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記録ID: 78535
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無雪期ピークハント/縦走
白山

白山【9/18】-三度目の正直(今度は岐阜側から)-《北陸行脚その/3》

2010年09月18日(土) [日帰り]
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GPS
07:33
距離
14.5km
登り
1,497m
下り
1,488m

コースタイム

6:31平瀬道登山口-8:40大倉山避難小屋-10:03室堂センター-10:42御前峰着-
11:00御前峰発-(御池めぐり)-11:47室堂センター-12:50大倉山避難小屋-14:04平瀬道登山口
天候 快晴→下山時はガス→曇り
過去天気図(気象庁) 2010年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◎前夜は高山のビジネスホテルに宿泊。マイカーで4:30頃出発
◎中部縦貫自動車道の高山ICから飛騨清見JC経由で東海北陸自動車道に入り、
 白川郷ICで降り(ETCで650円)、白川街道を十数キロ南下。
◎コンビニは高山市街にいくつもあるので、高速に乗る前に食料等調達。
 白川郷には道沿いに1箇所デイリーストア(鳩谷という交差点だったと記憶)
 があり帰りに寄りましたが、行きに開いていたかどうか記憶にありません。
◎平瀬というところで右折し、白山公園線に入り渓谷沿いの道を30分程度進むと
 大白川ダムの手前に駐車場あり。6時過ぎに到着。
 登山道もその駐車場の脇にあります。
◎手前の駐車場が満杯になると、少し下ったところにもう一つ広い駐車場が
 あります。私は上の方にとめましたが、上下合わせるとかなりの台数が
 置けるので心配する必要はないと思います。
◎下山後は東京まで直帰。14:30頃に出発し、高山まで戻り、
 平湯〜安房トンネル(今は社会実験で無料)経由で一般道を松本まで走り、
 中央自動車道で東京へ。
◎途中で小仏トンネルから3辧八王子BS〜調布間で11劼箸僚詑攵霾鵑
 ありましたが、実際に通過する頃には前者は解消、後者も15分程度でクリア。
 三連休の初日でしたが、思ったよりすいすい帰ることができ、
 21:30頃には自宅到着。距離にしてだいたい370劼任靴拭
コース状況/
危険箇所等
◎危険と思われた箇所はなく、全般的に非常に歩き易い。
(別当出合いからの上りのように木道などはないものの、よく整備されていて、
 遜色ありません)
◎昭文社の地図に1箇所だけ「危」マークあり(何の表示もない)、
 解説を読むと崩壊地があると書いてありますが、迂回道が設置されており問題なし。
◎トイレは下の方の駐車場の脇にありますが、その後は室堂まで我慢。
(大倉山避難小屋はすみませんが、確認しませんでした)
◎御池めぐりでは、ガスに巻かれたときに迷う可能性ありと思われたところが
 2箇所あり。一つは紺屋ヶ池から翠ヶ池に行くところで本来左に折り返すべき
 ところ(地図に表示あり)と、もう一つは千蛇ヶ池の分岐を真っすぐに行った
 後に踏み跡があちこちについているところ(地図に表示なし)。
◎先日砂防新道から上ったときにはほとんど羽虫がいませんでしたが、
 こちらは前半、道の整備の為に土を掘り返したと思われる箇所で
 小さな羽虫が顔の周辺に数回飛び少々気になった程度。
 ただ騒ぐほどでもありません。
平瀬道登山口。明るくてとてもいい感じです。
平瀬道登山口。明るくてとてもいい感じです。
一息上るとこのような道。
一息上るとこのような道。
尾根筋に出ました。
尾根筋に出ました。
北アルプスの頭の方がわずかに見えます。この後、雲に飲み込まれてしまいました。
北アルプスの頭の方がわずかに見えます。この後、雲に飲み込まれてしまいました。
おお!頂上だ!
砂防新道と違って、結構早い段階から頂上が見える。
おお!頂上だ!
砂防新道と違って、結構早い段階から頂上が見える。
尾根沿い。9月の風も心地よく、汗を適度に冷やしてくれます。
尾根沿い。9月の風も心地よく、汗を適度に冷やしてくれます。
二週間前に上った南竜山荘からの道がある尾根が見えます。
二週間前に上った南竜山荘からの道がある尾根が見えます。
大倉山避難小屋。
大倉山避難小屋。
カンクラ尾根の標識。私が傾いているのではありません。
カンクラ尾根の標識。私が傾いているのではありません。
カンクラ尾根。雪渓は既になくなっていますが、夏の早い時期はさぞかしきれいなのでしょう。
カンクラ尾根。雪渓は既になくなっていますが、夏の早い時期はさぞかしきれいなのでしょう。
うーん山頂が昔テレビゲームで流行ったパックマンのモンスターに見えてしまうのは私だけ?
うーん山頂が昔テレビゲームで流行ったパックマンのモンスターに見えてしまうのは私だけ?
秋の風情と室堂センター。2週間前に同じ景色を見ましたが、赤色が若干強くなっているような・・・
秋の風情と室堂センター。2週間前に同じ景色を見ましたが、赤色が若干強くなっているような・・・
室堂周辺の道の木の柵の上で、2匹がニアミスを起こしていました。この後の両者の運命や如何に。
室堂周辺の道の木の柵の上で、2匹がニアミスを起こしていました。この後の両者の運命や如何に。
室堂センター全景。
室堂センター全景。
山頂へ向かえー!
と思ったら若者達に抜かれていった。
と思ったら若者達に抜かれていった。
だいぶ上りました。
だいぶ上りました。
とうとう念願の山頂です。
天気もよくて気持ちえーのー!!!
とうとう念願の山頂です。
天気もよくて気持ちえーのー!!!
御池だー!!!
右が紺屋ヶ池。左が油ヶ池。
御池だー!!!
右が紺屋ヶ池。左が油ヶ池。
こちらは剣が峰。
こちらは剣が峰。
別の角度から。
証拠写真。
先の「御前峰」とは別物です。
証拠写真。
先の「御前峰」とは別物です。
山座同定用の方位盤。
山座同定用の方位盤。
御池巡りの解説。
御池巡りの解説。
油ヶ池。
たしかにあまり美しい池ではない。
油ヶ池。
たしかにあまり美しい池ではない。
翠ヶ池。
いい色だ。
翠ヶ池。
いい色だ。
血の池。
赤くはないが・・・。
血の池。
赤くはないが・・・。
千蛇ヶ池。
小さいですが、雪渓がありました。
御池はこれでおしまい。
千蛇ヶ池。
小さいですが、雪渓がありました。
御池はこれでおしまい。
さあ帰ります。
向かって左から来るのは2週前に通った南竜山荘からの展望歩道、平瀬道は真っすぐ進みます。
さあ帰ります。
向かって左から来るのは2週前に通った南竜山荘からの展望歩道、平瀬道は真っすぐ進みます。
山頂はガスの中。この後周囲もガスに巻かれ、完全に曇りに。
山頂はガスの中。この後周囲もガスに巻かれ、完全に曇りに。
昭文社の地図にある「危」のところと思われます。実際には木組みの階段が整備されており、核心部には迂回路が作られていて怖くはなし。
昭文社の地図にある「危」のところと思われます。実際には木組みの階段が整備されており、核心部には迂回路が作られていて怖くはなし。
白水湖が見える。
湖面の色は御池よりも美しいかも。
白水湖が見える。
湖面の色は御池よりも美しいかも。
駐車場横の建物のところに帰還。
駐車場横の建物のところに帰還。

