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Yamareco

記録ID: 81112
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳

2010年10月04日(月) ~ 2010年10月05日(火)
 - 拍手
GPS
10:20
距離
17.9km
登り
2,414m
下り
3,128m

コースタイム

6:15広河原-6:43白根御池分岐-8:48二俣9:00-11:08八本歯のコル-11:38トラバース道分岐-12:20北岳山荘(テント泊)
6:29北岳山荘-7:14吊尾根分岐-7:33北岳7:42-8:17肩の小屋-8:40小太郎分岐-9:44白根御池小屋10:00-11:14白根御池分岐-11:31広河原

天候 10/4 曇りのち雨
10/5 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
芦安の市営第3パーキングを利用
10/3 23:00頃 2台のみw
10/5 13:30頃 15台ぐらい

芦安から広河原まで乗り合いタクシー
帰りはバス
コース状況/
危険箇所等
登山道に危険箇所は特になし。
登山ポストは広河原山荘前。
芦安に日帰り温泉等あり。
5:10の始発乗合タクシーへ。予報では今日は夕方までずっと雨とのことだったが、止んで路面も乾いてきている。
2010年10月04日 04:50撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 4:50
5:10の始発乗合タクシーへ。予報では今日は夕方までずっと雨とのことだったが、止んで路面も乾いてきている。
広河原のインフォメーションセンターはまだ開いていない。トイレは近くに仮設トイレがあるので問題なし。
2010年10月04日 06:15撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 6:15
広河原のインフォメーションセンターはまだ開いていない。トイレは近くに仮設トイレがあるので問題なし。
晴れ間もチラッと。一日中レインウェア着てる覚悟で来ただけ(w)にラッキーwww
2010年10月04日 06:18撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 6:18
晴れ間もチラッと。一日中レインウェア着てる覚悟で来ただけ(w)にラッキーwww
お約束w
2010年10月04日 06:19撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 6:19
お約束w
どっちから登ろうか迷っていたが、昨夜の雨の影響もないだろうから大樺沢へ。
2010年10月04日 06:43撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 6:43
どっちから登ろうか迷っていたが、昨夜の雨の影響もないだろうから大樺沢へ。
ガスの中、大樺沢を詰めていく。この辺りは標高が低いので葉も緑。ときどき雨がポツポツくるが、まだレインウェアを着るほどではない。
2010年10月04日 07:03撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 7:03
ガスの中、大樺沢を詰めていく。この辺りは標高が低いので葉も緑。ときどき雨がポツポツくるが、まだレインウェアを着るほどではない。
2010年10月04日 07:48撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 7:48
さらに大樺沢を進む。この辺りから雨が強くなりレインウェアを着こむ。
2010年10月04日 07:48撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 7:48
さらに大樺沢を進む。この辺りから雨が強くなりレインウェアを着こむ。
二俣到着。ほぼコースタイム通り。
2010年10月04日 08:48撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 8:48
二俣到着。ほぼコースタイム通り。
2010年10月04日 09:01撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 9:01
雨交じりのガスの中、八本歯のコルを目指し大樺沢をひたすら登る。
2010年10月04日 09:01撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 9:01
雨交じりのガスの中、八本歯のコルを目指し大樺沢をひたすら登る。
雪渓
2010年10月04日 09:28撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 9:28
雪渓
登るほど木々が色付いてきた。
2010年10月04日 09:28撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 9:28
登るほど木々が色付いてきた。
2010年10月04日 09:28撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 9:28
バットレス!? 見えたのは一瞬だけ。あとはずっとガスの中…
2010年10月04日 11:01撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 11:01
バットレス!? 見えたのは一瞬だけ。あとはずっとガスの中…
八本歯のコル到着。風邪が凄い!
2010年10月04日 11:08撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 11:08
八本歯のコル到着。風邪が凄い!
コルから八本歯の頭方面を見る。
2010年10月04日 11:08撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 11:08
コルから八本歯の頭方面を見る。
時間的には山頂に行っても問題ないが、強風のため本日は見送り。明日のお楽しみで。
2010年10月04日 11:38撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 11:38
時間的には山頂に行っても問題ないが、強風のため本日は見送り。明日のお楽しみで。
このあたりで撮った写真は強風のためブレているものばかり。カメラを構えてまっすぐ立っていられない。
2010年10月04日 11:39撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 11:39
このあたりで撮った写真は強風のためブレているものばかり。カメラを構えてまっすぐ立っていられない。
間ノ岳はガスの中。紅葉がだいぶ進んできている。
2010年10月04日 11:41撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 11:41
間ノ岳はガスの中。紅葉がだいぶ進んできている。
2010年10月04日 11:46撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 11:46
北岳山荘到着。
2010年10月04日 12:20撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 12:20
北岳山荘到着。
2010年10月04日 14:27撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 14:27
これでもか!と張り網に石をwww
2010年10月04日 15:34撮影 by  DSC-W300, SONY
10/4 15:34
これでもか!と張り網に石をwww
夜明け…
2010年10月05日 05:00撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 5:00
夜明け…
2010年10月05日 05:34撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 5:34
富士山が近い!
2010年10月05日 05:34撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 5:34
富士山が近い!
人が写ってるのが敢えてイイ!(と個人的には思うwww
2010年10月05日 05:57撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 5:57
人が写ってるのが敢えてイイ!(と個人的には思うwww
北岳ー!
2010年10月05日 06:33撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 6:33
北岳ー!
2010年10月05日 06:34撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 6:34
2010年10月05日 06:57撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 6:57
振り返って間ノ岳
2010年10月05日 07:22撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 7:22
振り返って間ノ岳
着いた!
2010年10月05日 07:33撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 7:33
着いた!
さすがにサングラスの調光レンズがかなり黒い。慌てて日焼け止めを塗った。
2010年10月05日 07:35撮影 by  DSC-W300, SONY
2
10/5 7:35
さすがにサングラスの調光レンズがかなり黒い。慌てて日焼け止めを塗った。
山頂からも、フッジサーン!www
2010年10月05日 07:36撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 7:36
山頂からも、フッジサーン!www
2010年10月05日 07:33撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 7:33
仙丈ヶ岳と両俣小屋方面への尾根
2010年10月05日 07:33撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 7:33
仙丈ヶ岳と両俣小屋方面への尾根
間ノ岳。また今度チャレンジしようw
2010年10月05日 07:41撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 7:41
間ノ岳。また今度チャレンジしようw
肩の小屋と紅葉のコントラストw
2010年10月05日 08:06撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 8:06
肩の小屋と紅葉のコントラストw
2010年10月05日 08:07撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 8:07
うっすら槍w
2010年10月05日 08:08撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 8:08
うっすら槍w
2010年10月05日 08:17撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 8:17
ここまでとても気持ちのいい稜線歩きだった。
2010年10月05日 08:40撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 8:40
ここまでとても気持ちのいい稜線歩きだった。
草スベリへ。標高下がるにつれ気温があがり暑い。
2010年10月05日 08:50撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 8:50
草スベリへ。標高下がるにつれ気温があがり暑い。
お池が見えた。
2010年10月05日 09:28撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 9:28
お池が見えた。
2010年10月05日 09:44撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 9:44
2010年10月05日 11:29撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 11:29
帰ってきたーw
2010年10月05日 11:30撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 11:30
帰ってきたーw
2010年10月05日 11:32撮影 by  DSC-W300, SONY
10/5 11:32
撮影機器:

感想

テント一泊で北岳へ。あわよくば間ノ岳も行こうと思っていたが無理でしたw

前日夜23時頃、芦安の市営駐車場へ入り車中泊。予報によると、「夜中は大雨、昼間も一日中雨」とのことだったが、起きてみると雨は止んでいる。これはラッキーと思いつつ始発の乗合タクシーへ。乗客は4名。

6時15分、広河原をスタートし大樺沢をひたすら登る。途中から雨が本降りになりレインウェアを着る。以後ずっと着たまま。八本歯のコル手前のハシゴは確かにキツいw ハシゴの工事をされている方々が「登山者通りまーす」と道を開けてくれたのだが、息切れしてしまってチャッチャッと通過できないw すいませんです…

八本歯のコルに出た瞬間、南からのもの凄い強風にさらされる。体ごと持って行かれそう。これは注意しないと… トラバース道分岐まで行き、少し迷う。時間的には問題ないが、風がキツいのと登っても眺めも良くなさそうなので明日にすることにして北岳山荘へと向かう。

12時半前、無事北岳山荘へ到着。テントの受付をしたら山荘のスタッフのかたに「風強いですけど、テント大丈夫ですか?」とw ここで大人しくテント泊を諦めて小屋泊まりにしておけばよかったと今だから思うけど、せっかく重いのを担ぎ上げたんだからテント泊を満喫したいと、そのときは思っちゃうw 「どうしてもダメだったら逃げ込みます」と伝えて受付を済ます。

