート地点
16:06
ゴール地点
復路藤ヶ丸山からの海田湾が忘れられない。西日が差して広島大橋が光り輝く海上にくっきり浮かび上がった光景は今でも忘れられない。写真を撮っていると時間が経つのを忘れた。気が付くと40分近く追い求めていた。
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
藤ヶ丸山から呉娑々山に登る 日時:2015年11月30日(月) 天気:晴れ時々曇り コース:立石峠(仮称)〜藤ヶ丸山(665.0)(〜665〜みはらしの丘〜呉娑々山(682.2)往復)〜緑化センター第5駐車場前 藤ヶ丸山登山口(〜482〜三本木山(486.3)往復)〜 車道歩き〜立石峠(仮称) (注)立石峠(仮称)とは福田と畑賀を結ぶ車道の最高点でしかも安芸区と東区との境 メンバー:単独 (概要) 緑化センターシリーズ第3弾。今回は立石峠を出発し藤ヶ丸山を経て三本木山を往復し出発点に戻る逆三角形に長い柄(え)を付け加えた回遊コース。ところが時間的にも距離的にも短いと判断し、藤ヶ丸山から呉娑々山までの往復を加える。 出発前は藤ヶ丸山から三本木山まで尾根伝いの道(縦走することが主目的)があるのかどうか心配だったが実際歩いてみるとはっきりした道があった。ただ藤ヶ丸山から第5駐車場へ向かっての最初の下りは、前回登った長者山からの下りよりきつくおまけに露岩まで現れ、わずかばかりであるが緊張を強いられる場面もあった。今回のコースで思いがけず良かったのは、藤ヶ丸山から呉娑々山までの尾根歩き。下に林道(進入禁止)が走っているのが気に障ったが、尾根道は所々展望が開け、人工林がほとんどなく快適だった。 (仮称立石峠〜藤ヶ丸山) 車進入不可の柵の脇をくぐって舗装道(呉娑々林道)を少し歩くと右手の山の中に踏み跡があり、入口には「藤ヶ丸山 800m」の道標が見られる。山に入るといきなり短い(5分足らず)が急な木の階段が現れる。これを登りきると小ピークに達し、ここから少し下って登ると分岐に出くわす。すると「山頂へ700m 山頂へ400m(藤ヶ丸山)」の道標が立っていたが、意味が分からなかった(この山域には道標がよく立っているものの意味が分からないものが多い)が、とりあえず左の直進路を登った。すると小さなピークが次々現れ、分岐から15分足らずで県木の森(これも意味が分からなかった)から1000mとの道と合流し、山頂へ50mの道標があった。 この合流点からわずか3分ばかり登ると藤ヶ丸山の山頂だった(峠から約25分)。山頂は登山道から少し離れた小高い丘の上にあり、平坦で比較的広いが周囲の木々に閉ざされて展望は利かない。その代わり登山道脇の展望地からは太田川大橋を中心に阿武山から鬼ヶ城山にかけての展望が広がり、さらに場所を移動すると向かいの呉娑々山を始め、海田湾などが望めた。 (藤ヶ丸山〜呉娑々山) 山頂直下には立派な登山道がある。ところが道標には「管理センター」と記されているだけ。「管理センター」とはどこの管理センターなのか意味が分からない。これから向かおうとする呉娑々山とは90度も違う南の方向を指している。この道は畑賀に向かう道ではないかと判断し、これを避けて呉娑々山に繋がっていると思われる(地形図で判断)尾根に入った。下り始めは踏み跡らしきものはなかったが、下るに従ってはっきりしないが踏み跡らしきものが現れた。所々ビニール紐が木に垂れ下がっていたので間違いないと思いどんどん下った。それにしても藤ヶ丸山から呉娑々山へ向かう道はこんなものかなと不安を抱きながら下っているとなだらかな鞍部に達した。 するとどうか左手下を見るとなんと立派な道があるではないか。おまけにそこには「呉娑々山・管理センター」の道標まで立っていたのである。この道標を見て初めて間違ったコースを歩いてきた事に気がついた。 ということは藤ヶ丸山山頂直下から南へ下っていた幅の広い道は、途中から90度近く方向を変え西に向かったのではないかと思えた。それに読み取り不明の管理センターとは広島市の森林公園ではないかと思えた。それにしても道標があちこちあるものの、初めてのものに分かりにくいものばかり。もう少し丁寧に標示されないと逆に道迷いの原因になりかねない。