凍てついた丹沢山塊（戸沢〜塔ノ岳〜大倉）

2016年01月31日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 15.6km
• 登り: 1,416m
• 下り: 1,416m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:10
• 休憩: 0:46
• 合計: 5:56

7:04 大倉バス停
8:06 作治小屋
8:09 戸沢山荘
9:43 9:50 政次郎ノ頭
10:09 10:13 新大日茶屋
10:27 木ノ又小屋
10:53 11:28 塔ノ岳
13:00 大倉バス停

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

政次郎ノ頭直前はトレースが所々消えていました．雪も凍り付いてツルツル滑ります．6本爪以上のアイゼンで，しっかりアイゼンを効かせて歩く必要があります．
何度も落雪（？）の音を聞きました．登山道ではなかったようですが頭上にも注意

写真

1/31 7:27

霧氷がわんさか見える！

1/31 7:28

私が行くまで融けないで〜〜...なーんて心配は無用でした

1/31 8:41

ちょっと前まで青空だったのに，気がつくとガスの中 :(

1/31 8:51

ここで軽アイゼン装着

1/31 8:56

木の根の雫がそのまま凍り付いて綺麗

1/31 9:05

霧氷来たー！

1/31 9:11

折れて落ちていた小枝．物凄い厚み！

1/31 9:17

蝋をかけたみたい

1/31 9:22

こちらの枝も凄い厚みの氷をまとっています

1/31 9:30

この細い草にどうしてこんな厚みの氷が出来るんだろう？

1/31 9:31

木が寒々しい...

1/31 9:32

シャンデリアのような木々．枝の重みで登山道に覆いかぶさっているので，凍りついた雪の上を腹ばいでくぐります．ザックにさしておいたトレッキングポールが何度も枝にひっかかりました

1/31 9:44

氷のリング．本当にここは丹沢...??

1/31 9:46

これは！エビちゃん！？

1/31 9:55

シャキーンッ！氷のテーブルクロス，ツララのレース付き

1/31 10:01

霧氷を通り過ぎて樹氷．モノクロームの世界を見下ろして

1/31 10:03

ガスがはれるかな？と期待したけどダメでした...

1/31 10:14

木の幹も氷で覆われています．その表面にはプチエビちゃん

1/31 10:18

裂け目がまだ新しい．枝の重みで裂けちゃった？

1/31 10:20

杭がほぼすっぽり雪の中

1/31 10:54

塔ノ岳到着！ここも氷の世界

1/31 10:57

何もかも凍りついてる

1/31 11:11

カップラーメン率が高い中，私はカレー＆ごはん

1/31 11:15

食後はTAZOチャイとブラウニー

1/31 11:34

大倉尾根も上のほうは雪の世界．でも花立より下は大したことありませんでした

撮影機器：

NIKON D5100 NIKON CORPORATION

感想

apfelsine

今日は久々の塔ノ岳を初めての戸沢から．総じて，霧氷・樹氷・雨氷・ツララ・エビの尻尾と，「ここは本当に丹沢なの！？」と見まがう景色でした．遠目には真っ白でフカフカしているように見える雪も，実際はカッチコチの氷の塊... 特に政次郎ノ頭手前はトレースが一部消えていて，いつ雪を踏み抜くか，いつ滑り落ちるかとドキドキの部分もあり，丹沢で初めて「滑落」の文字が頭をよぎりました．滑り落ちないように凍りついた雪の上を這って登り，稜線に辿り着いてトレースを見つけたときは文字通り安堵のため息でした．

その後は，山道に覆いかぶさる樹氷との戦い（？）でした．最初は「霧氷三昧だ〜」と喜んでいましたが，途中からもう「お腹いっぱいです」状態になったのは言うまでもありません（笑）．塔ノ岳もまさに氷の世界！標柱まで凍っているとは！ガスガスで富士山どころの話ではなく，山頂でお昼を食べる人はみんな揃って富士山とは反対側の斜面（？）を陣取っていました（西から風が来たので．ほぼ無風でしたが）．山頂の気温はー3℃@11時．

下りは大倉尾根で．こちらはたくさん人が通るからか，日当たりの良い斜面だからか，花立に着く前にアイゼンが不要になりました．同じ標高でも戸沢からのルートとは大違い！

特に登りは気疲れ（？）して大変でしたが，なかなか見られないものを一度にたくさん見られ，貴重な経験でした！無事に行って帰ってこれてよかった...！