いざテントを張ろうとするとやっぱり大変だったw 幕を立ち上げる前に中にザックを入れて重しにしたのだが、ザックの重みだけでは飛ばされそうになってしまったので、テント内の四隅に大きい石を入れて重しにした。結局この石は念のため翌朝までテント内に入れたままで。フライの張り網も「これでもか!」ってぐらい石を重しにするwww

小屋の自炊室を借りて食事をしたりして時間を潰す。雨は小降りになってきたもののガスが晴れる気配は全くなく、何も見えないのですることがないwww 暗くなってきたので18時過ぎには眠りにつこうとする… が、しかし、風の音がうるさくて眠れないwww それでも19時半頃には風も少し弱まってきていつの間にか寝てました。

!!!!!  21時頃、再びテントを叩くもの凄い風の音で目が覚める。フライがバサバサと凄い音をたてている。寝る前までは間ノ岳方面からの南風だったのが、いつの間にか北岳方面からの北風に変わったらしい。しかもさっきより風が強い! こっから先は歪んで形が変わるテントを中からおさえたり、たまに外に出て張り網の重しを確認したり、ウトウトしたと思ったらまた風の音で目を覚ましたり、を朝まで繰り返しました。目を覚まして時計を見るたびに「まだ30分しか経ってないじゃん…」と絶望を繰り返しw、小屋泊まりを選択しなかったことを後悔しつつ、ひたすら朝を待ちました。18Lのサブザックも持ってきていたので、ぐっすり眠れて朝早く起きれたら、「テントをデポしたまま間ノ岳まで行ってこよう」と思っていたが、もうそれどころじゃない感じwww ちなみに朝聞いたら、隣のテントのお兄さんも「ほとんど眠れなかった」と言っていました。

明るくなってくると、雲海の向こうには見事な富士山! 寝不足もどっかに吹っ飛びテンション上がる!www ひたすらカメラのシャッターを押す。なるほど南アは確かに富士山が近い。素人のコンデジでもなかなかの写真が撮れた。(気がする…w)

そそくさと朝食を済ませ、撤収を開始する。強風下での撤収はかなり手間取ったが、まさかの乾燥撤収は微妙に嬉しいw パッキングをすませ6時半行動開始。稜線を北岳方面に向かう。目の前には雄大な北岳、振り返ると間ノ岳。昨日とは打って変わって最高の晴天だ! 風も徐々に弱まってきている感じ。

吊尾根分岐へは多少登りにくい部分もあったが、ゆっくり行けば問題なし。7時半過ぎ、無事北岳山頂に到着。眺望最高! 素晴らしい!w 8月に登った槍もバッチリ見えて感動でした。山頂には数グループ。挨拶をしておしゃべりをしながら束の間のひとときを満喫する。

さて下山だ。肩の小屋を通って小太郎尾根分岐までは仙丈ヶ岳や甲斐駒を見ながらの気持ちのいい稜線歩き。草スベリから白根御池まではガスの中だったこともあり、やたら長くダラダラと感じた。個人的にはこっちを登りにしなくてよかったと思う。どっちかと言えば左俣コースのほうが、ハシゴがあってもまだ登りやすい気がする。

白根御池小屋で昼食?のパンを食べて休憩。冷たい水が美味しい。その後は樹林帯を広河原までひたすら下り、11:50分のバスに乗る。バスの乗客は自分ひとりだけ。なんだか申し訳ない感じw あまりの眠さにウトウトしてたらあっという間に芦安へ到着。帰ってきたー!w 楽しかったー!www

以上、3000m峰は三座目の初心者の感想です。ベテランの方からすると、風の強さに関する表現とかが大げさかもしれませんが、初心者ということでご了承くださいw



以下、思ったこととか、自分用備忘録とか…

・バットレスがほとんど見えなくて残念。
・テント泊装備背負って雨天行動でも大体コースタイム通りに動けるっぽい。
・GPS、捕捉できなかったり暴れたりしまくり。首から下げるんじゃダメか…? 固定方法要検討。
・靴はほぼおっけー。いい感じになった。腸脛靭帯炎も出ず。
・南アは東京から近くていい。次は甲斐駒か仙丈か…www
・モンベル#3+#5で0度ぐらいは全然問題なし。
・稜線が5度ぐらいで中厚インナー+フリース+アウターにしちゃうと、フリースも脱ぎたいぐらい暑くなったときに困るw
・耳栓を用意しようw


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無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [3日]
北岳、間ノ岳:二俣、八本歯のコル経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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