このあたりは広島県の緑化センターと広島市の森林公園(名称からも間違い易い)があってそれぞれが山の中に道標を立てているものの、その名称が分かりにくい。親切にと思って建てられたのだろうが、帰って迷いを助長しているように思えた。 その後ははっきりした踏み跡を辿って呉娑々山に向かうのみ。それでも管理センターへ向かう分岐がいくつかあったが、管理センターとはどこを意味しているのか理解すれば迷うはずはない。とにかく西に向かって尾根道をアップダウンしながら登ることだ。 ところでこの道で気になったのが一つだけあった。かねてより心配していた林道(しかも舗装路)が呉娑々山の奥まで伸びていたことである。府中からの林道と結ばれているのかどうか確認していないが、いずれは繋がるであろう(繋がっているかもしれない)。東区と安芸区の境である立石峠(名称が分からないので仮称とする)からは入口が封鎖されているので車は入れないが何故このような山奥に林道を作らなければならないのか理解に苦しむ。出来ればいつまでも封鎖を続けてもらいたいものだ。 藤ヶ丸山から呉娑々山までは林道が走っている事を除けば常緑樹の自然林が続き、気持ちが癒される。小ピークをいくつか越えながら時には小露岩帯が現れたり、また時には明るい展望地も現れ比較的変化に富んだコースである。呉娑々山へは岩谷(いわや)の観音さんや水分(みくまり)峡からのコースがメインとなっているが時には藤ヶ丸山経由で登って見るのも楽しいものだ。 (藤ヶ丸山〜緑化センター第五駐車場) 呉娑々山から藤ヶ丸山までは往路を引き返す。その後藤ヶ丸山から北に向かって尾根伝いに緑化センターの第五駐車場(藤ヶ丸山登山口)へと下る。 この尾根伝いの道はほぼ下り一方。とくに山頂から立石峠(仮称)への分岐を過ぎた辺りからの下りは急になる。長者山からの下りよりきつい位でおまけに所々露岩も現れる。右(東)側の斜面も急なのでスリップしないよう慎重に下ること。尾根を下りきった所が車道で車道を渡ると緑化騚ンターの第五駐車場と展望広場がある。 (第五駐車場〜三本木山) 三本木山へは展望広場から入る。展望広場の奥には四阿(東屋)があり、この前を直進すると三本木山へと向かう登山道がある。下に舗装路を見ながらわずかばかり下ると三本木山までは上りが続く。所々緑化センターに下る分岐に出くわすが、それらを見送って尾根伝いに登る。展望広場から15分位で登山道の左手に東屋が現れる。目の前には大岩・展望台と記された道標があったので草に覆れた尾根伝いの踏み跡を辿ってみた。踏み跡は登って来た道を引き返すように下っていたが、それらしき場所は一行に見あたらなかったので引き返した。 それにしても緑化センター内にある登山用の案内標識も読み取りにくい。どちらに向かって案内しているのか、まったく逆の方向に読みとられやすいものもあり、もう少し分かりやすいというか間違えないような標識が欲しいものである。 その後登山道脇にあった東屋から緩いアップダウンを繰り返しながら尾根伝いに10分足らず進む。すると送電線用の鉄塔に出くわし、急に展望が開ける。とくに西側の展望に優れ、大峯山なども見渡せる。ここが三本木山の山頂と間違えやすいが三角点のある山頂は、さらに小さな露岩帯を越えた20m位先の狭い平坦地である。 下山は往路をそのまま引き返すが四阿(東屋)から7〜8分下った所で分岐に出くわす。ここは左のはっきりした道へ下りやすいが、展望広場へは右の直進路をそのまま尾根伝いに下ることである。 (第五駐車場〜仮称立石峠) 左に歩道のある車道を15分ばかり歩くと出発点に戻る。なお途中2ヶ所ほど藤ヶ丸山への登山口があるが、いずれも第五駐車場から藤ヶ丸山へ向かう尾根と合流する。 (参考タイム) 立石峠(仮称)(0.25)藤ヶ丸山(0.44)呉娑々山(0.48?)藤ヶ丸山(0.25)緑化センター第五駐車場(0.24)三本木山(0.23)第五駐車場(0.16)立石峠(仮称) したがって 藤ヶ丸山から呉娑々山までの往復は約1時間30分 また立石峠から藤ヶ丸山までは上りは約25分 さらに第五駐車場から三本木山までの往復は約50分 |
写真
撮影機器:
感想
初めて裏から呉娑々宇山に登ったが、思いのほか良かった。
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