感想

■岐阜県側からの山行(平瀬道)

◎9/4(土)には家内を連れて夜行バスで東京から来て山頂を逃しており、
 昨日は大雨の為に再アプローチに失敗(後述)。したがって今日は3度目の
 正直を目指しますが、今回は岐阜県側の平瀬道で登るべく登山口にアプローチ。

 【参考】9/4(土)の山行記録 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-76876.html

◎あまりメジャーではないのかもしれませんが、平瀬道もなかなか素晴らしい。 
 別当出合と比べて登山者は少ないし、静か、尾根筋を歩くことが多いので、
 景色もいいし(北アルプスも眺められる)、適度な風であれば非常に心地よい。
 お花も相応に綺麗だし、それになによりも登山道自体非常に歩き易い。
(あえて難点を挙げると、トイレ、水場が少ないことくらいか?)

◎9/15(水)の剱岳(早月尾根)を厳しい父のような山とすると、この山は母親の
 ように思えました。前回断念した頂上も御池巡りも完了。
 天気もよくて最高でした。

◎懸案だった膝も、昨日の荒島岳のときと同じ対策を取りましたが、
 山道自体が歩き易いので、足が悲鳴を上げずに済みました。
 おまけに、下りの際にいろいろ試して見て、
 下半身の意識の集中させ方によって膝に負担をかけない方法(感覚?)を
 自分なりに改めて見つけることができました。これぞ怪我の功名か。

◎いやー、それにしてもすぐに東京に帰らず、粘って高山に居残って良かった!
 これで今回の北陸遠征も終わり。3つの山で累積標高は約5,400mにもなりましたが、
 よく膝が耐えてくれたもんです。
 
【参考】今回の北陸遠征の(結果的)行程
 1日目(9/15(水)剱岳(日帰り)) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-78389.html)
 2日目(9/16(木)移動日(称名の滝見物、膝痛対策など))
 3日目(9/17(金)荒島岳(日帰り)) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-78422.html
 4日目(9/18(土)白山:本件)


■前日までの経緯

◎9/17(金)に膝痛を押して荒島岳に登った後、ふと今日のうちに白山にも登れる
 のではないかと無謀なことを思いつき、157号線を車で北上し白山公園線に入り
 市ノ瀬を目指して行ってみる・・・が、大雨の為途中で通行止めに。
(後から調べたら、平日とはいえ三連休の前日にて、市ノ瀬から別当出合までの
 マイカー規制は行われたいたようなので、どっちにしろ無理な思いつきだった)

◎これで二度目の返り討ちにあい落胆。だいぶ疲れていたので、3150円を払って
 でも白山スーパー林道で近道をし、
 白川郷IC〜北陸東海道〜中部縦貫道〜高山IC→一般道で平湯〜松本に抜け、
 そのまま中央道で帰ろうとするが、高山市街を抜けたところで急に後ろ髪を
 引かれる。このまま帰っていいのか?

◎ということで高山で一泊。その夜天気予報を見ると何と石川県の天気は回復し
 晴れ!。岐阜県側からも平瀬道という登山道があり登山口の標高は別当出合と
 同じ(1260M)。三連休の初日で別当出合からの登山者は殺到するであろうから、
 明日平瀬道から登ることができる好機を逃す手はないとの結論に達する。

◎その晩は高山駅前のビジネスホテルで、濡れた雨具や着たものなどを
 コインランドリーでせっせと洗い乾かし、夜は昼間の残りのおむすびで我慢。
 飛騨牛なども味わいたいと思いましたが、かなりカネを使ってしまっている
 ので自粛モードで明日に備えます。

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